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レンズ千夜一夜

カテゴリ:Orion28/6( 19 )

2072 駅周り(2018年11月15日阪神今津駅界隈をオリオン28㎜F6片手に徘徊)上流階級



私は、職業生活では、大阪、神戸、京都と、
関西中心で仕事をすることができました。
決して東京には参りませんでした。
私は、いつか別ブログで書いたことですが、
思春期に奈良なら大阪に転居した際、
柔軟な適応力を欠いた性格上、どうしても大阪弁に切り替えられず、
両親の標準語風イントネーションに収まってしまったのですが、
基本的には大阪人的性格だけはちゃんと身につけて生きてきました。
大阪人の特質は、基本的には、民主的でインターナショナルで、
どんな人にも、たとえ外国人にも同じ態度で接することにあります。
いつも冗談まじりで、けっして人の上に出ようとしません。
きっとお高くとまっている人だっているのでしょうけど、
私は出会ったことがありません。

神戸人はとても当たりが柔らかで、開明的と言ってよさそうです。
でも、庶民は別として、教育、財産がある層には距離を感じます。
上流なんだけど、下々にも温かく接してあげよう、
という気配を感じさせられることがあって、
温かいんだけど、その実、心は開いていない、内実は閉鎖的、
という人によく出会うのです。
私は、職業的には人をリードする仕事を生涯してきましたが、
心根は徹底的に庶民の大阪人なので、そんな気配にカチンときてしまう。
お陰で、どうも、どこか馴染めない思いをしてきました。
私がほとんど兵庫県を撮影しないのもそのせいかもしれません。

一方、生まれついての京都人や、自分は京都人なのだと見て欲しい人は、
徹底的に閉鎖的で、お高くとまって、よそ者には慇懃無礼に門前払い、
という感じで、まして大阪流の冗談などまったく通じません。
京都という町は好きなので、よく撮影しますが、京都人は撮りません。

ここまで書いて、ふっと考えました、
なんで、こんなことを書いているんだろう?
そうでした。
阪神今津駅界隈を撮ったときの気持ちを思い出したからです。
オリオン28㎜F6を付けていたのですから、
こんなときは、置きピンのパンフォーカス撮影が原則です。
大阪の下町なら、行き交う人をバンバン遠慮なく撮らせてもらいます。
今津駅界隈は、大阪の下町と違い、雑踏がありません。
でも、大阪と変りがありません。
どこに行っても、下町の人は活き活きと自然体。

私はこう感じます。
日本中どこに行っても、地で生きている日本人は、
みんな同じ。
でも、階層が上がるにつれて、二重、三重の社会生活。
地を隠して、仮面を被らなければなりません。

私の友人が芦屋の六麓荘に住んでいたときのこと。
駅まで下り坂です。
歩いていると、後ろから高級車がすっと近づき、
「お乗りになりませんか?」
と、しとやかな言葉。
近所の奥様です。
喜んで、同乗させてもらいました。
上品に会話を楽しみながら、
しばらく下って行くと、四つ辻にかかりました。
交差道路からさっと車が走り込みました。
おそらく一時停止すべきだったのです。
その瞬間、運転席の奥様がわめきました。
聞くに堪えないほどの下品な罵声だったのです。
友人は震え上がってしまったそうです。

そうです、油断です。
お上品な奥様のたたずまいの裏に、
彼女の本来の地が潜んでいたのです。

私は、そんな罵り文句など使ったことがありません。
両親も周囲も終始そんなセリフを使わない環境だったようです。
妻もそうです。
でも、富裕層にはかなり多くのにわか成金がいます。
そんな層の家庭では、どうやら一皮剥いたら、
つい地が現れてしまうことがあるのでしょう。
なぜ?
二重、三重の生活構造に無理があり、緊張感が潜むからでしょう。
現在の地位にふさわしくない処遇を受けたとき、
こんな罵り声をあげてしまうのでしょう。

自分の生活環境にしっくりと収まっている人は、
罵ったりする必要がありません。
下町では罵り声など必要がありません。
みなさん、自分の環境にしっくり落ち着いているから、
フォトジェニックなシーンにしっくり収まります。
オリオンはすべて腰だめで歩きながら撮りますから、
どなたも自然な姿をそのままプレゼントしてくれます。

このレンズ、ロシアンレンズの白眉の一本、
28㎜はこれ一本で十分じゃないかな?
使う度に、そう感じ入ってしまいます。




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by Sha-Sindbad | 2019-04-10 11:16 | Orion28/6 | Comments(0)

