401 生命感 (オルソスティグマート35mmF4.5は艶やかな質感では天下一品)
シュタインハイルのライカLマウントレンズ、
オルソスティグマート35mmF4.5
このレンズは不思議なほど艶やかに写ります。
そのうえ、実に繊細なまでに密度豊かな描写をくれます。
正直なところ、やややり過ぎじゃないか、とさえ思うことがあります。
ズミクロン35mmF2八枚玉、ズミルックス35mmF1.4、ズマロン35mmF3.5、
この3本のライカ純正レンズとはまるで異なる雰囲気。
どうやら被写体を選ぶのではないかという感じがします。
むしろその過剰な色彩感を強調するのが生きる道かも?
今回グーグルを検索して、
中将姫光学さんのコメントを発見しました。
このレンズ、往年の名レンズ、ダゴールと同じ構成なんだそうです。
各種のダゴールがあり、大変に高い名声を誇るレンズなのですが、
見つかるのは、たいてい大判用。
残念ながら、まだ一本も使ったことがありません。
よく考えると、このレンズがあるのですから、
ダゴールの凄みを少しは味わえると考えてもよいのでしょうか?
by Sha-sindbad
| 2012-07-24 22:44
| Orthostigmat35/4.5
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