レンズ千夜一夜

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1798 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 1


ブログを始めた当初は、私でさえ、人が分かるような写真を選びたい、
そう思っていました。
写真やレンズを巡って意見交換したい気持ちがあったからです。

でも、早々にそうした期待は自分の写真には重荷過ぎる、
そう気づきました。
もともと人にアピールする気持ちなしに撮っているのに、
人になにかを感じて欲しいと期待するのは筋違い。

そう気づいたことで、私自身とブログと二つながらに、
一つの障害を乗り越えたのでした。
ブログ記事を作ることも、自分の人生を生きることなんだ、
そう悟ったのです。
それ以来、自分の心の赴くままにブログを作ってきました。

キノプラズマート20㎜F1.5
キノプラズマート一族の中でも一番目立たないレンズでしょう。
このレンズの存在価値、個性は何なのだ?
そう正面切って尋ねると、さて、なんでしょう、と当惑。
でも、こうして並べてみると、
一人ひっそりと路傍で自分の記憶を写真に収めている私には、
かなりふさわしいレンズなんじゃないか、という気がしています。
あえかに揺らぐ思い出の儚さ、そんな味わいでしょうか?






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by Sha-Sindbad | 2017-05-19 22:50 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1797 町歩き(2017年4月24日ホロゴン15㎜F8Uの奈良町お忍び)3 楽しいこと


ネットサーフィンはできるだけしないようにしています。
真実性、正確性を保証されない資料集、なんて、
まったく頼りになりませんが、それを超えて、危険が一杯。
罠が至る所に仕掛けられた草原を歩くようなものですから。

「元気、長生きの秘訣はなんですか?」というようなフレーズ。
ちょっと心が動いて、次の頁。
「楽しいことばかりしよう!」というようなフレーズ。
大阪弁で言いますと、「あったりまえやないか!」ですね。

さらに、ニュースとなると、見ない方がいいですね。
腹が立つやつらの腹が立つ横暴専断ばかり。
この世界、お先真っ暗。
そこで、「元気、長生きの秘訣はなんですか?」には、
「新聞、テレビ、ネットニュースは見ない!」が模範解答。
でも、それじゃ生きていけない、ですって?
生きてるじゃないですか?
あなたがニュースを見ようが見まいが、
世界は動いていますよ、あなた抜きで、ね。
よしましょう、こんな記事じゃ、「楽しいこと」になりませんね。

暗い気持ちを吹っ飛ばしたかったら、写真を撮りましょう。
自分が一番撮りたい場所で、一番撮りたい写真を。
私の場合、極く単純ですね。
旅行なんか、まったく必要がない。
自分が居る場所、どこでも、そこが今一番撮りたい場所。

そして、ホロゴンが一番使いたいレンズ。
ホロゴン写真をざらっとご覧になって、いかがですか?
私はいつも思います、
自分の写真は昔と全然変わっていない。
レンズに撮ってもらっているんだから、
当たり前、か?
でも、少なくとも、これだけは言えます。
楽しいことばかりしていますね。
だから、私は長生きできそう。





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by Sha-Sindbad | 2017-05-15 20:52 | Hologon15/8U | Comments(0)

1789 奈良町(4月29日プロター40㎜は観光客賑わう奈良町に繰り出した)Part 4-完-


レンズも、人間性に似た、レンズ性のような性格があります。
文句無しの名レンズなんてものはないのかも知れません。
というのは、こんな理屈から。
人間同士でも、偏狭で意固地なほどに性格が歪んだ二人が仲良し、
そんなことだってあります。
実に温和で、公明正大な人間性の持ち主が二人なぜか始終いがみ合う、
そんなこともあります。

私の友人はどちらかと言うと、変わった人が多いですね。
それでも人間関係がうまく行っているのは、
私という人間が穏やかに受け止めてあげているからだ、
私は密かにそう思っています。

ところが、どうやら友人たちの方は友人たちの方で、
あの野郎、尋常なら、人間付き合いなんかできっこないんだけど、
こちらが我慢してあげてるから、なんとか続いているんだなあ、
と始終慨嘆している疑いがないわけではありません。

ただし、これは友人たちの方が間違っていますね。
性格偏奇な人間からまともな人間を見ると、
まともな人間が歪んで見える道理を思い出したら、
私の言葉も容易に理解することができるでしょう。

レンズも同様です。
さまざまな性格の人間がさまざまな性格のレンズと付き合うのです。
性格がぶつかり合ったり、うまく折り合ったり、さまざまでしょう。
本気になって付き合えるレンズ、
これ以上のレンズとは付き合ったことがない、そう思えるレンズ、
そんな極上のレンズはせいぜい10本の指で数えるほどでしょう。