1744 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)3-完-




オリオン28㎜F6による大阪の下町、阿波座ロボグラフィ集。
と言っても、シリーズ全3回中、阿波座のシーンは今回の後半だけ。
まさに旅の途中ばかりのロボグラフィでした。

全写真、多くの人の眼には、「だから、どうだって言うの?」程度。
でも、それがロボグラフィですね。
颯爽たるロボグラフィ、
すべてを一言で言い尽くすロボグラフィ、
なんてものは完全な言辞矛盾。
男子校で美少女を捜すようなことはやめましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-02-27 23:25 | Orion28/6 | Comments(0)

1743 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)2 まだ野田で


阿波座駅のウィキペディアをコピペしましょう。

「大阪府大阪市西区西本町三丁目1-23にある大阪市営地下鉄の駅。
中央大通と新なにわ筋の交差点に位置する。
駅名の由来は、かつて当駅付近に存在した遊郭、
並びにさらに古代に所在した四国方面との海上貿易拠点「阿波座」」

生涯妻以外の女性に恋心すら抱いたことのない私ですから、
遊郭という遊郭は無縁中の無縁。
それなのに、国内国外、至るところで、遊郭エリアを通りました。
気がついたら、そのまっただ中を通っていたと分かったアムステルダム、
というような現役ばりばりのエリアもありましたが、
はっきり言って、私の理解を遥かに超えていました。
というか、遥かに心を沈み込ませるなにかが私の心を沈ませました。

ご自分の生活か心の底になにか言いしれぬ淀みを潜めている人か、
心をからりと身体から切り離せる人しか入り込めないエリア、
そんな感じでした。
でも、どちらで同じ、私が感じることは、
「かわいそうになあ.......... 人生に大きな喜びを感じながら生きていたら、
こんなところに来ることはないのになあ............」
女性たちについては、同情の言葉もありませんが、
近頃、美女が手っ取り早く大金を稼げる職場になっていると聴いて、
愕然。
自分がどんな魂の泥沼に足を入れようとしているのか、分かっていない。
遊郭エリアを通ると、こんなことが私の心の中を荒れ野にするので、
珍しい光景を観察しようとか、あわよくば写真にとってやろう、なんて、
ひとかけらも心に浮かびませんでした。

ところが、大阪の阿波座にはそんな昔の名残は残されていないのか、
区画整理された新しい下町をまっすぐの道路が区分して、
実にあっけらかんとしたニューシティでした。
でも、新興住宅地ではないので、ちゃんと生活史が刻み込まれつつあります。
どんな町でも、ロボグラフィ一杯、それが私の経験。
新興住宅地はいけませんねえ、生活が板に付いていない。
だから、ロボグラフィなど絶無。
阿波座には、この町特有のロボグラフィが一面ちりばめられていました。

思うに、私の後ろをついて歩いている人がいたら、
きっと、頭を混乱させていたでしょうね。
なにをなんのために写真に撮るのか?
全然想像できない。
でも、自信を持って、お答えできます。
写真をご覧になったら、ますます、頭を混乱させるでしょう。
「なに、これ?
こんなケッタイなもん、阿波座にはないでえ!!!」
「こんなもん、撮ってどうするねん?
なんもおもしろいこと、ないやん!!!」
そうですとも、そうですとも。
でもねえ、私はおもしろいのですよ。
それで、いいじゃないですか?   

なお、今回は、JR野田駅界隈。
ここから地下鉄千日前線に乗り換えて、阿波座駅まで5分程度。
簡単に言いますと、大阪って町は庶民の町なので、
一部のエリアを除けば、下町だらけなのです。
我が町、というわけです。
そう思って大阪を撮っている写真家は数知れないでしょう。
でも、近頃どこでも出会ったことがありません。
私がストリートフォトのエリアをあまり歩かないからかな?




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by Sha-Sindbad | 2017-02-24 23:56 | Orion28/6 | Comments(2)

1742 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)1 移動

17年1月16日月曜日、
大阪ユニバーサルシティでの付虹先生の揚琴レッスンを済ませると、
昼食以降は自由時間となりました。
ちょっとした用が心斎橋の東急ハンズにありましたから、
昼食後どこかの駅へ移動して、撮ったことのない下町を撮ろう、
そう考えました。

バッグに用意したセットは近頃異色、
ライカM9
オリオン28㎜F6

28㎜レンズには名レンズがひしめきあっています。
50㎜、35㎜となると、玉石混淆。
でも、各社の初代28㎜レンズたちはどれも個性的で優秀です。
ほとんど28㎜レンズのユーザーが居ない時代に、
50㎜、35㎜レンズユーザーから28㎜に誘い込む、
いわばそんな使命を背負って設計製作されたのですから、
社運をかけるほどに腰を据えて作ったのでしょう。

