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レンズ千夜一夜

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1995 ロボグラフィ異変(2017年11月15日スーパーアンギュロン21mmF4がいつもの道で)


人生って、一体なんだろう?
ときどきそう考えてみます。
先日、二女の車で橿原に行った際、
昼食を橿原のイオンでとることにしました。
ときおり、子供たちの車で奈良県のイオンに参ります。
広い駐車場があるので、駐車場探しに苦労しないこと、
さまざまなお店があるので、子供たち、孫たちのニーズに沿った、
いろいろなショッピングができることが理由。

私は、自分の楽しみのため以外には一切買い物しないので、
イオンなど無縁、無用の長物です。
とくにこれが私たち貧乏人からなけなしの金を搾り取る、
現代屈指の集金メカニズムと知っているだけに、
ここで金は使いたくありませんね。

イオンが吸収したい資金を一番貯めているのは誰?
もちろん退職老人たちです。
彼らにはもはや無用だけど、イオンには有用な金が、
無意味に彼らの懐で眠っている。
もっとも大した金高ではありません。
でも、沢山の貧乏人からごそっと吸い上げたら、
塵も積もれば山となる、の喩えどおり、
イオンの運転資金に有効な働きをしてくれます。

そこで、プロムナードには分不相応なソファが置かれ、
退職老人たちの憩いの場として提供されています。
奥様方は、邪魔な命令、注文しかしゃべれないご主人たちを、
体よく追い出します。
やることがないので、現代の最高のオアシス、イオンに来ます。
孫たち、娘たちのために金を落とすかも知れない。
ということで、立派なソファーを提供されて、
退職老人たちはゆったり腰掛けています。
なにか深い思索に耽っているのでしょうか?
脳裏を過ぎった優れたアイデアが捉まえ直そうと、
脳裏のかげで必死の奮闘を繰り広げつつあるのでしょうか?

私は、職務の中で、人の目をしっかり見ることが、
その人の理解の鍵であると考えていました。
狐疑逡巡、罠の仕掛けに成功、見事裏をかいたぞ、
等々、脳裏を過ぎる様々な思案が目の中にしっぽを出します。

ソクラテスが酷寒のポテイダイア包囲戦の最中の陣中、
まさに深夜、陣営の十字路にさしかかりました。
その瞬間、どうやらこの古今最高の哲人の1人に、
ある見事な思索が浮かび上がったらしいのです。
兵士たちが折良くその十字路を警備していました。
なにもすることがないので、このおかしな男の振る舞いに、
釘付けとなってしまいました。
凍り付くような寒さ、立ち止まったらそのまま氷柱、
そんな酷寒の深夜、哲人は立ちつくしたままでした。
兵士たちもおもしろ半分、大向こうの立ち見としゃれこみました。
朝一番の鶏の声とともに、ソクラテスは、深い思索から醒めて、
短い祈りを捧げてから、何事もなかったかのように、
スタスタと歩き去ってしまいました。

そうなのです。
哲人は、脳裏の中でさまざまな思索の筋を登場人物として、
ドラマを組み立てることができたのです。

でも、退職老人たちの目を見ますと、
ソクラテスのような思索に耽っているとは思えません。
なんだかなにも考えず、なにも見てない、そんな眼差し。
在職中の目標を失って、退職後の新たな達成課題をまだ見つけていない、
そんな途方に暮れた風情が感じられます。
これからどれだけ続くか分からないのです。
自分の力で、新しい目標、行動課題を見つけ、あるいは作る、
それが退職後の最初の関門なのでしょう。
その関門を突破しないと、生きる意味が失われかねません。

でも、この関門をなかなか突破できないのは、
退職後の人生には新しい価値観、新しい行動基準が必要なのに、
在職中に培った価値観、行動基準を捨てて、
そのような新しい境地、行動基準に飛び移るための、
それ相応の覚悟、用意、資源がないのかも知れません。
これが退職者を待ち受ける最終試験なのかも知れません。

一つの解決の糸口は在職中の自分を振返って、
「ああ、この仕事から自由になったら、あれをしたいなあ」
という憧れがあったのではないか?
自分の心の奥底に浮かび上がろうとしていた憧れの対象、
これを思い出すことではないでしょうか?

