レンズ千夜一夜

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1938 修理代金(2017年10月8日ズマール50㎜F2がほんのり佐保路逍遙)2



ネットを見ている間に、ニューカメラのコマーシャルが出現。
普段は絶対に見ないのですが、なぜか、ちらっと見てしまいました。
なんだかピントをどんぴしゃり合わせてくれるメカニズム搭載。
銀塩時代には絶対に撮れなかったような静止画が次々と出現。
すっかり感心してしまいました。
どこまでユーザーの肩代わりしようっていうの?

初心者がこんな写真を撮ってしまうと、面白いことに、
ああ、このカメラ、レンズはなんてスゴイ機能を備えているか、
なんて風には考えませんね。
「ああ、ぼくって怖い!
天才じゃないかしら?!!!」

私はこんなまるで8000分の1秒で撮ったみたいな、
瞬間の静止画なんて撮りたくありませんね。
人もものも死んでしまっている!
でも、こう感じる私の方が時代遅れ、
写真の歴史に置いてきぼりになっているのでしょう。
今や、人間の目を超えた写真を撮るのが写真家の真骨頂、
というわけでしょう。

私は自分がその場で感じたままに撮りたいですね。
カメラが肉眼を超えてしまったら、
私には無縁のメカニズム。
Cマウントレンズを付けて、完全手動で撮る、
私のお気に入りの道具がOlympus EP-L1。
このカメラが、なんどスイッチオンしても、
「SDカード読み取り不能」とかの表示が出てしまいます。
以前も幾度か起こった現象ですが、その都度、
カードを入れ直したり、電源のオン、オフを繰り返すと、
直っていましたが、ついに、使用不能に。

ヨドバシカメラの修理部に持参しました。
各社のカメラの使用可否を記載した分厚いルーズリーフ。
何百、何千というカメラが出回っている!
Olympus EP-L1はかなり古い。
無理かな?
半ば諦めかけたら、この書類を反対側から見ている私の目に、
「Olympus EP-L1」が飛び込んできました。
逆しまに「34---」と5桁の数字。
ちょっとかかりますが、3万4000円台で治るのです。
ありがたい!

でも、念のため質問、
「たとえば、ただSDカードの読み取りの部分の一部故障、
といった、ちょっとした故障を直すだけだったら、
もっと安いのですか?」
「いえ、どんな場合でも、この料金がかかります。
オーバーホールする場合は、さらにかかります」
なんのことはない、故障した場合でも、
これに便乗して、実費以上はもうけちゃおう、
という精神。

ちょっと鼻白む感じですが、
Olympus EP-L1なんて旧型はもう中古でも中々見つからない。
新しい改良型は、私には無用、有害の高機能満載。
これくらいかかっても、このカメラを使い続けたい!
ああ、同じような現象がソニーα7にも起こるのかな?
もう1つ、買っておこうかな?




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by Sha-Sindbad | 2018-02-23 22:39 | Sumar50/2 | Comments(0)

1937 喫茶店(2017年10月8日ズマール50㎜F2がほんのり佐保路逍遙)1



3ヶ月間、二女の出産もあり、多事多難、家事に忙殺され、
写真はほとんど撮れませんでした。
勢い、ブログの更新もとぎれがちでした。
この2ヶ月ちょっと、二女が第2子の出産で帰郷していたため、
第1子の2歳半の孫プリンセス第2号に心を奪われていた、
そのせいもかなり大きいですね。

疾風怒濤に家中暴れ回るいたずらっ子なのですが、
なにしろ孫です、目に入れても痛くないうえ、
孫もこちらの気持ちが分かっているから、さあ、大変。
毎日、孫の怒濤をなんとか凌ぐだけでも一苦労。

