レンズ千夜一夜

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1994 田園道に憩う(2017年9月17日アンジェニュー50mmF0.95が鹿野園町でしっとり)2


先週土曜日以来、我が家に滞在していた末娘一家4人が、
明日関東に帰ります。
いやはや大変な一週間でした。

3歳の長女と生後半年の二女の2人の孫は、
たった1週間の滞在中にぐんぐんと成長し、変わりました。
とくに二女の方の変化は著しいですね。
来た当座は同じ姿勢でベッドに寝ているだけだったのに、
今ではすっと寝返りをうって、ごろごろと移動し、
腹ばいになると、頭をしっかりもたげて、周囲を観察。
目の動きが極めて敏捷で、反応が鋭く的確になってきました。
表情がとくに赤ん坊から幼児風に豊かになってきました。

孫たちと会えるのは次の正月でしょう。
それまで会えないのはさびしい限りです。
そんな気持ちをかみしめていると、ふっと感じました、
もしかすると、老いるのも、同じくらいに迅速なのかも?

そう考えると、おちおちしていられませんね。
いつも書くことですが、私の対処方は実に簡単、
美しいものだけを見る!

ある意味で無責任です。
でも、自分の前半生に、かなりの程度社会に奉仕しました。
後半生は自分に奉仕する、そう心に決めています。
私がそうして見つめた美の写真を2つのブログで並べています。
なんで、これが美なの?
そうお感じになる方が多いでしょう。
そんな方は所詮私とは別世界で生きておいでになるのです。
ご遠慮なく!
永遠にさよならしちゃいましょう。




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by Sha-Sindbad | 2018-07-21 23:26 | Anjenieux25/0.95 | Comments(0)

1993 田園道に憩う(2017年9月17日アンジェニュー50mmF0.95が鹿野園町でしっとり)


私は近頃は図書館を定期的に利用しています。
書斎に永世置いておきたい本はあらかた手に入れました。
これから幾度目かの愛読をしたいものです。
でも、ちょっとした好奇心も満足させたい。
そこで、図書館で借ります。

いつもかなり満足します。
でも、記憶力が抜群に悪い私ですから、大抵、忘れます。
その本を忘れたことさえ忘れます。
でも、ほんの少しは記憶の奥底に沈殿してくれます。
それで十分でしょう。
この汚辱と混乱に満ちた末世の出来事など記憶に留めたくないので、
私が記憶すべきことはどんどん減少していくのですから。
ただ一言でもよいかもしれません、
「ひたすら美しいものだけを愛して生きよう」

この言葉に動機付けられてか、芸術関連の本を多く探します。
藪野健「絵画の着想」(中央公論社)はかなり楽しみました。
ちょっと意地悪い表現で申し訳ありませんが、
文章も絵も饒舌そのものです。
きっと知においても美においても、アイデアが沸騰しているのでしょう。
でも、ちょっと付き合いきれないほどに、言葉、イメージが氾濫します。
もっと簡潔なら、もっと心に沁みるのに......

(誰か読む人が居たら、きっとこういうでしょう。
お前の方こそ、言葉も写真も氾濫状態じゃないか?
それは違います。
私のブログは、私の心覚え、メモなのですから。
文章は、単なるボケ防止の、頭に浮かんだままの殴り書きだし、
写真は、私が歩いたままの記憶想起用ペグなのですから)

さて、藪野さん、
何カ所か、鍵となるアイデアを大書されています。
これがなかなかピンと来て、刺激的です。
たとえば、
「絵を描くことは格闘技に似ている。
ローマの競技場に佇んで
そう思った。
キャンバスやデッサン帳は
いわば舞台で、
最初の一撃は、第一撃、
開幕に当たる」

私のロボグラフィとは全然違うなあ。
ロボグラフィには格闘とか努力の要素は皆無。
一番近いのは、海外のストリートですれ違い様、
見知らぬ人とちらっと目が会った瞬間、
好ましいと思ったら自然にほころぶ微笑み、
目配せ、うなづき、そんなすれ違いのエール。

