2108 春霞(2019年4月14日アンジェニュー35mmF3.5をアーシングロードで使ってみた)
本ブログでアンジェニュー35㎜F3.5を採り上げるのは、これが2回目。
アンジェニューには28㎜F3.5という有名レンズがあります。
手に入れて使ってみるまでは、
良く言えば、幽玄レンズの極致、
ありていに言えば、ボケレンズという評判で有名なレンズです。
でも、私が一本手に入れて、使ってみると、
なんのことはない、しっかり撮れるレンズでした。
姉妹レンズの35㎜F2.5も同様の印象。
でも、しっかり撮れる35㎜レンズ、と来たら、
かなり沢山あります。
35㎜という画角自体が元来、
堂々と正面切って寄り切る力士的画角、
と言うと、ちょっと大げさですが、
簡単に言えば、技量が未熟な人でも撮りやすいレンズです。
ぐっと近寄らないと、ただの「超広角で撮ってみました」式に、
だだっ広い写真ががとれるだけという、28㎜レンズより短いレンズたちと違い、
適当に近づけば、広さも深さもそこそこの写真が撮れるからです。
ということで、
ほとんどブログ記事にしていないという事実は、
レンズとしての個性の希薄さのせい、という感じに終わってしまいました。
by Sha-Sindbad
| 2019-08-29 17:12
| Anjenieux35/2.5
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