昨日、孫プリンセス3号も4キロを超えて丸々と成長し、
一家そろって無事帰宅しました。
今朝はひさしぶりの静寂に、半ば戸惑い、半ば安堵。

さっそく途切れていたブログ更新の作業。
今回はライカの軟調レンズ、ズマール50㎜F2。
親友のDAさんと佐保路を歩きました。
4ヶ月以上前なのですから、もう一昔、という感じ。

近鉄京都線の平城駅前の喫茶店で一休みしました。
ご主人は洒脱気さくな人物、
ときにライブも企画するそうです。
店内はなかなか凝っています。
ご主人の許可を得て、撮らせて頂きました。
まずは、その店内ロボグラフィから始めて、
続けて、佐保路ロボグラフィをごらん頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2018-02-19 12:06 | Sumar50/2 | Comments(0)

1927 肘塚(2017年10月1日ズマール50mF2で裏町を伝い」2-完-なんでこんな写真?


私の友人には正真正銘の写真家が数名います。
その作品を好むと好まざるに関わらず、
その人らしい精神と作品性がしっかりと刻印されている、
そんな写真を撮り続けている人、それが写真家です。

その一人はストリートフォトの達人なのですが、
と言っても、なんのことはない、
上記の写真家たち全員がストリートフォト。
それはともなくとして、この達人、かなり昔のことですが、
何を思ってか、選りに選って、従兄弟に作品を見せたのです。
その人、困惑した表情で、沈黙のまま見終わって、一言、
「あんた、なんでこんな写真撮ってるんや?」

間違って私のブログを訪問してしまった方もご同様でしょう、
「この人、なんでこんな写真ばかり撮っているの?」

今回はまさにそんな写真ばかり並んでしまいました。
幸い私の場合、そんな迷い込み組以外には誰も来ないので、
困惑する方はほとんど居ないでしょう?
ですから、私にとってここで大切なことは、
私自身が、こんな写真を撮る理由を知っていること、
これだけ。
理由は明らか。
私は、端的に出会いを喜んで、記念に撮っているだけ。

なぜ、喜ぶか?
誰一人観るものがないのに、路傍で満ち足りて微笑んでいる、
みすぼらしいけど、なぜか無視できない形姿に、
自分の人生を重ね合わせているのでしょうか?
私も、人に知られることもなく、
でも、自分では満ち足りた人生を送ってきました。

なぜ、満ち足りているのか?
私が背伸びをせず、手の届かないものを求めることがなく、
手に入れたものがなんであれ、それこそ欲しかったものと、
心から満足して生きて来たからでしょう。
すぐれた業績を上げようと、生半可な結果には満足せず、
ひたむきに努力する人間というのではなく、
自分の人生をひたすら楽しんでいる人間なのでしょう。

それにしては、せかせかと忙しく撮り歩いてるじゃない?
いいじゃないですか?
人生のリズムって、誰にも固有のものがあります。
私の場合は、せかせかリズムが標準。
これを外すと、勘が狂います。
端から見たらせかせかでも、
私はこれで十分ゆったりしているわけです。




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by Sha-Sindbad | 2018-01-21 21:13 | Sumar50/2 | Comments(0)

1926 肘塚(2017年10月1日ズマール50mF2で裏町を伝い)1 日記の効用


さあ、次のシリーズと参りましょう。
我が家から奈良町に行きたければ、
車のない私のルートは2つ。
バスか、歩きか?歩車いずれにしても、本来のルートとバイパスがあります。
バイパスは旧天理街道ぞいの肘塚という下町を突っ切るコース。
「かいのずか」と呼びます。

私にとっては、第一級とは言えなくても、第二級路地。
1時間半ほどかかりますが、ロボグラフィ撮影を満喫できます。

ちなみに車のないのは、一つは私の資力のせいですが、
もう一つ、私は交通事故必至の不注意人間だからです。
ふっと夢想、瞑想に落ち込みます、時と所お構いなく。
そんな人間は車など使ってはならないから。
おかげで、歩くことが苦になりません。

