レンズ千夜一夜

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1496 写真革命!(スピードパンクロ28㎜F2がMヘリコイドと出会ったら?)Part2



1月13日水曜日、
Mヘリコイドを入手したヨドバシカメラを出てから、
地下鉄御堂筋線で心斎橋に移動し、
そこから近鉄日本橋駅東にある国立文楽劇場を目指しました。
ソニーNEX-5にMヘリコイドを介して付けたお気に入りレンズ、
スピードパンクロ35mmF2が道々大活躍しました。

私は基本的にレンズ一本主義で、そのレンズに撮れるもの、
そのレンズで撮りたいものだけしか見えませんので、不便しません。
写真家はご自分のコンセプトに沿って撮りたい写真、
撮りたい構図、撮りたい瞬間があります。
だから、多様なレンズの中の1本だけで撮る、
というのは耐えがたい不便でしょう。
撮りたいのに、撮れないものが続出するでしょうから。
私にはそのとき撮りたいものだけしか見えてこないから、
まったく不便がありません。

本来の最短80cmほどよりも遥かに接近して撮り続けました。
天国。
帰宅してから、最短がどこまで短縮されたか、チェック。
なんと約23㎝!

ついでに、私にとっての究極のスピードパンクロ、
35㎜F2をチェック。
最短が130㎝と猛烈に遠いのですが、
これがなんとまあ、36センチほどにまで短縮されている!
パラダイス!




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by Sha-Sindbad | 2016-01-14 15:29 | SpeedPanchro28/2 | Comments(0)

1329 心斎橋美神 (トポゴン25mmF4を雨で使うと、感涙にむせんでくれて)



5月12日火曜日持ち出したのは次のセット。
ソニーα7
トポゴン25mmF4

トポゴン、私にとっては長年夢のレンズでした。
偶然、Hologon15mmF8Mとこのトポゴンを、
ウィーンのライカショップで見つけました。
それがいつだったか、忘れました。
宮崎貞安さんにライカMマウントに改造していただきました。

凡庸な人間がおもしろい写真を撮りたかったら、トポゴンに限る、
そう言いたくなるほどに撮りやすいレンズです。

ホロゴンもスーパーアンギュロンもビオゴンもかなり撮りにくいレンズ。
だから、昔の人たちの多くは、こうしたレンズはトリミング前提で使いました。
というより、どんなレンズも、35㎜カメラでなくても、というより、
ハッセル、ローライ二眼レフ等の中判になればなるほど、トリミング前提でした。
これも作画の一種である、トリミングはアートの行為なのである、
そう考える写真家が多かったのです。

カルティエ=ブレッソンのように、フルフレームを原則とする写真家が稀だったのは、
フルフレーム原則で撮ることが大変に難しいと考えられていたからです。
でも、おそらくカルティエ=ブレッソンと、
彼に影響を受けた35㎜カメラの写真家たちがこの潮流を変えました。
多くのストリートフォトグラファーが、このような潮流の中で、
ノートリミングこそドキュメンタリーの王道と確信するようになったのです。

私は、高校生のとき、百科事典を読むのが大好きでした。
古い26巻ほどの大百科事典、4巻の現代百科事典も私の座右の書でした。
現代百科事典には写真もたくさん収録され、
その「写真」のカルティエ=ブレッソンと木村伊兵衛の傑作に出会ったのが、
私の写真への目覚めでした。
カルティエ=ブレッソンの写真はもちろん「サン・ラザール駅裏の跳ぶ男」と、
「猫と対座するカウボーイハットの男」
木村の写真は、「馬のしっぽと塀」、そして、「田舎の青年群像」
よく考えてみると、今でもまだこの4枚は私の写真の理想像。

おもしろいものですね。
私はついにストリートフォトとは無縁に終わりましたので、
これらの理想像はあくまでも理想のゾーンに高く聳えているだけ。

ストリート上の人間模様、社会相を切り取る、
そんな芸当をしようと思ったことも以前にはありましたが、
今では、そんなことは所詮一時の気の迷いだった、そう考えています。
ストリートフォトの基本的な前提である、人々への関心、興味がまるでないからです。

私はどうやら写真を始めた最初から、ずっとロボグラフィストでした。
路上で出会うものたち、人たちが私に向かって開示してくれた、ある姿、
たいていの場合は、もの、人そのもののリアルな風貌ではなくて、
私の心にポンと投げ入れてくれた変身像。

今回も、プロデューサーが私、撮影者兼演出家がトポゴンのロボグラフィを、
6枚ごらんいただきましょう。

美神たち、私に気付いていません。
私はすっと視線をそらして、通り過ぎながら手元で撮っているからです。
人は、人を意識していないとき、一番自然で、一番美しい自分の表情を見せる、
人を意識した途端、自分がそう見せたいと準備している仮面をかぶる、
そう信じているからです。




