レンズ千夜一夜

タグ:大阪ユニバーサルシティ ( 34 ) タグの人気記事

1736 ユニバーサルシティ(ホロゴン15㎜F8Uが駅界隈をさっとスウィープ)


ホロゴンウルトラワイドを手に入れて20年、
この15㎜レンズをこよなく愛してきましたが、
それまで21㎜レンズさえも使いこなせなかった人間が
どうして15㎜レンズに深くはまり込んでしまったか?
これは、当の本人にも謎。

分かっていることは、私の直感、これ一つ。
カメラのマツバラ光機で出会った瞬間、
このカメラ、僕を待っていてくれた!

使いこなしなどできると考えたことはありません。
ただ、ただ、馴染むこと、これだけ。
ただ、ただ、使い込むこと、これだけ。

思う存分使いこなせるレンズって、私が思うに、
大したことはないのです。
思うように使いこなせないからこそ、
レンズが私になにかをプレゼントしてくれます。
それは一種の賜物です。
ひたすら感謝して受けとるだけ。

一種の運命、私はそう信じています。
生涯に掛け替えのない人、ものに幾度か巡り会うことができました。
あなたもそうでしょう?
そんな巡り会いって、
いつも髪の毛一筋のチャンスが恵んでくれた幸運、
そうではありませんか?
そして、ひたすら感謝するほかはない、
そうではありませんか?





b0226423_182870.jpg
b0226423_181417.jpg
b0226423_18738.jpg
b0226423_18141.jpg
b0226423_165972.jpg
b0226423_165255.jpg
b0226423_164233.jpg
b0226423_163584.jpg
b0226423_162995.jpg
b0226423_161871.jpg
b0226423_161126.jpg
b0226423_16454.jpg
b0226423_155733.jpg
b0226423_155215.jpg
b0226423_154570.jpg
b0226423_153083.jpg
b0226423_152110.jpg
b0226423_151340.jpg
b0226423_15577.jpg
b0226423_145612.jpg
b0226423_144933.jpg
b0226423_144181.jpg
b0226423_143399.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-02-14 02:00 | Hologon15/8U | Comments(0)

1664 ユニバーサルシティ(ペラール24mmF4なら接近戦でさりげなく使えます)


YouTubeでとても素敵な歌手を見つけました。
静かなひとときにそっとつぶやくような声を静かに聞こえて来ると、
なんだか懐かしい気持ちになれる歌声です。

TIA BLAKE & her folk group - Folksongs & Ballads (1971) [FULL ALBUM]
(https://www.youtube.com/watch?v=P3nEMhibg0M)

グーグルで検索してみますと、次のような情報。
「米国の女性SSW、ティア・ブレイクが
1971年にフランスに渡りリリースした唯一のアルバム。
なぜフランスなのか分かりませんが、
1枚で終わってしまったのが惜しいと思える良盤であります。」
「歌声はかなりハスキーであんまりキュートではありません。
しかし、ハスキーだけどどこか儚げであり、
凛とした美しい響きがあります。」

なんだか私に近い年齢の方のようです。
はじめまして!
なぜたった1枚だったのですか?
今、どこでなにをしているのですか?
YouTubeが時の架け橋となってくれました。

そこで考えたのですが、
ティアは、このたった一枚のレコード(でしょうね?)を時折再生して、
今でも、瞬時に当時の自分に戻ることができるでしょう。
それって、ブログだって、同じですね。

いつも書きますが、
私は自分のブログを自分のためだけに作っています。
いつかある時に、ある文章に、ある写真に戻る。
すると、そのときの自分に戻ることができるのです。
記憶の達人は、ネットの助けがなくても、ある日あるときに戻れるのでしょう。
私はそんな離れ業ができないまま、過去のほとんどは、
私の心の奥底に深く刻み込まれた、数少ない瞬間を除いて、
すべて忘却の彼方に去ってしまいました。
(実際には、記憶の底深くにしっかりと記銘されているのだそうです。
でも、想起する手だて、機会がなければ、忘却と変わりはありませんね)
ブログはそうした離れ業で過去の瞬間を甦らせてくれます。

