レンズ千夜一夜

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1773 危機を脱する(点滴の行き帰りには一番楽なホロゴンにしてみた)


月曜日から続いた肺炎治療も、運が良ければ、今日が最後。
終わったら、近鉄奈良駅までバスで出て、図書館に行こう、
そんな計画を立てて、バッグに忍ばせたのは、私のベストカップル。

    ソニーα7
    ホロゴン15㎜F8U

まず、レントゲンを撮り、無事点滴も済み、診察室に。
先生、2枚のレントゲン写真を並べて、

  「かなり肺の調子は回復しました。
  でも、もう一回、明日点滴しましょう。
  月曜日には血液検査をして、最終チェックをします」

ああ、もう一回で済むのなら、しかたないな。
先生、私の裏の計画を見抜いたかのように、

  「これほどひどい肺炎はあまりお目にかかったことがありません。
  その責任はみんなあなたにあります。
  自己管理をちゃんとしていない。
  (28.5度もあるのに、朝から晩までの外出を2日続けた!)
  肺炎は目立った症状なしに進行します。
  日々の生活をしっかりと健康的なものにしていたら、
  防げたかも知れません。
  昔なら、40日間入院隔離を当然指示するケースです。
  あと2週間は絶対安静をしてください。」

「奈良町あたりに散歩するのは?」

  「散歩は家の近くを半時間だけにしてください」

がっくり。
「でも、とても回復が早かった感じがするのですが....?」
と、私。
レントゲンはたった4回の点滴を処置した効果です。
ひどい肺炎がたった4回でほとんど治るものでしょうか?

  「そうですね。早かったですね。
  ウィルス性肺炎だったら、ぜんぜん効果がなかったのですから」

受付の女性にそっと尋ねてみました、

「とっても効果的な治療で、先生、とても良い先生みたいですね?」

女性、にっこり笑って、

  「名医として知られている先生です」

名医に巡り会えたのは幸運でした。
そこで、先生の指示にどこまでも従うこととして、
図書館行きは中止して、帰宅しました。

でも、ホロゴンは、往き30秒、還り3分だけそっと使わせて頂きました。
そのほとんど全部の写真を並べてみます。
私がホロゴンで撮りたいものの一つがタペストリーみたいな写真。
「タペストグラフィ」と命名しています。
そんな写真ばっかり撮れました。

ホロゴンウルトラワイドから抜き出したホロゴンは、
私にとっては、眼そのもの。
私の視界全部を写真にしたい、
そうだからこそ、私の体験の忠実な記憶になれる、
私はそう信じているからです。





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by Sha-Sindbad | 2017-04-21 20:01 | Hologon15/8U | Comments(0)

1736 ユニバーサルシティ(ホロゴン15㎜F8Uが駅界隈をさっとスウィープ)


ホロゴンウルトラワイドを手に入れて20年、
この15㎜レンズをこよなく愛してきましたが、
それまで21㎜レンズさえも使いこなせなかった人間が
どうして15㎜レンズに深くはまり込んでしまったか?
これは、当の本人にも謎。

分かっていることは、私の直感、これ一つ。
カメラのマツバラ光機で出会った瞬間、
このカメラ、僕を待っていてくれた!

使いこなしなどできると考えたことはありません。
ただ、ただ、馴染むこと、これだけ。
ただ、ただ、使い込むこと、これだけ。

思う存分使いこなせるレンズって、私が思うに、
大したことはないのです。
思うように使いこなせないからこそ、
レンズが私になにかをプレゼントしてくれます。
それは一種の賜物です。
ひたすら感謝して受けとるだけ。

一種の運命、私はそう信じています。
生涯に掛け替えのない人、ものに幾度か巡り会うことができました。
あなたもそうでしょう?
そんな巡り会いって、
いつも髪の毛一筋のチャンスが恵んでくれた幸運、
そうではありませんか?
そして、ひたすら感謝するほかはない、
そうではありませんか?





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by Sha-Sindbad | 2017-02-14 02:00 | Hologon15/8U | Comments(0)

1732 雨のバス停に(ホロゴン15㎜F8Uは全天候型というより、雨が大好き)

2016年12月10日、京都四条河原町あたりを撮影しました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けました。
579枚撮りました。
まずは、我が家からバス停までの道中ロボグラフィをアップしましょう。

京都での撮影分は別ブログ「わが友ホロゴン」に連載します。
雨模様にホロゴンは生き生きと反応してくれました。
でも、実はどんな天候でも、ホロゴンは生き生き活躍してくれます。
私とは生涯の伴侶。




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by Sha-Sindbad | 2017-02-08 23:13 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

729 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 3-完-

昨日はブログはお休み。
音楽に集中していました。
リコーダー、揚琴、二胡、それぞれに宿題があって、
アップアップ状態。

そのうえ、ソニー・ウォークマンの増強作戦。
iPod64gGにたっぷり入れていたデータを、
マックからウォークマンになだれ込ませたのです。
これで、どこかに籠城しても、何日も音楽を楽しめます。
昨夜12時までかかりました。
まだ半分くらいですが、韓流ドラマの時間が来たので、ストップ。

