レンズ千夜一夜

タグ:ソニーα7 ( 497 ) タグの人気記事

1908 仮想レンズ(2017年9月15日セプトン50㎜F2が高畑町を爽やかに)2 一種の悟り



私の父は俳人でした。大学生当時から俳号を名乗り、
たった一回ですが、「ほととぎす」の巻頭にあげられたことが、
大きな喜びとなっていたようです。
いつも小さな俳句手帳を携帯し、
思いついたら、さっと書き付ける姿を記憶しています。

ボケもせず、80過ぎても、たとえば、「重臣たちの昭和史」
という浩瀚な、たしか2巻本をきっかり2日で読み上げました。
コピーライターだった弟が、大の本好きで、節税も兼ねて、
月10万円ほどでしたか、本を買いあさり、マンションを借りて、
書庫にして、どんどん父に提供していたのです。

何歳の頃からでしょうか?
外出することもほとんどなくなり、
シングルの安楽椅子に沈没して、好きなことをして生きました。
不動産と化したので、早晩、ボケるかと思いきや、
亡くなるその直前、おそらく10分前まで、ボケもせず、
自分で歩き回っていたのは、
俳句と読書の二本立てで頭を使い続けたせいかも知れません。

今、ふっと気づいたのですが、
私も写真を始めたのは大学1年生。
その後、一度もたゆむことなく、写真を愛し続けてきました。
やることは違っても、生き方は似ているのかも知れません。

今から考えてみますと、
私の場合、写真は「表現」ではありませんでした。
単純に、「喜び」「自己満足」の境地を出たことがなかった。
だから続いたのかも知れません。

「表現」にこだわる限り、作品作りとなり、
かつ、第三者の目を必要とします。
「自己満足」なら、自分以外の第三者に向かって表現するなんて、
まったくの想定外。
人の評価も、実のところ、論外。
私自身が満足しているのですから、第三者の目なんて邪魔なだけ。

私の2つのブログもそんな独り舞台でしかない。
最初の1年を過ぎると、誰か見に来てくれているか、など、
完全に無関心になり、それ以来、
(ほとんど来なかったせいもありますが)
たったの一度もアクセス数をチェックしたことがありません。
私は、いわば、思い切りのよい人間なのです。

私のような、ただの日記ブロガー、かなり居るのではないでしょうか?
今朝、今回の記事のセプトン写真を記事用に作り替えて、見直して、
思わずニンマリ。
これじゃ、見に来て下さいと頼み回っても、誰も来ないな。

未だに写真撮影の醍醐味に心を奪われているのは、
もしかすると、自分の愛する路傍の廃れ者たちを、
さまざまなレンズで変身させる喜びのせいだろう、
そんな思いを改めて強めています。

次第に財政が逼迫しはじめて、そろそろレンズやカメラを売らなきゃ、
そう思っていたのですが、
近頃、段々とその気持ちが薄れつつあります。
金がなきゃ、金を使うような撮影はしなきゃいいんだ、
愛するレンズたちを取っ替え引っ替え持ち出せば、
歩いて行ける範囲でも、飽きずに撮影を楽しめるじゃないか?
かなり久しぶりに持ち出したセプトンの写真を眺めて、
いわば一種の悟りに達した気持ち。




b0226423_22464983.jpg
b0226423_22465762.jpg
b0226423_22480496.jpg
b0226423_22481165.jpg
b0226423_22475898.jpg
b0226423_22481862.jpg
b0226423_22482577.jpg
b0226423_22483279.jpg
b0226423_22483871.jpg
b0226423_22484555.jpg
b0226423_22485129.jpg
b0226423_22485696.jpg
b0226423_22490208.jpg
b0226423_22491138.jpg
b0226423_22491711.jpg
b0226423_22492379.jpg
b0226423_22493003.jpg
b0226423_22493623.jpg
b0226423_22494202.jpg
b0226423_22494800.jpg
b0226423_22495612.jpg
b0226423_22500275.jpg
b0226423_22500907.jpg
b0226423_22501781.jpg
b0226423_22503045.jpg
b0226423_22503771.jpg
b0226423_22504447.jpg
b0226423_22505175.jpg
b0226423_22510388.jpg
b0226423_22511216.jpg
b0226423_22511906.jpg
b0226423_22512498.jpg
b0226423_22513238.jpg
b0226423_22514162.jpg
b0226423_22515056.jpg
b0226423_22515810.jpg






by Sha-Sindbad | 2017-11-15 22:53 | Septon50/2 | Comments(2)

