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レンズ千夜一夜

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2008 老木人(2018年1月29日キネタール38㎜F1.8ユニバーサルシティで怪人たちと格闘)


随分前のことです。
私は山辺の道が大好きで、よく通いました。
その中間にある長岳寺の参道に入ったあたりに、
切り通しのようになった場所がありました。

右手の高さ2m弱の土手の斜面が雨などに崩されたようで、
斜面が深くえぐれたようになっていて、
土手の上に立ち上がる松の根っこが露出していました。
参拝者が曲がりくねった根っこに絶えず触れてきたようで、
完全にツルツルに滑らかになってしまい、
まるでヴィーナスのような肢体が舞うような姿でした。
そして、ヴィーナスの足下に、黒々とした別の根っこが顔を出し、
まるでサチュルヌスが地中から浮かび上がるような姿でした。

行く度に撮ったのですが、丁度撮影し終わったとき、
年配のアマチュアカメラマンが三脚を抱えて来かかりました。
私、思わず呼び止めて、
「この根っこ、まるでヴィーナスのようではありませんか?」
余計なことを言ったものです。
その男性、じっと見つめた末に、一言、
「いや、見えませんね。根っこですね」
そして、さっさと立ち去ってしまいました。
この方にとって、根っこは根っこ、というわけでした。

今回は、JRユニバーサルシティ駅近く、線路沿いのマンションで、
付虹先生の揚琴レッスンを受けた後、
駅に向かうプロムナードで撮りました。
道沿いの緑の中に朽ち木が何カ所も設置されて、
往路と復路で、同じ朽ち木が違った顔を見せてくれたりして、
眼を楽しませてくれます。
いつも撮ります。

おそらく長岳寺で出会った風景写真家は、
私の写真を撮っても、一言、切って捨てるでしょうね、
「朽ち木ですね。
そんなもの撮って、なにになりますかねえ?」

今回はテーラーホブソンの映画用レンズ、
キネタール37.5mmF1.8で撮りました。
スピードパンクロの後継機種、弟分のようです。
兄貴のスピードパンクロよりも切れ味がよいようです。
人間でも、兄弟では、たいてい、弟の方が頭のキレがよいですね。
私は兄でした。

テーラーホブソン家の末っ子キネタール。
ソニーα7に付けました。
四隅が少しけられますが、中心部で勝負する人間です。
ちっとも気になりません。
今回も快刀乱麻的な描写を見せてくれました。
兄貴の魔術性がその分稀薄になっているのですが、
このあたりは時代の要請、映像芸術の路線の変化、
レンズの適材適所の役割分担にもつながるのでしょう。
それでも、私には十分メタモルフォーゼを見せてくれるレンズ、
そんな感じがして、大好きですね。
私にとっては、映画用レンズの魅力に眼を開いてくれた草分け。
今回も、存分に魅力を発揮してくれた感じがします。




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by Sha-Sindbad | 2018-08-29 17:31 | CookeCinema25/3.5 | Comments(0)

2007 下町アート(2018年1月18日ヒストリオダゴナール40mmF6.3大阪加美の人形に魅せられ)


今回は、宮崎貞安さんの最新レンズの試写の残りです。

ヒストリオダゴナール40mmF6.3

レンズ黎明期にツァイスのプロターと双璧を歌われた名玉、
それがこのレンズです。
私にはその程度の知識しかないので、
ウィキペディアを引用させていただきます。

  「ダゴール(Dagor )はドイツのカメラメーカー、
  ゲルツが製造していたカメラのレンズ。アナスチグマート。
  設計者はエミール・フォン・フーフ。
  ピントが鋭くまた内面反射が少なくコントラストが高いため、
  このレンズで撮影した写真は一目で分かると言われていた。
   2群6枚構成でゲルツを代表する名レンズとして知られ、
  ジェームズ・A・シンクレアなどイギリス製カメラにも
  多数が取り付けられるなど、
  同時代のライバルだったカール・ツァイスのプロター以上に
  広く使用されていた。」

宮崎貞安さんのダゴナール40mmをかなり試写しましたが、
これまで見たダゴール作品の雰囲気を良く再現している、
そんな感じがします。
高コントラストで、立体感のある描写。