ペラール24mmF4をさりげなく腰にホールドしながら、
ユニバーサルシティ駅を通り過ぎました。
いつもランチを頂くチゲ店からいつもの乗車位置までの数分の旅。
その旅に出会った人たち、ものたちを、
写真にしっかりと刻み込んでくれました。
ペラール24mmF4はそれができるレンズ。
どんな境遇であれ、今日はユニバーサルスタジオジャパンで楽しもう、
そんな活気に溢れた若者たち、そして、意味不明のイメージたち、
私が素敵だと思った瞬間に永遠にその姿を留めてくれました。

ブログよ、永遠なれ!!!




b0226423_1761975.jpg
b0226423_1761272.jpg
b0226423_176546.jpg
b0226423_1755934.jpg
b0226423_1755218.jpg
b0226423_1754353.jpg
b0226423_1753669.jpg
b0226423_1752854.jpg
b0226423_1752190.jpg
b0226423_1751488.jpg
b0226423_175660.jpg
b0226423_174576.jpg
b0226423_1744964.jpg
b0226423_1732169.jpg
b0226423_17314458.jpg

b0226423_17284088.jpg

b0226423_17261197.jpg

b0226423_1722348.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-10-16 17:59 | Perar24/4 | Comments(0)

1582 雨の日(エルマー35mmF3.5もやっぱり雨男専科だった)Part 1



この日、ユニバーサルシティから始めて、
西九条、大和西大寺の定番コースは雨でした。

私の大好きな韓流ドラマは涙でグショグショ、
私の大好きなロボグラフィ路地は雨で濡れ濡れ。
私はさほどウェットでもドライでもない人間ですが、
どうもドラマもロボグラフィもグショグショが大好きなようです。

ただの片手間撮影なのに、いつもよりかなり大幅に大漁でした。
221枚なのですから、エルマー35mmF3.5、張り切ったのです。
153枚選んでみました。
少なくとも3回か4回でまとめたいものです。





b0226423_22434624.jpg
b0226423_22434123.jpg
b0226423_2243351.jpg
b0226423_22433081.jpg
b0226423_22432498.jpg
b0226423_22431865.jpg
b0226423_224383.jpg
b0226423_2243058.jpg
b0226423_22425229.jpg
b0226423_22424645.jpg
b0226423_22424024.jpg
b0226423_22422545.jpg
b0226423_22422097.jpg
b0226423_22421338.jpg
b0226423_224263.jpg
b0226423_2242079.jpg
b0226423_22415436.jpg
b0226423_22414311.jpg
b0226423_2241371.jpg
b0226423_22413112.jpg
b0226423_22412371.jpg
b0226423_22411670.jpg
b0226423_22411021.jpg
b0226423_2241585.jpg
b0226423_2240056.jpg
b0226423_22395194.jpg
b0226423_22394232.jpg
b0226423_22393665.jpg
b0226423_22392863.jpg
b0226423_22382122.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-05-24 22:47 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1560 ユニバーサルシティ(アンジェニュー25mmF1.4は行く先々で気高く毅然と)Part 1



4月11日月曜日の恒例の3地域巡回です。
まずは、ユニバーサルシティ駅界隈。

ひさしぶりのセットです。
オリンパスE-PL1
アンジェニュー25mmF1.4

アンジェニューはフランスのレンズ会社です。
レンズメーカーごとにレンズの性格がかなり違う、
これは不思議なことですが、当然なのかもしれません。
レンズは人間の目なのですから、
制作者の視覚上の感性がなにかしら影響するのでしょうか?
映画用レンズメーカーとして貢献によって、
1989年、創業者ピエール・アンジェニューが
アカデミー特別賞を受賞したほどのスペシャルなメーカーです。
その気配はCマウントレンズにも及んでいるようです。