さて、本シリーズ。
銀塩35㎜用レンズとしては、私のお気に入り十傑に入る、
ズマール50㎜F2をソニーα7に付けました。
3回シリーズで回想することにします。

本文の方は前回の続き。

私は、幸いにして、前回書いたような思い違いをしなくて済みました。
独創的な写真を撮りたいなんて、ちらっとも思わないからです。
私と違って、断然独創的な写真を撮れる友人が何人も居たので、
まちがっても、自分に写真の才能があるなんて、思えなかったから、
ということもありますが、
そうでなくても、自分の写真を見れば、ただ、撮っただけ、
ということは一目瞭然だったからです。
私にも「見る目」はあるようで。
そして、なによりも、写真は私の視線の記録に過ぎない、
そう知っていたからです。

人が私の写真を観たら、どう思うだろうか?
なんてことを想像することすら、忘れて、すでに十年以上。
自分の写真を分け隔てなく撮影順に掲載できる、
ブログという媒体に写真記録も順番に並べて、
自分の日記として楽しむ、これが私の写真ライフの主体。

私にとっては、ブログは、まさに「夢ツール」。
夢は自分一人で観るもの、楽しむもの、
そして、目覚めると、忘れるものです。
だから、信じられないことかも知れませんが、
私は、2つのブログに、思う付くままに書き連ねた文章、
さっと好みの写真を選択して、順番に投稿してしまうと、
記事の大半を読み返したり、
写真を見返したりすることがありません。
(その証拠に、たまに以前の記事を見返したりすると、
同じ写真が2枚並んでいることがよくあります。)
見返す暇はないからですが、
そもそも、見返したりしないのが日記、
そう考えているから。
日記とは、明日思いっきり生きるがために、
今日一日のことを整理し、区切りをつけるため、
なのですからね。




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by Sha-Sindbad | 2018-01-19 21:59 | Sumar50/2 | Comments(2)

1590 大和郡山(ズマール50mmF2が先輩の露払いを務めてくれた)Part 2



大和郡山で中将姫光学さんの到着を待っていた20分間に、
近鉄大和郡山駅近くで83枚撮りました。
ソニーα7に付けたのはライカの軟調レンズのスター、
ズマール50mmF2

そのズマールで一体何を撮ってるんだい?
そういぶかしんでいる方はまっとうなる人生をお送りですね。
本当にその通りですね。

これは私に課せられた呪いのようなものかも知れませんね。
路地の至るところから、異形の存在、顔、気配が立ち上がって来る。
なんの努力もなく、自然に立ち上がってきます。

私の4歳の孫プリンスにこの奇妙な傾向が伝わっています。
入浴中、浴槽のお湯の表面がゆらゆらと揺らぐと、
「今、カエルがいたよ」
この孫、人一倍大きな目をしていて、
この目で見たものはしっかり記憶します。
この前も静かな自信をこめて、こう教えてくれました、
「おれ、恐竜全部覚えたよ」
このあたりは私の遺伝ではありません。
パパの遺伝。
どんなことでも、尋ねると、
即座にくわしくかつ正確に回答してくれるのですから。

そのパパがカエルを見ることができるか、
これは未確認。
おそらくこれは私からの遺伝。

こんな視覚上の癖はまさに幻想視覚なのでしょう。
でも、確固として揺らぐことがない認識なのですから、
もしかすると、人間の劣性的な視覚特性なのかも知れません。
でも、もしかすると、存在の本質の中に、
メタモルフォーゼを起こす性能、才能が備わっていて、
私や孫プリンスはそれを継承しているだけなのかも知れません。




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[後書き]
喫茶店のカーテン写真は、別ブログ「わが友ホロゴン」の
639.01 ホロゴン外傅162の1の写真と同じものです。
ズマールとスピードパンクロ50㎜F2と比較できます。
私には、勝負は立ち会いであっさり決まってしまった、
そんな感じがするのですが、
あなたにはどう思われますか?
by Sha-Sindbad | 2016-06-03 15:11 | Sumar50/2 | Comments(0)