大阪平野区のJR加美駅付近を撮影しました。
行きつけの喫茶店のご主人はかなり優れた人形作家です。
生き生きとした表情に心が温かくなります。
実は、ガラス棚のお人形さん、
私の妻の若い頃にそっくりなのです。
ただし、妻の方がもっと日本的で美しいのですが。
「じゃ、この人形欲しいんじゃない?」
ここだけの話ですが、
お姫様は一家に一人で十分ですね。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-25 23:06 | HistrioDagonar40/6.3 | Comments(0)

2006 お忍びで(2017年12月19日ペンタック38㎜F2.9が大阪加美の下町巡り)


ペンタック38㎜F2.9
ちっとも有名でないダルメイヤーの映画用レンズの、
Mマウント改造版ですが、
形と言い、描写性と言い、いかにも古風!
大いに気に入っています。

同じ38㎜にはコンタックスT2作り付けの、
ゾナー38㎜F2.8がありますが、
ゾナーの方が遙かに立派な描写力を持っています。
私にとっては一時最愛のレンズで、
私に生涯最高の作品を1枚プレゼントしてくれたレンズでしたが、
それなのに、本ブログでは、たった2つの記事。

一方、ダルメイヤーの38㎜と来ますと、既に25個の記事。
圧倒的に優位に立っています?
なぜ?
それは、実に簡単なことです。
ダルメイヤーのレンズの方がずっと地味だからです。
レンズ本体の姿も地味なら、描写も地味です。

現代は光彩陸離、ときには絢爛豪華な描写が氾濫しています。
作家は、どうだい、独創的だろう?
かつての大写真家たちの名作、傑作なんて、
我が輩の足下にも寄れまいて、という感じです。
でも、これすべて作家の独創によるものではなくて、
カメラ会社がカメラに、現像ソフトに付与した味付け。
この皇帝の紫衣風の加工を取り除いたら、
写真作品としての意味も重みも芸術性もなんにも残らない、
ただの素人写真というのでは、本末転倒ではありませんか?

ペンタック38㎜F2.9の描写は地味そのものです。
ソニーα7もレンズの描写性をかなり尊重している感じで、
ペンタックの穏やかな味わいを損なわない、という感じがします。




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by Sha-Sindbad | 2018-08-24 22:25 | Pentac38/2.9 | Comments(0)

2005 静かな町(2017年12月15日ズマール50㎜F2が大阪加美の下町巡り)


「人生は選択である」
そう、よく言いますね。
でも、いつもいつも、
「あれか、これか」
「Yes or No? 」
じゃ、味気ないですね。

人生、
「あれも、これも」
「Yes and No 」
「Yes Yes and Yes!」
があってもいいじゃないですか?

私も昔はいっぱし写真家気取りで、
たえず、「あれか、これか」をやっていました。
でも、あるとき、何年か前に撮った写真のことが閃きました、
「そう言えば、あのとき、大好きな写真、撮ったぞ!」
ポジのケースを全部ひっくり返しましたが、
ついに見つかりませんでした。
「Yes or No? 」と颯爽とやっている間に、
ゴミ箱にポイしちゃったのです。
今考えますと、胸が締め付けられそうになります。
自分の人生をそうやって忘却の彼方に捨て去ってきたんだ!

今では、全部保存しています。
それでも、ブログ開始当初は、写真ブログらしく、
わずかな写真を選択して掲載していました。
最初の1年ほどは、人に見せるつもりでやっていたのです。
でも、ある日、気づきました。
私自身、自分の写真を観て、なんにも感じない。
写真作品として撮っていないのに、写真作品風に装っても、
もともとなんにも訴えるものを持っていないロボグラフィが
なにかを人に訴えかけはじめる、なんて起こりっこないですね。

そこで、ブログのコンセプトを変更しました。
「写真ブログ」から「写真倉庫ブログ」に、
「公開ブログ」から「純然たる日記」に!

自分の人生がどこまで続くか、分かりません。
近ごろ、南海トラフのことがよく話題になっています。
調べてみますと、私の居住するのは奈良盆地の東の山沿い。
奈良盆地の断層帯はどうやら奈良町あたりの中心部を
まっすぐ南北に縦断する形で盆地全体を貫いています。
南海トラフでは、日本列島の中心部全部が大地震となり、
太平洋沿岸を1分も経たずして、10から20mの大津波が襲う、
という全国規模の大災害となるのだそうです。
おい、おい、おい.....

