1854 西大寺(2017年7月17日ペンタック38㎜F2.9はゆったりと瞳を開き)3 逆転の構図
「写真」という言葉には、
ある種の祈り、希望、期待が隠されているのかもしれません。
つまり、一度も、たったの一度も実現されたことのない理想。
多くの写真家はこう言うでしょう。
「私はこの世にあるはずがないような美しい光景に出会いました。
そのときの光景を可能な限り写真に写し取ろうとしたのですが...」
あなたはどうですか?
ご自身の記憶に留められた美しい光景を、
レンズは忠実に再現してくれますか?
「もっと美しかったのに...............」
カメラ、レンズは再現の道具。
私は違います。
私は、ただの平凡な人間。
でも、クラシックレンズたちをカメラに付けると、
私の記憶に留められた実景とはまるで違った、
この世にあるはずがない美しいロボグラフィを撮りたい。
私自身が、「こんなものを撮ったのか?
なんで、こんなものが?」
そう仰天する、そんな写真が撮ってもらいたい。
つまり、撮るのは、私ではなく、レンズ。
美に出会うのは、レンズ。
私が再現の道具。
by Sha-Sindbad
| 2017-08-09 23:31
| Pentac38/2.9
|
Comments(2)
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camellia-02 at 2017-08-11 08:40
1枚目の写真。
母親が、小さなわが子を 抱きしめているような 姿が見えます。
感動しました。
母親が、小さなわが子を 抱きしめているような 姿が見えます。
感動しました。
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Sha-Sindbad at 2017-08-11 16:56
camellia-02さん
ありがとうございます。
人間って、純粋に視覚だけで見るんじゃないそうですね。
だから、同じものを見ても、全然違う像を認識してしまう。
私なんか、自分で撮ったロボグラフィを見る度に違う風に見てしまいます。
camellia-02さんの視覚もかなり独創的のようですね。
写真って、楽しいですねえ。
ありがとうございます。
人間って、純粋に視覚だけで見るんじゃないそうですね。
だから、同じものを見ても、全然違う像を認識してしまう。
私なんか、自分で撮ったロボグラフィを見る度に違う風に見てしまいます。
camellia-02さんの視覚もかなり独創的のようですね。
写真って、楽しいですねえ。