アンジェニューレンズに漂うのは高貴な雰囲気。
アンジェニューは16mm用レンズとして、
25mmF1.4とF0.95と2本のレンズを供給したようです。
この2本とも凄いレンズです。
アンジェニュー特有のシルバーデザインが輝きます。
描写もそのデザインにふさわしく気品にあふれたイメージ。

ライバルのケルン社のスイター一族は温かい厚みのある描写を誇り、
アンジェニュー一族は凛として澄み切った描写で対抗する、
このあたりの伝統の味わいが独特であるために、
両雄並び立つ状況を呈している感じ。

例によって、ユニバーサルシティ、西九条、西大寺とはしごをします。
まず、ユニバーサルシティから筆卸し。
気持ちよくサクサクと撮れます。
いつもながら、スペシャルなレンズを持つと、
そのレンズの視点でスペシャルなロボグラフィが浮かび上がる感じ。
アンジェニューと来るのですから、
猛烈に楽しいロボグラフィたちが踊ってくれました。
今回は特別に満足できそう。
(いつも同じことを言っている感じもないわけではありませんが、
無視!)





b0226423_22362692.jpg
b0226423_22361962.jpg
b0226423_22361148.jpg
b0226423_2236221.jpg
b0226423_22355392.jpg
b0226423_22354512.jpg
b0226423_22353795.jpg
b0226423_22353190.jpg
b0226423_22352380.jpg
b0226423_223486.jpg
b0226423_2234122.jpg
b0226423_22335417.jpg
b0226423_22334624.jpg
b0226423_22394498.jpg
b0226423_22332672.jpg
b0226423_22331939.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-04-14 23:28 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(0)

1553 ユニバーサルシティ(ペンタック38mmF2.9はますます古風でぼけた味わいで)Part 1



携帯電話をiPhone4sから6sに換えました。
二回りほど大きくなりました。
それとともに、無線ランも光電話もすべてソフトバンクに移行。
と書くと、とてもスムーズに聞こえますが、
さまざまな個所に何十回と電話したことか?
そのすったもんだの顛末は思い出したくもないほどに面倒でした。

でも、関係各社の電話でも応対はとても丁寧で親切でした。
会社の顔がそこに現れることを各社とも肝に銘じている、
そんな印象。
政府も見習って欲しいものです。
保育士たちを優遇し、保育園ももっと充実させなきゃ!
国の将来はそこにかかっていると言っても過言ではないのに!
戦争のためには何兆円も平気で使うけど(軍事産業がもうかるので)、
国民のためには一円もかけたくない(政治家にはもうからないから)、
そんな感じさえします。

iPhone6sのカメラの性能はとてもよくなっているようですね。
どんな光学構造か知りませんが、
レンズそのものはどうせ原価タダ同然のプラスチック。
でも、きちんと作れば、素敵な画像が撮れることには、
ほとほと感心させられます。
とすると、皆さんがお使いのデジタルカメラのレンズたち、
これも実は超格安のプラスチックレンズがほとんどのようですが、
さらによく撮れるのでしょう。

ここで「よく撮れる」というのは、リアルでナチュラルな画像。
つまり、そのような画像が欲しい方が写真界の99%でしょうから、
クラシックレンズたちなんか出る幕はないわけです。
一方、私の望みは幻想的で、いわば不可思議なイメージだけ。
夢も希望もなくなった現実なんか、ゴメンだ。
目を開いて夢を見ていたい。

ペンタック38mmF2.9は1920年代か30年代のボロレンズ。
ソニーNEX-5は、たとえば、オリンパスEP-L1と比べますと、
画像が一層精密な感じがします。
ソフト的な内部処理でおそらく画像をかなり精密化しているみたい。
でも、ふんわり、ぼんやりの画像しか撮れないこのレンズには、
さしものソニーNEX-5も手の施しようがないという感じ。

