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レンズ千夜一夜

1278 光の海 (ルルブール85㎜F3.4で泳いでみたら?)



中将姫光学さんからお借りしているペッツヴァール4本中の、
ソフトレンズの白眉とでも言いたくなるような逸品。
それが、ルルブール85㎜F3.4。

まさに癖のないソフト描写、
そう言いたくなります。




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1278 光の海 (ルルブール85㎜F3.4で泳いでみたら?)_b0226423_2332289.jpg

by Sha-Sindbad | 2015-03-09 23:36 | Lerebour85/3.4 | Comments(4)
Commented by petzval at 2015-03-10 01:06 x
ヘクトール型のペッツヴァール(笑)から
ソフトフォーカスのペッツヴァール。。。
まさにペッツヴァール一色ですね(笑)
確かにそれぐらいの魅力、
あるいはそれ以上の魅力があります。
でも、あえてその魅力にとらわれないため、
私はLumaxとSpeed Anastigmatで
がんばってます:
http://yahoo.jp/box/tRFHok
P307で始まるのがLumax、
P309で始まるのがSpeed Anastigmatです。
Speed Anastigmatは相変わらず
邪悪なモノを捉えるのが得意みたいです(笑)
Commented by Sha-Sindbad at 2015-03-11 10:28
petzvalさん
申し訳ない。
レンズがどちらかチェックしないで拝見した結果、
SpeedAnastigmatの完勝に終わってしまいました。
Lumixの方が端正で透明感があるだけ、メタモルフォーゼが起こりにくい。
そんな感じがします。
SpeedAnastigmatは文句なし我が党のレンズ。
でも、Lumixも、クリアな美しさがなにかに変わる瞬間の姿があるはず。
私もLumixが2本になったので、可愛がってあげるつもりです。

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P3090003.JPG★★
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Commented by petzval at 2015-03-12 17:00 x
そうですよね!
Lumax、Biotar、Triple Anastigmat
それから
Zeiss Anastigmat、Planar等だと
まさに
「メタモルフォーゼが起きにくい」!
ライカのレンズでも。。。
初期のプラナーf4.5は「不完全」であることを期待して
手に入れたのですが、
プラナーは最初からプラナーだったみたいです(笑)
昔、6×9のビューカメラでやっていた時、
1920年頃のレンズをあれこれ試したのですが、
どれもテッサーみたいによく写る!
で、つまらなくなって、行き着いた先が
ペッツヴァールだったんです(笑)
そして「我が党のレンズ」であるSpeed Anastigmatも、
Kino Plasmatも、ガウスやエルノスターやテッサーでなく、
ゾナーやトリプレットでもなく、
ゲルツの2群6枚のダゴールの両群の内側のレンズを
分離したものと
キングスレイクも書いてました!
レクティリニアがダゴールになり、
ダゴールがキノプラズマートになった。。。
なんだか面白くないですか?
Commented by Sha-Sindbad at 2015-03-12 22:00
petzvalさん
そうなのですか?
なんだかゾクゾクしますね。
悪魔が天使となり、天使が悪魔となるようなものでしょうか?
見ようによって、どちらにも見えますね。
それとも、剛毅そのものを貫くと、
いつか柔和な包容力を備える、そんな英雄に似ているのかも?
一つ言えることは、人間界にもあることですが、
レンズ界でも、大胆な変身を遂げることができるのが、
天才レンズなのかも知れません。
kinoplasmatやSpeedAnastigmatは、
自身大変身を遂げることで世に出ることができたからこそ、
メタモルフォーゼのイメージを生み出すことができるのかも?