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レンズ千夜一夜

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2070 いつもの風景(2018年11月13日奈良町に久しぶりトポゴン25㎜F4が鋭く切り込み)



久しぶりにトポゴン25㎜F4を使いたくなりました。

ちょっととぼけた語感とは裏腹に、
極めて敏感に斬り込んでくれるレンズです。
コロッセウム風のすり鉢型形状がとても美しい。
剛健な仕事レンズ風デザインのツァイスレンズの中では、
ライカ専用ホロゴンと並んで、
もっともアーティフィシャルなデザインと言えそうです。

ご承知かどうかは知りませんが、
私はどんなレンズも開放でしか使いません。
近頃、21㎜レンズをホロゴンと対等の条件で競わせるために、
f8に絞って撮ることがあります。
こうすると、ホロゴン同様に、パンフォーカス設定で、
ひたすら感じたら即シャッターを落とすというスタンスで、
軽快に使い続けることができます。
でも、正直なところ、それじゃ、なんだか面白くない。
21㎜超広角レンズでもボケ味を味わいたいのに、それができない。
ここらあたりがどうやらひっかかるようです。

トポゴンは開放重点で撮りました。
温かい感触があって、やっぱりトポゴンは頼りがいがあるレンズ、
そんな印象。
どうやら28㎜とほとんど同じ感覚で使えそう。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-31 22:42 | Topogon25/4 | Comments(0)

2069 実質感(2018年10月1日大阪西九条でエルマジ20㎜F3.5の存在感にしびれ)



またまた、エルマジ20㎜F3.5の登場です。
と言っても、実は前回の三週間前の撮影です。
いつものように、揚琴の付虹先生のレッスンを終えて、
午後立ち寄って、ぐるりと一巡したときのもの。

自分で言うのもなんですが、
なんでこんなものばかり撮ったのでしょうねえ?
フォトジェニックなシーンなんか一枚もありませんね。
特別なシーンもありません。
西九条のなんでもない街角、道、公園、等々。

私以外の人間が見たら、
「なぜ、こんな無意味なことをしているんだろう?」
と、疑問に思うでしょうね。
でも、私は、こんな風にして、自分の存在を確かめている、
そうだ、私は、ここにこうして生きているんだ、
そんな気持ち。

マルチン・ブーバーというユダヤ系哲学者が居ました。
若い頃、彼の本を2、3冊読んだことがありました。
我と汝との関係を考え続けた人でした。
私は元来思索的な人間ではありません。
なにかをやり続けて、自分自身を確かめる、
だからと言って、自分のことが理解できるわけでもなく、
ただ、こうして死ぬまでもがき続けるんだろうな、
という感じがするだけ。
そんな私になにかを残したシーンを彼は記載していました。

ステッキ片手に散歩をしていたときのことです。
老樹に出会いました。
ブーバーはなにがなくステッキで太い幹をぐっと押しました。
すると、老樹がぐっと押し返して来たのを感じたのです。
ブーバーはこの体験に自分の思索を深めるなにかを感じたようです。
彼がどんな風に思索を展開したか、さっぱり覚えていません。
ただただ老樹が押し返して来たということに、
なにか共感を感じたことだけ覚えています。

こんな昔の文章の一部をなぜ記憶したのでしょうか?
私もまたそんな感じで生きて来たからなのでははないでしょうか?
そして、私が果てしないロボグラフィ撮影でやってきたことは、
これだったんじゃないか?
そんな風に感じます。
生きるって、誰かと出会うこと。
撮影することも、そんな出会いはないでしょうか?
だとすると、そのような出会いから生まれたロボグラフィたちって、
私自身なのではないでしょう?

とすると、人が私の写真を見て、どうこう感じるとしても、
それはその人の生きる行為であって、私とは無関係。
私にとって、私の人生は、
ひたすらロボグラフィを撮り続けること、
そのときそのときの行為に尽くされている。

誰も同じことをしているのでしょう。
でも、写真家なら、傑作を撮ることに生き甲斐を感じ、
それこそが人生だと考えるでしょう。
私の場合は違います。
ごく普通の行為、たとえば、呼吸する行為と同じように、
ロボグラフィと出会いたい、
だから、その記録としてのロボグラフィもごく普通の写真で十分。
こんな気持ちなのでしょう。

よくよく思い返してみますと、
私は最初からそんなスタンスで写真を生きてきたようです。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-29 01:23 | Hermagis20/3.5 | Comments(0)