「そんなボロレンズでボロ写真撮って、なにが面白いの?」
そうおっしゃる方は多いかも知れません。
でも、私は逆。
「そんな隅々まできちんと照らし出すような綺麗な写真を撮って、
あなた、飽きませんか?」

こんな写真たちって、なんだか似ています、
非の打ち所がない優雅典麗な紳士淑女、
超一流の学歴と職歴を重ねるエリート官僚、
完璧に有能なるサラリーマン、
要するに、「わたしは一流なの」というお顔の皆さん、
こんなお歴々と付き合いたいと思いますか?
私はゴメンですね。

よくよく考えてみますと、
こんな私はちょっと変わっているのかも知れませんね。
今ふっと思い出したことがあるのです。
私は少年時代からちょっと変わっていたかも知れません。
信じて頂けるかどうかは分かりませんが、
受験校に行って、大学を志望していましたが、
3年間実力テストの席次表や通信簿に一切目を通さなかったのです。
そんなものに左右されたくなかったから。
ひょっとすると、両親も変わっていたのかも知れません。
両親も一切、私に尋ねなかったのですから。

それでも、大学にも通り、国家試験も合格して、
志望どおりのかなり変わった職業に就いたのですが、
精神的に何にも疲労せずに、この時期を過ごせたのは、
受験戦争の最中でさえ、
いつも好きな本を読み、
好きな音楽を聴き、
そして、写真を楽しんだからでしょう。
その合間に勉強したようなものです。

要するに、人に抜きん出ようとか、競争に勝とうとか、
出世しようとか、有名になろうとか、
そんな気持ちは生まれてこの方一切持ったことがない。
人にいじめられることもなく、いじめることもなく、
人に威張らせることもなく、威張ることもなく、
ずっと気楽に人生を楽しんでこれたのも、そのせいでしょう。

こんなことを言える方はそんなに多くないかも知れませんね。
よく考えてみると、私は猛烈に幸運な人間なのでしょう。
だから、かえって人に好かれないかも、という感じもしています。
でも、気にならない。
どんな状態であれ、人のことは気にしないで、
自分に不満を感じたりしないで、
生きてくることができたのですから。

この永遠のボケレンズ、ペンタック38mmF2.9って、
そんな私にかなり似合っているかも知れません。





b0226423_12103925.jpg
b0226423_12103354.jpg
b0226423_12102845.jpg
b0226423_12102157.jpg
b0226423_1295355.jpg
b0226423_1294882.jpg
b0226423_1292922.jpg
b0226423_1292413.jpg
b0226423_1291883.jpg
b0226423_1291260.jpg
b0226423_129755.jpg
b0226423_129163.jpg
b0226423_1285685.jpg
b0226423_1285081.jpg
b0226423_1283995.jpg
b0226423_1282328.jpg
b0226423_1281748.jpg
b0226423_1281246.jpg
b0226423_128770.jpg
b0226423_128134.jpg
b0226423_1275585.jpg
b0226423_1274917.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-04-06 22:47 | Pentac38/2.9 | Comments(0)

1535 ユニバーサルシティ(ダルメイヤー25㎜F1.9は人工都市でもしっとりと)



80を越えられて、少し体調を崩し気味の畏友RAさんに、
気分良く外出していただこうと考えて、
ペッツヴァールレンズを一本プレゼントしたことは、
すでに書きました。

    ペッツヴァールSVE100㎜F2.9

宮崎貞安さんにライカMマウントに改造していただいている上、
100ミリにしては、とても小振りで軽量なので、
フォクトレンダーRM2とライカM2をお持ちのうえ、
長焦点レンズによる銀塩派のRAさんには、鬼に金棒。
そう踏んだのです。

目論見は大成功で、それ以来、外出時にはいつも携行。
数枚、ペッツヴァール写真を拝見しました。
それを見て、どんな気分になったと思いますか?
良かった、という気持ちが半分、
そして、
ちょっと残念、という気持ちが半分。