Histrio-Prot40mmF6.3
この宮崎貞安さんのニューレンズはなんだか極上レンズかも?
段々そんな気がしてきています。

F値がホロゴン15㎜F8より一絞り明るいほど、なのですから、
異常に暗いレンズです。
私の撮り方は常にマイナスに傾きます。
正確が極めて明るいプラス傾向であるのとバランスをとっている、
そんな感じがします。
でも、画像は暗いけど、私の印象は常に明るい。
雨の暗い日、暗い路地で撮っても、私の心は晴れ晴れとしています。

今、「わが友ホロゴン」で特集中のゾンネタール50㎜F1.1が好例。
写真は全部暗い。
でも、ピッチピッチチャップチャップと心は躍っています。

このレンズ、宮崎貞安さんの傑作レンズだけに、
兄貴分のゾンネタール50㎜F1.1に似ています。
開放値の暗さから受ける印象は、画像も暗くて重そう。
でも、実際には、とても清澄で軽やかな暗さを演出してくれます。
今回の写真たちもその好例、と言えそうです。




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by Sha-Sindbad | 2017-05-06 23:14 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1788 奈良町(4月29日プロター40㎜は観光客賑わう奈良町に繰り出した)Part 3


以前にも幾度か、書きました。
私は文章と写真をブログに沢山掲載しているおかげで、
独特の検索ができます。
たとえば、「ホロゴン チェ・ジウ」とか、
「ホロゴン 原節子」とか、
「ホロゴン キノプラズマート」のような、
誰も2つまとめて関心を抱くことのないような検索語で、
グーグル画像検索をすると、
自分の写真をどっさり検出することができます。
よその方の写真も混じりますが、たいていは私の写真。
「ああ、こんな写真も撮ったっけ!!」と、
自分一人で悦に入ることができます。

そして、私がひそかに自慢に思うことは、
こうやって順不同、時期不定でピックアップされた写真たちが、
どんな風に検索しようとも、どんな組み合わせで出現しようとも、
全部、ただそれだけをまともに撮っただけの、
写真技巧ゼロのナチュラル素人写真であること。
だから、私自身の写真伝になれるんだ!

私が宮崎貞安さんのニューレンズの試写をさせていただけるのも、
私がレンズに頼り切って、素直にシャッターを落とすだけで、
自分の独自性を出そうなんて娑婆っ気を起こさないからです。
そのうえ、撮影時、ブログ掲載時に、
複雑多岐の画像処理を駆使したりして、
いたずらにちょっかいを出さないからです。

私の使うレンズはすべて「癖玉」で、
その癖玉ぶりを写真にしたいと思っているわけですから、
レンズそのものが私の望み通りのことをしてくれるので、
それで十分というわけです。
だから、グーグル検索の写真も楽しめるわけです。
いつも私という人間が描き出されていたりしたら、
欠点だらけの自分のイメージがバンバンと顔を出して、
「うへー!!」とのけぞってしまうでしょうから。

Histrio-Prot40mmf6.3が奈良町で撮ってくれている写真も、
いかにもオールドプロターならではのクセ写真ばかり。
それなのに、独特にリアリティがあって、
どこか際だって個性的なので、楽しい。
私が喜んで黒子になりきれるのも、当然です。
心からそう断言できるレンズもそんなに沢山はありません。




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by Sha-Sindbad | 2017-05-04 22:03 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1787 奈良町(4月29日プロター40㎜は観光客賑わう奈良町に繰り出した)Part 2


プロ、アマを問わず、写真家の皆さんが重んずることはなにか?
それは、おそらく、独創性でしょう。
誰も真似のできない、そして、誰の真似でもない、
独自の作風、作品群を確立すること!
そして、かなりの方は、自分にはそれができている、
と、自負されていることでしょう。
私のような部外者に言えることは、
1に、「ご苦労様」、
2に、「それにしては、ぜんぜん面白くないですねえ」

このあたりについて、私は完全な安全圏に居ます。
まず、写真家なんかになりたいと思っていない。
そして、「独創性って、なんのこと?」
私は、自分の写真が独創的なんだろうか?
なんて、ちらっとも考えたことがありません。

今毎夜楽しんでいる韓流ドラマは、
「ドリームハイ」
韓国のポップス界のスターを目指す音楽学校の生徒たち。
やり手の興行師が、その一人にこう言います、
「駄目なんだよ、この世界では、
才能がないのに、努力だけではい上がろうとしても。
持って生まれた才能で決まってしまう。
あんたにはそれがないんだよ」
私もまたそう思います。
アートの世界では、まず才能が大前提。
一流になるためには、その上に努力が必要でしょう。
でも、大前提を欠く人間はどんな努力しても、
限界があります。

