レンズ千夜一夜

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1818  尾崎まこと(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはバスから降りて)


朝、洗顔を済ませて、洗面所から出てきたその瞬間、
呼び鈴がなりました。
宅急便です、「ポストに入らないので...」
見ると、本の形です。
さては!
急いでいるので、梱包をバリバリと破きました。
中から出現したのは、素敵な装幀の写真集。

    「記憶の都市
     大阪・SENSATION
       この一瞬 その永遠」
          Makoto Ozaki 尾崎まこと
          (竹林館)

詩人です。
そして、ベテランの写真家です。
詩人が写真家になると、どうなるか?
画像が詩となります。
頁を開く度に、絶句します。
なぜ、絶句するのか?
ご自分で写真集をご覧になってください。
アマゾンは品切れですが、楽天市場で購入できます。

写真がアートかどうか?
議論があります。
写真をアートにしたいと努力している方は多いでしょう。
でも、悩むことはありません。
ご心配なく。
私やあなたの写真はアートとは無関係ですから。

写真をアートにはできません。
あなたご自身がアーティストじゃないんだから。
写真をアートするのではなく、
最初からアート、そんな写真が稀に存在するのです。
そんな独自のアートを創造する写真家がいます。
尾崎さんがそのお一人であることは、
写真集を一枚一枚めくる度に確認していただけるでしょう。

写真家の吉田正さんの文章が帯に記されています。
ご自身、映像の詩人である吉田さんの文章に、
尾崎さんの写真世界の独自性が見事に表現されています。
竹林館のホームページでご覧になれます。
(http://www.chikurinkan.co.jp/book/?c=zoom&pk=319)

改めて一枚、一枚とめくっていきます。
こんな写真世界もあるんだなあ..........
絶句するばかりです。
そして、気づいたのですが、
尾崎さんは言葉の達人なのに、序文がない!
ここではイメージにすべてを語らせているから、
言葉はいらない、そんな感じ。

尾崎さんの詩は、詩集も何冊も刊行されていますが、
ネットでも味わうことができます。

尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」
http://blog.goo.ne.jp/ozakimakoto

味わってみてください。
そして、ぜひ、写真集を手に入れて、
不思議な写真たちをご覧になってください。
尾崎さんが「この一瞬 その永遠」と副題されているとおり、
詩人が、ご自身の魂の航跡の一瞬、一瞬をイメージにされている、
そんな不思議な印象を味わうことができるでしょう。

私のキノプラズマート25㎜F1.5が創り出すイメージも、
確かに「この一瞬」なのですが、
尾崎さんにならって、副題を付ければ、
「ただの一瞬 消え去る一瞬」




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by Sha-Sindbad | 2017-06-20 16:48 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1817 西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはフレアごしにささやいて)

人間の歴史、というのは不思議なものですね。
ある時期には、傑出した人物がどっと出現して、
民族を、国を、社会に革新的な変化をもたらします。

日本史でもそんな時期がいくつもありますが、
英傑そのものと言えるような人物を輩出しました。
その中でも傑出しているのは、
坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、高杉晋作の四人ですね。

一つ、著しい共通点があると思いませんか?
彼らの人物、人間性、事績のことではありません。
名前。
4人の姓名とその組み合わせ、語感、印象、なにをとっても、
実に颯爽たる風格に溢れているとは思いませんか?

これがたとえば、こんな四人だったら、どうでしょう?
権太田五作、泥目十左右衛門、中華棒々鶏、出目金太郎?
「うーん、とても優れた仕事をしてくれた人だけど、
どうも印象がねえ、今一だねえ..........」

レンズもまったく同列に論ぜられそうです。
傑作レンズとして歴史上名高いレンズたちは一様に、
とても語感のよい颯爽さる名前を付けてもらったようです。
とりわけ私の心にぐっと来るレンズ名を上げよ、
そう問われますと、私の頭にとっさに浮かび上がるのは、
もちろん、第1に、「ホロゴン」、そして、
第2が「キノプラズマート」ですね。