火山活動も活発化しています。
世界中で噴火のニュースが頻発しています。
先月、英国・マンチェスター大学の教授(天体物理学)が
「世界で最も危険な火山10」を選定したのだそうです。
(https://www.excite.co.jp/News/odd/Tocana_201512_1_4.html)
100年以内に噴火の恐れがあり、
かつ破局的噴火となる可能性がある火山という基準だそうです。
我が国の火山が上位を占めています。

    1位:硫黄島(東京都小笠原村)
     2位:アポヤケ山(ニカラグア)
     3位:フレグレイ平野(イタリア)
     4位:阿蘇山(熊本県)

硫黄島が噴火したとき、日本列島にどんな災厄をもたらすか?
私には分かりませんが、かなり大変なことになりそうです。
阿蘇山が噴火したときは、
噴火の状態によっては日本列島が壊滅するおそれがあります。

つまり、地球にとって一番危険な時期に入ったのかもしれない。
そんなクライシスがかなりの間隔で地上の生命に襲いかかり、
地球上の種を壊滅寸前に追い込んだ過去の危機のうち、
少なくとも2回は上記と似たような天災地変が原因でした。
あるサイトによれば、
「今日、多くの科学者が地球上の生物がほとんど死滅してしまうような、
第六の大規模絶滅の瀬戸際にきていると信じている。
その説を裏づけるような7つの兆候が海外サイトに考察されていた。
これから200万年もしないうちに、75%以上の生物が
死に絶えてしまう大規模絶滅が起こる可能性は高いという。」
「200万年もしないうちに」とありますと、
大抵の人の反応は「じゃ、まだまだだ、一安心」でしょう。
でも、その本当の意味は「今この瞬間から200万年後までのいつか」
なのですから、次の瞬間に起こっても不思議はないのです。

というわけで、人類絶滅までに、
なんとか撮った写真を全部ブログに収録したい、
という気持ちになりました。

今回は、ソニーα7にズマール50mmF2を付けました。
主にJR加美駅の南側路地で撮ったロボグラフィ。
さすがにズマールです。

以前から幾度も書いていることですが、
同じ場所で同じものを撮ったショットを幾枚も重ねています。
しつこい人だなあ、
選ぶことができない人だなあ、
そんな批判を浴びそうです。
でも、この批判は的外れです。
私は、傑作写真を見せようとしているのではありません。
私の足跡、ロボグラフィたちとの出会いの記録を止めたいだけ。

あなたは、男性として、狭い路地をあるいているときに、
向こうから、とても魅力的な女性がやってきたら、
たった一目見たら、眼をそらしますか?
そらしませんね。
女性だって、同じでしょう。

私のロボグラフィたちとの出会いがそれです。
シャッターを落とす回数が賛美の度合いを示します。
「なんでこんなものに魅力を感じるの?」
と、疑問に思われるのは、あなたの自由。
私だって、お答えしかねます。
そんな理由を冷静に列挙できるとしたら、
あなたは本気で魅力を感じていないのですから。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-22 16:45 | Sumar50/2 | Comments(0)

2004 冬枯れどきに(2017年12月13日トポゴン25㎜F4なら奈良町が我が街に)


昨夜調べました。

人口推計(平成28年10月1日現在)

65歳以上人口の割合は上昇が続き,初めて27%を超えたのだそうです。

3人にほぼ1人が老人、という、立派な老人国となってしまいました。


奈良市は、都会と比較しますと、上記の割合はさらに大きいでしょう。

市内のバスに乗っていますと、子供たちの移動時間帯を除けば、

たいてい老人だけ。

交友関係もそれだけ狭くなりつつあるでしょう。

日本人の場合、在職中は、交際範囲も執務関連が大半を占めるようです。

とくに会社員の場合、全生活を会社に捧げるという風潮が今もあるようです。

退職すると、なんらかの趣味を通じて交際を広げない限り、

交際範囲は激減する方が多いのではないでしょうか?