私は、在職中からそんな憧れをはっきりと抱き続けていました。
一言で言えば、
「美しいものだけを見つめて生きること」

その美しいものが、ここに登場する写真たちなのか?
多くの人がそう疑問に思うでしょう。
確かに今回の写真の半数近くは、走行中のバスから撮りました。
ドラえもんは「どこでもドア」を持っていました。
私が持っているのは、
「どこでも、いつでも撮影」



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by Sha-Sindbad | 2018-07-26 23:11 | SuperAngulon21/4 | Comments(0)

1960 新顔登場(2018年4月23日キノプラズマート25㎜F1.5をOlympusPen E-PL8に)



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4月23日、オリンパスE-PL8で撮影。
今や、この新顔が大のお気に入りになってしまいました。
オリンパスE-PL8設定を調べて、
画素数をオリンパスE-PL1同等にまで落とせる設定に気づいたからです。
その他、画質をフィルムに近い感じに落とす設定方法も見つかりました。

その上、カメラデザインがオリンパスE-PL1よりもずっと改善されて、
さらにコンパクトとなり、しかも、デザインが引き締まり、
フィルムカメラを思い出させるような凛々しさがあります。

私の場合、液晶の役割は、構図設定ではなく、
画面拡大によるピント調節が第一。
そのボタンが、カメラを保持する左手親指のそばに移動しています。
オリンパスE-PL1よりもすべてにおいて改善されて、
しかも、修理部品の不足のおかげで、
かなり廉価にオリンパスE-PL8を提供してくれたのですから、
古いユーザーを切り捨てない会社のポリシーにも感謝!

その撮影分の第一弾です。
まだこなれていない感じが残りますが、
まずまずキノプラズマートらしい画像になっているようです。







by Sha-Sindbad | 2018-04-27 22:45 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(0)

1922 号外4(2017年12月27日ヒストリオ・ダゴナール40mmF6.3とモンチッチ)


ヒストリオ・ダゴナール40mmF6.3を使えば使うほど、
画像のあたたかさに身上があるのかもしれない、
そんな感じがしてきます。
立体感と色あいがそう感じさせているようです。

レンズにあたたかさを求めても、仕方がないじゃないか?
そうお考えの方も多いかも知れません。
良いレンズというものの価値、役割は、
完全にニュートラルな再現性にある、
撮影者が主体で、レンズは道具に過ぎない!
そんな考え方です。

私は、写真を始めてからずっと、別の考え方をしてきました。
レンズは伴侶であり、パートナーである、
それが私の偽らぬ気持ちです。

皆様(男性に限定)の伴侶(女性に限らない)もそうでしょう、
けっしてあなたの手の平にはりませんね。
それがいやだ、とお考えの向きもあるでしょう。
私は違います、そう簡単に手の平にるような伴侶では、
長い人生を共にする価値も甲斐もない、そんな感じがします。
私の伴侶など、私の手の平にるどころか、
油断すると、私を自分の手の平に載せようとするので、
まあ、逃げるのに骨が折れます。
でも、逃げている、というのは私の幻想かも知れない、
そんな幻想を醸し出しつつ、私を自分の手の平で踊らせている、
それが真相かも知れません。

レンズもかなり似ています。
おいそれと神髄、性能を見抜けるようなレンズなんて、
撮影を共にする伴侶には不足ですね。
私がレンズに望みたい理想は様々であり、
ときにはレンズによって異なることがありますが、
少なくとも、温かさとメタモルフォーゼ、
この2つは求めたいですね。

Histrio-Prot40mmF6.3、
このレンズはどうやら私の基準に合格、
そんな気がしてきました。



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by Sha-Sindbad | 2017-12-29 22:26 | HistrioDagonar40/6.3 | Comments(0)

1903 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)4-完-古佛と私の関係



昨日ちょっと外出しました。
我が家の近くのバス停は徒歩3分、とても便利です。
次の終点で折り返してきて、近鉄奈良駅、JR奈良駅に向かいます。

でも、昨日は紆余曲折はありましたが、合計45分間待ちました。
① 祝日なのに、平日と思い間違って、10分早く行っていました。
② この路線、休日には大渋滞となります。
東大寺近くの観光バス停車場入り口がバス路線沿いにあるために、
県外から車が殺到して、空き駐車場探しのため渋滞状態になるのに、
停車場待ちの観光バスの縦列も加わって、交通を遮断してしまうため。
バス待ち45分もあれば、徒歩でも、近鉄奈良駅にほとんど着いています。