私がバックストリートを徘徊するのは当然です。
表通りは、すべてが一目を惹くための仕掛け。
その奇抜、意外なイメージが見る人の心にこびりつき、
いつかなにかを選択する瞬間、時限爆弾効果を発揮して、
かすかに記憶する方に親しみを感じて、手を出してしまう、
そんな落とし穴だらけの表通りと違い、
バックストリートは他人に見せる場所ではありません。
自分たちが住む場所。
見せかけのものなどありません。
生活だけがあります。
そんな場所での撮影は格闘技には似ていません。
最初の一撃は、なにかへの開幕に当たるわけではなく、
それで完了。
「 コンチワ! サイナラ!」
写真に残されるものは、
私とロボグラフィとの出会いの一瞬だけ。

私の場合、99%、開放絞りで撮ります。
だから、50㎜以上の長焦点レンズではピントを合わせます。
デジタルカメラの利点は液晶中心部を拡大できること。
たいていの写真家なら、ピントを合わせると、
液晶画面を元に戻して、画面全体の構成をチェックします。
私はしません。
ピント拡大画面でピントが合った瞬間、シャッターを落とす。
挨拶が終わったら、さっと手を振ってお別れするだけ。

帰宅してから、マックの画面で写真と出会います。
ああ、こんなだったなあ。
私の記憶が蘇ります。
写真的な構成をチェックして、トリミングなど一切なし。
ブログ画面での写真の周辺の白線は、写真の外枠です。
カルティエ=ブレッソンが往年やっていたような、
黒枠の焼き付けの丁度反対に、白枠を残している、
その手法をコピーしたもの。
カルティエ=ブレッソンは、こうして、
撮ったままの写真がそのまま作品であると証明して、
瞬時のスナップがそっくり作品にする天才性で
見る人を圧倒してきました。
私の場合、作品とするための仕掛けなんかじゃありません。
自分の目の前に現れたロボグラフィを、
そっくりそのまま思い出すための仕掛けとなって、
1人私の心を温めてきたというわけです。

というわけで、絵の場合は、「最初の一撃は開幕に当たる」のに、
ロボグラフィの場合は、「最初の一撃の後にはなにもない」

昨年9月に鹿野園町を散策して、オリンパスEP-L1に付けたのは、
アンジェニュー50mmF0.95
私が持っている一番明るいレンズです。
さすがに背景が美しく、
それだけロボグラフィたちがすっくと立ち上がります。
私にとっては、これも「魔のレンズ」の一本。



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by Sha-Sindbad | 2018-07-19 23:07 | Anjenieux25/0.95 | Comments(0)

1916 秋(2017年9月18日スピードアナスチグマート25mmF1.5の飛鳥路に) 閃きと偶然



近ごろ、多忙を極めていて、書斎の机の前に座るのはいつも真夜中。
孫プリンセス2号の夜の読書に付き合わなければなりません。

昨夜など、大変な苦労。
題名は忘れました、地下百階の底に降りて行くお話。
2歳の孫プリンセス、自分だけ横になり、
私は横に座る状態を指定して、「この本を読んで」
ところが、縦長大判なのです。
縦長の見開き2ページ分が地下10階の一軒分で、
7、80センチもあります。
横に座ったままでは、孫の眼前に保持するのも一苦労ですが、
第一、絵も字も見えません。
大きく首を傾けて、覗き込んでも、ろくに見えません。
ろくろっ首だったら、楽に読めるでしょうけど、
私は、借金でろくに首もまわらないのですから、
いささか疲れました。
「もう一回読んで!」
やむなく適当に話を作りながら、
もう一度、ページを最初から繰りました。
でも、ご本人もどうやら疲れたようです。
5ページも進むと、目がぼんやりしてきました。