狭い地域社会ですから、さまざまな場所で出会う高齢者たちと、

度々すれ違うことがあります。

かなりの時間を置いて出会うせいでしょう、

まさにコマ落としの状態で観察することを忘れてはなりませんが、

なんだか急速に衰える方がかなりおいでになります。


私は長年、人間の真贋、言葉の虚実を見極めつつ、

いわば、人間の、言葉の、種々の文書の真贋を鑑定する、

といった性質の仕事をしてきました。

そんなとき、いつものしかかってくる本質的な問いは、

「この人の人間性に、言動に、真実があるのか?」

そんなとき、決め手になるのはいつも、眼でした。

かすかな眼の光の閃きが隠された本心を露呈し、

その真偽を裏付けてくれる、そんな瞬間を幾度も経験しました。


こんな習癖は日常生活でも役立ちます。

退職老人たちに出会うたびに、瞳をまず見つめてしまいます。

知恵の閃き、幸せな人生への感謝、期待に満ちた眼差し、

そんな感触を体験することはまずありません。

倦怠、いらだち、失望、迷い、無気力、

そして、ときには、無反応。

長年仕事で培って来た人生観、生き方、ノウハウ等が、

退職後の人生にちっとも訳にたたないのだけど、

自分を新しい人生にふさわしい生き方に修正する気になれず、

行き場を失い、誇り、矜持をずるずると失いつつある自分に気づいて、

途方にくれているのかも知れません。


解決策は一つしかありません。

職業人生、過去の地位、名声、評判、仕事への取り組み方、姿勢、

そんなものをすべて振り捨て、忘れましょう。

これからの人生の重し、障害物、妨害にしかならないからです。

これからどう生きたいか、自分で決めましょう。

過去を懐かしみ、現在を厭い、将来に絶望しながら、死を待つか?

それとも、これからの人生を自分の本来の人生であると確信して、

新たな目標を定めて、それに向かって準備し、計画し、

着々と地歩を固めつつ、新たな自分を築き上げて行くか?


元気に長生きすればするほど、

平均寿命を超えて長生きする確率が高まります。

つまり、逆説的ですが、長生きすればするほど、

自分の新たな最盛期の期間は伸び続けるのです。

人生のどんな時期にも当てはまることが一つあります。

「新しさを失ったらおしまいだ」

「いつになっても、新しいことができる」


90過ぎて、元気一杯、

70程度にしか見えない人物に会ったことがあります。

彼は、谷一つ超えた向こうの丘の老人施設に、

自分の足で下り上って日参して、

ストレッチのインストラクターを務めておられました。

彼が保証してくれました、

「心と体は90過ぎても鍛えることができます」

私はそれは真実であり、私もできると確信しています。

でも、そのためにはそれだけの努力をたゆまず続け、

体と精神力を鍛える必要があります。

お互い、がんばりましょう。




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by Sha-Sindbad | 2018-08-19 11:54 | Topogon25/4 | Comments(0)

2003 なんでもない町(2017年12月2日スピードパンクロ28㎜F2は新大阪駅界隈をお忍びで)


新大阪駅南界隈、なんにもない町、と言ってもよいでしょう。
元々、田園地帯でした。
1970年世界万国博が開催されたとき、
その玄関口になる新大阪駅周辺が突如地上げの修羅場となり、
多くの農家がにわか億万長者となりました。
私の父は吹田が出身地でした。
お墓がまだあり、お寺も同族が代々住職。
私より3つ年下の前住職がこう言って、笑いました、

   「みなさん、億というお金に大きな税金がかかってくる。
   なんとか経費を計上して、節税したい。
   それなのに、お金の使い方なんか知りません。
   結局、お金に狂ったようになって、
   北新地で遊び回って、お金を使いました。
   みなさん、ゾンビのような顔になっていましたよ」

そんな地上げの果てに、新大阪周辺は新幹線の駅を中心に、
オフィス街と住宅街が雨後のタケノコのように出現しました。
歴史がないので、なんの変哲もない新興住宅地だったのですが、
それから半世紀経って、古びた住宅地に変りましたが、
依然、なんの変哲もない点は変りません。
半世紀程度では、歴史は積み重ねられないのでしょう。

私はそのど真ん中のココプラザの貸し音楽室に通っています。
劉継紅先生の二胡教室。
その世話役のお手伝いをしていますので、
午前から午後にかけてかなり空き時間を過ごすことになります。
そんな空き時間を利用して、近所を徘徊して、撮影します。
写真家が喜ぶようなフォトジェニックな場所などありません。
写真家はフォトジェニックなシーンを求めて東奔西走し、
眼前に展開する美のページェントとも言うべき光景を撮影します。
私は40数年前、写真を始めて以来、思えば、
あまりそんな撮り方をしなかったようです。