ホロゴンの語感は大いなる包容力につながります。
そしてキノプラズマートの語感は鋭さ、そしてさらに、
眼光紙背に徹する視線につながります。
私のように開放一点張りの撮り方で撮った写真では、
実感していただけないかも知れません。
でも、撮影状況を記憶している私には、
このレンズは、焦点距離の違いはあれ、
開放のフレアーのベールを貫くようにして、
透徹した洞察を潜める画像をプレゼントしてくれる、
そんな感じがするのです。

大阪西九条で、わずか半時間ですが、
リコーGXRに付けたキノプラズマート25㎜F1.5Mと、
一緒に遊びました。
(Mマウントレンズに改造ずみのキノプラズマートです)
その折私にプレゼントしてくれた写真たちも、
やはりそんな印象を私に抱かせてくれます。
ただの薄汚れたロボグラフィ写真に大げさな!
そう非難されると、返す言葉はありません。
私はただ自分一人で楽しんでいる、そう考えて、
軽く無視していただければ、幸いです。




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by Sha-Sindbad | 2017-06-19 23:24 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1816 梅田で(2017年6月15日きらきら光るパンタッカー35㎜F2.3を持参)

私がレンズを絶対に触らないことは幾度か書きました。
クリーニングしたければ、大阪のマツモトカメラに持参します。
店主の松本さんが驚くほど丁寧に、かつ完璧にレンズを清め、
ときにはヘリコイドリングを調整していただくと、
レンズをあっと驚くプロ仕様に一新していただけるからです。

でも、パンタッカー35㎜F2.3を眺めていて、ふっと考えました。
このレンズ、超ボロボロのへたり切ったレンズの外観で、
驚くほどの廉価で、ライバルなしに落札したもの。
前玉ももう完全にくすみ切っていました。
そのまま、クリーニングもしないで使ってきたのですが、
このぼけぼけ玉って、見せかけだけなんじゃないかな?
単にレンズ前玉にゴミが堆積しているだけなんじゃないかな?

そこで、ピンセットに滑らかなティッシューを巻き付け、
エヴァ水(ただの水だけど、抜群の殺菌効果をもつ魔法の水)を
スプレーでしゅっとかけて、松本さんがやるのを真似て、
すっとレンズを一巡撫でて、また、別のティッシューで同一操作。
あれれれれー!!???
レンズが綺麗になってしまった。

そこで、もう一度リコーGXRに付けて持ち出すことにしました。
6月15日吉田写真教室がはねてから、一人、行きつけのレストラン。
美味しいビフテキランチ(たった950円と私のような庶民仕様)。
すっかり満足して出発。
梅田でイヤホーンを新調するついでに、ぐるりと撮影。
93枚撮りましたので、2回にわけて60枚ほどごらん頂きましょう。

かなり変身して、大御所のパンタッカー50㎜F2.3に近くなった、
そんな感じがするのですが?




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by Sha-Sindbad | 2017-06-16 22:47 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1814 神社道(2016年6月16日パンタッカー40㎜F2.3がおぼろに微笑んだみたい)


ドイツの映画用レンズ製作会社アストロ・ベルリンが
1930年代に作ったパンタッカー50㎜F2.3を愛用してきました。

おそらく世界屈指のコレクターであるN氏に尋ねたことがあります。
「最高のレンズって、なんだとお考えですか?」
実に曖昧模糊とした問いですね。
慎重で理屈っぽい人なら、断固、こう答えたでしょう、
「そんな漠然した質問には答えられませんよ」
でも、N氏は即座に、ずばりお答えになりました。

「アストロ・ベルリンのパンタッカーです」

「無一居」( http://www.photo-china.net/column/astro.html)
このサイトで大変に詳しい紹介がなされています。
それによりますと、パンタッカーと一口に言っても、
f1.8、f1.9、f2.3、f2.7、f4.5と5系列のレンズ群が作られたそうです。