孫プリンセス、2歳ですが、幼児だと思って油断できません。
今日も、産婦人科医院に入院中のママを訪ねた際、
ママの携帯電話を見て、ふっと思い出したのです、
ママから古い携帯電話を貰っていたことを。
ママに「青い携帯電話どこにいったの?」
遠く関東の自宅に残して来たのですが、
孫プリンセス、産婦人科医院でなくしたと思い込み、
突然ふっと頭に閃いた推理を、ママにぶつけました。

  「看護士さんがとったんじゃない?」

私の携帯、ママが盗るわけがない。
とすると、看護士さんが盗ったに違いない、という風に、
推理したわけではないかも知れませんが、
2歳の幼児が「看護士さん」という職業を知っていること自体、
かなり驚かされますね。

どうやら幼児たちの知的な発育は、順番ではなくて、
一人一人、閃きと偶然にかかっているのかもしれまえせね。




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by Sha-Sindbad | 2017-12-14 00:20 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1915 朧に(2017年9月20日マクロスイター26㎜F1.1が京都駅界隈をしっとりと)2 触感行為


人間の感覚、センスというものは千差万別ですね。
ある人が美しいと思うものを、ある人は醜いと思う。
ある人がこよなく愛するものを、ある日は唾棄する。
そんなことはありふれた出来事のようです。

まさに「なんでもない」ロボグラフィを撮り続けてきますと、
自分の感覚がかなりありふれていない、
その上、「フォトジェニック」ということも、
「独創性」ということも、一向に気にかけていない、
ということに気づかされます。
写真や芸術作品をコピーすることもまるで平気。
独創性を重視する人には堪え難い不節操、と写るでしょう。

目の不自由な方は、ものの存在を実感するためには、
触らなければなりません。
私がやっていることはそれなんだ。
見るだけでは見えないものがある、
写真に撮るという行為を経ることで、
はじめて見えてくるものがある、
そう気づきました。

そこで、分かってきたことがあります。
私にとって、写真は表現行為ではない。
知覚行為、それももっとも親密な触感行為なのだ。

闇の中、半ば寝ぼけたまま手を伸ばす、
すると、その手の先に得も言われない柔らかさを感じる。
えっ、なんだろう?
これまで経験したこともない感触。
一体なんだろう?
目覚めつつ、両手を伸ばして、確かめようとする、
そんな営為、それがロボグラフィ。

Cマウントレンズを使うとき、
そんなロボグラフィ的触感作用が一際強く感じられます。

写真愛好者は地球上に何億といるでしょう。
21世紀人でないと体験しえなかっただろう、
そう思えるほどに、超リアリティ、超客観性、
そう言いたくなるような精密描写を愛する人の方が、
圧倒的に多いでしょう。
私のように、朦朧態のボケボケ写真にしびれる人は、
圧倒的に少ないでしょう。

今回のマクロスイター26㎜F1.1写真は、
もしかすると、リトマス試験紙かも知れません。
「なんだ、これは?
こんなのどこがいいの?」
そうお感じになったら、私の二つのブログは、
あなたには無縁、そう申し上げてもよろしいでしょう。




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by Sha-Sindbad | 2017-12-09 18:06 | MacroSwitar26/1.1 | Comments(0)

1898 西九条(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)2 中也の詩



ダルメイヤー25㎜F1.9を手に、
いかにも浪速の下町らしい大阪西九条を撮りながら、
私は中原中也の詩「汚れっちまった悲しみに……」を
静かに口ずさんでいた、なんて書くと、
ちょっとかっこいいかもしれませんね。
残念ながら、私にそんなキザな高尚趣味はありません。

でも、このレンズの西九条写真をブログにアップするために、
ブログ用に小型化していると、
そのいかにもダークに汚れた写真たちには、
なにか詩のような叙情がどんよりと垂れ込めているな、
そう言えば、「「汚れっちまった悲しみ、。。」なんて詩があったな?