2068 ほっこりと(2018年11月6日エルマー35㎜F3.5と一緒に奈良町を歩く喜び)



№2063に続いて、またエルマー35㎜F3.5を使ってしまいました。
エルマーからズマロン、ズマロンからズミクロン、ズミルックスへと、
ライカ社は、当時の主力レンズの一つ35㎜レンズにつき、
ツァイス社に負けない陣立てを続ける努力をしましたが、
この5本を使ってみて、私の正直な感想は、
ライカ社は、35㎜レンズに関する限り、
描写性に関して明確なポリシーを持っていなかったのでは?
そう感じてしまいます。
上記の5本の中で、ライカ社が本命として生み出した35㎜は、
おそらくズミクロンであろうと思います。
つまり、やさしさを柱とした、いわば女性的表現から、
ツァイス社の雄渾な男性的表現に基本構想を変針させてしまった、
そんな感じがしてなりません。
それは結局、第二次世界大戦を経て、優雅な写真芸術路線から、
報道の正確性を追求する記録写真路線への路線変更だった、
そんな感じがします。

近頃のライカレンズを使ったことはありませんが、
もう古いタイプになったかも知れないズミルックス75㎜F1.4で見る限り、
第二次世界大戦以前のエルマー、ヘクトールのレンズ群が持っていた、
あたたかな優しさに満ちたアートレンズたちのエスプリなど、
欠片もないという感じがして、がっかりしたことを思い出します。
とすると、そのようなライカ社の現実路線に照らすと、
現代のライカレンズって、日本のディジタルカメラ用レンズ同様、
完璧無比の理想レンズとなってしまっているのでは?
そんな風に疑ってしまいます。
それじゃ、日本のレンズたちと一線を画する独自の個性なんて、
欠片もないんじゃないのでしょうか?

とすると、これはとりもなおさず、ユーザーの好みの変化に沿って、
しっとりとやさしく被写体を包み込むような描写など捨ててしまい、
日独入り乱れて、超精密画質の追求に走る時代になってしまった、
ということなのかも知れませんね。

昔から今でも、ちょっと隙があって、愛すべき性格こそ、
もっとも魅力的な人間、レンズの美質であってほしい、
私はそう思うのですけどねえ..............
そんな私から見ると、古いエルマーはなんだか一番魅力的。
カルティエ・ブレッソンって、かなりエルマー35㎜を駆使したんじゃないか?
例えば、セーヌ河畔の食事風景なんて、
あれだけ接近して、あれだけ深い深度で写し止めているのです。
50㎜エルマーでは撮れません。

使えば使うほどに、使ってみたくなるレンズ、
それがエルマー35㎜F3.5ですね。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-27 11:27 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

2067 穏やかに(2018年10月22日高円高校界隈の秋をエルマジ20㎜F3.5が料理したら)



さまざまなレンズを使っていて、強く感じること、それは、
レンズにはそれぞれに持って生まれた風格があり、
なぜか外観と描写には似通った雰囲気の描写性があり、
この風格も描写性も隠しようがない!

人間もそうかも知れませんね。
持って生まれた雰囲気があり、
生きてきた人生に積もり積もったものがそこに加わって、
それぞれに品性が備わっていて、隠しようも化けようもない。

自分のことは分かりません。
でも、人のことはわかりますね。
政治家たちにそれが一番よく現れている感じ。
龍馬や隆盛や晋作を持ち出すのはちょっと可哀想かもしれませんが、
彼らには、若くして、風格があり、高邁な理想と目標がありました。
今の政治家たちには野卑で下品な魂胆しか感じられないのが悲しいですね。
大企業やアメリカの走狗となって、あからさまに媚びを売る姿は、
すでに政治家たちが社会を牽引する立場にはないことを暴露しています。

クラシックレンズたちって、それぞれにどこか品格を感じさせてくれます。
レンズたちが個性を殺して、Photoshopの原稿制作道具に墜ちてしまった現代、
クラシックレンズたちの出る幕はなくなりました。
でも、捨てる神あれば、拾う神あり、ですね。
かつての写真世界は、本物の写真作家を頂点に、
プロ、アマのヒエラルキーがピラミッド状に広がり、
その序列、階層はかなり確固としていました。
今は、そんな世界をよそ目に、自分の写真世界を一人で楽しむ、
さまざまなギアがネット上に生まれつつあります。
ここでは、人の目なんかまったく気にしない、
自分の写真世界を一人楽しむ人たちが快適な写真生活を送っています。
誰も見に来なくてもよいのです。
自分で自分の写真をネット上で楽しめるのです!