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by Sha-Sindbad | 2015-05-13 11:35 | Topogon25/4 | Comments(0)

1318 光明 (ペッツヴァールSVE100㎜F2.9は光と戯れるのが好きなようで)



ペッツヴァールSVE100㎜F2.9。
このレンズが持っている特質はなんだろうか?
そうずっと考えてきました。
思いあたりました。
高貴のたたずまい、それなんだ。
その例証を一枚ご覧頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2015-05-01 01:15 | PetzvalSVE100/2.9 | Comments(0)

1308 幻影の町2 (ペッツヴァール58mmF2.3と肌寒い春の雨の心斎橋を歩いてみたら)Part3


camellia-02さんからこんなコメントを頂きました、
「カメラレンズの原点の光画を見ていると、実に楽しい」
1939年にカメラが発明されて早くもその翌年に、
ポートレート用として発明されたレンズ設計なのですから、
まさに現代カメラ史のレンズ原点であることは疑いがありません。

私が裏町で出会うものたちのポートレートであるロボグラフィにとって、
ペッツヴァール以上にふさわしいレンズはあまりないのかも知れません。
Petzval58㎜F2.3の心斎橋写真の残り31枚をご覧頂きましょう。



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by Sha-Sindbad | 2015-04-19 16:21 | petzval58/2.3 | Comments(4)

1307 幻影の町(ペッツヴァール58mmF2.3と肌寒い春の雨の心斎橋を歩いてみたら)Part2



ペッツヴァール58mmF2.3を使っていて、つくづく思います。
私は標準系統のレンズをかなり持っています。
パンタッカー50mmF2.3
マクロスイター50mmF1.8、
プラナー50mmF2(コンタレックス)
その他、2、30本はありそうです。
みんな優れています。

でも、ペッツヴァールに出会ってしまうと、もういけませんね。
猛烈に美しく、生き生きとした少女たちにたとえることができます。
みんなかわいい!
でも、そこに楚々とした風情で、無口でおっとりとして優雅なのだけど、
目はキラリと知的に輝く妖精のような美少女が現れてニッコリしたりすると、
もう行けませんね。
ペッツヴァール58mmF2.3やローデンシュトック55mmF2.2って、
そんな妖精なのです。

私は別に美少女趣味ではありません。
美女も我が家に幾人も居て、間に合っています。
一番幼いのはまだ生後10か月。
もう可愛いのなんのって。
もうじき、末娘が女の子を産みますので、
さらに間に合い状態は充実します。

でも、これがレンズときますと、話は別。
徹底的に美少女レンズを愛しますね。
それがペッツヴァール。

さて、心斎橋でPetzval58㎜F2.3が活躍しました。
たった1時間ちょっとですが、243枚撮れました。

「わが友ホロゴン」でこの成果をご覧頂くのは目下不可能。
中国茶馬街道の旅の写真群が十数個のファイルに分かれて、
数千枚を超えるうえ、
他にも、今すぐにでも掲載したい写真が目白押し。
そこで、進行を早めるために、
1記事の掲載枚数を30枚に増加しました。

本ブログも今回のレンズに限り、枚数を一挙に増やしましょう。
選択した写真は80枚を超えます。
これを2回に分けてご覧頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2015-04-17 22:39 | petzval58/2.3 | Comments(2)

1307 Rain (ペッツヴァール58mmF2.3と肌寒い春の雨の心斎橋を歩いてみたら)



4月14日火曜日持ち出したのは、
ソニーα7
ペッツヴァール58mmF2.3
中将姫光学さんから借用中一番短いペッツヴァールです。
絞りがないので、開放だけ。

心斎橋の三木楽器でのクロマチックハーモニカのレッスン後、
そぼ降る雨の中、裏町を撮影しました。
半時間の撮影後、午後2時40分行きつけの喫茶店に入りました。
120枚ほど撮っていました。

ああ、ペッツヴァール!
なんというダイナミックなソフトイメージでしょう!
圧倒的なペッツヴァールパラダイス!

このレンズと言い、ローデンシュトック55mmF2.2と言い、
ペッツヴァールの短焦点レンズはホロゴンの最高のサブになりそう。
それなのに、2本とも私のものじゃない!
まるで親友の愛くるしく美しい高校生のお嬢ちゃんのような存在。

それにしても、ソニーα7はペッツヴァールにとっては最高のカメラ。
ライカM9に比べて、エッジも色彩もややソフトだからです。

まず1枚だけご覧頂きます。
こんな写真が撮りたくなる、それがペッツヴァール。




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by Sha-Sindbad | 2015-04-16 14:11 | petzval58/2.3 | Comments(0)

1301 赤い口紅 (ローデンシュトック55mmF2.2はときに妖しさも醸し出し)



ローデンシュトック55mmF2.2を使えば使うほど、
格調、品格の高さに驚かざるを得ません。

後年のズミクロンやプラナーに劣らぬ明晰性の陰から、
キノプラズマートの妖気が立ち上る、そんな気配。

心斎橋でも、このレンズが持つ非日常性を見せてくれる写真が撮れました。
付き合えば付き合うほどに、どこまでもさまざまな顔を見せてくれる、
奥深さがたまりません。
これがペッツヴァールの真骨頂なのかも?