私は、それほど目の見えない人間でもないので、
さっさと見切りを付けました。
でも、才能がなくても、写真を楽しむことはできます。
そこで、誰でも撮れるような撮り方で、
撮りたいと思ったものを撮っているだけ。
ちょっと変わっていると言えば、
そうやって撮るものが、
誰も撮りたがらないものだということだけ。
これは関心の方向。
才能とはなんの関係もありませんね。




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by Sha-Sindbad | 2017-05-04 14:19 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1786 奈良町(4月29日プロター40㎜は観光客賑わう奈良町に繰り出した)Part 1


プロター40㎜のプロトタイプが届いたのが4月25日ですから、
すでに、1週間経ったわけです。
その間に5回撮ったのですから、私にとっては新記録でしょう。

前回のフローライトアポクロマート135㎜F2.4の試写には、
タンバール90㎜F2.2をぶっつけ、
今回のHistrio-Prot40mmF6.3の試写には、
プラナー35㎜F3.5をぶっつけました。
135㎜もそうでしたが、プロター40㎜も負けていません。
爽やかさと厚みとが共存する珍しいレンズです。

奈良町が試写3回目です。
231枚撮影し、139枚を選び、4回シリーズに。

フローライトがそうでしたが、このレンズも、
温故知新の精神に貫かれています。
現代レンズの仕様を活用しながら、
クラシックレンズの味わいを存分に発揮する、
いわば「ニュークラシック」!

そんなプロター40㎜ののびのびとした味わいが、
奈良町のような観光スポットでどう活きるか、
これが奈良町での試写の検証ポイントとなりそうです。





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by Sha-Sindbad | 2017-05-03 21:53 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1763 奈良町夢幻(タンバール90㎜F2.2アルカイックファンタジー)6-完-


古代ギリシア彫刻のアルカイック期の彫像の特徴の一つが、
アルカイックスマイルですね。
シリアスな雰囲気をとどめた、ほのかな微笑。
破顔一笑ではないところに、大きな魅力があります。

タンバール写真にアルカイックスマイルを感じる。
こう書きますと、牽強付会に過ぎる、
そう感じる方もおいででしょう。
まあ、そうかも知れません。
でも、タンバールで撮った写真には、なにかしら謎が残ります。

アルカイック期の彫像に通じるところがあるとすれば、
アルカイックスマイルに認められるあえかでほのかな微笑みの印象が、
タンバール写真にも残されている、というあたりでしょうか?

フローライトアポクロマート135㎜F2.4はかなり違います。
近頃知り合った青年に道角にばったり出会った美少女が見せる、
そんな爽やかで、翳りのない微笑み、といった印象。

どちらも魅力的ですね。





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by Sha-Sindbad | 2017-04-01 22:40 | Thambar90/2.2 | Comments(0)

1763 奈良町夢幻(タンバール90㎜F2.2アルカイックファンタジー)5 一瞬ごとに

近頃熱狂的に試写していましたニューレンズ、
フローライトアポクロマート135㎜F2.4を、
一昨日、宮崎貞安さんにお返ししました。
A4試写プリント10枚と4回分の試写データ全部を付けて。

「ホロゴン、命」という、超広角一辺倒の私が、
フローライトアポクロマート135㎜F2.4だ、
タンバール90㎜F2.2だ、
エルマジ95㎜f2.4だ、
と、望遠系に心を奪われるというのも、
人生は面白い構図で展開してくれるものです。
人生って、本当にいろいろ意外なことが起こるものですね。

別ブログを「わが友ホロゴン、わが夢タンバール」と名付けたのも、
私の心の中に、望遠系にも心が傾く自分自身を感じ取っていたのかも?

今回のフローライト騒動で、かなり分かってきたことがあります。
私の心の動き方。
どなたもそうかも知れませんが、一貫性などまるでない!
それは私の写真観のせいのようです。

あなたにとって、あなたの写真はなんですか?
   人生の証し?
   人生の里程標?
   それとも、憂さ晴らし?

私にとって、私の写真は?

   思いがけない出会いの記録

向こうから挨拶するまでもなく、
私から挨拶するするまでもなく、
出会い頭にいきなりばったり出会って、

   「やあ、こんにちわ!
   奇遇ですねえ。
   あなたのような存在がこの世に生きていたなんて!」

   「なにをおっしゃる、ウサギさん、
   こちらこそ、あんたのような奇態な写真好き、
   このあたりに来たこと、ありませんよ!」

この世でタダ一つの存在、
私はそんな存在が大好きなのです。
一人一人の人間も実はそんな存在なのです。
でも、ご本人はそれに気がついていないだけ。

なにも非凡だ、と言っているのではありません。
どんな人のその人ただ一人の人生を、日々、毎瞬毎瞬、歩んでいます。
その瞬間瞬間を、この世でただその時にしかない貴重な瞬間と思うか?
そう思わないか、これはご本人の自由です。

少なくとも、私はそう思いたいし、そう実感しながら生きたい。
なにも一瞬ごとになにか変わったことをしろ、というわけではない。
その瞬間が二度とないことを噛みしめながら生きたい。
そう感じる瞬間こそ、私は本当に生きている、そう実感できる、
そうではありませんか?