古代ローマの政治家にして軍人、ルクルスは古代ローマきっての美食家。
毎日客を招いて、豪奢な美食の饗宴を催しました。
ある日、誰も客のいない日があって、料理人が質素な食事を出したら、
ルクルス、怒って、
「ルクルスがルクルスの家で食事をするのだ!
それにふさわしい料理を出せ!」と叱りつけた、という話が有名です。
私が2つのブログでやっているのが、まさにこれですね。
実際にはほとんど誰も見に来ないでしょう。
私も人間だから、誰か来てくれないかな、何人か来たかな、などと、
気にして、アクセスリポートをチェックしたりすると、
記事を作るときにも、そのあたりが影響しかねません。
だから、ブログを始めてまもなく、絶対にチェックしないと決めました。
この決断は大成功でした。
記事を作るときにも、自分の気持ちのまま、粉飾なく素直に書きなぐれます。
写真も、ざっと半数ほど残したいものを選択して、
まさに撮影方法と一緒で、ノートリミング、ノーメイキング、
濃度を一定にするだけ、ひたすら撮影順に並べて行って、
視角効果など気にかけません。
これでこそ、私が歩いた道の記憶となってくれるわけです。

   エルマジ20㎜F3.5

すでに9回記事をアップしていますが、
レンズそのものの素性はまるで明らかになっていません。
ヘリコイドもなくて、Pマウントのスクリューを回して、
ピントを合わせます。
まさに原始的。

でも、絵画的な独特の色彩と、
にじみ出るようなどっしりとした風格があって、
私には、小さな巨人、そうとしか思えません。
使えば使うほど、存在が増して行く、そんな稀な古玉。





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by Sha-Sindbad | 2019-03-24 15:59 | Hermagis20/3.5 | Comments(0)

2066 幽暗(2018年9月19日奈良町の秋をキノプラズマート20㎜F1.5がどっぷりと)一つの終わり



写真家吉田正さんが指導する写真教室の受講を続けて4年経ったと思います。
とうとう写真教室を卒業する日が来ました。

もとより、私が写真教室に通うこと自体が、
いわば自己矛盾に近い異常事態でした。
私はとっくの昔に、
写真家としての表現行動など無縁の人間になっていたのですから、
今更写真を勉強するもなにもあったものではない。

でも、無理を承知で写真教室に通い始めたのは、
長年続けてきた稼業から足を洗って引退したからです。
なにもやることがないというのも退屈、
幸い私が十年来私淑し、交友を続けてきた写真家の吉田正さんが
西宮で写真教室を手広く開いておられる。
じゃ、吉田さんの写真談義を聴きにいこう、
ということからでした。

期待したとおり、吉田さんの講義は楽しいものでした。
吉田さんが梅田に教室を開かれた機会に、
私も梅田に移りました。
さすが大阪です。
すでにそれぞれにその人なりの写真を撮る人たちが揃いました。
吉田正さんの講義もさらに充実し、
みなさんの写真も楽しい、
ということで、写真教室をずいぶん楽しんできました。

でも、昨年来、教室は次第に成長しはじめました。
ただの写真教室ではなく、
吉田正さんの傘下の写真家集団の一翼という色彩に染まり始めたのです。
これには参りました。
私は、ちょっと表現が奇妙ですが、
骨の髄まで写真家ではない人間です。
ただの写真趣味。
表現なんて、実のところ、写真趣味45年の間に、
ひとかけらも頭の隅をよぎったことがない人間です。
最初の最初から、私はレンズに頼りっきりの、
いわば、「撮れちゃった写真」だけ。
写真展も幾度か楽しみましたが、
これも、はっきり言って、私に関する限りは「写真展ごっこ」でした。

そんな私を見事に見抜いたのが、最初の師匠、田島謹之助さん。
落語家立川談志の「抱腹絶倒落語家列伝」は、
田島さんが談志師匠に、かつて撮り貯めた昭和の落語名人たちの写真を、
フィルムもろとも一切合切贈与したことがきっかけ。
田島さんの見事な写真がびっしり収められて、見応えがあります。
その田島さんと中国旅行で知り合って、
「よろしかったら、写真見てあげましょうか?」
これがキッカケで、いわば田島さんの写真の弟子になったのですが、
最初の頃、あきれたように、というか、あきらめたように、
こうおっしゃったことを思いだしました。