なんでもない街のなんでもない片隅で、なんでもない写真を撮る。
すると、なんだか面白い。
でも、人は、面白いとは感じない。
そのギャップがいつも私には愉快でした。
というのは、写真はいつも私の心を解放してくれました。
人を喜ばせたり、感嘆させたり、なんてことは論外でした。
多忙な職業生活の息抜き、リラックスが写真の効用でした。
人との競争、名声なんて、無用な重荷となるだけ。
そこで、ことさらに、人が撮らないような日常的光景を楽しむ、
そんな平凡な写真人生にますます傾斜していったようです。

新大阪駅界隈は、そんな私には格好の猟場。
なんにもないけど、とにかくシャッターを押す、
そして、あとはレンズにお任せ。
今回は、リコーGXRにスピードパンクロ28㎜F2を付け、
42㎜レンズとして使いました。
平凡な住宅街が思い出の光景に変る、
そんなマジックをみせてくれるのが、
このレンズの強みです。
でも、そんな変身は何の意味もありません。
ただの一人遊び。
でも、楽しませてもらっています。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-17 21:29 | SpeedPanchro28/2 | Comments(6)

2002 裏町(2017年12月6日スーパーアンギュロン21㎜F3.4やはり同じレンズ)2 超接近視線



フォクトレンダーのヘリコイドリング付きMマウントアダプタ、
これが私の写真をかなり変えた、私はそう信じています。
ホロゴン、ビオゴン、スーパーアンギュロン等々、
稀代の名超広角レンズたちをマクロとしても使えるようになった!
ロボグラフィは微視的な写真です。
私という人間のスケールにぴったり合った超接近視線。
これらの超広角レンズの愛好家は多いでしょう。
とくにかなり多数の写真家がスーパーアンギュロンの使い手です。
でも、そんな方でも、上記のアダプタの存在、効用を知らないと、
超接近ロボグラフィたちを見ても、
これがスーパーアンギュロン21㎜F3.4の写真だ、などとは、
とても想像できないだろう、そんな感じがします。

こうした超広角レンズのマクロは、
本来のマクロレンズたちと一線を画した描写性を示します。
被写界深度がとても深いからです。
厚みのあるロボグラフィたちが立ち上がる、そんな感じ。
こうしてますます究極のプライベート写真を集積していく。
私の人生はこんな風に片隅に視線を注ぎながら、流れていく。
これもまた、人生。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-16 11:10 | SuperAngulon21/3.4 | Comments(0)

2002 裏町(2017年12月6日スーパーアンギュロン21㎜F3.4やはり同じレンズ)1 出産間近


私の4番目の孫が生まれた産婦人科医院での撮影から始まる、
奈良の裏町ロボグラフィです。
相変わらずの路傍写真。
スーパーアンギュロン21㎜F3.4のドラマチックな表現力のお陰で、
私にとっては、裏町行脚の記憶を生き生き蘇らせてくれます。
普通ならさっさと忘却の彼方に去ってしまう散歩の一部始終を、
ドラマチックな風合いを加味して思い出させてくれるのですから、
やっぱりこれは良いレンズです。

今、韓流ドラマ「ハッピートゥギャザー」を楽しんでいます。
DVDの紹介文をお借りしましょう。
『美しき日々』のイ・ビョンホン、『夏の香り』のソン・スンホン、
『猟奇的な彼女』のチョン・ジヒョンとチャ・テヒョン……。
今や押しも押されぬ人気の韓流スターたちが、
夢の競演を果たしていた1999年放送のTVドラマが本作品だ。
離ればなれになっていた5人の異父兄弟・姉妹が、
ひょんなことから再会。反発を繰り返しながら、
互いの絆を確かめ合っていく様を描いた、
心温まるファミリードラマとなっている。

チェ・ジウさんの「冬のソナタ」を見つけたのが2007年。
ブログを始めたのが2008年。
それ以来、韓流ドラマを毎夜観るのをやめたことはありません。
ブログも最初は日に幾度もアップしていましたが、
今は2日に1回程度に落ち着いています。
でも、やめません。
音楽と写真とドラマは私の生活の柱。
ロボグラフィと韓流ドラマの両輪で走ってきたようなものです。