現代は便利ですね。
この言葉をグーグル検索するだけで、中也さんの詩全部が見つかります。
詩の門外漢にもなんだか詩人の気持ちがよーく分かるような、
そんな単刀直入の切れ味がある詩ですね。
 
   汚れっちまった悲しみに
   今日も小雪の降りかかる
   汚れっちまった悲しみに
   今日も風さえ吹きすぎる

   汚れっちまった悲しみは
   たとえば狐の革裘(かわごろも)
   汚れっちまった悲しみは
   小雪のかかってちぢこまる

   汚れっちまった悲しみは
   なにのぞむなくねがうなく
   汚れっちまった悲しみは
   倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

   汚れっちまった悲しみに
   いたいたしくも怖気(おじけ)づき
   汚れっちまった悲しみに
   なすところもなく日は暮れる……

でも、この詩を詠んでいると、透明感が漲っていて、
なんだか、この詩にも、詩人にも、汚れきったところなど、
どこにもないんじゃないかな、という感じがしてきます。
それに引き換え、私の写真、
このダルメイヤーに限らず、どんなレンズを使おうとも、
どこか汚れた感じがいつもべったり付着しているようです。
どうも、レンズにもカメラにも責任はなく、
私にその原因があるんじゃないかな、という気がしてきました。



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by Sha-Sindbad | 2017-10-24 22:43 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1803 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 6-完-

キノプラズマート、使えば使うほど、
「ああ、いい!」
そう感じます。
でも、その「いい」は私がその場に居た瞬間とそのときの気持ちを
しっかり思い出させてくれるからです。

「写真が多すぎるよ」
友人からそう言われました。
傑作写真ばかり並んだら、「多すぎる」とは誰も言いません。
「凄い!
圧倒された!」
そう言うでしょう。
だから、「見る価値のない写真を沢山出している」という意味。
私のブログ訪問者の99%、いや100%のご意見でしょう。

写真家として作品を発表する場と考えるなら、
極度に厳選、これが絶対でしょう。
「下手の鉄砲数撃ちゃ当たる」式が成功する筈がありません。
だとすると、私がなぜこんなに無差別のごった煮をしているのか?
その理由を考えていただきたいですね。

次のどれでしょう?
① 全部傑作で、人にアピールできる、私がそう考えている。
② ごった煮に辟易して、来る気をなくさせるため。
③ 自分の足跡の絵日記のつもり。

①じゃ、まるで「アホ」ですね。
正解は②と③。

人気ブロガーの皆さん、スパム攻撃に時折悩まされるそうです。
優れた写真とブログ人気とふたつながら嫉妬をかき立てるからです。
思うに、人気ブログの場合、それだけの理由があるから、
人が集まるのですから、嫉妬を感じさせるのも無理はないし、
そう感じる方が訪問してくる確率もそれだけ高いわけです。

一方、私がそれに近いコメントをもらったのは、
別ブログを初めて1年経たぬ頃、たった1回だけ!
なぜ?
訪問者がごく少数なので、
そう感じる方が来る確率も極めて微少だからです。
もっけの幸いです。
そのたった1回、ただちに削除して、
その人物のアクセスを禁じましたが、
なんで、わざわざ人を怒らせるようなことを書くんだろう?
かなり気分が悪かったことを覚えています。
「スパム」とはよく言ったものです。

そこで、考えた対抗策が「写真と文章をたっぷり」。
その頃気がつきました、
ブログって、完璧な日記媒体じゃないか!
そこで、掲載容量を無制限とするよう契約を変更し、
以来、どんどん文章と写真を無制限に増大させるとともに、
アクセス数をチェックするのを止めました。

私はかなり意思が強く、決めたことは実行する人間なので、
それ以来、幾人がのぞいたか、まったく調べたことがありません。
一度、朝、自分の頁を開いたら、なんと呼ぶのか知りませんが、
個人のホームページのようなものの体裁がガラリと変わり、
片隅にその時点までのアクセス数の欄まであって、
目に入ってしまいました。
早朝だったので、「2」か「3」だったと思います。
ただちに旧の頁に設定を戻しました。
その頁を開く度に「この頁はサポート終了」とかなんとか表示。
「いいでしょ、サポートなんかしてもらわなくてもね」
いつか、旧の頁が本当に廃止されてしまったら、
現ホームページがCRTに出現する度に、
アクセス数欄を見ないように反射的に顔を動かし、
次の瞬間、さっとアクセス数欄を手で隠すことになるでしょう。