「あのねえ、※※さん、
あんたの写真、一見すると、いかにも意味ありげなんだけど、
よくよく見ると、なーんにもないんだよねえ。」

当たり前です。
私は、写真を始めてから今日まで、
写真に意味をもたせたり、
情景に何か意味を感じて撮影したり、
というようなことを一切したことがないのです。
私に限って言えば、
写真は表現ではありません。
たった一つあるとすれば、
「この瞬間、ぼくはこれに出会ってよかった、と思った」
ということ位。
そこから出発して、写真に撮ることでなにかを表したいなんて、
これっぽっちも考えたことがないのです。
「よかった! パチッ(シャッター音)」
ただこれだけ。
このときなにかを感じたことは間違いがありませんが、
そんな私の気持ちなど、写真に込めようとしていません。
ただのロボグラフィの目撃報告。
これまさに素人写真。

私はそれを隠そうとしたこともありません。
誰でも見たら一目瞭然なのですから。

現在の私の写真の撮り方にそれがはっきり現れています。
半分はノーファインダーで、
どう移るか確認もしないで、撮っています。
残りの半分は、液晶ファインダーを拡大表示して、
ピントを合わせると、シャッターを落とします。
その瞬間、液晶ファインダーは通常の表示に戻りますが、
そんなものはまったく見ていません。
そんな写真を、たとえば、ブログでは、撮影順に、トリミングなどせず、
白枠を付け、編集画面で私の一定の濃度にそろえるだけで、
ブログに順番にアップしているだけです。

それでも、かなりしっかりとした構図で撮れているように
ご覧いただけるのでしたら、
それは、私の撮影経験の長さ故であるとともに、
ロボグラフィであれ、ストリートスナップであれ、
どんなものを撮るにしても、最大限接近して撮るので、
それだけが写り、
無用なものが写ることがとても少ないからです。

水平垂直がかなり保たれているのは、
スナップであれ、ロボグラフィであれ、
カメラ、レンズは常に垂直と
調練しているからです。

私は曲がったことが大嫌いですが、
曲がった写真も大嫌いだからです。

写真家が水平垂直を動かすのは、表現意図からであって、これは別論です。
でも、単にカメラになれていないために、
水平垂直が撮れていないのに、
わざと歪めてみました、なんてしたり顔で言い訳をしますと、
心の中で「嘘付け! 下手くそ!」とつい言ってしまいます。

アマチュアが写真家から、
「これはなにを表現したかったのですか?」と尋ねられると、
「現代の孤独を象徴したかったのです」
なんてしたり顔で聞いた風な口を利くと、
やっぱり、
「嘘、嘘! 
ただ撮れただけの写真にそんなこじつけ、よしましょうね」と、
心の中でささやきます。
そして、そんな人とはお付き合いは遠慮することにしています。

というような次第で、
私としては、柄にもないことはあっさりやめにして、
一人でロボグラフィをただ撮って、ブログにただ掲載する、というシンプルで、
じゃまのはいらない境地をひたすら味わう時代が到来しました。

なんにも表現せず、
ただ私の出会いの瞬間を記録したロボグラフィたちを撮影し続け、
ブログに掲載し続けるわけです。
人はぜんぜん来ないのですが、
正確には、文書量と写真量はただならないので、
ネット検索でのヒット率はかなりあるでしょう。
でも、一見して、
「おじゃましましたあーーー、
さいなら!!!」でしょう。

かくして、私はついに写真家の世界から卒業したというわけです。
正確には、「最初から無縁だった」わけですが。
でも、写真家吉田正さんの優れた作品、豊かな人間性に接して、
人生に沢山の滋養を頂きました。
吉田正さんには感謝の気持ちで一杯です。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-21 22:52 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

2065 揚琴記念日(2018年9月10日西大寺からの帰途でパンタッカー35㎜F1.8が秋の訪れを歌った)