N氏がご自分のご意見の根拠に一つをこう説明されました、
「同じ絞りの系列のレンズは全部同じ描写性能なのです」

私が使ったのは、たった4本。
35㎜F1.8、40㎜F2.3、50㎜F2.3、125㎜F2.3
この4本はコーティング、製造年代全部違うようで、
互いに異なった個性、描写性を示します。
とくに変わっているのは40㎜。
ノンコーティングで、ボロボロのレンズを超廉価で入手しました。

ブログ未公開のファイルをチェックしてみますと、
このレンズの撮影フォルダが見つかりました。
リコーGXRに付けて、60㎜レンズとして使っています。
どこかからの帰り道だったようです。
バスから降りて、自宅までの行程を、
普通に歩けば10分程度ですが、24分かけて、
91枚の写真を撮っていました。
34枚選択してみました。
マックの画面で見る限り、まさにボケボケ。
30枚ばかり、一挙にごらん頂きましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-06-13 23:14 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1775 診療所(土曜日、点滴治療終了、ペラール24mmF4はますます活き活きと)

4月22日土曜日、点滴治療終了日。

畏友RAさんがとても啓発的な体力変化グラフを送ってくれました。
X軸を日の経過、Y軸(マイナス)は疲労度を示します。
毎日疲労し、回復します。
つまり、折れ線は一旦加工し、上昇します。
でも、連日過労が続きますと、
回復しているように見えて、前日の体力の線まで戻りません。
1日、2日、3日と活動を継続しますと、
疲労度は知らず知らずのうちに段々と累積していき、
抵抗力を次第に低下させてしまいます。
そのために、いつしか肺炎の原因となる菌に感染してしまい、
さらに、体力が低下すると、どっと肺炎を発症してしまう。
まさに私の生活、健康状況の変化を見事に図解してくれました。

今は、低下しきった体力曲線を毎日毎日上向きにしていく、
それが仕事です。
本日、6回の点滴がすべて完了。
抗生物質の錠剤服用は日曜日で完了予定。
さて、その時点で、RAさんが作成してくれた表の最上レベルまで、
体力が回復してくれるか?
明日1日どれだけ安静療養するかにかかっているようです。
がんばりましょう。

さて、本日の点滴治療にお供したのは、
リコーGXR
スーパーワイドトリプレットペラール21㎜F4.5
実質31.5mmですが、被写界深度は21㎜のままです。
開放で撮りますが、最近接を除けば、
1m前後から以遠の距離表示で目測設定をして、
ノーファインダー撮影です。
まさに「使えるレンズ」「使いたくなるレンズ」





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  [後書き]

    最初の一枚、ご覧になって、なにか見えましたか?
    神社道の土の道。
    ふと見下ろした私の眼に飛び込んで来たものは、
    ぐっと前方を見つめる兵士の横顔、
    なにかを叫ぶ男の横顔、
    もしかすると、猿?

    私はどうやら自分の観たいものを見つける才能があるようです。
    「才能」じゃなくて、ただの癖だよ。
    何の役にも立たないんだから。
    そうおっしゃる向きもあるでしょう。
    でも「才能」です。
    私の役には立つのですから。
    嬉しくなれるから、楽しくなれるから。
    それで十分じゃありませんか?

    そして、不思議にも、レンズたちは私の観たままに撮ってくれます。
    それがまた嬉しい。

    えっ?
    見えないって?
    御愁傷様。
    私のブログは、だから、ほとんどの人にはバカげているらしい。
    「なんで、こんなもの撮るの?
    一体なにを表現したいの?」

    ハッハッハー、ですね。
    表現なんか、なんにもありませんよ。
    世界中のロボグラフィたちとの出会いの喜びの記録。
    ただ、それだけ。
        ここに隠れていたの?
        ごきげんよう!

    このブログも別ブログ「わが友ホロゴン」も、
    写真家のブログなんかじゃありませんよ。
    ただの素人の写真日記。
    
by Sha-Sindbad | 2017-04-22 23:59 | Perar24/4 | Comments(0)

1615 お湿りの日(バルター25mmF2.3ならしっとりとした里の表情も)Part 2



映画やドラマで、こんな俳優が居ます。
最初は目立たない。
でも、ドラマが進むにつれて、
いや、この人は大した役者だなあ、目が離せない、
そんな風に心から讃嘆させられてしまう、そんな役者。
韓流ドラマの醍醐味はそんな役者が一杯居るところでしょうか?