見たって、いいじゃないの?
皆さんはそうでしょう。
私はいやです。
日記なら、そんなものは見ない、それが大前提。
いやなことは絶対にしない、それが私の流儀。





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by Sha-Sindbad | 2017-05-26 23:59 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1792 奈良(2017年4月3日アポクロマート25㎜F2は独創性が売りで)Part 1 西大寺

私はレンズ特性、レンズ設計のことなど完全に素人。
様々なレンズの特性、性能について立て板に水で論じられる方の前では、
ひたすら尊敬の念をこめた眼差しで、神妙に沈黙を保つだけ。

でも、実のところ、私には光学について学ぶ能力がゼロですし、
そんなことを知らなくても良い、と心の内では感じています。
私にとって大切なことは、たった一つ。
このレンズは、私が喜べる写真を撮ってくれるか?
ただ、それだけです。

たとえば、あなたが結婚式場に新郎として立っているとしましょう。
ふっと頭に閃きます、
そうだ、結婚リング、ちゃんと持ってきたかな?
式服の内ポケットを探ります。
ない!
ここに入れたつもりなのに!
また、閃きます。
そうだ、昨日、内ポケットに入れたけど、
ベッドに入る前に見たくなって、出したんだ。
そして、どうしたっけ?
あ、あ、あ! なぜか、机の引き出しにしまってしまった!」
誰かに取りに行ってもらわなければ!

そんなとき、どうしますか?
家の鍵をもっていて、リングの置き場所を教えたら、見つけられる家族に、
頼みますね。
家の場所も知らず、鍵も持たない人になんか頼みませんね。
それと一緒。

どんなレンズを愛用しますか?
「レンズ特性の優秀なレンズだよ」ですって?
いいですねえ、でも、さよなら、
私はそんなあなたと付き合いたいとは思えませんね。

「私の撮りたい写真を撮ってくれるレンズだよ」ですって?
いいですねえ、友達になりましょう!

そのレンズの特性なんかどうでもいいのです。
私が撮って欲しいと熱望するような写真を撮ってくれたら、
骨まで愛し、じゃない、レンズそのものを愛してしまいますね。
アポクロマート25㎜F2って、そんなレンズです。




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by Sha-Sindbad | 2017-05-10 23:58 | Apochromat25/2 | Comments(0)

1772 新大阪(リコーダー日のスピードアナスチグマート25㎜F1.5は心を休める仕事)


肺炎の療養の日が続きます。
抗生物質の点滴4日目です。
もうほとんど脱力感もなくなりました。
脱力感がなくなると、
症状として残るのは左肺の白濁状態だけ。

親友のRAさんと一昨夜電話で話しました。
彼も若い頃同様に肺が一つ白濁する肺炎をわずらったそうです。
曰く、「結局、肺の白濁はとれないままに終わりました。
そうすると、気管支炎になりやすく、
容易に肺炎に進む危険があって、苦労しました」

私もそうなるのか?
心配になって、昨日、担当医に尋ねました、
「そんなことありませんよ。
綺麗になりますよ。
その方なにか合併症があったのでしょう」

今日、ブログを見て、姉がお見舞いの電話をくれました。
もう引退していますが、小児科医だったので、
医療関係は万事、この姉に尋ねます。
姉も、「そんなことないよ。綺麗になるから」
ほっ。

使うカメラはボロボロ、
使うレンズの大半は白濁、
使う自分の頭脳も最早白濁、
撮れる写真も白濁、
そのうえ、肺までも白濁されたんじゃ、
たまったものじゃありません。
でも、そう言いながら、白濁は私のお好み状態らしい。