もっとも、日本もそうなのでしょうけど、
韓流ドラマもかなり変質してきました。
韓国社会の現代化とともに、社会もドラマも洗練されてきた感じ。
でも、私は、社会も写真も音楽もドラマも泥臭いのが好きです。
たとえば、私は自分の服装に気を配ったことがありません。
外に出て恥ずかしくないのであれば、人がどう見ようが気にならない。
生活も写真も同じスタンスで生きてきました。
韓流ドラマの変質は、そんな私にはかなりこたえています。
どんどんと洗練され、スマートになっていくのですから、やっかい。
泥臭いのが私の好みなのですから。
そんなところへ、久しぶりに古いドラマを見たわけです。

「ハッピートゥギャザー」
古き良き時代の美しい人間関係、人情がまともに私の心を打ちます。
上記の紹介文には漏れているヒロイン、美人女優のキム・ハヌルは
かつて野球選手で今は審判を務める男の娘です。
ソン・スンホン演じる男性主人公の検事をを愛しているのですが、
同僚検事(これが又、ハン・ゴウンという美人スターの駆け出し当時)
に奪われそうになり、半ば諦めて、携帯電話をオフにしています。
父はこれに気づいて、以下のように諭します。
「電話を入れておきなさい。
強打者はいつどんなときでも逃げられない。
負けていても、不利な状況でも、最後の一振りまで全力を尽くす。
それがプロだ。
だから、後悔しない。
それでいい。
どんなにがんばろうとも、勝つときは勝ち、負けるときは負ける。
だが、後悔してはならないんだよ」

韓流ドラマにはこんな味のあるセリフがよく出てきます。
どうやら有言実行の社会のようです。
人間たちが真っ向からぶつかり合い、その理由がはっきり分かります。
ゲーテ流のビルドゥングスロマンが根幹にあります。
だから、たいていのドラマは紆余曲折、波瀾万丈の果てに、
主人公たちは苦しみを乗り越えて一段と優れた人間となり、
それぞれに幸せな結末の大団円を迎えます。
現実で人間の醜い面をめったやたらに見てきた人間にとって、
とても満足すべきうれしい収め方です。
単純と言えば単純ですが、深い知恵と愛に出会うことができます。
「ハッピートゥギャザー」は私が求める韓流ドラマの典型。
こんなドラマが100話以上集まってしまいました。
当分、現代ドラマは敬遠して、古いドラマを楽しむことにします。

そして、ロボグラフィはどこまでも泥臭い路傍風景。
なにもかも泥臭い人生になってしまいそうですが、
上記のドラマのおとうさんが言うように、
「後悔しない」人生になれば、いいじゃありませんか?




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by Sha-Sindbad | 2018-08-09 23:36 | SuperAngulon21/3.4 | Comments(0)

2001 西大寺と奈良町(2017年12月4日スーパーアンギュロン21㎜F3.4はあたたかに)2 わが町


2000回記念の後には、
一旦中断したスーパーアンギュロン21㎜F3.4後編を続けましょう。

写真界におけるカリスマ性、人気、いずれをとっても、
スーパーアンギュロン21㎜F3.4はホロゴンを凌駕していたようです。
ホロゴンをメインレンズとした写真家など皆無ですが、
スーパーアンギュロン21㎜F3.4にはかなりあるようです。

もっとも有名な写真家はジャンルー・シーフでしょうか?
ファッション写真に超広角レンズのパースペクティブを活用しました。
スーパーアンギュロン21㎜F3.4特有のカリスマ的な描写、
深遠な広がりを見せるパースペクティブはホロゴンほど極端ではないので、
中央の主人公を引き立てる見事な舞台、見せ場を作ってくれます。

でも、私はホロゴンにせよ、スーパーアンギュロン21㎜F3.4にせよ、
広角特有の広大なパースペクティブを活用したいとは思いません。
超広角レンズの特質は広く撮れることではなくて、深く撮れること、
そんな風に考えていることもありますが、
カリスマレンズには申し訳ありませんが、
私ははなから路傍のロボグラフィしか撮らないのですから、
超近接で撮るとき、被写界深度の深さが役に立つことが狙い目。
そんな撮り方をする私にとって、
カリスマレンズが得意とする写真的効果は、むしろ邪魔。
そんな感じさえします。
これを防ぐために、水平垂直を心がけています。
いわば、超広角レンズであることを気づかせない、
そんな撮り方をしたいからです。
こんな撮り方をする私にとっては、
超広角は出会ったものをそっくり記録できる速攻レンズ、
ということになりそうです。

