レンズ千夜一夜

1979 おっとりと(2017年10月26日奈良町ならエルマー50㎜F3.5が任しとき)


ライカの50㎜標準レンズの初代ではないかもしれませんが、
おそらく2代目がエルマー50㎜F3.5。
これがライカ標準レンズの王様だ、と言う人がいます。
いや、あらゆる標準レンズの王者だ、と言う人もいます。

私は、良いレンズだけど、そこまで言うのは、ちょっと、
という感じです。
でも、素朴、実直だけど、ずしりとした重みが感じられ、
ちょっと圧倒されることがあります。
このあたりは第二次世界大戦前の古きよき時代の名残り、
そんな感じさえ、感じることがあります。
やっぱり凄いレンズなのです。

現代の写真家たちはRawで撮って、
Photoshop等のパソコンソフトで自在に画像処理をします。
ひたすら感嘆させられます。
でも、次の瞬間、忘れます。
これは、写真じゃない、アートだ、と感じるからです。
私は別に写真を素材にしたアートを、
「写真」として見たいとは思わないからです。

私はjpegで撮って、レベル補正で濃度だけ整えます。
私の好みの暗さで初手から撮りたいのですが、
デジタルカメラではなぜかそれができません。
フィルム時代、カメラのほとんどが露出計などないので、
勘だけで露出を決めて、同じ濃度で上げていたのに、
現代の自動露出内蔵カメラ、ソニーα7で使っても、
そんな風に同じ濃度で撮ることができないって、
なんだか、話が逆じゃないの?
そう言いたくなります。

だから、必要に応じて、レベル補正だけ使います。
エルマー50㎜F3.5による撮影も同様でした。
でも、濃度を整えると、このレンズ、
ライカのオールドレンズらしい適度な厚みを見せてくれます。

どう、適度なのだ?
そうお尋ねになるでしょう。
私のロボグラフィにふさわしい厚みに、つまり、
道ばたで静かな存在感を漂わせるものの威厳、
とでも言いたくなるような、厚みに、
そうお答えしておきましょう。




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by Sha-Sindbad | 2018-06-13 23:02 | Elmar50/3.5 | Comments(0)