4月5日火曜日、アブニールコンサートを3日後に控えて、
新大阪駅近くのココプラザでリコーダーレッスンでした。
でも、ちゃんとバッグに潜めたOlympus EP-L1に付けたのは、
白濁レンズの白眉、
スピードアナスチグマート25mmF1.5
もっとも白濁したのは、長年使い倒されたせいでしょう。
私がレンズの清掃をしないせいもあるかも?
でも、それがとてもよく働いてくれるのですから、
あの使い古しの言葉をプレゼントしたいですね、
「いぶし銀のような」レンズ表現。





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by Sha-Sindbad | 2017-04-20 23:19 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1771 お迎え(帰宅の私を迎えた落ち椿にシネエクター25㎜F1.9がキラッとウィンク)


4月19日水曜日、
診療所での肺炎抗生物質点滴治療3日目です。

診療所は、予約患者だけの診療日で混み合っています。
処置室のベッドでの私の点滴開始も40分ほど待たされました。
点滴が完了した後、担当医、女性です、
一枚のペーパーを手に、なぜかいそいそと登場。

   「ものすごく速く数値が好転しています。
   日曜日まで点滴と言っていましたが、
   どうやら金曜日あたりまででいいでしょう。
   最後にもう一度レントゲンを撮って、肺の状態を調べて、
   終わりということになりそうですね。」

あまりにスムーズな治療経過に驚きつつ、尋ねてみました、
「私の親友が30過ぎでやはり肺炎にかかり、
どちらかの肺が真っ白になりました。
肺炎は治ったんだけど、肺の白濁はそのまま残ったので、
風邪引きしやすく、肺炎につながる危険をいつも孕んでいる、
そう聞いたのですが?」

先生、にっこり笑って、

   「その方、ほかにも疾患があったのでしょう。
   肺炎だけだったら、治療すれば、大丈夫、綺麗になります」
   
これで本日の治療はめでたく完了。
私が昼食を用意する番なので、省エネのため、
近くのほっかほか亭に電話して、お弁当を2つ注文。
受取に行く道すがら、バス停の時刻表を見たら、
なんと7分後に我が家の近くのバス停を経路にするバス。
なにもかも順調です。

ほっかほか亭では、お弁当を受取りながら、

   「お宅のお弁当が一番家庭の味があって、おいしいですね。
   いつまでもここで続けてくださいね」

これは症状好転でご機嫌になったら出たお世辞じゃありません。
私はどこでもこんな風に声をかけることにしているからです。
駅のトイレの掃除担当者にもたいてい声をかけます。

   「ご苦労様、おかげで綺麗に使えます」

あんまりそんな人は居ないと見えて、たいていびっくりされますが、
ときにはとても嬉しそうな笑顔になる方もいます。

近頃は参りませんが、現役時代に、辛い仕事からの逃避でしょう、
よく出かけた海外旅行で、諸国で見たトイレを思い出すと、
現代の日本のトイレは異次元的に美しい。

それもこれも、新しい水洗セットのお陰もありますが、
(どうも大手は宣伝のためどんどん提供するみたいですね)
古いトイレでも美しい状態。
どんな最新の水洗トイレでも手入れを怠ると、
2、3週間でどす汚くなるものです。
つまり最新のピカピカトイレほど、手入れが必要。
つまり、どこでも掃除担当者の皆さんががんばってくれているのです。

だから、気軽にねぎらいの言葉をかければ、
自分のやっている仕事は有用なんだ、そう気づいて、
もっと頑張ろう、という気持ちになり、
疲れも少しは取れるでしょう。

おっと、話がまた逸れました。
バスから降りて、我が家までの約300mの下り坂を歩き始めました。
朝より足取りが軽くなっている!
今朝はすでに起床後自然にストレッチを軽くやれるほど快調でしたが、
3度目の点滴と先生の言葉が私をさらに元気づけてくれたのです。

我が家ちかくの路上に落ち椿をたった一つ見つけました。
目が合いました。
目を細めて、にっこりしてくれました。
ちっちゃな両手もちらっと見えます。
ちょっとカラフルなトリケラトプスの頭部に似ていますね。
私のために、わざわざ路上に落ちてくれたのかも?