今朝は、そのウォークマンで、
グールドの「ベートーヴェンピアノ協奏曲1番」を聴きました。
ピアノが神がかったほどに霊感に満ちて美しく歌います。
今日午後は孫プリンスのピアノレッスンの付き添いです。
この感動がプリンスにどうにかして伝わって、
突然、ピアノのスケールをキラキラと演奏してくれたら?
媒介者の私がそうならないのに、無理か?
まあ、いいでしょう。

それにしても、現代のピアニストたち、
絢爛たる超絶技巧をそれぞれに見せてくれます。
でも、誰もかも区別がつかない。
コルトーにしてもグールドにしてもそうですが、
そうした超絶技巧の現代ピアニストたちの遥か上に、
峨々として聳える感があります。
どうしてでしょうね?

ホロゴンウルトラワイドによる飛鳥路のロボグラフィ、
ラストの35枚です。
こうして久しぶりに並べてみて、結論は明らか。
銀塩ホロゴンはデジタルホロゴンと全然別ものです。
はっきり、段違い。
ここでも、ピアニストたちと似た隔絶感を感じます。
なにが進歩だ?





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by Sha-Sindbad | 2017-02-03 11:32 | Hologon15/8 | Comments(0)

1728 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 2


約11年前に、ホロゴンウルトラワイドで飛鳥路を撮影した写真たち、
ニコンの六×九判フィルムまでスキャンできるスキャナー、
SUPER COOLSCAN 9000 EDでネガカラーからスキャンしました。
今回も34枚並べました。

よくご覧下さい。
現代のデジタル写真よりも遥かに素敵ではありませんか?
少なくとも、私がソニーα7で撮った写真よりも、
はるかに立体感があり、生彩が溢れる、そう思えるのですけどねえ.......





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by Sha-Sindbad | 2017-02-01 23:37 | Hologon15/8 | Comments(0)

1727 2006年3月23日の飛鳥路(ホロゴンウルトラワイドがまだ伴侶だった)Part 1


ちょっと思い立って懐かしのキーボードを購入しました。
Happy Hakking Keyboard Professional 2 英語版

長い間28インチシネマディスプレイ、マックプロを使う私の伴侶でした。
でも、どちらもなぜか一緒に逝ってしまい、キーボードだけ残りました。
職場で使っていたMacBook Airの伴侶となりした。
でも、十年以上経ったせいでしょう、接続部分がダメになってしまい、
あえなく引退。

その後、6、7年、MacBook Airのキーボードで我慢してきました。
滑らかなタッチで感触は悪くありません。
でも、Happy Hakking Keyboardのタッチの感触には敵わない。
長年使ってきたキーの間隔より微妙に狭いせいでしょうか、
ミスタッチも増えました。

今日帰ってきた懐かしのキーボード、やっぱり最高。
キーボードを意識せずに文章を書ける!
今気がつきました。
Happy Hakking Keyboard、お前は書斎のホロゴンだった。

そこで、私の隠れた伴侶の帰郷を祝って、
ホロゴンウルトラワイド時代のホロゴン写真を何回か並べましょう。
銀塩ホロゴンはコクのある描写と類い稀な立体感が際だっています。
思えば、私の在職時代の15年間は、ホロゴンウルトラワイドと
Happy Hakking Keyboardと一緒に生きた時代でした。





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by Sha-Sindbad | 2017-01-31 23:23 | Hologon15/8U | Comments(0)

1702 新旧ごった煮(スピードアナスチグマート25mmF1.5が大阪で観たのは?)Part 2



3編シリーズの間に、1701の記念記事を挿入しましたが、
スピードアナスチグマート25mmF1.5のボケ写真が、
額縁ホロゴンの横綱写真を縁取るという感じになりそうですが、
どうもそれだけではないようです。

関西は和菓子の宝庫と言っても過言ではないでしょう。
私は別にグルメではありませんが、折に触れて、
なかなか美味しいお菓子に巡り会うことがあります。
洋菓子の素材を取り入れることで、
見栄えも味も多彩になってきました。
寒天やゼリーをベースにすると、
見た目も味わいも硬軟のコントラストがつくようです。
映画用Cマウントレンズのやわらかで淡い味わいが、
コントラスト豊かなホロゴンの描写をより一層重厚に見せる、
そんな効果があるかもしれませんね。

でも、面白いことに、逆の効果も演出してくれるかもしれません。
スピードアナスチグマートの淡彩が光彩のように、
ホロゴンの重い描写を縁取って、存在感を高めてくれる、
こちらの効果の方が大きいかも知れませんね。
いずれにせよ、音楽のピアニッシモとフォルテッシモの対比、
そんな演出が知らぬ間に働いてくれたかも?