予期する時間待ちであれば、ウォークマンで音楽を楽しみ、
アイデアが頭に浮かんだら、ポメラも使えます。
でも、もう来るはず、まだか、まだかと待っていると、
そんな気にもならず、完全な時間ロス。
あなたと一緒で、私もこんな人生の無駄が大嫌い。
でも、よくしたもので、近所の奥様がやってきて、
いろいろ話し込んでしまいました。
結局二人で、別のバス路線の停留所に向かうことになったのですが、
遅れているバスが途中到着するかも知れない。
そこで、次のバス停があるバス道を下りました。
案の定、次のバス停を200mほど過ぎたところで、
バスとすれ違いました。
こうなると、まだ数百mある別路線のバス停に向かうより、
終点から折り返してくるバスを待つ方が得策。
二人で戻りました。

途中、見かけない顔が神社の生け垣の中に。
顔と言っても、目のある枯れ葉。
前の枯れ葉の陰から顔を出している光景が可愛い。
さっそくバッグからカメラを取り出しました。
ソニーα7
ダルメーヤーのアナスチグマート35mmF4.5
しゃれたデザインのバカンスカメラ、
アドヴォケートに付いていたレンズのMマウント改造版。

バス停に着くと、先に行っていた奥様が不思議そうに、
「なにを撮っておられたんですか?」
私、ニヤリ。
「顔です」
見せました。
「どうです、片目をのぞかせた顔が見えませんか?」
10人中7人は答えます、
「葉っぱしか見えません」
彼女は違いました、
「ああ、ほんとに!」
珍しい人です。

でも、分かったからと言って、
このような写真を好んで撮る人間を理解してもらえるか、
これは別物。
カメラマンは美しい光景を撮るもの、
そう考える人がいかに多いことか!
おかげで、私はこの40数年間、ずっと変わり者扱い。

今回の奈良公園の古木の中に隠れ住む森の隠者たちの写真、
こんなものは決して人に見せるものじゃありませんね。




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by Sha-Sindbad | 2017-11-05 20:08 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1777 戦士の休息(日曜日肺炎治療終り、アポクアリア28mmF2で散歩したりして)Part 2


今日4月24日月曜日、
診療所で血液検査と最終結果の診断を受けました。
血液は肺に関連するすべての項目で一週間で正常に復していました。
他の項目はすべて正常値。
肺の聴診もしていただきましたが、
「まったくなんの音もしませんから、
完全に直っているようです」

私が有頂天になって、
「昨日から心身清明になった感じで、散歩もしました」
すると、先生、あきれ顔で、
「そう調子に乗ってもらっては困ります。
肺炎は怪我やふつうの病気と違います。
適度に運動すれば、体がよくなるというのではなく、
絶対安静が前提なのです。
そんなすぐに平常運転は困ります」
私、「大丈夫です。
先生がおっしゃった安静期間、
5月6日までのスケジュールは全部キャンセルしましたから」
先生、一安心という表情でした。

私の周辺で肺炎罹患の体験者はいっぱい見つかりました。
全員ほとんど入院治療で、熱も幾度か再発した方もいます。
畏友RAさんの奥様のように、ついに適合する抗生物質が見付からず、
若くして亡くなってしまった方もいます。
私のように、かなり重症の肺炎でありながら、
受診直前から熱が下がったままで、
一週間で炎症が全部消えるなんて、どうやら異例中の異例。
医師もそんな患者は診たことがないそうです。

「とにかく当分は絶対安静に」、そう先生はおっしゃったのですが、
こうして目出たく完治したのですから、お祝いをしたい。
そこで、先生に内緒で、バスで近鉄奈良駅まで出ました。
30年以上も行きつけの中華料理店「飛天」で、
いつもの「黒酢のミルフィーユ酢豚ランチ」980円でお祝い。
おそらくかぶを巻いた料理で、黒酢と相まって、
とてもおいしい料理です。