というのは、このプレゼントは、私にはエルマジ95㎜f2.4という、
重厚艶美なるペッツヴァールがあると考えてのことでしたが、
その後、段々と分かってきました、
エルマジ95㎜f2.4の描写のすばらしさは、
エルマジという古代レンズの描写力によるもので、
どうもペッツヴァール性はかなり稀薄らしい。
一方、100㎜F2.9にはペッツヴァール性が横溢しています。

それでも今回、気持ちを取り直しました。
ぼくにはこれがあるじゃないか!
そう胸を張って頷ける、
しっかりペッツヴァール描写をしてくれるレンズ、
それがダルメイヤー25㎜F1.9。

今回はユニバーサルシティ駅界隈の写真をごらん頂きましょう。
揚琴レッスンまでのたった10分間の空き時間ですが、
駅から50mあたりまでの撮り慣れた空間。
このあたりだけでも、何十回も撮っています。
でも、レンズの性格が大きく写真を変えてくれます。
24枚、並べてみましょう。
私にはとても新鮮な写りを楽しめました。




b0226423_1616294.jpg
b0226423_16155619.jpg
b0226423_16155030.jpg
b0226423_16154482.jpg
b0226423_16153866.jpg
b0226423_16153166.jpg
b0226423_1615252.jpg
b0226423_16151940.jpg
b0226423_16151291.jpg
b0226423_161565.jpg
b0226423_1615063.jpg
b0226423_16145468.jpg
b0226423_1614487.jpg
b0226423_16144249.jpg
b0226423_16143787.jpg
b0226423_16143034.jpg
b0226423_16142312.jpg
b0226423_16141813.jpg
b0226423_16141214.jpg
b0226423_1614558.jpg
b0226423_1614039.jpg
b0226423_16135557.jpg
b0226423_1613482.jpg
b0226423_16134136.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-03-16 16:20 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1518 ユニバーサルシティ(スピードアナスチグマート25mmF1.5が久々に楽しんだ)



2月8日月曜日、揚琴レッスンのはしご日です。
オリンパスE-PL1に定番、と言いつつ、久しぶりに付けたのが、
ダルメイヤー
スピードアナスチグマート25mmF1.5
キノプラズマート25mmF1.5と並ぶ、Cマウントのぼけレンズの双璧。

気温は低いけど、陽光の強さは春近しを告げています。
レンズは常に開放なので、感度を最低の100にセット。
それでも、かなりのショットがオーバー、それも過剰なオーバーに。
でも、これは私にとっては夢レンズです。
撮りたいものを、こんな風に撮りたかったと思う以上の
夢見心地に仕上げてくれます。

そこで、突然、気がついたことがあります。
そうだ!
撮影仲間に「これ、いいですよ」と勧めるのはやめよう!
よけいなお世話だし、
第一、夢を壊してしまいかねません。

自分で見つけ、自分で心の中に「こうなるんだろうな」と夢を見て、
撮ったものを見ると、その予想とはまるで違ったなにかが浮かび上がる。
発見と結果予測と現実の結果、
この3段階での思いのギャップが乱高下する、
それが喜びの源泉。
その最大の喜びが発見にあります。
それなのに、友人から発見の喜びを奪ってしまっている。
罪ですね。

逆に、友人にも平気で教えていただくのがこれまででした。
独創性などかけらもないので、独創にこだわらないからです。
でも、やっぱり発見の喜びが自分のものです。
友人たち、私の好みを知り尽くしているから、
よく「これ、ここにありますよ」と教えてくれます。
そのたびに、「ありがとさん」とお礼を言って、
喜んで撮らせていただくのが常でした。
これもやめましょう。