今日は二胡演奏家陳少林先生の揚琴伴奏レッスン日。
先生に師事して以来十数年になりますが、
その最初の最初から練習してきた2曲をまだやっています。
「良宵」
「陽関三畳」
どちらも二胡の名曲ですが、特筆すべきは、
この2曲に付けられた伴奏が秀逸なこと。
揚琴は二胡の伴奏楽器中の定番とでも言うべき位置にありますが、
それにしては、よい伴奏に恵まれていません。
「伴奏を付けてみました」風のおざなりな揚琴伴奏が多いのです。
あくまで二胡が主人公で、揚琴は単なる支えに過ぎません。
そんな中で、この2曲は正真正銘の名曲に付けられた、名伴奏曲。
つまり、二胡と揚琴ががっぷり四つに組んで、
堂々、横綱相撲をとるという感じなのです。

私は揚琴という楽器が大好きなのですが、
写真と同じで、まさに「下手の横好き」。
いくらやっても、まるでものにならない、という感じでした。
だから、上記の二曲も一向にうまく弾けないまま、
今日まで一進一退を繰り返してきたのです。

ところが、昨日、突然、揚琴が弾けるようになりました!
どうしてそう分かったのか?

コップに水道栓からポトリ、ポトリと水滴を落とすと、
それでもいつかはコップが満杯になり、縁から水が滴り落ちます。
その瞬間、分かりますね、
「落ちた!」

ご先祖の宝の蔵を開こうと、
屋敷内を探し回って見つけた鍵を手当たり次第鍵穴に差し込んで、
試し続けてきました。
もう開く日は来ないだろうなと諦めかけていたのに、
今日、突然、鍵が回りました。
「開いた!」

私の揚琴もそんな日がついに来たのです!
音が一変して、軽やかに響き始めました。
音が変わったのですから、ただちに分かります。

そして、主旋律を担当する左手が自由自在に回るようになった!
私は右利きです。
左手が自在に動いてくれません。
左手の手首を回そうと必死になればなるほど、硬直してしまい、
どうしても右の低音側が強くなってしまいます。
ところが、突然、左手が勝手に回るようになり、
軽やかに歌い始めたのです。

どうしてこんなことが起きたのか?
昨年来、親友のAKさんが作ってくれた稀代の水素吸引器、
La Fontaine-9は、市販の何十万もする水素吸引器でもかなわない高性能。
これを昨年来使い続けてきたのですが、
2ヶ月ほど前からは、背骨矯正用のストレッチポールも始めました。
1ヶ月前から、アーシングという新しい試みも開始しました。
さらに、1ヶ月前に、ストレッチはできるだけゆっくりとするように、
吉田正さんの写真教室の仲間から教えてもらいました。
これら4つの効果が20年続けてきたストレッチ体操に相乗したようです。
身体がとても軽くなり、と言うか、身体を全然意識しなくなり、
快調そのものとなりました。
そんな体調が精神をさらに清明にしてくれて、
揚琴演奏に目覚ましい効果をもたらしたのかも知れません。

2019年3月17日は、私の揚琴記念日となりました。
そんな日にふさわしい写真をアップすれば、さらにめでたいのですが、
いつも書いていますように、私の二つのブログはただの日記。
写真は撮影順に、そして、文章は最新の作文を掲載することにしています。
今回はパンタッカー35㎜F2.3の出番です。
このレンズは、どちらかと言うと、茫洋たる描写。
揚琴記念日にふさわしいとは言えませんが、
私のぼうっとした頭脳をそっくり反映してくれるレンズです。
奇しくも、陳少林先生のレッスン日の帰り道の撮影分です。
こんな偶然の合致も私の揚琴記念日を祝ってのことかも知れません。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-18 22:52 | PanTachar35/1.8 | Comments(0)

2064 秋雨(2018年9月8日スピードパンクロ28㎜F2なら雨の新大阪をほんのりと眺め)



映画用レンズと一口で言っても、
最高級の描写力を誇る超高価なレンズから、
一般愛好家でも入手できる廉価版レンズまでさまざま。
私が手に入れることができたのはすべて民生用の廉価版ばかり。
映画用レンズの一部は、大スクリーンに投影するという目的から
スティルカメラ用のレンズたちと段違いの性能で作られましたが、
民生用の廉価版はそこまでの性能ではないようです。
でも、路傍のロボグラフィたちをビビッドに浮かび上がらせて、
地味そのものの情景なのに、不思議と私の心を湧き立たせてくれます。

スピードパンクロ28㎜F2もそんなレンズの一つ。
口径は14㎜ほどしかないミニレンズですが、
廉価バージョンではあっても、
まさしく痩せても枯れてもスピードパンクロ!
そんな喜びをいつも感じさせてくれます。
どこか描写がスペシャルなのです。