オリオンはトポゴン25㎜F4のコピーだけに、
抜けがよくて、描写に破綻がありません。
3回セットでごらん頂きましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-02-23 23:56 | Orion28/6 | Comments(0)

1334 祭りの外れをニアミス (オリオン28mmF6は貧乏人のトポゴンだったのだけど)






5月17日日曜日の神戸祭りへ持参したセットは、
ソニーα7
オリオン28mmF6

このロシア製ライカLマウントレンズは傑作です。
小型軽量で、トポゴンのコピーと言われていますが、
トポゴンのようなコントラストと腰の強さはありませんが、
クリアーで抜けが良く、ほとんど破綻がない名レンズです。

あなたがレンズの味だの性能だのにうるさくない人で、
ライカマウントの28mmが欲しいんだけど、
お金にちょっと困っているのであれば、
四の五の言わずに、このレンズを選択すべきです。
あっと驚くことは必至。
もし驚かなければ、あなたの技量が不足しているだけ。

私の今回の写真はほとんど全部、
歩きながら、ちらっと視認すると、行き過ぎながら、
伸ばした手の先のレンズでノーファインダー撮影。
開放F6.3で、感度を800に設定して撮りました。

写真的には、誰でも撮れるストリートスナップですが、
自分の目でどう撮れるか確認をしないで撮っているだけに、
ああ、こんなに可愛い女の子だったの!
などと、一人、あっと驚かされています。




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by Sha-Sindbad | 2015-05-20 22:30 | Orion28/6 | Comments(0)

1051 大和西大寺(オリオン15-28mmF6は大和西大寺でも活躍した)




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オリオンの第三弾、奈良西大寺編です。
電車内と西大寺駅で歩きながら数枚撮り、
あとは揚琴伴奏のレッスンの往き帰り、各10分を中心に、
31枚ごらん頂きましょう。

    このレンズ、かなり良いのでないでしょうか?
by Sha-sindbad | 2014-06-11 22:35 | Orion28/6 | Comments(6)

1050 西九条駅周辺(オリオン15-28mmF6は底の知れないレンズなんだろうか?)



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月曜日、Orion15-28mmF6で撮った写真の第2弾。
JR西九条駅周辺を10分ぐるりと回りました。

このレンズとの付き合いはかなり長いのですが、
実のところ、まだ実力の底の底まで見えていないという感じ。

    というのも、使う度に驚かされるからです。

名レンズでも、その描写性がかなり容易に見通せるものがあります。

    オリオンにはそれがないのです。

今回の西九条駅近くのロボグラフィたちの写真には、
そんなオリオンの地平線が見え隠れするような感じはするのですが、

    一方では、このレンズの実力はもっともっと凄そう、
    そんな予感が漂います。

明日には、さらにオリオン第3弾もごらん頂きましょう。
by Sha-sindbad | 2014-06-10 20:10 | Orion28/6 | Comments(0)

1049 ユニバーサルシティ(オリオン15-28mmF6はロシア製レンズの白眉じゃないのかな?)



今日はFujifilm X-Pro1を持ち出しました。

    レンズはルサール。
    オリオン28mmF6

ロシア版トポゴンです。

    オリジナルトポゴンをそのまま小型化したような超軽量レンズです。
    絞り羽根がF6のところまで出て、それ以上開かないようにしてあります。
    畏友のRAさんが宮崎貞安さんに全部開くように改造していただきました。
    F4.5あたりでしょうか?
    試用させていただきましたが、周辺が若干崩れる程度で、
    中心部は立派に撮れます。
    
周辺まで像の崩れを許さない、これが正統派レンズ制作者の誇りなのでしょう。
現代レンズは、コンピューターによるレンズ設計技術、
レンズ製作技術が格段に進歩したようで、
開放から完璧な画像を提供してくれるレンズだらけ。
これがいわば最低基準で、その上に、個性を築きあげようというのでしょう。

    でも、残念ながら、完璧になると、個性を出すのはなかなか難しい。
    劣等生はみんな個性的ですが、優等生はちっとも面白くない。
    あなたも、そんな体験を劣等生として味わったのでは?