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by Sha-Sindbad | 2016-12-28 10:09 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1700 こんな風に生きたい!(大台に乗った記念はやはりホロゴンで飾る)



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千夜一夜もレンズ談義を続けたい、
そんな野望に燃えて始めたこのブログ、
気がついたら、とっくの昔に千夜一夜を通り越し、
ついに1700夜を迎えてしまいました。
千夜一夜目は、次の記事です。

   1001 道(レンズ千夜一夜の最高の語り手はやっぱりホロゴン)
      (http://shasindbad.exblog.jp/22473961/)
            by Sha-Sindbad | 2014-04-19 21:21

2年8ヶ月ちょっとかかったわけです。
前回は岩に切り込まれた階段道でした。

今回は竹の根っこの写真にしました。
もちろん、ホロゴン15㎜F8Uで撮った写真です。
カメラはソニーα7。

こんなにびっしりと根を生やして、
大地をしっかりとつかんでいるのです。
竹のしたたかさが分かります。
私もこんな竹になりたい。

たった一つの趣味が旅でした。
ところが、老母が寝たきりになって、旅に行けなくなりました。
今では、私にはなんの楽しみもありません。
そんな方だっているかも知れません。
私にだって、似たようなことが起こるかもしれない。
私自身が寝たきりになるかもしれない。
どんなことが起こっても、私は自分の人生を生きたい!
自分の人生を楽しみたい。
そのためには、沢山の根っこをこの大地に伸ばしておきたい。
この竹を見つけた途端、私が思ったのはそのことでした。

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドが書いていました、
人生のあらゆる瞬間のあらゆることを生き甲斐にしよう。
文字通りすべての生きる行為に生き甲斐を感じよう。

この根っこを見つめているうちに、
ホワイトヘッドが考えていたことはこんなことなんだな、
そう納得できた感じ。

隠退してから、ちょっとそれに近くになりつつあります。
生活のあらゆる場面に重要性の差がなくなりつつあります。
「これを急いでやり終えて、あれをしなくちゃ」
そんな焦りを感じることがほとんどない。

たとえば、ブログを写真倉庫にしよう、そう考えて始めたのですが、
掲載したいのに、順番が来ない写真が数えきれないほど貯まっています。
現在のスピードは、本ブログも別ブログ「わが友ホロゴン」も1日1記事。
別ブログなんか一頃は1日に8記事も10記事も投稿していました。
でも、焦りはなくなりました。
ほかにも沢山したいことがあるんだから、まあ、これ位でいいじゃない?
そんなスタンス。

根っこが少しずつ増えている、ということであれば、よいのですが...
by Sha-Sindbad | 2016-12-27 23:01 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1677 新大阪(今度は久しぶりに大御所ホロゴンのお出ましだあ)Part 2


今日は、フェスティバルホールでのコンサートです。

  ミッシャ・マイスキー チェロ・リサイタル

曲目は以下のとおり。

  バッハ:無伴奏チェロ組曲 第1番 ト長調 BWV1007
  サン=サーンス:オペラ「サムソンとデリラ」より、アリア「あなたの声に心は開く」
  ドビュッシー:ミンストレル(前奏曲集第1集より12番/マイスキー編)
  ピアソラ:グラン・タンゴ
  フォーレ:エレジー op.24
  フランク:ソナタ イ長調(原曲=ヴァイオリンソナタ)

実はフェスティバルホールはおそらく10年ぶり。
巨大すぎて、私にはイベント会場としか思えないからです。
でも、このたび改装リニューアルなって、
妻が一度体験して、一階ボックス席の音響効果は良かった、
という報告で、それじゃ、行ってみようかということになりました。

でも、3000人収容なのだそうです。
チェロリサイタルを3000人で?
と、実はまだ半信半疑。
どんな楽器にもふさわしい器がある、そう私は考えています。
フェスティバルホールは、結局その名前にふさわしく、
お祭り、イベント的なコンサート用なのではないでしょうか?
今晩をこれを確認するために参ります。
もちろんマイスキーの円熟の境地もたっぷり味わうつもり。

そこで、また、我田引水。
写真にも、人それぞれにふさわしい見せ方があるのでは?
その意味で、見る人を激しく選んでしまう、と言いたいところですが、
有り体に言えば、たいていの人にはつまらないとしか思えない、
そんなロボグラフィにはまさにブログがふさわしい、
私はそう感じて、よい器を見つけたものだと満足しています。
今回のホロゴン写真なんか、その極致、典型ですね。
一口で言えば、「ナンジャコレグラフィ」




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by Sha-Sindbad | 2016-11-18 16:17 | Hologon15/8U | Comments(0)

1676 新大阪(今度は久しぶりに大御所ホロゴンのお出ましだあ)Part 1



「ダイヤモンドに目がくらみ」ではありませんが、
どうも「ニューレンズに目がくらみ」という事態がよく起こり、
伴侶のホロゴン同伴の外出が遠のきがちですね。
いけませんね。

   ホロゴン15㎜F8U

使ってみる度に、その凄さに仰天してしまいます。
もちろん銀塩の時代の描写とは違います。
銀塩のホロゴンウルトラワイドで撮ると、もっと立体感があります。
鋭角的に過ぎるデジタル臭さもなく、とにかく自然でした。
「昔を今に成すよしもがな........」ですね。
2回に分けてご覧下さい。




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by Sha-Sindbad | 2016-11-17 23:28 | Hologon15/8U | Comments(0)