さて、食後は図書館に行ってから帰ろうと、
奈良町の商店街を歩いている最中、
「おっと、今日開館しているか、調べなきゃ」
携帯で検索してみると、「本日休館」
せっかく全快祝にお宅で朗読CDを5点見つけようと思っていたのに、
がっくりしながら、反転。

丁度約1時間後に私の使う1時間1本の過疎地行きバスが、
午後2時24分に出ます。
よし、快調、と、あれこれ買い物して、
バス停近くのパン屋さんの喫茶スペースに収まり、
アップルパイとホット珈琲を楽しみつつ、ポメラで作文。
2時20分にお見せを出て、バス停で並ぶこと8分。
別のコースのバスが1本来ただけで、バス停には私一人。
おかしいな、と時刻表と時計を見比べて、あっけにとられました。
わたしゃ、1時間間違っていた!
もう2時台と思っていたのに、まだ1時だった!
1時には過疎地行きバスは運行していない。
すごすごと元来たパン屋さんに戻り、
今度はグレープフルーツジュースを楽しみつつ、50分待機。
まあ、どこでなにをやっても、私が世界の中心で叫ぶのですから、
変わりはありません。
またせっせせっせとポメラで作文。
このドジさ加減は疑いもなく肺炎の後遺症です。





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by Sha-Sindbad | 2017-04-24 23:59 | Apoquaria28/2 | Comments(0)

1776 戦士の休息(日曜日肺炎治療終り、アポクアリア28mmF2で散歩したりして)Part 1



親友のAMさんからお見舞いのメールを頂きました、

「肺炎は、私も過去2回なったことがあり、
いずれも入院治療しました。
熱が下がったり上がったりで、中々、大変でした。
熱が下がったからと油断しないでくださいね。
もっともホロゴンさんの持ち前のパワーで、
病気も吹っ飛んでしまうと思いますが…」
皆さん、肺炎にかかってきたのですねえ。
しかも、たいてい入院!

AMさんから驚くべき情報!
「熱が下がったり上がったりで、中々、大変でした。」
私もたった1度だけですが、8度6分から6度5分に下がった翌日、
つまり日曜日に1回だけ、7度2分に反騰したことがありました。
それで原因解明のために月曜受診したのですが、
反騰はそれ1回限りで、私の熱は肺炎治療を受ける前から平熱、
治療後も平熱というおかしな状態で1週間経過して、治療完了。

肺は左肺全部と右肺底部が白濁と、かなりひどい肺炎状態なのに、
熱はなく、他の症状は、脱力が少しあっただけ。
奇妙な肺炎だったわけです。
金曜日に再度レントゲンを撮った結果、白濁が半ば以上消えていました。
白濁は順調に減退しているとのおと。

医師からは厳命、
「2週間は絶対安静、毎日、半時間の散歩にとどめること。
バスに乗って出かけるようなことはいけません。」

そこで、昼食後(私が作りました、これが絶対安静?)、
どうにもこうにも我慢ができなくなって、家を飛び出しました。
手にしていたのはソニーα7、
これに付けたのは、私が極めて高く評価する広角レンズ、
アポクアリア28mmF2。
(医師に、撮影もしてよいか、尋ね忘れました)

使えば使うほど、宮崎貞安さんの傑作という確信が高まります。
結局、45分間ぐるりと周り(先生に内緒にお願いします)、
87枚撮りました。
平均値は150枚/時ですから、かなり撮影ペースは低落。
つまり、散歩の方に力点を置いていたわけです(先生に知らせてね)。

70枚ちょっと選択しました。
2回に分けてご覧頂きましょう。
すべて28㎜レンズの開放描写。
ソニーα7は感度を50まで落とせるので、
暑い位のかんかん照りの晴天でも撮れました。




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by Sha-Sindbad | 2017-04-23 20:45 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(0)

1775 診療所(土曜日、点滴治療終了、ペラール24mmF4はますます活き活きと)

