1971 古都らしく(2018年5月20日ゾンネタール73mmF1.5高畑町を一巡)
宮崎貞安さんのニューレンズ、
ゾンネタール73㎜F1.5、
当分、私の2つのブログを賑わすことになりそうです。
千枚単位で掲載を待っているのですから。
宮崎貞安さんに試写の依頼を受けているのですから、
本来、レンズとしての性能をフルに発揮させて、
さまざまな絞りで、さまざまな条件で撮るのが本筋でしょう。
でも、私はそんな器用なことはできません。
私にとって、レンズの性能がフルに発揮されるのは、
開放で撮ったときだけ、
絞り込んだら、どんなレンズも性能に変わりはない、
そう考えているからです。
作品本位で考えるなら、情景に応じた絞り選択が必要かも?
でも、私は、作品として写真を撮る気持ちがないので、
私にとって美しい描写本位でしか考えません。
人間のことを思い出してください。
完璧な人間はいないでしょうから、
一歩譲って、癖、欠点がほとんどない人、
そんな人にあなたは魅力を感じますか?
私は感じません。
癖、欠点だらけなんだけど、直してほしくない、
それがあるからこそ、魅力的なんだ、
そんな風に感じられる人が好きですね。
レンズだって、私は同じ気持ちで付き合いたいですね。
レンズの場合、癖、欠点が出てくるのは開放のときです。
人間も、油断を忘れ、裃を脱いだときの自然な姿、
これがなんとも言えず微笑ましく素敵な人がいいですね。
by Sha-Sindbad
| 2018-06-01 22:42
| Sonnetar73mmF1.5