レンズ千夜一夜

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1925 依然として号外(2018年1月5日ペッツ57mF2持って散歩へ)2-完-隠れもない天才 



写真趣味の深みにはまった人に見られる顕著な現象の一つ、
それが「独創性蜃気楼現象」でしょう。
別名、「隠れもない天才現象」!
カメラという高機能ツールの助力を得ている写真特有の現象です。
だから、この現象はカメラの発展につれて増加傾向を見せています。

小学校低学年の子供ですら、しっかりとした写真が撮れます。
シャッター速度、絞りを自分で選択し、ピントを手動で合わせる、
20年以上前のカメラを使う人にはあまり見られなかった現象です。
シャッターを押せば、なんとか撮れてしまう現代のカメラを使うと、
「おれ、天才みたい!
コワーイ!」

ストリートスナップだって、お手の物です。
ただ、カメラを動かしながら、シャッターを押せばよいだけ。
カメラの操作の習熟と手練の早業と瞬間的判断力と、そして、
たじろがぬ度胸を必要としたマニュアルカメラ時代とは大違い。

だから、近ごろでは、初心者カメラマンは、自動車と違って、
初心者マークなど付けていません。
どなたも、いかにもベテランという風情を漂わせています。
まさに写真のカラオケ現象。

私は、オートフォーカスカメラなるものを使ったことがないので、
幸い、そうした現象から免れてきました。
そして、偉大な写真家たちの創造的名作を沢山見てきましたので、
まさにアマチュアピアニスト、ヴァイオリニストと同様に、
自分を天才だとか、プロはだしだなんて、
思い間違うエラーとは無縁できました。
その副作用として、現代の自称傑作を拝見しても、
「わあ、凄い!」と喜ぶのですが、その写真が目の前から消えると、
さらりと忘れてしまい、思い出すこともありません。
本当の傑作は心の奥底までぐいぐいと突き刺さってきて、
生涯忘れることができないものです。

だから、写真の天才判別テストがあるとすれば、こうでは?
あなたの写真を幾十枚か、誰か他の人が見て、
あなたにこう言ってくれるか?
「心の奥底に突き刺さって、忘れようとして忘れられない傑作が、
少なくとも10枚はありますよ!
あなたのような写真家にじかに出会ったの初めてですよ!」

自分で自分の写真を眺めて判定することなどできませんよ。
自分の写真を眺めるときに、特有のフィルターがかかります。
「我が身かわいさの依怙贔屓フィルター」
そして、写真の天才、天才とは言えなくても、本物の写真家、
そんな人間に出会えることは、誰の生涯にもほとんどない、
そうお考えになった方がよいでしょう。
まして、自分がそんな写真家であるなんて!??


  [後書き]
    大和路紹介ポスターで絞りテストをしてみました。

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絞りテスト
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by Sha-Sindbad | 2018-01-18 14:57 | Petz57/2 | Comments(0)

1923 号外(2017年12月31日ペッツ57mF2が世界初登場!)3 チョロスナlife


気がついたら、もう1月14日ですね。
元旦から2週間も経ってしまっていますね。
昨年11月来、私は疾風怒濤に翻弄される木の葉の生活でした。
撮影に出かけたのはたった一回。
写真は撮ってきましたが、すべて所用の移動のついでに撮っただけ。

むかしから「チョロスナ」は禁物とされてきました。
機会に乗じて、なんにも思い入れもコンセプトもなしに、
チョロッとスナップしても、見る人が見れば、
なんの気合いも入っていない偶然の産物だと分かる、というわけです。

でも、私はまるっきり意に介しません。
昔から、「チョロスナ」しかしたことがないと言ってももよいほど。
ロボグラフィ専科になっても、事情は変わりません。
なんにも作画も意図もないまま、カメラに任せて、シャッターを押すだけ。
このような安直そのものの写真スタイルは誰の目にも明らかなようで、
私のブログライフは静穏そのもの。

2018年はそうした「チョロボグラフィ」人生はさらに深化して、
おっと、浅化していきそうです。
でも、面白いものですね。
私の場合、写真を始めた最初の時点から一貫して、
「チョロボグラフィ」、それが私の写真人生でした。
私という人間がそもそも立身出世も栄耀栄華も無縁の人生に徹して、
公私のすべてにわたり1人楽しむことが喜び、
という人間に徹してきたのですから、
写真だけは別なんて起こりっこなかったわけです。
2018年も生活のすべてのレベルで、
「孤高」ならぬ「孤底」のライフを満喫することにしましょう。

