502 背中 (ディスタゴン35mmF4でランチスナップしてみました)
今日持ち出したのは、私にとって猛烈にスペシャルなレンズ。
中古価格が高いのではありません。
ボディに手が出ない人が多いので、ほとんど誰も使わない。
でも、これ以上のレンズはない、とまで言われてきた別格レンズ。
コンタレックスのディスタゴン35mmF4
私は友人から譲っていただいたのですが、
完全に新品同様に光り輝いています。
コンタレックスを持ち出すのは大げさ。
どんな場合でも大げさ、そんな超弩級カメラ。
今日は、ソニーNEX-5Aマウントアダプタを利用して、
実効52.5㎜で撮りました。
でも、被写界深度はかなり深いので、
F8に絞り込んで、昼食の往還にノーファインダーで撮りました。
腰だめ手元ノーファインダーなので、正面からだって撮ります。
でも、正面は面白くないですね。
なぜ?
ちょっと考えてみました。
どうやら、バックから撮ると、
その人の人柄や人生をあれこれと想像する余地が出てくるから、
そんな感じがします。
今回も女性ばかりですね。
男性はほとんど撮りません。
なぜ?
言うまでもありません。
まるで面白くないから。
なにも私が男性だから、というわけではないと言いたいですね。
本当に、男は個性が薄いのです。
たいていの人は型にはまってしまって、面白くない。
女性はもっと自由で、心が躍っている感じがします。
私も、もうすぐ大好きなインドカレーが食べられるぞと、心を躍らせ、
ああ、美味しかったなあ、ナンって、なんてすばらしい食べ物なんだと、
ますます浮き浮きワクワクしながら、道中撮りまくるのですから、
私も写真の才能があったとしたら、写真にもそれが顕れるのかも知れません。
でも、私は別に人間の真実をスナップで暴き出そうなんて気持はなくて、
ただレンズ頼りに浮き浮き乱写するだけなのですから、
ただ撮っただけの写真になっています。
でも、このレンズがかなり凄いことはお分かりいただけるのでは?
ディスタゴンだけではありません、
コンタレックスのレンズ群は史上最強ではないでしょうか?
あんまり猛烈すぎて、結局、使いこなせる人は少なかったのでは?
さりげない視線というスタンスなどかけらもありません。
常に、凝視のスタンス。
もちろん私は使いこなすことができませんでした。
でも、ときには、けた外れのレンズを使ってみるのもお遊び。
by Sha-sindbad
| 2012-11-02 21:54
| Distagon35/4
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