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by Sha-Sindbad | 2015-04-11 00:10 | Rodenstock55/2.2 | Comments(0)

1300 赤のフーガ (ペッツヴァールSVE100㎜F2.9は私の理想の長焦点になりそう)


そのレンズは我が家に到着したとき、
絞りもヘリコイドもない、マウントもない、ただの寸胴レンズでした。
プロジェクターレンズです。
前玉も後玉も同じ口径ですから、かなり明るいらしい。
レンズはクリーンです。

早速宮崎貞安さんにMマウントへの改造をお願いしました。
絞ることがないので、絞り羽根の挿入は結構です。
そう注文書には書いたのですが、帰還したレンズは堂々の絞り付き。
100㎜ですが、かなり小振り。
宮崎貞安さんの計測では、開放値はF2.9。
ノンコーティングで、収差もほとんどありません。
植毛処理で内面反射防止策も施していただき、
最短1.5mから無限遠まで、絞りはF8まで、自在に駆使できる完全レンズ。

早速大阪心斎橋に持ち出しました。
309枚撮影しました。
すべて開放。
このレンズ、使えます。
とても撮りやすく、結果は極上。

収穫は沢山ありましたが、一枚だけご覧頂きましょう。
私がこれまでに撮ったことのない、気品にあふれた一枚、
私はそう思うのですが.................
本ブログの1300回大台に載った記念の一枚になりました。





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by Sha-Sindbad | 2015-04-09 15:07 | PetzvalSVE100/2.9 | Comments(2)

1282 心斎橋 (まだメオスティグマート50㎜F1が心斎橋でがんばっている)




久しぶりに3日間家に籠りました。
さまざまな用があったせいですが、
楽器の練習にも没頭しました。

とくに14日レッスンの二胡と15レッスンの揚琴に重点。
どちらも難しいものですね。
その点、吹けば、あるいは吸えば、一応の音が出る、
クロマチックハーモニカとリコーダーはかなり易しい。
 
さらに、写真となると、もうこれは安直そのものですね。
私にとっては、写真は視線。
目を向けて、注意をひいたら撮る。
ただそれだけなのですから。

依然、メオスティグマート50㎜F1を選んでいます。
まだまだペッツヴァールとメオスティグマートは撮影結果をチェックしたい。
十分自分のものになっていないせいでしょう。
かなり撮ってもまだ新鮮な喜びを感じています。




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by Sha-Sindbad | 2015-03-13 22:47 | Meostigmat50/1 | Comments(2)

1257 妖艶 (ダルメイヤー25㎜F1.9は心斎橋で美女に出会った)




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2月10日火曜日、辻晋哉先生のクロマチックハーモニカレッスン日、
持ち出したのは、これからの定番セットの一つ、

    オリンパスE-PL1
    ダルメイヤー25mmF1.9

例のペッツバールタイプの小型Cマウントレンズ。

使いやすさのポイントは、

    ①絞りリングが固く、知らぬ間にリングが動くことがないので、
     開放絞り専科で安心して使える。

    ②ヘリコイドリングは適当になめらかに回るので、ピント合わせは楽。

使い勝手が悪いと、とかく疲れますが、このレンズは合格。
いずれ「わが友ホロゴン」のレンズ黄金伝説シリーズに取り上げます。

ここでは、たった1枚だけご覧いただきましょう。

    Petzvalさんがこんな写真を「ダブルミーニング」と評されました。
    実のところ、私の場合、「オンリーワンミーニング」
    見た瞬間、私の目に見えたものはただ一つ、それだけだった。

    生涯、文字通りたった一人の女性を愛してきた人間にして、
    とても不思議なのですが、そう見えただから仕方がありません。

それにしても不思議なのは、
自分がカメラに付けているレンズによって、
見えてくるものが違うのです。

    その理由はわかりません。
    でも、違う。
    だから、同じストリートを違うレンズをもって歩くことは、
    その度に、一つの冒険となります。

    ドラゴンを求める旅、
    悪魔を求める旅、
    青い鳥を求める旅、
    シャングリラを求める旅、
    そして、ドン・ファンのように、美と愛を求める旅。

今回はどれだったのでしょう?
by Sha-Sindbad | 2015-02-12 16:57 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(6)