そんな私ですから、ペッツ57mF2では苦戦を強いられている、
そう言ってもよいかもしれません。

颯爽たる気っぷの良さがどうやらこのレンズの身上。
現代的なペッツヴァールを求める方には最適でしょう。
私のように泥臭く低迷するロボグラフィの路地裏をはい回る人間には、
なんだか地が関西人なのに、気がついたら、
東京弁をしゃべってはしゃいでいる、そんな自分に気づいて、
なんだか「浅はか」みたいだな、と、反省を強いられる、
そんな状況に近い感じ。

あるいは、ちょっと極端な喩えですが、
初めてスケートリンクに下り立って、
氷上をよたよた、よろよろ、おずおずと進んでいたら、
突然、脚を取られてスッテンコロリンと宙を舞おうとしたその瞬間、
なぜか、身体をさっと回転させて、全身をフンワリ宙に舞わせて、
すっと氷上に降り立ってしまった、という、
あり得ないハプニングが起こってしまった感じ。
レンズとしての凄みが私をかえって戸惑わせているというのが、
正直な気持ちです。

もっとも、銀塩カメラからソニーα7等のデジタルカメラに移行して、
銀塩時代はボケレンズとして私を喜ばせていたレンズたちが、
かなりキリリとした輝きを見せて、私を戸惑わせる、
そんな傾向をこのレンズも見せてくれるだけかも知れませんが...




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by Sha-Sindbad | 2018-01-14 22:23 | Petz57/2 | Comments(0)

1922 号外(2017年12月31日ペッツ57mF2が世界初登場!)2 橋渡し


カメラマンはどんな写真を求めるでしょうか?
最低条件は明らかです。
完璧な画像。
現代のカメラ、レンズはその要請を満たすべく、
各社、賢明の努力を払っているようです。
私が学んでいる吉田正さんの写真教室でも、
メンバーの皆さんが文字通り最高の画質の写真を持ち寄ります。
そして、そうした最高の画質を下支えにして、
見事な写真世界を積み上げようと、懸命に努力なさっています。

私は?
その正反対かも知れません。
最低の画質を求めて、長年レンズ行脚してきました。
写真黎明期のオールドレンズたちを使ってきました。
現代のレンズがスーパーリアリズムを追求するのに対して、
オールドレンズたちはリアリズムとは対極の、
茫洋、幽玄の境地に傾斜するようです。
私にはそれがたまらない魅力。

このように考えますと、「東は東、西は西」という感じで、
互いに相容れない関係にあるように思えてきますが、
新たに登場したペッツ57mmF2は、もしかすると、
「橋渡し的存在」なのかも知れない、そんな感じがしてきました。
颯爽たる切れ味も見せてくれます。
ペッツヴァールらしい大ボケも見せてくれます。
マルチコートされているせいもあるでしょう。
現代的味わいで蘇ったオールドレンズ、
そんな印象が次第に濃くなってきました。





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by Sha-Sindbad | 2018-01-11 21:22 | Petz57/2 | Comments(0)

1906 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)3-完-心を割って



こうしてエルマジ95㎜f2.4と付き合っている内に、
だんだん感じるようになりました、
このレンズ、なかなか優雅な描写力を持っている。

作品性でぐいぐいと迫るような写真作品なら、
レンズの描写性よりも、メッセージの質が重みを持つでしょう。

でも、メッセージなどなにもないロボグラフィでは、
リアルな写真表現など不要。
独特の個性、癖がものたちをどう変容してくれるか、
これだけが私の関心事。

これから大切に付き合っていきたい、
段々そんな風に感じさせてくれるあたり、
このレンズ、次第に腰が据わってきました。
結局、レンズも人も一緒ですね。
心から信頼して付き合うと、心を割ってくれる。




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by Sha-Sindbad | 2017-11-10 21:59 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1905 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)2 エクター君!



1ヶ月ちょっと前から、毎日散歩を始めました。

でも、私の場合、ただ歩くのは時間の無駄に感じられる。
もちろんカメラを持ちたい。
持つと、あらゆる場所でロボグラフィが見つかる。
さっとしゃがんで撮る。
あちこち視線を素早く走らせながら歩く。
そのうえ、毎日出かける用もできて、
ほぼ全日、重いショルダーバッグを右肩にかけて外出。

これまでに起こったことがないことが起こりました。
右肩痛。
さらに、昨日の散歩で右足小指付近に痛みも。
一番力がかかるところが一番最初にやられますね。
ああ、年を感じますねえ。

でも、実は、そうした痛みにはびくともしません。
常に田中式スパイラルテープでその部分を補強します。
右肩痛は、見込みどおり、5日で解消しました。
これから、右肩をさらに細かい運動を採り入れて強化。
小指は昨日スパイラルテープで固めました。

今日も午後、数時間外出の予定です。
昨日、レンズ庫に発見したのです、

    エクター50mmf1.9

一回使っただけで、レンズ庫の片隅で眠っていた!

