レンズ千夜一夜

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751 昼飯前(パンタッカー40mmF2.3は朝飯前より後がいい?)



今日の出勤にはバスではなく、タクシーを使いました。
近鉄奈良駅前の銀行で少し時間を食うと、
もう急ぎ足で職場に向かう時間となっていました。

おかげで、昼食のイギリス風喫茶店に座ったとき、
パンタッカー40mmF2.3を付けたリコーGXR/A12は、
撮影枚数がたった11枚でした。

    その中から、ぼけた2枚を外して、9枚を一挙掲載。
    4枚が朝の出勤途上、5枚が昼食場所まで。

ぼけたのには理由があります。

    マイナス1.5に補正してしまうと、
    リコーのなぜかあばただらけの液晶画面は完全に薄暮。
    かなりの近眼なのに、メガネを付けないで、夜霧の中を歩く、
    そんな雰囲気になってしまい、あとはパンフォーカスに頼るのみ。
    でも、40㎜レンズですから、実質60㎜の準長焦点なので、
    距離設定次第ではぼけてしまいます。

2枚目の女性は月に1、2回、ここ、この細い通路ですれ違う方。
なにも私たちに縁があるわけではありません。
私も規則正しければ、彼女も規則正しい通勤をしているだけ。

    数年にわたり数知れずすれ違っていますが、挨拶はなし。
    挨拶しようとしますと、間違いなく175㎝以上ある彼女を
    見上げなければならないからでもあります。

    別に人を見下げながら生きてきたわけではありませんが、
    見上げる女性はチェ・ジウ一人にしておきたいので。

撮影方法は、後ろ手の完全ブラインド撮影。

    こちらに向かってくる姿を認めて、
    さりげなく、とっさに、距離を3mにセットして、
    まったく目を合わさないようにしてすれ違った直後、
    カメラを持った右手をゆったりとバックに回し、
    私自身は前を見て前進しながら、一枚切りました。

戦艦の威風堂々の艦尾を仰ぎ見るタグボートの視点。
成功と言えそうです。

パンタッカー50mmF2.3ほどメタモルフォーゼはありません。
地味ですが、撮ったものはみんな私の大好きな絵。

    私がほくほくしながら撮らせていただいているあたりを
    読み取っていただければ、嬉しいですね。




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by Sha-sindbad | 2013-07-19 21:39 | PanTachar40/2.3 | Comments(2)

599  お社 (パンタッカー40mmF2.3もまた横綱の風格十分)



今日は、朝方が雨、お昼は雪。
つまり、日中に向けてどんどん温度が低下した一日でした。

朝、雨の中をバス停から職場までの5分、
たった12枚ですが、かなり楽しい写真が撮れました。

私は、雨男ではありませんが、
雨の日に私なりの最高傑作を撮り続けている人間です。

今朝は、パンタッカー40mmF2.3をソニーNEX-5Aに付けました。
このレンズがどんなに凄いか、
しっかりと確かめることができた思いです。




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by Sha-sindbad | 2013-02-15 22:44 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

410  鳥居と女と (パンタッカー40mmF2.3は天候がどんなに激しても沈着静謐)




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パンタッカー40mmF2.3はノンコーティングレンズ。

どうやら戦前のレンズのようです。
6.3に絞って撮りましたが、
今日のほとんど殺人的な太陽ビームの下でも、
シンと静まりかった穏やかさに満ちた写真になります。

コントラストが不足していると言えば、
ただそれだけかも知れません。
ボケレンズなのだと言えば、そのとおりなのでしょう。

でも、世の中の人が一斉にそう囃し立てても、
私は沈着に申し上げましょう。

    このコントラストで、私にはなんの不足もありません。
by Sha-sindbad | 2012-08-03 22:42 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

330  絵看板 (パンタッカー40mmF2.3は素行正しい弟だった)



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調べていないので、良く分かりませんが、
アストロ・ベルリンのパンタッカーというレンズ、
おそらく1930年代から製作されていたようです。
私のパンタッカー50mmF2.3はノンコーティングなので、
おそらく戦前のレンズ。

昨日使ったのは、その弟分、

    パンタッカー40mmF2.3

かなり新しいレンズの感じがします。
宮崎さんのお話では、レンズを研磨した上コーティングをしたようで、
もともとノンコーティングだったかどうかは不明なのですが、
レンズの白抜き刻印がまだとても美しく見えるからです。
戦後70㎜の時代まで作られていたようですから、
40mmは戦後のレンズのような感じがします。

写りは、パンタッカー50mmF2.3とはかなり違い、
周辺までなんら破綻なく、見事に写ります。
新品同様にピカピカのパンタッカー75mmf2.3ととても良く似ています。

もしかすると、アストロ・ベルリンは、
ツァイスやスピードパンクロのようなナチュラルにかつ平面性よく写る方向に、
方針を転換していったのかも知れません。

私としては、ちょっとがっかり。
でも、これだけ見事に写るのに、
だから文句を言うなんて、バチがあたりますね。
by Sha-sindbad | 2012-05-13 18:45 | PanTachar40/2.3 | Comments(2)

290 木瘤 (パンタッカー40mmF2.3は開放から優等生的暴れん坊)



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宮崎さんにライカMマウントに改造していただきました。

    パンタッカー40mmF2.3

後玉が35㎜よりかなり大きいので、
ライカM9でもけられないのではと期待して、
数ヶ月前に手に入れたのです。

胸ときめかせて、ライカM9に付けて撮ってみました。

    がっくり.......

35㎜とまるで変わらない。
短辺ぎりぎりで、長辺になると半円形にダークコーナー。

リコーGXR/A12専用レンズとなります。
リコーだと周辺まですっきりとしていて、とても素直な描写。

大好きな木瘤を開放で撮ってみました。

    これまで撮った中で、最高の立体感。

パンタッカー50mmF2.3のようなメタモルフォーゼはないけど、
でも、やっぱりアストロ・ベルリンです。

    その描写は、まさに魁偉!
by Sha-sindbad | 2012-04-04 22:10 | PanTachar40/2.3 | Comments(2)