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レンズ千夜一夜

1047 自己紹介(ホロゴンウルトラワイドで人生を拓いてきた)



6月7日土曜日、吉田正さんの写真教室の全体会に参加できませんでした。
幾つかの教室のメンバー60人ばかり一堂に会して、
自分の写真3枚を持ち寄って、自己紹介をすることになっていました。

   今年1月に入会したばかりの新人メンバーとして、
   ぜひとも顔を見せたいところだったのですが、仕方がありません。

自分のブログで自己紹介することにしましょう。

   教室のメンバーに、私のブログをご存知の方はほとんどいないでしょうし、
   この記事を見る方はましていないでしょうけど、
   来年の予行演習にはなります。


自己紹介

私にとって、写真は人生の不可欠のファクター。
30数年間、いわゆるアマチュアカメラマンを目指して、
ほとんど欠かさず毎土曜日、撮ってきました。

   12年間はモノクローム、その後の20数年間はカラー。
   前半15年間はスナップとストリートフォト。

その最高の写真がこれです。



1047 自己紹介(ホロゴンウルトラワイドで人生を拓いてきた)_b0226423_21543757.jpg





その後、今から18年前にホロゴン15mmF8に出会って、
私の写真人生は一変しました。
   当時は15㎜レンズを使う写真家がほとんどおらず、
   画角110度という超広角レンズの撮り方など誰も教えてくれません。
   勝手に「超接近水平垂直撮影法」という撮り方を考案しました。

要するに、ファインダーを見ず、当てずっぽうに撮る。

   これじゃとれも写真作品を創るというスタンスになりません。
   そこで、アマチュアカメラマンという自覚をすっぱり棄ててしまい、
   素人写真として、写真を楽しむというスタンスになり、
   現在に至りました。気楽です。

そのホロゴンで撮ったお気に入りの1枚がこれ。



1047 自己紹介(ホロゴンウルトラワイドで人生を拓いてきた)_b0226423_2155267.jpg





5年前にブログを始めました。
その頃、映画用レンズをライカやミラーレス一眼に付けて、
楽しむようになりました。

その頃、自分の写真を「ロボグラフィ」と名づけました。

   「路傍」に「フォトグラフィ」をくっつけた造語です。
   誰も気に留めない路地裏のものたち、人を撮ります。
   そして、自分のブログにストックしています。

あんまり記事と写真が多いので、ほとんど人は来ません。
全然人が来ないので、4年前にアクセス数チェックをやめました。

   今でもほとんど来ていないはずですが、
   ブログは自分のためのものです。
   自分の人生を記録できる、人生ではじめて付ける日記。

そんなロボグラフィの一枚がこれ。

   お気づきと思いますが、3枚とも雨。
   私にとって、雨こそ最高の写真日和なのです。



1047 自己紹介(ホロゴンウルトラワイドで人生を拓いてきた)_b0226423_21564752.jpg





吉田先生は富士フォトサロン以来のファン。
近々退職する予定なので、もう一度写真を勉強し直そうと考えて、
教室に入れていただきました。
よろしくお願いいたします。
by Sha-sindbad | 2014-06-07 21:58 | Hologon15/8 | Comments(10)
Commented by taketyh1040 at 2014-06-08 11:21
改めて拝見して、素晴らしい作品に心を打たれます。
こんな自己紹介を受けたら、他の方達は、強烈な刺激を受けるでしょうね〜。
雨は、決して得意ではありませんでしたが、作品を拝見して、少し考え方が変わりました。
もっと、向き合ってみようと思います。
Commented by Sha-sindbad at 2014-06-08 15:50
taketyh1040さん
ありがとうございます。
私の大好きな写真の大半は雨の日の写真なのです。
けっして雨男ではありません。
カンカン照りの日だって大好きです。
だって、カンカン照りが撮れるのですから。
でも、雨はいいですねえ。
この3枚、全部かなりの雨。
私は、美女の足を撮るよりも、雨の足を撮る方が好きなのです。
Commented by backpacker88 at 2014-06-08 23:50
1枚目は、久しぶりに拝見したスコットランドで撮られた
秀作のひとつ "Rainfall"。
2枚目の作品もいつぞや拝見しました。
そして、3枚目はつい最近の作品。
やはりSha-sindbad さんは雨とよくお似合いですね。
Commented by Sha-sindbad at 2014-06-09 01:42
backpacker88さん
本人はかなりからっと晴れた人間だと思っているのに、
なぜか雨が一番合うようです。
雨をカラリと撮るのが私の目標です。
backpacker88さんは間違いなく晴れが似合いますね。
Commented by Monko at 2014-06-09 20:53 x
そこで、アマチュアカメラマンという自覚をすっぱり棄ててしまい、素人写真として、写真を楽しむというスタンスになり、現在に至りました。気楽です。

↑なんと言えばいいのか・・・。
受け狙いをヤメ、自分の好きな写真を撮りアップすればいいのでしょうか?
生意気にレスをし失礼しました。


PS、久し振りのレスで前のHNを忘れてしまいました(汗)


Commented by Sha-sindbad at 2014-06-09 22:54
Monkoさん
実のところ、私は写真を始めてからずっと自分の好きな写真を撮ってきました。
人が喜んでも、自分が喜べないような写真は撮りたくないからです。
人がどんな写真を喜ぶのか、ということもついに私には分かりませんでした。
たとえ私を写真をどんなに喜んだ人でも、
次の瞬間には、私の写真のことなどすっぱり忘れてしまいます。
ですから、自分の写真を人が見ることを予定しないことにしたのです。
心底喜んで欲しい人が居たら、その人のために撮るのも結構ですね。
でも、いなければ、自分のために撮り、
自分の気持ちだけでブログも作りたいものですね。
Commented by bisqueprince at 2014-06-10 00:46 x
一枚目のお写真、僕は初見ですが、衝撃を受けました・・・。凄いお写真ですね・・・。教室の方々も、衝撃を受けられることでしょう・・・。
Commented by Sha-sindbad at 2014-06-10 20:47
bisqueprinceさん
猛烈な夕立の背後から太陽が早くも照り始めている、
そんな稀有な条件に高いところに居たところに、
白の男が駆け抜けてくれなければ撮れない写真でした。
私にとっては、一生に一度の写真です。
私の友人たちは、私の写真のすべてを忘れて、
この1枚だけ覚えてくれています。
Commented by Monko at 2014-06-13 21:27 x
人がどんな写真を喜ぶのか、ということもついに私には分かりませんでした。

↑まったく同感です。
写真の腕はマダマダな私ですが、某世界では・・・。
今後は受け狙いはヤメ、自分が撮りたい好きな画を撮る、、、っと言いましても、それがまた難しい気がするのですが(滝汗)
とにかく、ご丁寧なご意見をありがとう御座いました。
また勉強のためお邪魔させて頂きます。
それでは失礼します。


PS、以前のHNを思い出しました、「モンタナ」だったかと。
Commented by Sha-sindbad at 2014-06-14 21:32
モンタナさんだったのですか?
このブログはほとんどコメントがないので、
コメントを下さった方はよく覚えています。
また、おいでください。
歓迎します。