もちろん独創性のためではありません。
写真趣味の最大の喜びがこの発見にあります。
その喜びを放棄するのは、馬鹿げていますね。
友人からこんな風に言われるようなものです、
「君、すばらしい女性と出会ったんだよ、
だから、これまでつきあっていた女性、
よかったら、君に譲るよ」
とても無茶な、女性に失礼な比喩ですが、
他意はないので、お許しください。
よくよく考えたら、被写体を教えあうという行為、
これに近いのではないでしょうか?
自分にも友人にも被写体にも、全部、よくないことです。
やめましょう。

さて、スピードアナスチグマート、
オーバー気味もたくさん混じりましたが、
やっぱり良い雰囲気ですね。
その過剰とも言えるぼけ味は、
レンズ設計者の意図に沿ったものとは言えないのでしょう。
オリジナルのフォーマットよりも無理を強いるカメラで使うことで生じた、
副次効果なのですから。

でも、設計者に遠慮する必要はありませんね。
このあからさまなぼけ味こそ、このレンズの身上。
今日は一人だったので、全部正真正銘私の発見。
人には分からぬ喜びを私一人感じる、
これが醍醐味ですね。

以前に富士フォトサロンの出展者が観客にした驚愕の説明を思い出しました。
「わたしら、特別なんやからね。
こんな特別な場所をよーく知ってる写真家に連れていってもらって
撮るんだから!」
あなたは、どちらをとりますか?




b0226423_22232192.jpg
b0226423_2223153.jpg
b0226423_2223870.jpg
b0226423_2223287.jpg
b0226423_22225616.jpg
b0226423_2222502.jpg
b0226423_22224360.jpg
b0226423_22223658.jpg
b0226423_222229100.jpg
b0226423_22213187.jpg
b0226423_22212438.jpg
b0226423_22211381.jpg
b0226423_2221451.jpg
b0226423_22205696.jpg
b0226423_2220496.jpg
b0226423_2220425.jpg
b0226423_222035100.jpg
b0226423_22194677.jpg
b0226423_2219409.jpg
b0226423_22193485.jpg
b0226423_22192871.jpg
b0226423_22192373.jpg
b0226423_22191721.jpg
b0226423_22191134.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-02-16 22:27 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1494 ユニバーサルシティ(古玉エルマジ20㎜F3.5とニューシティの出会いから)Part2



フランス
その言葉からどんなことを思い浮かべますか?

いろいろ、人によって違うでしょう。
ちょっと気取っているようで申し訳ないのですが、
私が思い浮かべるのは、
デカルト。
理性。
情緒面に優れているように見えて、
フランス人って、実に理知的です。

妻が以前フランスにホームステイしたことがありました。
その家の5歳の女の子が妻にこう言ったそうです、
「フランスでは、子供は6歳から理性が備わるって、
言われているのよ」
妻はこう応えたそうです、
「日本では、5歳からよ」

実は口から出任せですね。
30になっても、理性を備えない人が沢山居ます。
自分の考えなどないので、人の顔しか見ない。

そうすると、その女の子、
だから、自分はまだわがままを言っても許される、
そう言いたかったことを見抜かれたと悟って、
実に恥ずかしそうな笑いを浮かべたそうです。
「負けた........」
この子は5歳にしてすでに理知的なのです。

フランスは、芸術家ばかりではなく、
優れた哲学者、科学者を輩出しています。
カルティエ=ブレッソンはアーチストですが、
本質的に理知的な感覚が作品を独自なものにしている、
私はそう考えています。

エルマジ20㎜F3.5を使いますと、
やわらかな言葉で透徹した思惟を伝える、
そんな懐の深い構えを感じるのは、私だけでしょうか?




b0226423_1055422.jpg
b0226423_10545899.jpg
b0226423_10545118.jpg
b0226423_10544589.jpg
b0226423_10543894.jpg
b0226423_10543137.jpg
b0226423_10542171.jpg
b0226423_10541222.jpg
b0226423_1054566.jpg
b0226423_105359100.jpg
b0226423_10535350.jpg
b0226423_10534886.jpg
b0226423_10534166.jpg
b0226423_10533435.jpg
b0226423_10532717.jpg
b0226423_10532113.jpg
b0226423_10531431.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-01-12 10:57 | Hermagis20/3.5 | Comments(0)

