809 開放的饗宴(シネユニライト35㎜F2の開放はなんだかとても優しくて)
昨日の出勤には、ソニーNex-5aにWrayのレンズを付けました。
シネユニライト35㎜F2
52.5mmで使えます。
絞り羽根がないために、格安だったレンズです。
カンカン照りでした。
陽光の下では、感度を最低の200に設定しても、とても無理です。
でも、よくしたもので、使える場所がいくらでも見つかります。
人生、日の当たる道を歩く人もいれば、
私のように、日の当たらない道ばかりうろうろするのも居ます。
それがわかっているから、神様、このレンズを私に回してくれたようです。
露出をアンダーに設定している私のようなユーザーには、
とても見づらい液晶ですが、
なんとかかろうじて見ることができます。
スーパーシックス25F1.9に勝るとも劣らない鮮やかな描写ですが、
一段と柔和な表情を見せてくれるようです。
郷にいれば郷に従えのたとえ通り、
絞りダメなら、開放で楽しもう。
このスローガンを、ただの負け惜しみではなく、
とてもポジティブに感じさせてくれるのが、このレンズ。
by Sha-sindbad
| 2013-09-21 22:05
| CineUnilite35/2
|
Comments(2)
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bisqueprince
at 2013-09-21 23:00
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6枚目のお写真、3次元である背景と、2次元と化したポールが1枚の写真に収まっている、って感じの不思議感が凄いですね。
赤いコーンも、そっとこっちを覗いていて、可愛いですね。
赤いコーンも、そっとこっちを覗いていて、可愛いですね。
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Sha-sindbad at 2013-09-23 22:48
bisqueprinceさん
写真機って、もともと、そんな不思議なイメージの交錯を捉える、
夢機械ですね。
写真を撮るって、目が覚めていながら夢を見ることを可能にしてくれる作業。
私はよく、「あんたの目は節穴だ」「どこをどう向いて歩いてる」と叱られます。
そんな人間に写真機を持たせると、さらに夢が増幅されるようです。
写真機って、もともと、そんな不思議なイメージの交錯を捉える、
夢機械ですね。
写真を撮るって、目が覚めていながら夢を見ることを可能にしてくれる作業。
私はよく、「あんたの目は節穴だ」「どこをどう向いて歩いてる」と叱られます。
そんな人間に写真機を持たせると、さらに夢が増幅されるようです。