私も人生に沢山の秀才たちと出会ってきました。
でも、そんなに愉快な思い出ではなく、
なにかを教えられたこともなく、
彼らの人間性など、ほとんど記憶していません。
友とするに値する独特の人間性、個性を感じなかったのです。

満遍なく諸人に受け入れてもらおうと、敵を作らず、
社会的な認知、定評を求める生き方をしてきたために、
ガッと心に刺さってくる強烈な魅力に乏しい、
そんな感じがします。

人生を重ねるにつれて、
そんな人たちとのつながりは全部切れてしまいました。
それと軌を一にするようにして、
円満で全方向的な性能の名レンズたちともおさらばしてきました。
一杯欠点はあっても、特殊な用法にしか適しなくても、
ホロゴンを頂点として、パンタッカーやスピードパンクロたちには、
汲めども尽きぬような魅力が一杯あって、
そんな私の大切な伴侶となってきました。

私は結局、この世になにも貢献することなく、
だけど、迷惑をかけることもなく、
わがまま一筋に生きようとしてきました。
その一つの現れ、実現として、
写真もひたすら自分のためにしか撮りません。

スピードパンクロ28㎜F2はその典型例。
人が見たら、いぶかしく思うでしょう。

   一体なんだろう?
   なにを意味しているんだろう?
   なんのために撮っているんだろう?

答えはシンプルです。

   あなたにとっては、なんでもないものですよ。
   なんにも意味していませんよ。
   私の記憶のためににだけ撮っていますよ。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-16 22:50 | SpeedPanchro28/2 | Comments(0)

2063 穏やかに(2018年8月27日奈良西大寺をパンタッカー40㎜F2.3がさらりと巡回)末路レンズ?



もしかすると、あらゆるクラシックレンズを知り尽くしているのでは、
そう思えるほどに桁外れのコレクターNさんに尋ねたことがあります、
「あらゆるレンズの中でベスト、と言えるのは何ですか?」
今から思えば、とても乱暴な質問ですが、
素人というものは、そんな風に格付けで仕分けをしたいものです。

でも、Nさん、びくともせず、即座に、
「アストロ・ベルリンのパンタッカーです」
さまざまな条件でさまざまなパフォーマンスを発揮するのが名レンズです。
そんな条件に合わせて、さまざまに優劣を競いあうのでしょうから、
そんな条件をさしおいて、とにかく最優秀と評されるのですから、
パンタッカーというレンズ、ただものではありませんね。
私はとても素直な人間なので、それ以来、
パンタッカーというレンズを渇仰するようになりました。

その際、そうかんがられる理由を尋ねました。
Nさんの答えはまたも簡明直截でした、
「同じ絞りの系列のレンズたちがみんな同じ描写をします」
コンピューター処理ができない昔の映画撮影では、
これは絶対的な利点だったでしょう。
Nさん、続けて、
「でも、だからこそ、カメラマンたちは使い倒しました。
今手にはいるパンタッカーのほとんどはくたびれきっています。
だから、気を付ける必要があります」

私は、だから、気を付けるようにしました。
いわゆる美品のパンタッカーは大変に高価です。
でも、くたびれきったのはかなりリーズナブルで、
私の資力でも手に入るチャンスがある!

よく考えると、ここにあるのは、
すべてのクラシックレンズに共通の鉄則。
ぼろぼろを見つけよう!
お陰で、私のレンズの95パーセントはボロレンズ。
でも、ボロであることは勲章です。
投機目的のコレクターは新同品を探します。
でも、こんな風に使われることがなく今に至ったって、
ちょっと胡散臭いと思いませんか?
逆に考えますと、
ボロレンズは歴代の持ち主が使いたくなったレンズ、
もしくは、撮影のために求めたレンズなのです。

私のパンタッカー40㎜F2.3がちょっと度はずれたボロレンズ。
鏡胴は錆びだらけ、レンズは白濁状態。
なんだか「末路レンズ」という雰囲気ですが、
そんなになっても、誰かが使っていたのでは?
そんな風に考えると、これは使いたいレンズなのです。
私は、このレンズを手に入れたことを後悔していません。
末路レンズと見えるのは外観だけ。
中身はまだ現役なのです。
ちょっとボケ始めているかな、という気配はありますが、
まあ、それは使い手も似たようなものです。




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by Sha-Sindbad | 2019-03-14 20:32 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