こんな役者たちって、本当に役に成りきることができます。
だから、ちょっとした素振り一つでぐっとドラマを深めることができる。

バルター25mmF2.3をリコーGXRで使っていて、ふっと気づきました。
そんな役者に似ているんじゃないかな?
一言で言うと、

     底力





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    [後書き]
      11枚目から13枚目の土嚢、
      私の大好きなロボグラフィです。
      私が路傍に次々と出会う「顔」の典型。
      なんと巧い位置に濡れ落ち葉が収まったものです。

      ついでに書いておきますが、
      私は絶対に加工しません。
      理由は簡単。
      作ったものは面白くないからです。
      
      でも、作ることが好きな人もおられます。
      あれこれ手を加えたり、取り除いたり、置き換えたり、
      そんな加工作業をして、面白い写真を作り出します。
      猫に餌をあげたりするのも同様です。
      ご自由です。

      でも、写真の出来映えに感心した人から、
      「ああ、素敵なものを見つけましたね、さーすが!」とか、
      「いやあ、絶好のシャッターチャンスですねえ、すごい!」
      なんて言われると、
      こう正直に答えるでしょうか?
      「いえ、ああやって、こうやって、手をちょっと加えたら、
      こんな風になったんですよ」

      ほぼ絶対に言いませんね。
      でも、相手にもそうですが、自分にとっても、
      これって正直な生き方じゃありませんね。

      あれこれ加工するのはご自由です。
      私はしませんが、加工するのはダメだとも申しません。
      写真制作におけるポリシーの門題なのですから。
      でも、やっぱり嘘をつくのはよくないですね。
      どちらかをよしましょうね、
      加工をするか、それとも偽りを言うか。
      折角生まれたんだから、まっとうに生きましょう。
by Sha-Sindbad | 2016-07-20 15:16 | Baltar25/2.3 | Comments(5)

341 自転車 (オリオン15-28mmF6はピーカンでも開放が鉄則?)



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今日はOrion15-28mmF6を持ち出しました。

ライカ用28㎜レンズの中で、このレンズが占める位置は、
私にとってはかなり大きい。

なぜなら、とても小さく、とても軽いからなのですが、
それ以上に、とてもよく写るから。

開放値がF6と、ダントツに暗いのですが、
この開放でも、実は絞り羽根が若干閉じています。
つまり、ほとんどのレンズの常識、
1段絞ったあたりが一番よい画像、
この一番よい画像を開放から出せるよう、
ロシアのレンズ製作担当者は自粛してしまったのです。

今日はリコーGXRとライカM3に付けて撮りましたが、
終始開放のまま。

どうですか?
このキリリと引き締まった写りは?
by Sha-sindbad | 2012-05-26 22:51 | Orion28/6 | Comments(0)

340 水玉 (スピードパンクロ35mmF2はやはり映画用レンズだった)



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スピードパンクロ35mmF2をリコーGXRに付けました。

液晶画面で見るだけでも、
その開放描写にはやさしさが際立っていました。
それなのに、しっかりとした写り。

ボケ味のやさしさが基調となるやさしさを生み出しているのでしょうか?
おかげで、どんな風に撮っても、
映画のシーンのような味わいが生まれます。
使えば使うほど、好きになれるレンズですね。

スピードパンクロは鮮鋭な描写で名高いようです。
おそらく絞ると、もっとギリギリの描写になるのでしょう。
でも、試したことがないし、
試すつもりもない。

この世の中、こんなにギスギスして、希望もなくなりますと、
自分の生活をやさしさで溢れさせたい、
そんな気持がそうさせているのでしょうか?
by Sha-sindbad | 2012-05-25 22:52 | SpeedPanchro35/2 | Comments(2)