1493 ユニバーサルシティ(古玉エルマジ20㎜F3.5とニューシティの出会いから)Part1



宮崎貞安さんにMマウントへの改造をお願いしているのが、
エルマジ95㎜f2。
eBayで購入したものですが、
湿板カメラ用ペッツヴァールという触れ込み。
そうだったら、いいのにな...........
生まれて初めて手に入れたエルマジが今回のエルマジ20㎜F3.5。

おそらくCマウントレンズの草分け時代のものらしく、
古色蒼然を絵に描いたような超小型レンズ。
でも、作りはよく、小さいながら、風格があります。
そして、その写りは、私の目には一級品。

エルマジ95㎜f2を待ちこがれるあまりの代役ということは、
このレンズに内緒。
なぜかオリンパスEP-L1の液晶では雑音だらけで、
あまり期待できないような粗雑な写りに見えます。
でも、帰宅してマックに移してチェックしますと、
なかなかどうしてピタリと決まっています。
さすがに堂々たる描写ではありませんか?




b0226423_23442630.jpg
b0226423_23441415.jpg
b0226423_2344738.jpg
b0226423_2344172.jpg
b0226423_23432264.jpg
b0226423_23431524.jpg
b0226423_23423614.jpg
b0226423_23422710.jpg
b0226423_23422069.jpg
b0226423_23421417.jpg
b0226423_2342811.jpg
b0226423_2341281.jpg
b0226423_23412138.jpg
b0226423_234115100.jpg
b0226423_2341911.jpg
b0226423_2341334.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-01-11 23:49 | Hermagis20/3.5 | Comments(0)

1486 ユニバーサルシティで(ズマールをズミルックス35mmに対決させてみよう)Part2



新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願いします。意思
今年も、レンズたちの融通無碍の画像をエンジョイしましょう。

表題には、対決だなんて書きましたが、
正直なところ、対決させてみたところで、
レンズ性能の優劣を客観的に付ける能力ももありません。
こうやって使ってみても、ズミルックスと比べて、
どちらが開放での描写性能において優れているかなんて、
まったく見当もつきません。

私にできることは、
メタモルフォーゼの可能性比較だけ。
簡単に言いますと、じかに写っているイメージが、
ただそれだけのものに留まるか、
それとも別のイメージを喚起するか?

その別のイメージは私が喚起したかったイメージではありません。
私はそんなイメージは抱かない、というより、抱けないからです。
写真家の皆さんにはそれができるようです。
「ここに都会の孤独のイメージが浮かび上がるようで、
それで撮りました」
「ここでは目標を喪失した現代人のアンニュイを
表現したかったのですが、それがうまく行ったようです」

私が撮るときには、そんなイメージも情感も絶対に浮かび上がりません。
浮かび上がるのは、ただの物の印象だけ、
「わあ、このドラム缶、壮大にさびているな」

あとはレンズが異次元のイメージを織り込んでくれます。
常に予測不能、想像不可のイメージ。
そのような観点に立つと、圧倒的に優位なのは、
どうやらズミルックス35㎜F1.4。
ただし、その優位は純然たる鼻の差。




b0226423_23242282.jpg
b0226423_2324153.jpg
b0226423_232494.jpg
b0226423_2324184.jpg
b0226423_23235460.jpg
b0226423_23234877.jpg
b0226423_23234245.jpg
b0226423_23233696.jpg
b0226423_23233028.jpg
b0226423_2323586.jpg
b0226423_2322579.jpg
b0226423_23225126.jpg
b0226423_23224555.jpg
b0226423_23223933.jpg
b0226423_23223350.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-01-01 23:28 | Sumar50/2 | Comments(2)