4月22日土曜日、点滴治療終了日。

畏友RAさんがとても啓発的な体力変化グラフを送ってくれました。
X軸を日の経過、Y軸(マイナス)は疲労度を示します。
毎日疲労し、回復します。
つまり、折れ線は一旦加工し、上昇します。
でも、連日過労が続きますと、
回復しているように見えて、前日の体力の線まで戻りません。
1日、2日、3日と活動を継続しますと、
疲労度は知らず知らずのうちに段々と累積していき、
抵抗力を次第に低下させてしまいます。
そのために、いつしか肺炎の原因となる菌に感染してしまい、
さらに、体力が低下すると、どっと肺炎を発症してしまう。
まさに私の生活、健康状況の変化を見事に図解してくれました。

今は、低下しきった体力曲線を毎日毎日上向きにしていく、
それが仕事です。
本日、6回の点滴がすべて完了。
抗生物質の錠剤服用は日曜日で完了予定。
さて、その時点で、RAさんが作成してくれた表の最上レベルまで、
体力が回復してくれるか?
明日1日どれだけ安静療養するかにかかっているようです。
がんばりましょう。

さて、本日の点滴治療にお供したのは、
リコーGXR
スーパーワイドトリプレットペラール21㎜F4.5
実質31.5mmですが、被写界深度は21㎜のままです。
開放で撮りますが、最近接を除けば、
1m前後から以遠の距離表示で目測設定をして、
ノーファインダー撮影です。
まさに「使えるレンズ」「使いたくなるレンズ」





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  [後書き]

    最初の一枚、ご覧になって、なにか見えましたか?
    神社道の土の道。
    ふと見下ろした私の眼に飛び込んで来たものは、
    ぐっと前方を見つめる兵士の横顔、
    なにかを叫ぶ男の横顔、
    もしかすると、猿?

    私はどうやら自分の観たいものを見つける才能があるようです。
    「才能」じゃなくて、ただの癖だよ。
    何の役にも立たないんだから。
    そうおっしゃる向きもあるでしょう。
    でも「才能」です。
    私の役には立つのですから。
    嬉しくなれるから、楽しくなれるから。
    それで十分じゃありませんか?

    そして、不思議にも、レンズたちは私の観たままに撮ってくれます。
    それがまた嬉しい。

    えっ?
    見えないって?
    御愁傷様。
    私のブログは、だから、ほとんどの人にはバカげているらしい。
    「なんで、こんなもの撮るの?
    一体なにを表現したいの?」

    ハッハッハー、ですね。
    表現なんか、なんにもありませんよ。
    世界中のロボグラフィたちとの出会いの喜びの記録。
    ただ、それだけ。
        ここに隠れていたの?
        ごきげんよう!

    このブログも別ブログ「わが友ホロゴン」も、
    写真家のブログなんかじゃありませんよ。
    ただの素人の写真日記。
    
by Sha-Sindbad | 2017-04-22 23:59 | Perar24/4 | Comments(0)

1773 危機を脱する(点滴の行き帰りには一番楽なホロゴンにしてみた)


月曜日から続いた肺炎治療も、運が良ければ、今日が最後。
終わったら、近鉄奈良駅までバスで出て、図書館に行こう、
そんな計画を立てて、バッグに忍ばせたのは、私のベストカップル。

    ソニーα7
    ホロゴン15㎜F8U

まず、レントゲンを撮り、無事点滴も済み、診察室に。
先生、2枚のレントゲン写真を並べて、

  「かなり肺の調子は回復しました。
  でも、もう一回、明日点滴しましょう。
  月曜日には血液検査をして、最終チェックをします」

ああ、もう一回で済むのなら、しかたないな。
先生、私の裏の計画を見抜いたかのように、

  「これほどひどい肺炎はあまりお目にかかったことがありません。
  その責任はみんなあなたにあります。
  自己管理をちゃんとしていない。
  (28.5度もあるのに、朝から晩までの外出を2日続けた!)
  肺炎は目立った症状なしに進行します。
  日々の生活をしっかりと健康的なものにしていたら、
  防げたかも知れません。
  昔なら、40日間入院隔離を当然指示するケースです。
  あと2週間は絶対安静をしてください。」

「奈良町あたりに散歩するのは?」

  「散歩は家の近くを半時間だけにしてください」

がっくり。
「でも、とても回復が早かった感じがするのですが....?」
と、私。
レントゲンはたった4回の点滴を処置した効果です。
ひどい肺炎がたった4回でほとんど治るものでしょうか?