陳少林先生の揚琴伴奏レッスンの帰りと奈良町、
いつもの道、いつもの撮り方だけど、
レンズが変わると、見えるものが違ってきます。
飽きませんね。

愛する妻を見飽きたと言う人は居ませんね。
私は自分が元気で闊歩できる自分の町を愛します。
なぜ?
自分の町を愛さないと、生きてる意味が半減するから。
30年を超えると、まさに「我が町」。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-06 18:29 | SuperAngulon21/3.4 | Comments(0)

2000 寒風(2018年1月15日ホロゴン15㎜F8Uがバス道、西大寺の道すがら) 号外!!  


本ブログ、「レンズ千夜一夜」もついに2000夜目を迎えました。
初めは名前のとおり、千夜で終わりにするつもりでした。
でも、当時まだレンズをぼちぼち手に入れていたうえ、
性質上、ただレンズをとっかえひっかえ使うだけですから、
ブログと撮影が二人三脚でとても気楽に続けられる感じ。
それじゃ、当分続けてみるか、という気分になったわけですが、
引退してみると、事情が変わりました。

第二の人生が高遠、広大なる視野を私に開いたのです。
これからが、私による私のためだけの本当の人生なのだ!
仕事と言える仕事は、子供たち(猫ですが)の世話と、家事だけ。
規則正しく継続することで人生に生き甲斐を見いだせる、
そんなものを幾つも見つけることが必要になりました。
幸い、写真と音楽が2本柱となってくれました。
音楽の方は揚琴、リコーダー、二胡、そしてハーモニカと、
柱が一杯ありますが、
写真の方はやはりホロゴンウルトラワイドから抜き出して、
ライカMマウントとなったホロゴン15㎜F8Uが大黒柱です。

持ったときの気分が違います。
どんな方にもそんなものがあるでしょう。
これがあれば、何もいらない。
これがあれば、空も飛べる!
これは冗談、と言いたいところですが、
ホロゴンウルトラワイドの時代、
「飛び込み自殺型撮影法」を盛んにやっていました。
地面を撮りたい。
でも、普通に下に構えて撮ると、
両下すみに立派に両足が写ります。
そこで、両足をできるだけ開いて、ホロゴンを両手で突き出し、
前方にゆっくりと倒れ込み、
ホロゴンウルトラワイドが両足を写さないあたりまで来たら、
シャッターを切り、次の瞬間、両足を前に飛ばして、
転倒寸前の体を支える。
一瞬ですが、水平に飛んでいました。

不思議に、ソニーα7に付けると、
そんな苦労が不要になってしまいました。
ホールドする両手指がカメラボディの前面よりも前に出ていても、
写りません。
だから、水平地面も両足を開いただけで撮れるようになりました。
私にとっては、魅惑のホロゴンワールドへの魔法の窓。

ただし、手に入れて最初の10年でしっかり悟りました。
ホロゴンの描写を喜ぶ人はほとんどいません。
写真家が誰一人常用メインレンズにしなかったのも当然。
他のレンズと同じ距離、スタンスで撮ると、
四隅に向かって膨張するだだっぴろい光景ばっかり。
ちょっと曲げると、画像は歪んでしまう。
ホロゴンの撮り方はただ一つ、被写体に、1m以内で、
できれば50㎝前後に肉迫して、水平垂直に撮る、
これだけです。

いきおいノーファインダー撮影しかありません。
そんな撮り方、誰もしたくないようです。
なぜ?
作画ができないので、自分の作品を創造できません。
あなた任せ、ホロゴン任せで撮ってもらう写真だけ。
というわけで、写真家の使用に耐えず、
私のようなど素人向きのレンズだったわけです。

すでに出会ってから20年近くなりますが、
20年変わりなく、
ホロゴン様から写真をプレゼントしていただいて、
常に新鮮な驚き、衝撃をエンジョイするだけ。



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by Sha-Sindbad | 2018-08-04 16:19 | Hologon15/8U | Comments(0)