えっ?
折角だから、持ち帰ったのか、ですって?
いえ、持ち帰りはしませんよ。
だって、実は、別の人を待っていたかもしれないし、
恋人椿が続いて落ちてくるのを待って、
二人して天国に昇天するつもりだったかも知れないじゃないですか?

えっ?
椿にも天国があるの?
当然じゃないですか?
これだけ世界を食い物にして荒らしまくり、互いに殺し合っている、
人間にさえも天国を用意される神様ですよ。
人間って、他の生物に向かって威張れるほどの実績も心の美しさも、
全然ない、かなりみじめな生き物なんですから。




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by Sha-Sindbad | 2017-04-19 15:24 | CineEktar25/1.9 | Comments(0)

1767 加美(トリプルアナスチグマート25㎜F2.9には使う度に驚かされる)


ああ、大変な発見をしてしまいました。
私の精神になにか問題があるかも知れない!

今回も、加美の路傍でかなり顔の写真を撮りました。
と言っても、顔そのものじゃない、顔に見えるなにか。
こういう現象になんだか名前があったなあ?
そこで、グーグルで「何でも顔に見える」と検索。
たちどころに分かりました、「パレイドリア」でした。
ふーん、そうだった?

二、三の記事に面白い記載。
「最新の研究によれば、特定のパターンから
ありもしない顔や動物、幽霊を見たと信じ込んでしまう人は
神経症傾向の高いということがわかった。」
あーれー、私は神経症傾向が高いのであるか?

とすると、5歳の孫プリンスも同様の性癖を生まれながらにして、
持っている。
つまり、孫プリンスは、哀れ、生まれながらにして、
神経症傾向が高いのだ!

妻に喜んで報告しました。
妻、一笑に付して、
「あなたは神経症傾向が高いのではなく、
人を神経症傾向が高い方向にし向ける人なの」
そんなことはないことは自ら保証しますが、
よく考えてみると、私だって、孫プリンスだって、
「特定のパターンから
ありもしない顔や動物、幽霊を見たと信じ込んでしまう」
わけではなくて、そんな見え方がすることを楽しんでいるだけ。

ついでに、孫プリンスの近況。
金曜日、妻が熱の出た孫プリンスを世話に参りました。
二人でテレビを観ているとき、妻が、「熱測ってみよう」
「8度2分ありました」
「やっぱりね、まだ熱があるね」
孫プリンス、尋ねました、

    「どうして、熱があると分かったの?」

「ほっぺがいつもと違って、ちょっと赤いからよ」
彼、鏡のところに行って、「ほんとだ!」
彼、自分の頭をちゃんと使っていることが分かりますね。

今回も、顔に見えるようなものをかなり沢山アップ。
あなたが、「どこに顔が見えるの? そんなもの見えないよ」
と、戸惑うようであれば、安心してくださいね、
あなたは神経症的傾向が高いわけではない。
でも、それじゃ、私の写真をご覧になっても、戸惑うだけですね。
「こんなもの撮って、なにが面白いの?」
ご安心あれ、そんな方は極めて多いようです。
つまり、正常なのでしょう。

ついでに言いますと、
だからと言って、私が異常というわけでもない。
単に見え方が違うだけですね。
なにはともあれ、あなたとはご縁がないわけです。





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    後書き

     ラスト部分の浮き彫りは、
     JR加美駅近くの喫茶店の壁面。
     店主の女性が作者です。
     なかなか魅力的なので、幾たびに撮らせて頂いています。
     隠れた芸術家かも?
by Sha-Sindbad | 2017-04-09 23:15 | Tri.Anasti25/2.9 | Comments(0)