1588 大和郡山(ズマール50mmF2が先輩の露払いを務めてくれた)Part 1



ライカレンズの中で、ソフトレンズの旗手を務めるのが、
ズマール50mmF2

かなり沢山のソフトレンズを使ってきましたが、
今でも、ズマールは魅力的。
ライカレンズらしい品の良さが、
画像をスペシャルなものにしてくれるからです。
まるで「良家の子女」的な雰囲気。

でも、それが物足りない、という人もいるでしょう。
スピードパンクロ50㎜F2を迎えるにあたり、
いわば良識派の代表として、ズマールをまず使ってみました。
当日のスピードパンクロ50㎜F2の成果は、
別ブログ「わが友ホロゴン」の№639 ホロゴン外傅162に。

同じ50㎜ではこんなに違うか?
そんな感じがしますね。

どちらが好きか?
これは人それぞれでしょうね。
私に言わせれば、被写体それぞれ、という感じ。





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by Sha-Sindbad | 2016-05-31 16:35 | Sumar50/2 | Comments(0)

1489 西大寺の午後(ズマールはもしかすると、使えるレンズかも?)



別ブログで書かせて頂きましたが、
今日は戦士の休息の日と言いたいところですが、
年末年始の過労がたたって、久しぶりの風邪でダウンしていました。

YouTubeのハイドンの弦楽四重奏曲集に耳を傾けながら、
ブログにいそしむ1日。
と、書くとカッコいいんだけど、かなり青息吐息、
休み休み、夕方までになんとか2つ投稿できたことになります。

でも、ハイドンの音楽って、いいですねえ。
心が休まります。
ああ、当時の王侯はこんな音楽に耳を傾けていたのです。

私は現代のリズムにどうしても馴染めません。
YouTubeも好きではありません。
曲の途中に突然ドカンとコマーシャル。
金儲け主義もいい加減にしてほしいものです。
そのコマーシャルの音楽がすべて私の耳には粗暴すぎます。

いきなりガンガンバンバンとドラムが叩き出します。
瞬時に音を消し、コマーシャルを消してしまいます。
なんのコマーシャルだったか、分かったことは一度もない。
逆効果、そう言いたいけれど、逆に惹かれる人もいるのでしょう。
往年の偉大なジャズドラマーたちはドラムで詩を唱ったのに、
現代のへっぽこドラマーたち、まるで鋳掛け屋。
カンカン、コンコン、バンバン、ダンダン!
歳をとったら、軒並み難聴でしょう。

おっと、本題忘れて、余談ばっかり!
ズマール50㎜F2シリーズもこれで終わり。
結論としては、まあ、やっぱり残しておこう!
すべて開放なのに、破綻がない。
破綻がないけど、窮屈じゃない。
どこかほのぼのとした描写に心が安らぎます。




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by Sha-Sindbad | 2016-01-06 18:08 | Sumar50/2 | Comments(0)

1488 西九条ロボグラフィ(ズマールはデジタルカメラでは意外に堅実なレンズだった)Part2

大阪の西九条駅界隈には、
私が定点観測をしているロボグラフィが一つ。
白い椅子
西九条で撮影するときは、9割がた、これを撮ります。

最初は双子でした。
日が経つにつれて、なぜかもう一人は姿を消し、
こいつが一人頑張っています。

それにしても、こんなに沢山出さなくてもいいのになあ。
この人、写真を選ぶことができないんだなあ。
そうお感じの方は多いでしょう。

私も人の写真を拝見するときは、選ばせていただきます。
大抵は、「全部いらないのになあ......」
でも、私は自分の写真は極力選びません。
私の写真は作品ではなくて、体験であり、
自分の体験に優劣はないからです。