  「そうですね。早かったですね。
  ウィルス性肺炎だったら、ぜんぜん効果がなかったのですから」

受付の女性にそっと尋ねてみました、

「とっても効果的な治療で、先生、とても良い先生みたいですね?」

女性、にっこり笑って、

  「名医として知られている先生です」

名医に巡り会えたのは幸運でした。
そこで、先生の指示にどこまでも従うこととして、
図書館行きは中止して、帰宅しました。

でも、ホロゴンは、往き30秒、還り3分だけそっと使わせて頂きました。
そのほとんど全部の写真を並べてみます。
私がホロゴンで撮りたいものの一つがタペストリーみたいな写真。
「タペストグラフィ」と命名しています。
そんな写真ばっかり撮れました。

ホロゴンウルトラワイドから抜き出したホロゴンは、
私にとっては、眼そのもの。
私の視界全部を写真にしたい、
そうだからこそ、私の体験の忠実な記憶になれる、
私はそう信じているからです。





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by Sha-Sindbad | 2017-04-21 20:01 | Hologon15/8U | Comments(0)

1771 お迎え(帰宅の私を迎えた落ち椿にシネエクター25㎜F1.9がキラッとウィンク)


4月19日水曜日、
診療所での肺炎抗生物質点滴治療3日目です。

診療所は、予約患者だけの診療日で混み合っています。
処置室のベッドでの私の点滴開始も40分ほど待たされました。
点滴が完了した後、担当医、女性です、
一枚のペーパーを手に、なぜかいそいそと登場。

   「ものすごく速く数値が好転しています。
   日曜日まで点滴と言っていましたが、
   どうやら金曜日あたりまででいいでしょう。
   最後にもう一度レントゲンを撮って、肺の状態を調べて、
   終わりということになりそうですね。」

あまりにスムーズな治療経過に驚きつつ、尋ねてみました、
「私の親友が30過ぎでやはり肺炎にかかり、
どちらかの肺が真っ白になりました。
肺炎は治ったんだけど、肺の白濁はそのまま残ったので、
風邪引きしやすく、肺炎につながる危険をいつも孕んでいる、
そう聞いたのですが?」

先生、にっこり笑って、

   「その方、ほかにも疾患があったのでしょう。
   肺炎だけだったら、治療すれば、大丈夫、綺麗になります」
   
これで本日の治療はめでたく完了。
私が昼食を用意する番なので、省エネのため、
近くのほっかほか亭に電話して、お弁当を2つ注文。
受取に行く道すがら、バス停の時刻表を見たら、
なんと7分後に我が家の近くのバス停を経路にするバス。
なにもかも順調です。

ほっかほか亭では、お弁当を受取りながら、

   「お宅のお弁当が一番家庭の味があって、おいしいですね。
   いつまでもここで続けてくださいね」

これは症状好転でご機嫌になったら出たお世辞じゃありません。
私はどこでもこんな風に声をかけることにしているからです。
駅のトイレの掃除担当者にもたいてい声をかけます。

   「ご苦労様、おかげで綺麗に使えます」

あんまりそんな人は居ないと見えて、たいていびっくりされますが、
ときにはとても嬉しそうな笑顔になる方もいます。

近頃は参りませんが、現役時代に、辛い仕事からの逃避でしょう、
よく出かけた海外旅行で、諸国で見たトイレを思い出すと、
現代の日本のトイレは異次元的に美しい。

それもこれも、新しい水洗セットのお陰もありますが、
(どうも大手は宣伝のためどんどん提供するみたいですね)
古いトイレでも美しい状態。
どんな最新の水洗トイレでも手入れを怠ると、
2、3週間でどす汚くなるものです。
つまり最新のピカピカトイレほど、手入れが必要。
つまり、どこでも掃除担当者の皆さんががんばってくれているのです。

だから、気軽にねぎらいの言葉をかければ、
自分のやっている仕事は有用なんだ、そう気づいて、
もっと頑張ろう、という気持ちになり、
疲れも少しは取れるでしょう。

おっと、話がまた逸れました。
バスから降りて、我が家までの約300mの下り坂を歩き始めました。
朝より足取りが軽くなっている!
今朝はすでに起床後自然にストレッチを軽くやれるほど快調でしたが、
3度目の点滴と先生の言葉が私をさらに元気づけてくれたのです。

我が家ちかくの路上に落ち椿をたった一つ見つけました。
目が合いました。
目を細めて、にっこりしてくれました。
ちっちゃな両手もちらっと見えます。
ちょっとカラフルなトリケラトプスの頭部に似ていますね。
私のために、わざわざ路上に落ちてくれたのかも?