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by Sha-Sindbad | 2017-04-01 17:59 | Thambar90/2.2 | Comments(0)

1763 奈良町夢幻(タンバール90㎜F2.2アルカイックファンタジー)4 頂点

こうしてタンバールを使ってみたのは、
現在試写中のフローライトアポクロマート135㎜F2.4との対比のため。

タンバールこそは、私の愛するNo.2のレンズ。
やっぱり、私好みのすばらしい描写。
ソニーα7にひたすら感謝。
ライカM9だと、基線長が短すぎて、
135㎜レンズなんか使い物になりません。
そこで、こうしてブログに掲載しつつ、うっとり。

実は、今日、宮崎さんにお見せするために、
フローライトの写真をA4に7枚プリントしたのです。
その7枚を並べて見ると、
「いや、こちらもすごいじゃないか!」

ゾンネタール50㎜F1.1と並んで、
現代的クラシックレンズの極致、
そして、タンバールとの対比をしたくても、
この2本はまったく比較対照の域を絶している、
これが私の結論です。

ハリウッドの偉大な女優たちのようです。
グレタ・ガルボも美しい。
でも、イングリット・バーグマンも美しい。
ヘプバーンも最高だし、
マリリン・モンローも絶対最高。
つまり、みんな最高!
(現代の世界中の女優たちはみんな落第です!
日本の女優なんて、ぜんぜん区別がつかない。
個性というものが浮かび上がってこないのです。
どこが、スター?)

レンズの場合、大抵の場合は、優劣はつきます。
でも、優劣の比較を絶している名レンズもかなり沢山あります。
欠点もまた魅力に通じるのですから、怖い。
レンズ特性なんかで優劣を云々する人は、本当にレンズを愛しているんだろうか、
私ははっきり疑ってしまいます。

マクロスイターもゾンネタールもレンズ山系のピークに立っています。
そんな頂点に突っ立つレンズに私はかなり沢山出会ってきましたが、
この2本はそんな伝説的レンズたちの系譜に直接繋がっている、
そう、私は信じています。




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by Sha-Sindbad | 2017-03-29 22:56 | Thambar90/2.2 | Comments(0)

1764 奈良町夢幻(タンバール90㎜F2.2アルカイックファンタジー)3 コルトー


YouTubeで、とてもありがたいアルバムを見つけました。

Chopin - Complete Piano Works/New Mastering
(recording of the Century : Alfred Cortot)
(https://www.youtube.com/watch?v=SPYR8QzU1-o)

往年の偉大なピアニスト、アルフレッド・コルトー演奏による、
ショパンのピアノ作品集です。
5時間45分という膨大な収録です。
でも、編集者はとても親切です。
どこにどの曲が収録されているか、ちゃんと一覧表を用意。
この比類のないピアニストによるショパンを満喫できます。

この人の生涯は1877年から1962年にわたっています。
何百回ものコンサートを開いたでしょう。
コルトーは亡くなり、聴衆もほとんど亡くなっているでしょう。
コルトーの生の演奏を記憶する人はほとんどいない。
演奏家たちの本当の芸術はすべて同様の運命にあります。
消え去りゆく。
偉大な画家たちの運命はもう少しマシかもしれません。
作品が残るからです。

でも、よく考えると、演奏家たちを憐れむ必要はありません。
私たちの人生そのものが同様の運命にあるのですから。
私たちの日々の人生は、
自分の記憶の中からもどんどん去っていきます。

これで分かります。
記憶に残ることは、私たちにとって、実はあまり意味がない。
本当に意味があることは、現在!
今、私たちはなにをし、どう感じるか?
これだけなのでしょう。

私は、なにか意味があったなと思ったことを、
2つのブログでかすかに記録しようとしています。
でも、誰も読まないし、自分自身も読み返すことなどほとんどない。

とすると、ここでも、意味があるのは、
今、このブログを作る、
この行為だけ!
とすると、どんどん作ることにしたいものです。
かすかにではあれ、自分の中に記憶のよすがが残る希望があるからです。

さあ、奈良町でのタンバール写真、続けましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-03-28 14:10 | Thambar90/2.2 | Comments(0)