コダックが最強のレンジファインダーシステムとして、
世に問うた化け物カメラエクトラの標準レンズ。
思い出すに、当時、ソフトな描写をするレンズ一辺倒、
折角のコダックのフラッグシップとも言える50㎜なのに、
本ブログのレンズ一覧にも見つからず!
つまり、一回撮った写真をブログに掲載もしないで、
まあまあこんなものかと、早々に忘れてしまったらしい。

ヨーロッパ中世の円筒形要塞のようなたたずまいで、
異色の形なのに、私としたことが!!
すまなかったね、エクター君!
今日、奈良町に持参します。
楽しみ。



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by Sha-Sindbad | 2017-11-09 10:57 | Ektar50/1.9 | Comments(0)

1904 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)1 願いを込めて



本物の教養のない人間って、
意味のない傾向を突然見せるものです。
たとえば、私がその典型例。
フランス語なんて読み書きできないのに、
フランス語の語感になぜか心をそそられるのは、その好例。

レンズにしても、
アンジェニューとかエルマジなんて名前が出て来ると、
どんな描写か確かめもしないで、心を無性ときめかしてしまいます。
ebayでエルマジ95㎜F2.2を手に入れたときのことです。

それまでペッツヴァールの望遠としては、
ペッツヴァールSVE100㎜F2.9にぞっこん惚れ込んでいました。
望遠系には珍しく、
本ブログに13回も記事を掲載していることからも明らか。
ところが、エルマジ95㎜f2を手に入れた途端、
まだ届きもしないのに、もうSVE100㎜の出番はなくなった、と、
私の畏友RAさんにプレゼントしてしまいました。

その後、エルマジ95㎜f2が家に届きました。
さっそく宮崎貞安さんにMマウントに改造していただき、
使ってみて、納得。
なるほどいかにもフランスらしい、品のよい描写。
でも、使う内に気づきました。
SVE100㎜で一番強烈に私を仰天させた一点、
メタモルフォーゼがあまり感じられない!
早まったかなあ....................?

でも、かなり気に入って、時々使います。
先月、奈良町に持ち出しました。
スライドプロジェクターのレンズらしい、
いかにも安物という雰囲気だったSVE100㎜とは違い、
エルマジ95㎜f2.4はかなりただ者ではない雰囲気。
使い込むにつれて、次第に、レンズ描写の方も、
そんな異次元の雰囲気を醸し出してくれたら?
そう願いつつ、ひたすら使い続けているのですが.......




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by Sha-Sindbad | 2017-11-07 22:17 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1885(2017年8月17日スピードパンクロ35㎜F2が梅田)2-完-絶好調です



近頃、毎日必ず歩くことにしました。
私は、一旦決めると、たいてい、必ず続けます。
必ず続けたいものだけを実行することにしているせいですが、
散歩は中でも大成功の選択でした。
自分の体調をじかに確かめることができるからです。
私の常套文句は「絶好調です」というセリフなのですが、
散歩を開始して、なおさらに絶好調となっているようです。

カントは沈思黙考しながら、毎日午後3時だったと思いますが、
かかさず散歩のため外出しました。
カントは、歩くことが脳を刺激して、創造的思考ができる、
そう考えていたようですが、
創造性も独創性も皆無の私も、身体も心も活発になる、
アイデアも飛び出す、そんな感じがします。
第一、全然疲れない感じが快いですね。

今日は、ソニーα7にエクター50㎜F1.9を付けました。
稀代の怪物カメラ、エクトラの標準レンズです。

グレートなカメラにはグレートな標準レンズが用意されます。
アルパにはマクロスイター50㎜F1.8、
ライカM型にはズミクロン50㎜F2、
コンタレックスにはプラナー50㎜F2、
そして、エクトラにはエクター50㎜F1.9、というわけです。

239枚撮りました。
各社フラッグシップモデルのレンズには独特の命名法があるようです。
コダックの場合、レンズの性格は無視して、
トップモデルにエクターという名を与えたようです。
そんなコダックのトップレンズの中でも、
エクター50㎜F1.9はスペシャル、そんな感じがします。

ああ、コダックだなあ、という感じの描写ですが、
すっくと屹立するイメージで、実に秀逸!
そのうち、本ブログで採り上げましょう。
(そう書いても、いつになるかは不明。
近頃、さらに撮影量が増えて、困っています。
撮影日とブログ掲載日とのタイムラグが余りにも開き過ぎ。
写真ばかりバンバンと掲載する方法も採用せざるをえないな、
そんな気持ちになりつつあります)



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by Sha-Sindbad | 2017-09-26 10:52 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1877 奈良町(2017年8月5日スピードパンクロ35㎜F2で奈良町の奥底へ)6-完-「暗」レンズ



