レンズ千夜一夜

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1743 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)2 まだ野田で


阿波座駅のウィキペディアをコピペしましょう。

「大阪府大阪市西区西本町三丁目1-23にある大阪市営地下鉄の駅。
中央大通と新なにわ筋の交差点に位置する。
駅名の由来は、かつて当駅付近に存在した遊郭、
並びにさらに古代に所在した四国方面との海上貿易拠点「阿波座」」

生涯妻以外の女性に恋心すら抱いたことのない私ですから、
遊郭という遊郭は無縁中の無縁。
それなのに、国内国外、至るところで、遊郭エリアを通りました。
気がついたら、そのまっただ中を通っていたと分かったアムステルダム、
というような現役ばりばりのエリアもありましたが、
はっきり言って、私の理解を遥かに超えていました。
というか、遥かに心を沈み込ませるなにかが私の心を沈ませました。

ご自分の生活か心の底になにか言いしれぬ淀みを潜めている人か、
心をからりと身体から切り離せる人しか入り込めないエリア、
そんな感じでした。
でも、どちらで同じ、私が感じることは、
「かわいそうになあ.......... 人生に大きな喜びを感じながら生きていたら、
こんなところに来ることはないのになあ............」
女性たちについては、同情の言葉もありませんが、
近頃、美女が手っ取り早く大金を稼げる職場になっていると聴いて、
愕然。
自分がどんな魂の泥沼に足を入れようとしているのか、分かっていない。
遊郭エリアを通ると、こんなことが私の心の中を荒れ野にするので、
珍しい光景を観察しようとか、あわよくば写真にとってやろう、なんて、
ひとかけらも心に浮かびませんでした。

ところが、大阪の阿波座にはそんな昔の名残は残されていないのか、
区画整理された新しい下町をまっすぐの道路が区分して、
実にあっけらかんとしたニューシティでした。
でも、新興住宅地ではないので、ちゃんと生活史が刻み込まれつつあります。
どんな町でも、ロボグラフィ一杯、それが私の経験。
新興住宅地はいけませんねえ、生活が板に付いていない。
だから、ロボグラフィなど絶無。
阿波座には、この町特有のロボグラフィが一面ちりばめられていました。

思うに、私の後ろをついて歩いている人がいたら、
きっと、頭を混乱させていたでしょうね。
なにをなんのために写真に撮るのか?
全然想像できない。
でも、自信を持って、お答えできます。
写真をご覧になったら、ますます、頭を混乱させるでしょう。
「なに、これ?
こんなケッタイなもん、阿波座にはないでえ!!!」
「こんなもん、撮ってどうするねん?
なんもおもしろいこと、ないやん!!!」
そうですとも、そうですとも。
でもねえ、私はおもしろいのですよ。
それで、いいじゃないですか?   

なお、今回は、JR野田駅界隈。
ここから地下鉄千日前線に乗り換えて、阿波座駅まで5分程度。
簡単に言いますと、大阪って町は庶民の町なので、
一部のエリアを除けば、下町だらけなのです。
我が町、というわけです。
そう思って大阪を撮っている写真家は数知れないでしょう。
でも、近頃どこでも出会ったことがありません。
私がストリートフォトのエリアをあまり歩かないからかな?




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by Sha-Sindbad | 2017-02-24 23:56 | Orion28/6 | Comments(2)

1742 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)1 移動

17年1月16日月曜日、
大阪ユニバーサルシティでの付虹先生の揚琴レッスンを済ませると、
昼食以降は自由時間となりました。
ちょっとした用が心斎橋の東急ハンズにありましたから、
昼食後どこかの駅へ移動して、撮ったことのない下町を撮ろう、
そう考えました。

バッグに用意したセットは近頃異色、
ライカM9
オリオン28㎜F6

28㎜レンズには名レンズがひしめきあっています。
50㎜、35㎜となると、玉石混淆。
でも、各社の初代28㎜レンズたちはどれも個性的で優秀です。
ほとんど28㎜レンズのユーザーが居ない時代に、
50㎜、35㎜レンズユーザーから28㎜に誘い込む、
いわばそんな使命を背負って設計製作されたのですから、
社運をかけるほどに腰を据えて作ったのでしょう。

オリオンはトポゴン25㎜F4のコピーだけに、
抜けがよくて、描写に破綻がありません。
3回セットでごらん頂きましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-02-23 23:56 | Orion28/6 | Comments(0)

1735 大和西大寺(さすがのパンタッカー50㎜F2.3もちょっと苦戦かな)


午後12時45分、陳少林先生の揚琴伴奏レッスンが修了。
駅構内のパン屋さんの喫茶室で昼食と決めて、
急ぎ足で歩きながらの7分、20枚ちょっと撮りました。

日陰ばかり歩いたせいもあるでしょうけど、
もともと色のないただのビル街。
もともと地味なロボグラフィがさらに地味に撮れました。
ライカM9には、ソニーα7のようにヘリコイドリングがないので、
私の望むとおりに接近することができないこともありますが、
やはり空腹がこたえて、急ぎ足になりすぎたせいもありそう。

でも、おかげさまで、たどりついた喫茶室では、
ただのパン食でしたが、ご機嫌になりました。
お隣のおばあちゃん二人がなにも注文せずに、
ひたすらおしゃべりを楽しんでいるのも楽しい発見。
ふーむ、こんな節約方法もあるんだ!
覚えておこう!