ズマールはうらぶれた光景にはぴったり。
さすがにライカレンズです。
穏やかで質感に富んでいます。
カルティエ=ブレッソンがズマールを使ったかどうかは知りませんが、
使って当然だったのじゃないでしょうか?
この描写力はカルティエ=ブレッソン好みなのですから。




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    [追記]
      今朝ふと今回の写真を見て、
      白い椅子が重なっていることに気付きました。
      というより、重なっていることはすでに直後から知っていたのに、
      それを忘れていたこと、そして、今回、写真を見ながら、
      そのことを思い出さなかったことに気付いたわけです。      
      やっぱり、ボケているのかな?
      とおっしゃりたいでしょうけど、おあいにく様。
      私はこれ位のことは昔からやってきましたので。
      というより、撮影の仕方がばれてしまったということでしょう。
      鋭く観察しながら撮るわけではないのです。
      私は、見るよりも感じる、そんな撮り方をしてきました。
      写真ばかりではありません、すべてにおいて、そんなアプローチ。
      生まれつきなのでしょう。
by Sha-Sindbad | 2016-01-05 23:17 | Sumar50/2 | Comments(0)

1487 西九条ロボグラフィ(ズマールはデジタルカメラでは意外に堅実なレンズだった)Part1



2016年申年の正月三が日がようやく終わりましたが、
我が家での正月の行事ようやく終わったのは、
2家族がそれぞれに親元を去った4日午後でした。
ブログもかなりお休みし、
私も一週間写真を撮っていないことになります。
ちょっと欲求不満気味。

とりあえず、2015年最後の撮影レンズであるズマールで、
大阪西九条を撮ったロボグラフィを2回に分けてごらん頂きましょう。
ソニーα7に付けました。
ユニバーサルシティでの写真で既におわかりのように、
すべて開放で撮りましたが、銀塩と違い、とてもしっかりとした画像。
でも、柔和であることは銀塩時代と変わらない印象。

このようなカメラがもたらす性質変化は困りものです。
レンズの存在価値を損なう危険があるからです。
最近のフォトショップでは周辺光量も加減できるようです。
おかげで、写真作品製作のプロセスの重心は画像処理に移りつつあります。
はっきり言って、それじゃ、つまらない!



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by Sha-Sindbad | 2016-01-04 22:36 | Sumar50/2 | Comments(0)

1486 ユニバーサルシティで(ズマールをズミルックス35mmに対決させてみよう)Part2



新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。意思
今年も、レンズたちの融通無碍の画像をエンジョイしましょう。

表題には、対決だなんて書きましたが、
正直なところ、対決させてみたところで、
レンズ性能の優劣を客観的に付ける能力ももありません。
こうやって使ってみても、ズミルックスと比べて、
どちらが開放での描写性能において優れているかなんて、
まったく見当もつきません。

私にできることは、
メタモルフォーゼの可能性比較だけ。
簡単に言いますと、じかに写っているイメージが、
ただそれだけのものに留まるか、
それとも別のイメージを喚起するか?

その別のイメージは私が喚起したかったイメージではありません。
私はそんなイメージは抱かない、というより、抱けないからです。
写真家の皆さんにはそれができるようです。
「ここに都会の孤独のイメージが浮かび上がるようで、
それで撮りました」
「ここでは目標を喪失した現代人のアンニュイを
表現したかったのですが、それがうまく行ったようです」

私が撮るときには、そんなイメージも情感も絶対に浮かび上がりません。
浮かび上がるのは、ただの物の印象だけ、
「わあ、このドラム缶、壮大にさびているな」

あとはレンズが異次元のイメージを織り込んでくれます。
常に予測不能、想像不可のイメージ。
そのような観点に立つと、圧倒的に優位なのは、
どうやらズミルックス35㎜F1.4。
ただし、その優位は純然たる鼻の差。




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by Sha-Sindbad | 2016-01-01 23:28 | Sumar50/2 | Comments(2)