えっ?
折角だから、持ち帰ったのか、ですって?
いえ、持ち帰りはしませんよ。
だって、実は、別の人を待っていたかもしれないし、
恋人椿が続いて落ちてくるのを待って、
二人して天国に昇天するつもりだったかも知れないじゃないですか?

えっ?
椿にも天国があるの?
当然じゃないですか?
これだけ世界を食い物にして荒らしまくり、互いに殺し合っている、
人間にさえも天国を用意される神様ですよ。
人間って、他の生物に向かって威張れるほどの実績も心の美しさも、
全然ない、かなりみじめな生き物なんですから。




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by Sha-Sindbad | 2017-04-19 15:24 | CineEktar25/1.9 | Comments(0)

1770 春景色(アポクロマート25㎜F2が診療所にお供して気を吐いた)



医師からは厳しい指示がありました。

  「当分絶対安静のこと。
  そして、重いものは持たない」

でも、間が悪いですね。
妻までかなり風邪が進行してしまいました。
彼女はどんなに辛い状態でも木曜日には必ず神戸に出かけます。
ここだけの話、木曜神戸だけは、孫より絶対優先。
理由は簡単。
孫は私に任せられるので。

でも、神戸に行くためには、なんとか体調を取り戻したい。
体力も要する月2回のこの楽しみが彼女の喜びの一つ。
そこで、私は、先週の8度6分のとき同様、
静養どころか、従前と同じ仕事を続けることになります。
   お布団の上げ下ろし、
   三度の食器の片付け、
   食器洗い。
   階段と2階の掃除、
   お風呂の準備等、
仕事は一杯あります。

でも、だんだんときびきびできるようになっています。
そこで、今日は密かにバッグにカメラ一式を忍ばせました。

   オリンパスEP-L1
   アポクロマート25㎜F2

このレンズも大変に評価の高い、市場価格も高い逸品。
私が買えたのはいつもの通り、安かったから。
なぜ?
前にも書きましたが、
ヘリコイドリングは天の岩戸ほどじゃなくても、
オデュッセウスの王宮の扉ほどは重い。

でも、その重い扉をぐいぐい引き上げる苦労をしてもなお、
使いたい理由があります。
最短40㎝まで近寄れて、
描写はキノプティックならではの重厚そのものだからです。

このヘリコイドリングを、あらかじめ被写体の距離に応じて、
その近くまでぐいぐいと回しておいてから、
ファインダーで精密に合焦させる、という便法をとっています。

ところが、このファインダーが白昼ほとんど視認できない。
かなり苦労しつつ、31枚撮りました。

陋屋からバス停までの300m、診療所からバス停までの30m、
これが今回の路傍距離。
10 mちょっとで1枚だから、まあ平均か平均以下。

でも、今回の後半あたりは、私の原則である開放ではありません。
帰宅して気づいたのです。
ヘリコイドリングを苦労してねじ回している合間に、
とても軽妙に動く絞りリングがちょっと動いていた!
いつもは必ず開放かどうかチェックするので、
肺炎の影響で、頭が働いていなかったようです。

でも、写真を子細に眺めても、どこからF2.8付近に変わったか、
まるで分かりません。
キノプティックレンズは開放だから画質が落ちるわけではなく、
かつ、開放でも深々とした深度の見かけを備えているからです。
写真は平凡なロボグラフィですが、描写には、満足。

でも、医師の指示に背いたのではないか?
ちょっとというか、かすかというか慚愧の念。
そんな感じをもっても、やはり明日も持ち出すつもり。
さて、なににしようかな?




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by Sha-Sindbad | 2017-04-18 23:39 | Apochromat25/2 | Comments(0)