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by Sha-Sindbad | 2017-02-12 15:30 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(0)

1694 加美下町(パンタッカー50㎜F2.3が久しぶりにライカM9に付いた!)Part 3



グレン・グールドを絶えず聴いています。
近頃、ダヴィッド・フレイというピアニストが台頭しているようです。
絢爛たる演奏をできる人です。
じゃ、グレン・グールドを凌駕するだろうか?
おあいにく様。
無理なんじゃないでしょうか?
凄いテクニックなんだけど、まるで現代のレンズそっくりなのです。
圧倒的な表現力を持ちながら、どこか行き過ぎの感があって、
心に全然響いて来ない。

でも、彼のインタビューをネットで読みました。
「ピアニストというのは過酷な仕事なんだよね。
作品は膨大な数が存在するし、
練習は日々何時間も行わなくてはならない。
偉大な作曲家にはどうやったって勝てない。
ぼくは天才ではないから、
無意識に何でも弾けてしまう人とは異なり、
ひたすら作品に近づく努力をしなければならない。
だけど、あきらめずに練習を続けることで、
作曲家に対していつも敗者だと感じている自分が、
いつの日か勝者に値する演奏ができると感じる瞬間が
訪れることだってある。その瞬間がうれしくて、
ピアニストを続けているようなもんさ(笑)」

「ひとつの作品を長年に渡って必死で練習し、
ようやく自分の手の内に入ったなという感触をつかみ、
すごくうれしくなったとするでしょ。
でも、次の日になったら、
まだ階段の一番下にいると感じさせられるんだ。
偉大な作品に近づくのはそれだけ難しいということ」

なんだか、写真と一緒ですね。
この人もがんばってるんだなあ。
なんだかちょっと好きになりました。
パンタッカー50㎜F2.3に、ちょっと性格が似ているからです。

ホロゴン15㎜F8はまさに天才中の天才レンズ。
パンタッカー50㎜F2.3は黙々と仕事をしてきた、
そんな積み上げの性格を持つレンズです。
でも、どんな状況でも頑張ってくれます。
あっと驚く切れ味なんかありませんが、
なんとも言えず味わいがにじみ出てきます。
やっぱり私にとっては、ホロゴンに次ぐ、愛しのレンズ。





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by Sha-Sindbad | 2016-12-21 17:23 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(0)

1693 加美下町(パンタッカー50㎜F2.3が久しぶりにライカM9に付いた!)Part 2



ライカM9をも一度使いたくなった理由は、
画像をご覧頂ければ、お分かりでしょう。
ソニーα7の画像よりもずっと銀塩画質に近い。
そして、画像に厚みがある。
シノゴノいわずに、大阪加美のロボグラフィたちの続き、
ざらっと並べてみましょう。




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by Sha-Sindbad | 2016-12-20 17:00 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(2)

1692 加美下町(パンタッカー50㎜F2.3が久しぶりにライカM9に付いた!)Part 1

長い間、ライカM9をカメラ防湿庫に寝かせていました。
友人からは、私が生活に困っているのを見るに見かねたのでしょう、
「ライカM9、使っていないなら、売ったらどうですか?」
私もちょっとぐらっと来ました。
ソニーα7ばかり使って来たからです。
なぜ?
ホロゴン15㎜F8がすんなり使えるからです。
ライカM9には、どうやら細工をしないと、付かない。
そのうえ、ソニーα7にはヘリコイド付きMマウントアダプタが使えて、
超接近できて、すべてのレンズを超近接で使える!

でも、一つだけ、ライカM9には美点があります。
画像の質がかなり高い。

でも、売りたくもある。
なぜ?
もちろん、生活に困っているから!

