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レンズ千夜一夜

736 影絵(ホロゴンウルトラワイドは僕には玉手箱)



今日は孫の家に出かけましたが、
一日中孫と留守番の使命があります。

幸いパパの方が遅出でよいので、
私は午前10時バトンタッチしてもらうことに。
少し前に着いて、大きなスーパーで、孫家族のための食品ショッピング。

    大きなビニール袋2つを両手にぶらさげて、
    タクシー乗り場に急ぎました。
    このビニール袋が猛烈に重いのです。
    タクシー乗り場のあるロータリーのプロムナードに着いたあたりで、
    立ち止まりたくなりました。
    でも、すでに午前10時を少し回っています。
    娘婿を待たせるわけには行かない。

そこで、いつもの手を使うことにしました。

    重いものをもって歩くときは、志向性を利用して、
    数字を逆に唱える方法を採用しています。
    距離から見て、最初の数字を決めます。

    今回は「50」
    「49、48、47..........」と頭の中で唱えると、
    案の定、重さを忘れました。
    タクシーに乗り込む1歩のとき、「1」
    50歩という推測は見事的中したのです。

距離感の天才かも知れません。

タクシーの運転手さん、

    「よく重いビニール下げて来られますが....?」

私、

    「孫の面倒を看にいくので、
    ついでに買い物もしてあげるんですよ」

    「いいおじいちゃんですね」

    たった1区間しかいつも乗らない客なのに、
    褒めていただくというのは、嬉しいものです。

しかし、1歳8か月になったばかりの孫ですが、
赤ん坊の頃から会いに行く度に、仰天するほどの成長。

    今回もたった2週間ぶりですが、
    3歳ほどの男の子のようになっていました。

    コンビカーと呼ばれる、赤ん坊用の車。
    その座席にまたがって、足で蹴って動かします。
    沢山あるオモチャ、本などの間を縫って、
    部屋中ぐるぐるとなめらかに走り回ります。

よく見ると、両手で握ったハンドルを適切に操作している!
いつも車の2番目の座席に固定されて、
パパの運転を後ろからしっかり観察している成果でしょうか?

    ご飯など、目覚ましい速度でスプーンですくって、
    がんがんかっ込みます。
    途中お休みして、コップからお茶をのみ、
    ぐっと前に突き出して、「もっと入れて」という仕草。

別れるときは、ハイタッチで別れました。
赤ん坊とハイタッチする日が来るなんて夢にも思いませんでした。

    孫は、いわば歩く玉手箱。

本日は写真を撮っていないので、
2007年2月の京都嵯峨野のシーン。

    ホロゴンウルトラワイドこそ、
    カメラ中の、正真正銘随一の玉手箱。
    そんな気持を納得させてくれる一枚です。




736 影絵(ホロゴンウルトラワイドは僕には玉手箱)_b0226423_2265264.jpg

by Sha-sindbad | 2013-07-04 22:09 | Hologon15/8 | Comments(0)