ギリシア神話にもギリシア哲学にも共通するところですが、
相容れがたい明暗の対立があって、人間に選択を迫り、
その選択の苦しみの中から、なにかが生まれる、
そんな弁証法に近いコントラストが基調になっています。

この世の支配者ゼウスと黄泉の王ハーデス、
知の神アテーネーと美の神アフロディテ、
力のアレースと巧のヘファイストス、
でも、もっとも印象的なコントラストは、なんと言っても、
清明な光の神アポロと夜の恍惚の神ディオニューソスでしょう。

そして、私のかってな思いつきなのですが、
レンズにも同様に明暗の対立があって、
私たちに選択を迫るようです。
その一つの対比が、
高精細、高精密に輝く明晰レンズたちと、
ソフトでフレアーに包まれたボケレンズたち。

私は、この明暗対立の間に立って、
どちらかを選択する気持ちはまったくありません。
誰でもそうでしょう。
自然には昼と夜の対立があるように、
私たち人間には常に明と暗の対立があります。
進むか退くか?
選ぶか捨てるか?
戦いを選ぶか、避けるか?
そして、生きるか死ぬか?
あらゆる気分、あらゆる情感を写真に写し取りたいものです。
そのためには、その気分、情感を表現してくれるレンズが必要。
各種の状況に素直に自然に対応できるレンズを使いたいものです。
そして、私はそんな各種のレンズをかなり集めました。
そんなレンズの中で、
「暗」を表現してくれるレンズが格別に魅力です。
スピードパンクロ35㎜F2は、そんな魅力において、
アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3と双璧。





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by Sha-Sindbad | 2017-09-13 23:31 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1876 奈良町(2017年8月5日スピードパンクロ35㎜F2で奈良町の奥底へ)5 NKさん


近頃、至るところに見つかる石仏を撮影するのが楽しみです。

石仏のほとんどは時代とともに摩耗しています。
数年前、北魏の弥勒菩薩展を楽しみましたが、
どうやら硬い石から刻みだしたようで、
摩耗の気配はほとんどないものが幾つもありました。
でも、私には、この摩耗による時代色がたまらない魅力です。
あなたも感じませんか?

自分の若い頃の写真を観ると、
たじたじと後に退いてしまいませんか?
研ぎ立ての日本刀みたいに、ぴっかぴっか。
寄らば斬る!
そんな感じ。
でも、それは、出会うこと、出会う人、
すべてが未知との遭遇、
どう展開するか予測できない、真剣勝負だったから。

今では、どんなことも、出会った途端に、道筋が分かってしまう。
未知との遭遇を楽しめるのは、美の世界だけ。
だから、眼差しから殺気が消えてしまっています。
どんなことも、良い面をエンジョイし、悪い面は黙って引き受ける、
そんなスタンスで生きるようになっています。
これはこれで、若いときには想像もできなかった、境地、
人生の醍醐味ですね。

そんな人間には、
摩耗した石仏たちがことさらいとしく感じられます。
私と同じように、というより、私よりはるかに長く、深く、
時代の哀感を身に引き受けて生きてきたんだなあ、
そんな風に身をもって共感できるからです。

元興寺の一隅にかなり沢山の石仏たちが並んでいます。
おそらく奈良市一円の石仏が開発ととも移ってこられたのでしょう。
そのすべてが摩耗の極に達しています。
忍耐、運命の甘受、悟り、そんな気配が立ち上ってきます。

敬愛する大ブロガー、NKさんも愛された石仏たちです。
NKさん、どうしておられるでしょう?
長い間、電話も通じません。
ご健在を祈りたいのですが、こんな感じもします、
NKさんの存在もまた石仏に似て来たのかなあ?
元興寺を訪れるたびに、NKさんを思い出し、
NKさんの石仏写真を思い起こして、少しでもその境地に近づこう、
そんな気持ちも、石仏に向かう支えになっています。




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by Sha-Sindbad | 2017-09-12 12:03 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1875 奈良町(2017年8月5日スピードパンクロ35㎜F2で奈良町の奥底へ)4 ログアウト!


ほっとしています。
私のMacBook Airでは、どうやらエキサイト側の不具合らしく、
「レンズ千夜一夜」をログアウトできない状態が続いていました。
今朝、何気なく「レンズ千夜一夜」をログアウトしてみたら、
できました。
あっけないほど、素直にログアウトできました。

早速、私の主ブログである「わが友ホロゴン」の記事を入稿できました。
大急ぎで、代替のマックを新規購入しなくて良かった!

その「わが友ホロゴン」を無事ログアウトして、
また本ブログを立ち上げました。
このプロセスも成功。
私のマックも完全復調というわけです。

ここは、あっさりと写真たちを入稿して、
MacBook Airが無事機能するようになったお祝いとしましょう。




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by Sha-Sindbad | 2017-09-10 23:12 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)