じゃ、売る前に、一度だけ使ってみよう、そう考えました。
孫の家に用があり、大阪加美に出かけました。
手提げ袋2杯分、差し入れの食べ物を運んだのです。
一家は全員仕事と保育園に出払って留守。
「押し込み強盗」ならぬ「押し込みペペ」
(我が家では、「おじいちゃん」「おばあちゃん」は禁句。
なぜって、おじいちゃん、おばあちゃんではないから!)
用を済ませてから、肩の荷を降ろして(文字通り)、
カメラを取り出し、半時間ほど撮影しました。

ライカM9
パンタッカー50㎜F2.3

131枚撮って、売るのはやめました。
3回に分けて、90枚ちょっとご覧頂きましょう。
銀塩ライカのことを忘れれば、
使い心地はソニーα7を遥かにしのぎます。
ライブビューは使えないけど、
ファインダーの二重像でピント合わせは楽しい。
画像は文句無し、2段は上。
でも、ファインダーでのピント合わせがうまくいっていないのも。
これは追々慣れることで対処できます。
ソニーα7と交互に使いましょう。





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by Sha-Sindbad | 2016-12-20 01:16 | Pan.Tachar50/2.3 | Comments(0)

1507 大王町で試写Part2(エルマジ95mmF2.4はやっぱり女王にふさわしい威厳を) 



1月23日土曜日、三重県に参りました。
親友のAKさんとリコーダー二重奏を楽しむためだったのですが、
午前中、大王町に立ち寄ったために、
彼のお宅に着いたときは午後3時でした。
その代わり、ロボグラフィ撮影を満喫しました。

持参したセットは、
エルマジ95mmF2.4付きライカM9

大王町は風光明媚の故でしょうか、
画家の町と知られる港町。
港近くの駐車場に車を止めて、
大王崎付近まで路傍、港、観光街を撮影しました。

まず戸惑ったことは、前回最初に使ったときと同じこと、
エルマジ95mmF2.4の画角の狭さ。
おかげで、撮影ディスタンスが3m前後と、
ドラマチックに遠のきました。
かなりスケールの小さなロボグラフィばかり撮っているようです。

ホロゴンはスィープ方式。
両手をぐっと大きく拡げて、眼前の光景全部を頂きます。
エルマジ95mmF2.4はポイント方式。
前にぐっと手を指し伸ばして、指さします。
これはこれで爽快。

355枚撮りました。
別ブログ「わが友ホロゴン」にシリーズとして掲載します。
(ただし、溜まりに溜まっているので、いつになるか?)

今回は5枚ピックアップしました。

ペッツヴァールらしさがどこにあるか?
こうまともに自問してみると、
答えは一つ、
どうもよく分からない。
今まで使ったペッツヴァールとは違って、
どこかまともなたたずまい。

それでどう、気に入ったの?
そう質問を切り替えてみると、
もちろん、大いに気に入った!
とても澄んだ空気感がふんわりと漂うようです。
気品を感じます。
ローランドのクラインビルド・プラズマート75mmF2.7に
ちょっと雰囲気が似ているのでは?
そんな感じがしてきました。





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[後書き]
風光明媚な大王崎に来て、
なんだ、こりゃ?
とくに、最後の写真。
ただの工事用の幕じゃないか?
そうお感じの方は、私のブログとは無縁、
そうお考えくださいね。
最後の写真は、白い髯の老人、
まあ、詩的に言えば、
離騒の詩を吟じる屈原、
その秋霜烈日の姿を感じ取られた方は、
私のお仲間ですね。 
by Sha-Sindbad | 2016-01-30 23:03 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1506 大王町で試写(ダブルメニスカスアクロマート63mm f4.8って、一体何なのだ!!) 



親友のAKさん、おもしろいことを考えました。
レンズ特性をあれこれと考慮した末のことなのだそうですが、
そのあたりは私にはチンプンカンプンなので、
結論だけ書きますと、
ポケットブローニーベス単の単玉レンズ、
メニスカスアクロマート120mmF11を2つ組み合わせて、
ニューレンズを作ってみよう、そう思いつかれたのです。

8個だったか、10個だったか、ベス単を買い集め、
宮崎貞安さんに相性のよいレンズをテストしてもらって、
ライカMマウントレンズに仕立ててもらいました。
プロターがその典型ですが、2つ組み合わせて、
ドッペルプロターに仕立てると、
焦点距離、レンズの明るさ、どちらも半分になります。
同様の変身を遂げて、できあがったニューレンズは、
だから、たった2群2枚です。
この世にたった一本のレンズ!
私が命名したのですが、

    ダブルメニスカスアクロマート63mm f4.8

ソニーα7が修理中なので、ソニーNEX-5につけました。
おもしろいもので、実質126mmと、
オリジナルの焦点距離近くに戻りました。

開放値が暗いので、開放以外では撮れません。
液晶ファインダーが見えないからです。
開放値は暗いのですが、実質上望遠レンズなので、
ちゃんとぼけてくれます。
フレアもあって、実に素敵な画像をプレゼントしてくれます。

