レンズ千夜一夜

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1851 夜の宿場町(2011年12月24日ズミルックス35㎜F1.4はなぜか草津に居た)2

 
前回書いたコンサートのサウンドレベルのお話の続き。

いたたまれずに席を立ったのは、どうやら私一人でした。
極限レベルにアップして聞こえた席は少なく、
会場のほとんどの皆さんには適当なレベルだったのかも知れません。
もしかすると、スピーカーの音が交錯する私の席でのレベルを、
私でも耐えられるレベルに下げると、他の席ではおとなしすぎて、
とても盛り上がらないことになるのかも知れません。

私が映画館に行ったのははるか7、8年前。
なんの映画だったのかも忘れてしまいました。
突如、阿鼻叫喚の破壊音とともに、
ティラノザウルスがビルを真っ二つに破壊して出現する、
そんなシーンだけ記憶しています。
小津安二郎のシネマに慣れた人間にはなんとも違和感。

でも、その猛烈大音響に耐えることができました。
おそらく、映画館の壁面全体に埋め込まれた多数のスピーカーが、
観客席全体に偏りのない音響効果を与えるように、
サラウンド処理が施されていたので、
そんなに耐え難いほどの大きな音圧ではなかった?

でも、それ以来、映画館とはすっかりご無沙汰になったのは、
要するに、映画になんの内容もなかったから。
コンピューターの手が入れば入るほど、人間味を失い、
私の心から離れて行ってしまうようです。

ズミルックス35mmf1.4で撮る夜の草津宿。
ライカM9は、同じMでも、すでにカメラよりは、
コンピューターの色彩の方が強くなっている、
そんな感じがします。

感度を上げることで夜間でも撮れるのですが、
夜間撮影用の設定があるのかもしれませんが、
私には分からないので、撮影結果は、お昼間と一緒で、
まるでお日様に照らされているかのように明るい光景。

そこで、露出をマイナス2に補正し、
さらに、ブログに掲載する際に、夜間らしく補正。
そんな風に手を加える必要があるのも、どこか不自然。

でも、銀塩フィルムを使ったことがない人は、
デジタルカメラの夜間写真に不自然さなど感じないようです。
人間の感覚そのものが変わっていくのでしょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-08-06 15:01 | Summilux35/1.4 | Comments(0)

1850 夜の宿場町(2011年12月24日ズミルックス35㎜F1.4はなぜか草津に居た)1



外付けハードディスクの写真フォルダで面白いことが起こりました。
前項のキノプラズマート25㎜F1.5は2017年6月12日撮影分です。
そのフォルダの次ぎに、この草津のフォルダが出現したのです。
なぜか、私の意思によらずに、
フォルダがハードディスク内を勝手に放浪したようです。
ハードディスクから失踪する事件が起きなくて幸いでした。
5年半も前の写真たちとの、これも一つの巡り逢い。
早速、記事に取り上げることにしました。

どうやら妻がまだ参加していた草津のゴスペル合唱団のコンサートの夜。
じゃ、なぜ、コンサートホールに居ないで、
夜の宿場町を彷徨しているのでしょうか?
妻が歌っているのに!
理由を想像してみてください。
やむにやまれぬ理由があったから?
その通りですね。
じゃ、その理由とは?
まあ、推測は難しいでしょう。

私は、階段状の観客席のほぼ中央、最上の場所に席を見つけたのです。
舞台両脇に内向きに置かれた大きなスピーカーの線が交差する、
どんぴしゃりその交点に座って、ご満悦だったのです、
ゴスペルが歌い出す前までは。
コンサートが始まり、その途端に、死にそうになりました。
と言うと、ちょっと大げさですが、耐え難い音の拷問でした。
ものすごいサウンドレベル。
そのすべてが私に直撃するのです。
私とその隣の女性は耳を押さえていました。
数曲で耐え難くなり、ホールを飛び出しました。

というわけで、静寂の宿場の通りを幸せに撮影しながら、
妻がコンサートを終えるのを待ったわけです。
その心安らかな心境を、名玉ズミルックス35㎜F1.4(第1世代)が、
しっかりと映し出してくれたか、
そのあたりとご自分で確かめてくださいね。
ライカM9に付けています。





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by Sha-Sindbad | 2017-08-05 10:52 | Summilux35/1.4 | Comments(0)

1761 号外3(フローライトアポクロマート135㎜F2.4をライカM9で使ってみた)



3月19日日曜日、
ライカM9にフローライトアポクロマート135mmF2.4を付けて、
白毫寺町、高畑町、ささやきの小道、春日大社を北上しました。

我が家を出て、十数歩で、これは大変なことになったとちょっと後悔しました。
ライカM9のファインダーにも135mmの枠があります。
ちょっと大げさに言えば、極小。
フローライトは115mmまで接近できます。
ところが、ライカM9の基線長って、ライカMシリーズの最低じゃないでしょうか?
ピントがなかなか来ない!
収穫は500枚を超しましたが、かなりのロスが出たはず。
でも、しっかりピントの来たものはなかなかすてきな画像です。

今回の試写は宮崎貞安さんからこう頼まれたからです、
「試写結果はほとんど最短近くの接近写真ばかりなので、
中距離でも描写力をチェックしたいので、
そのあたりで撮ってもらえませんか?」
私のロボグラフィはせいぜい3mあたりが最遠。
135mmのユーザーの多くは風景写真家でしょうから、
たしかにこれではレンズ試写にはなりませんね。

そこで、
「じゃ、ライカM9に付けて撮りますよ」
とは、大きく出たものです。

午前10時から午後4時半まで休み休みですが、この難業。
それじゃ、目も腕もくたくたに疲れきっただろう?
と、案じていただく向きもあろうかと思いますが、
と言う言葉のは、完全にレトリック、
誰も来ないブログで、案じるも案じないもあるわけがありません。
私としてはしっかり記録しておきたい!
ぜーんぜん、疲れなかった!
水素吸引のおかげで、疲れず、疲れがたまらず、疲れが翌日に持ち越すこともありません。
私は昔の私ではないのです。

夜、500枚少しの収穫をマックに収納し、
ざっとチェックしました。
5mあたりの中距離を撮ろうと思いつつ、
かなり至近距離が混じっています。
もちろん全部開放(絞りレバーがないので、絞り込めないのですから、当然)。

ロボグラフィばかりマックの画面上で開いてみました。
これは号外No.3が必要だな、そう直感しました。
以前からそう感じているのですが、
画像の確かさはソニーα7よりもライカM9の方が上。

完全にランダムに開いたものたちですが、
これも一つの縁。
さらっと並べて、ごらん頂きましょう。



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[後書き]
並べてみて、笑ってしまいました。
中距離での試写に行ったのに、
ほとんど全部最短撮影距離近くのロボグラフィ。
それにしても、雰囲気よく撮れるレンズです。
by Sha-Sindbad | 2017-03-21 12:02 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(2)

1744 阿波座へ(オリオン28㎜F6はロシアの下町レンズさ)3-完-




オリオン28㎜F6による大阪の下町、阿波座ロボグラフィ集。
と言っても、シリーズ全3回中、阿波座のシーンは今回の後半だけ。
まさに旅の途中ばかりのロボグラフィでした。

全写真、多くの人の眼には、「だから、どうだって言うの?」程度。
でも、それがロボグラフィですね。
颯爽たるロボグラフィ、
すべてを一言で言い尽くすロボグラフィ、
なんてものは完全な言辞矛盾。
男子校で美少女を捜すようなことはやめましょう。





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by Sha-Sindbad | 2017-02-27 23:25 | Orion28/6 | Comments(0)