1
100年余のレンズ史の中で、
名レンズは幾本見つかるでしょう?
ある人は1本、
別の人は10本、
また別の人は数十本、
まちまちでしょう。
その名レンズも人によって違います。
それでよいのです。
レンズは魔物なのですから。
使う魔法を違うし、魔力の効き方も違います。
私の心を奪ったレンズは、たった1本。
それが何であるかは、おいおいお分かりになるでしょう。
でも、心の片隅にしっかりとどまるレンズたちもいます。
そんな蠱惑のレンズたちで撮った写真を、
毎夜ごらん頂くことしましょう。

[後書き]
巻頭を飾るのは、アンジェニュー。
私がクラシックレンズの魅力にとりつかれた記念碑的な写真がこれ。
オランダを一人旅する直前、世界的なコレクターN氏に偶然お会いしました。
「90㎜あたりが好きなのですが、よいレンズありませんか?」
N氏、即座に、
「アンジェニューのアルポーターっていいですよ」
アムステルダムの中古カメラ店で、可愛い中望遠を見つけました。
名前を見ると、
「Alportar 90mm f2.5」
帰国してから、京都祇園近くの履物店で、
暗いショーウィンドウの中に、この下駄を見つけました。
開放で撮りました。
現像して、ポジを見て仰天し、
プリントを見て、しびれました。
色といい、形といい、
まるで破綻のない、清らかで清々しい描写ではありませんか?
名レンズは幾本見つかるでしょう?
ある人は1本、
別の人は10本、
また別の人は数十本、
まちまちでしょう。
その名レンズも人によって違います。
それでよいのです。
レンズは魔物なのですから。
使う魔法を違うし、魔力の効き方も違います。
私の心を奪ったレンズは、たった1本。
それが何であるかは、おいおいお分かりになるでしょう。
でも、心の片隅にしっかりとどまるレンズたちもいます。
そんな蠱惑のレンズたちで撮った写真を、
毎夜ごらん頂くことしましょう。

[後書き]
巻頭を飾るのは、アンジェニュー。
私がクラシックレンズの魅力にとりつかれた記念碑的な写真がこれ。
オランダを一人旅する直前、世界的なコレクターN氏に偶然お会いしました。
「90㎜あたりが好きなのですが、よいレンズありませんか?」
N氏、即座に、
「アンジェニューのアルポーターっていいですよ」
アムステルダムの中古カメラ店で、可愛い中望遠を見つけました。
名前を見ると、
「Alportar 90mm f2.5」
帰国してから、京都祇園近くの履物店で、
暗いショーウィンドウの中に、この下駄を見つけました。
開放で撮りました。
現像して、ポジを見て仰天し、
プリントを見て、しびれました。
色といい、形といい、
まるで破綻のない、清らかで清々しい描写ではありませんか?
▲
by Sha-Sindbad
| 2011-05-02 19:32
| Alporter90/2.5
|
Comments(3)
1