2063 商店街(2018年8月28日エルマー35㎜F3.5が奈良町の人たちをやさしく眺め)



ライカの広角レンズ、エルマー35㎜F3.5は、
1930年から1950年まで、なんと20年間にわたり、
約4万2500本製作されたそうです。

後継機種はズマロン35㎜F3.5です。
1946年から1960年まで14年間にわたり、
と、こちらも息の長いレンズで、
約6万本から8万本製作されたそうです。

一方、カルティエ=ブレッソンがライカを手に入れたのは、
1932年のことだそうですが、まことに異例なことに、
彼の最高傑作のかなり多くを陸続と生み出しました。
7年後には第二次世界大戦が勃発してしまいます。
ですから、彼の第一期全盛期はかなり短かったのです。

当時の傑作の多くは、35㎜か50㎜レンズによるもののようです。
1935年にヘクトール28㎜F6.3が出現していますから、
これも使ったかも知れませんが、
カルティエ=ブレッソンの初期の写真の多くは、
28㎜の画角よりは狭い感じがします。
50㎜の被写界深度よりかなり深い感じの作品もあります。
とすると、メインはおそらくエルマー50㎜F3.5だったとしても、
エルマー35㎜F3.5もかなり使ったのではないか?
そんな感じがします。

すでにかなり古い写真ですが、昨年8月の奈良町スナップは、
このエルマーを付けたソニーα7をウェストレベルで両手で持ち、
ノーファインダーで撮影したものです。
全て開放ですが、開放値が3.5もあるので、
かなりピントは来ている感じがします。

さすがにバルナック時代のライカレンズですね。
情景はとても自然な雰囲気で、人の肌が美しく再現されています。
このあたりの描写の味わいが、
カルティエ=ブレッソンの名作たちとかなり近い感じがします。
私の勝手な我田引水かもしれませんが、
こんな風に憶測してみますと、
なんだかこの古いレンズがますますいとおしく感じられます。



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by Sha-Sindbad | 2019-03-13 21:15 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

2061 穏やかな(2018年8月20日奈良西大寺をダルマック50㎜F3.5がさすらうように)長い目で



ダルメイヤーの小型レンズ、

   ダルマック50㎜F3.5

小振りのとても作りの良い映画用レンズです。
オリンパス用Cマウントアダプタを付けた改造レンズですが、
ヘリコイドリングの動きがとてもなめらかで、
古典レンズとしての風格も漂います。

では、描写力はどうでしょうか?

往年の名玉の愛好家、鑑定家の皆さんが、
レンズの描写力、表現力の底の底まで見抜かれたように、
このレンズはこうだ、あのレンズはダメ、と言う風に、
権威に満ちた発言をされるのに出会うと、
私はいつも、そんなものかなあ、そこまで見透せるものかなあ、
と、かなり懸念してしまいます。

古代レンズの多くが手磨きのためでしょうか、
一個のレンズの表現力はそのレンズ限りの特質、
そう考えた方がよいという体験をかなりしてきました。
そのうえ、戦後の名レンズについても言えることですが、
撮影者の表現力、写真の才能、特殊条件等が結果をかなり左右します。
甲が「ああだ!」と断定しても、乙が撮ると、まるで違う、
そんなことがかなりあるように思われます。

愛する伴侶のことを思い出しましょう。
出会いの頃、結婚前、新婚時、その後の各時代、
とくに子供が生まれたりして、生活条件が目まぐるしく変転しますと、
配偶者も自分もどんどん変って行くものです。
レンズと使用者の関係もダイナミックに変転していくものです。

そんな風に体験してきますと、人間に接するときと同様、
名レンズたちとの関係も、長いタイムスパンで、ダイナミックに変転し、
断定的に最終評価を下すのはとても無理、そうお考えになるのがよい。

言い換えると、どんな名レンズであっても、
長い付き合いの間に、さまざまな変容を見せてくれるものであり、
当該レンズを本当に活かしたいと念願するなら、
レンズにそのときの条件で思いっきり歌ってもらえるように、
その場その場での手厚い処遇を忘れてはならない、
ということではないでしょうか?

今回のダルマック写真を眺め返してみると、
私自身、このときはそんな温かい気持ちを忘れていてのでは?
ダルマックはもう少しあたたかに歌えたのではないかな?
そんな感じがします。



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by Sha-Sindbad | 2019-03-10 21:31 | Dalmac50/3.5 | Comments(0)