ブロガーの皆さんの多くは、どうやら優等生だったらしく、
作品は完璧画像ですね。

あるサイトで奇跡的な写真ばかりを集めた記事をみました。

    背泳ぎ選手のぬったりとガラスで覆われているような顔、
    白雲の中から半ば飛び出した瞬間のジェット戦闘機、
    道路を走行する普通自動車の屋根を今しも飛び越そうとするインパーラ、
    などなど、ほんとうに奇跡的な写真なのですが、
    8000分の1秒、露出感度6400、オートフォーカスなど、
    現代のカメラの装備でなければ絶対に撮れない写真。

はっきり言って、私にはつまらない。

    どこかにリアリティと生命感が置いてきぼりになっている感じ。

私は、だから、デジタルで撮るときでも、
できるかぎり、銀塩の味わいを取り戻したいと努力しています。

    いつもの全パラメータ最低の設定のせいでしょうか?
    Fujifilm X-Pro1に付けたオリオンを開放のまま撮りますと、
    おっとりとして節度のある画像になってくれます。

よいレンズです。

    ユニバーサルシティ、西九条駅界隈、西大寺、
    この3個所で230枚撮りました。
    第一部はユニバーサルシティでの撮影分。
    トポゴン25mmF4に負けていませんね。




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by Sha-sindbad | 2014-06-09 22:48 | Orion28/6 | Comments(2)

724 加美駅近くで(Orion15-28mmF6なら、いつでもどこでもさりげなく)



今日は、ほとんど1ヶ月ぶりに撮影に出かけるつもりでした。
ところが、長女からSOSのメール。
気管支炎にかかっているので、孫の面倒を手伝って欲しい。

どなたにも、なにがあっても最優先という事項があるでしょう。
私の場合、孫の世話がそれ。
撮影は取りやめ、いそいそと大阪平野区に出かけました。

こんなときは、何食分か、食材も手に入れることにしています。

    産地もできるだけ関西以西のものを選んで、
    スイカやビワ、バナナなど、孫の大好きな果物も、
    さまざまな野菜、お魚からお肉まで、
    牛乳、チーズ、ヨーグルト、特製のホテルブレッド、等々、
    4枚のビニール袋一杯、かろうじて運べるほども買い込んで、
    200mほど離れたタクシー乗り場にたどり着くのは、かなり難行。

つらくなると、50から1ずつ減算しながら、数字をつぶやきます。
すると、かなり我慢できます。
「志向性」の利用です。

午後3時頃まで孫の面倒をみていたのですが、
それまで元気一杯だった1歳7か月の孫、
突然こくんと寝込んでしまいました。
こうなると、2時間位は起きないそうで、私はお役ご免。

こんな状況に対応すべく、持参したのはリコーGXR/A12。

    レンズはOrion15-28mmF6。

1時間ちょっと撮影して、JR加美駅に着いた頃には、
すでに日はかなり西に傾いていました。

    その駅前で歩きながら、十数枚撮りました。
    その中から3枚選んでみました。

    オリオンがあれば、他の28㎜は別に要らない、
    そう言っても言い過ぎではない、
    というのが私のいつもながらの実感。




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by Sha-sindbad | 2013-06-22 22:00 | Orion28/6 | Comments(2)

714 奈良町 (Orion15-28mmF6は世に隠れなき名レンズなのだ)



私のように、クラシックレンズのレンズ特性など完全に門外漢、
ただ写りの良さだけで評価したい人間にとって、
ロシアの超廉価版28㎜レンズ、
オリオン15ほど素敵なレンズは少ないと言えそうです。

トポゴンのコピーなんだそうですが、
描写性はまったく違います。

    私のトポゴン25mm f4に限って言えば、
    ツァイス特有の抜けばたま散る氷の刃風凄みが特徴。
    それに対して、オリオン15は、たしかにシャープなのですが、
    ライカ用レンズらしいあたたかさと膨らみに心を奪われます。
    なんだかズマロン35mmF3.5の28㎜版という雰囲気。

今日は、気管支炎で心身ともにゆらゆらとしながら、
でも、曇天に助けられて、36枚撮れました。

    リコーGXR/A12に付けたOrion15-28mmF6。

実質的に42㎜のレンズとして使っているのですが、
気分はどこまでも28㎜広角レンズ。

    8に絞り、約2.5m定焦点にして、
    1.5mから10mあたりまでのパンフォーカス。
    もちろん全部ノーファインダーです。

ゆらゆら、ポチッ、
ゆらゆら、ポチッ、
というような感じで撮りました。

いつもながら、撮影後の液晶画面での確認もいたしません。
-1.5に補正すると、もう画面はまっくらなのですから。




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by Sha-sindbad | 2013-06-11 21:17 | Orion28/6 | Comments(0)