1180 ブラインドで(バルター25mmF2.3でおっとりとした気分を味わって)
孫の家にサポートに出かけました。
リコーGX/Wにボシュロムの映画用レンズをつけました。
バルター24mmF2.3
どうやらバルターとスピードパンクロは映画用レンズとしてライバルだったようです。
岩波新書の「映画キャメラマン」では、
鋭い描写が欲しいときはスピードパンクロ、
柔らかい描写が欲しいときはバルター、
そんな使い分けをしていたという風に記載されていたことを記憶しています。
確かに柔らかいのです。
リコーでは36mmと、とても使い勝手のよい仕様となります。
感度を400、絞りF8付近でパンフォーカス設定にして、
ノーファインダーで撮ります。
バス停まで神社森を抜けるルートを歩きました。
10枚ばかり秋らしい落葉の光景を撮ったところで、
「メモリーが不足しています」という表示。
心配ない、心配ない、こんなときのために、
新しいミニSDカードを常備しているんだから。
ところが、保管ケースを開くと、空っぽ。
やむなく、リコーに内蔵のカードを初期化しました。
たった4メガなのに、撮影済みファイルをフォルダにまとめて、
ハードディスク以外に、カードにも保存しておいて、いっぱいになったら、
カードホルダーに保存することにしていたからです。
そんな風にして十数枚貯まっていますが、
近頃考えます、無駄じゃないのかな?
家に帰ったら、貯蔵カードを初期化して使おう!
内蔵カードはあっと言う間に初期化できてしまいました。
林間道に差す陽光が作り出す影がおもしろいので、
2枚ほど撮って、腕時計を見て、びっくり。
十分な余裕をとって家を出たのに、あと4分しかない。
まだ、かなりの距離があります。
走りました。
信号のある交差点を一つ渡る必要があります。
折りよく青信号。
向かい側左手から女子大生が自転車で渡ってきて、
私の右側ですれ違いました。
右手を垂らした状態で、カメラをちょっと上向きにあおりながら、
顔は完全に反対側を向いた状態で、1枚撮らせていただきました。
これがほんとの「ブラインド」
2枚目がそれです。
運良く、びしりと決まりました。
とてもきれいな横顔のお嬢さんでした。
バルターって、本当に柔らかいんだなあ。
あのお嬢さんもきっとやわらかい心なんだろうなあ。
by Sha-sindbad
| 2014-11-12 22:17
| Baltar25/2.3
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