でも、その画像はなんだか不思議なのです。
大口径レンズじゃないのに、猛烈にボケます。
開放値はF4.8とかなり暗いのに、なぜかペアーピン。
でも、写りの印象は軽くはありません。
颯爽とした雰囲気はないんだけど、
もっさりと鈍重で、野暮ったいというわけじゃない。
要するに、はやりの言葉で、
「経験したことのない」描写をプレゼントしてくれます。

被写体を選ぶし、撮り方を選ぶのかも知れません。
これはもしかすると、絞り込んでこそ価値あるレンズかも知れません。
じっくりと付き合うだけのなにかを持っている、
ひとまず、そんな結論に達しました。




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by Sha-Sindbad | 2016-01-29 18:36 | D.MeniscusAcromat63 | Comments(0)

1500 永遠なれ!(1500回でようやく決まった女王位には、エルマジ95㎜f2.4)



寒波襲来
当然ながら、寒いですね。
二重サッシの上、耳栓をして寝るので、
夜来風雨の声はまるで聞こえなかったのですが、
突風が吹いたらしく、自転車も大きな植木バチもぶっ倒れていました。
北国は大変な寒さでしょう。
yoshiさんが昨年と今年の同じ交差点の写真を並べて、
まだ雪がない、などと書いたせいだという噂も
あるような、ないような......?

午前中さまざまな野暮用で5カ所も訪ねて、忙しい。
でも、合間を見て撮りましたし、
午後は1時間45分撮りました。
ニューレンズ、

    エルマジ95㎜f2.4

名前がぽんぽん変わるのに、戸惑っておられるかもしれません。
レンズ鏡胴にしっかりと刻印されていたのです、
f=95m/m
たしかに実際の焦点距離は90㎜なのです。
でも、エルマジ社はこれを95㎜と表示したのですから、
尊重せざるを得ません。

絞りがないので、すべて開放。
撮れば撮るほど、心を奪われました。
375枚撮ってみて、はっきりと確信しました。
紛れもなくペッツヴァール!
このレンズが私の女王レンズだ!

その理由は、私がさっとピックアップした写真たちで明らか。
そう思うのですが...........




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by Sha-Sindbad | 2016-01-19 22:54 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1492 ベイビー(ペッツヴァールSVE100㎜F2.9は宇宙的なんだろうか?)


1月9日土曜日、恒例の近江八幡撮影の新年会。
私が持参したカメラは2種。
メインはHologon15mmF8UF付きソニーα7。
サブはペッツヴァールSVE100mmF3.5付きライカM9。
撮り終わってみると、なんと不思議なことに、
どちらのレンズも、収穫数はぴたり366枚!
これじゃ、どっちがメインか決まらない!

そのペッツヴァールの収穫から1枚だけご覧いただきます。



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なんでこれが代表なの?
ご覧になる方がもしおいでになったら、10人中9人までそうお考えになるでしょう。
畑の隅の小さな土嚢、種袋、それとも肥料袋?
私以外にはほとんど誰も撮らないでしょう。
もちろんロボグラフィなのです。
(一人だけ必ず撮る人を知っていますが、
彼もペッツヴァール常用で、別々に撮っても、
めぼしいロボグラフィは必ず共通するうえ、
奇しくもほとんど同じ画像になります)

なんに見えますか?
なんにも見えないよ、ただの袋じゃないか?
もしそうなら、私の2つのブログはあなたを悩ませるだけでしょう。
前にも書きましたが、なんに見えてもよいのですが、
そのものずばりのもの以外のなにかが見えてこないと、私のブログは不毛。

なんに見えても、不毛じゃ!
などと口走るあなたは箒でそっと脇に掃き寄せておいて、
なにか別物に見えるあなたに、私にこれがどう見えたか、
お教えしましょう。

新生児のくるみ方でくるまれて安らかに眠る宇宙人の赤ん坊。

末娘が昨年産婦人科医院の保母さんに教えてもらったのです。
孫プリンセスは、胎内にいるときと同じようにしっかり丸く包まれると、
とたんに仏様のように安らかな表情となり、
すっと眠りに落ちてしまうのが常でした。
胎内に戻ったような気持ちになれるのでしょう。

世界中で昔から採用されてきた方法だと、あとから気づきました。
そっくりのくるみ方で布にすっぽり包まれた赤ん坊の写真を
さまざまな国の写真で見ることができるからです。
あんなにがんじがらめにぐるぐる巻きにされて、と、
かわいそうに思っていた私はなにも知らなかったわけです。

この赤ん坊もしっかり、かつ丁寧にくるまれて、畑の側で眠っています。
ああ、しまった。
しばらく待っていたら、UFOが音もなく飛来して、
赤ん坊を船内に収容する宇宙人ママを見ることができたかも知れないのになあ.....
by Sha-Sindbad | 2016-01-10 22:21 | PetzvalSVE100/2.9 | Comments(0)