1906 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)3-完-心を割って



こうしてエルマジ95㎜f2.4と付き合っている内に、
だんだん感じるようになりました、
このレンズ、なかなか優雅な描写力を持っている。

作品性でぐいぐいと迫るような写真作品なら、
レンズの描写性よりも、メッセージの質が重みを持つでしょう。

でも、メッセージなどなにもないロボグラフィでは、
リアルな写真表現など不要。
独特の個性、癖がものたちをどう変容してくれるか、
これだけが私の関心事。

これから大切に付き合っていきたい、
段々そんな風に感じさせてくれるあたり、
このレンズ、次第に腰が据わってきました。
結局、レンズも人も一緒ですね。
心から信頼して付き合うと、心を割ってくれる。




b0226423_21545578.jpg
b0226423_21550220.jpg
b0226423_21550740.jpg
b0226423_21551293.jpg
b0226423_21551829.jpg
b0226423_21552677.jpg
b0226423_21553086.jpg
b0226423_21553732.jpg
b0226423_21554322.jpg
b0226423_21554840.jpg
b0226423_21555507.jpg
b0226423_21560105.jpg
b0226423_21560761.jpg
b0226423_21561294.jpg
b0226423_21561854.jpg
b0226423_21562430.jpg
b0226423_21562937.jpg
b0226423_21563518.jpg
b0226423_21564267.jpg
b0226423_21564842.jpg
b0226423_21565578.jpg
b0226423_10551110.jpg
b0226423_10551878.jpg
b0226423_10552420.jpg
b0226423_10553001.jpg
b0226423_10553727.jpg
b0226423_10554318.jpg
b0226423_10555260.jpg
b0226423_10555971.jpg
b0226423_10560616.jpg
b0226423_21545578.jpg






by Sha-Sindbad | 2017-11-10 21:59 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1905 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)2 エクター君!



1ヶ月ちょっと前から、毎日散歩を始めました。

でも、私の場合、ただ歩くのは時間の無駄に感じられる。
もちろんカメラを持ちたい。
持つと、あらゆる場所でロボグラフィが見つかる。
さっとしゃがんで撮る。
あちこち視線を素早く走らせながら歩く。
そのうえ、毎日出かける用もできて、
ほぼ全日、重いショルダーバッグを右肩にかけて外出。

これまでに起こったことがないことが起こりました。
右肩痛。
さらに、昨日の散歩で右足小指付近に痛みも。
一番力がかかるところが一番最初にやられますね。
ああ、年を感じますねえ。

でも、実は、そうした痛みにはびくともしません。
常に田中式スパイラルテープでその部分を補強します。
右肩痛は、見込みどおり、5日で解消しました。
これから、右肩をさらに細かい運動を採り入れて強化。
小指は昨日スパイラルテープで固めました。

今日も午後、数時間外出の予定です。
昨日、レンズ庫に発見したのです、

    エクター50mmf1.9

一回使っただけで、レンズ庫の片隅で眠っていた!

コダックが最強のレンジファインダーシステムとして、
世に問うた化け物カメラエクトラの標準レンズ。
思い出すに、当時、ソフトな描写をするレンズ一辺倒、
折角のコダックのフラッグシップとも言える50㎜なのに、
本ブログのレンズ一覧にも見つからず!
つまり、一回撮った写真をブログに掲載もしないで、
まあまあこんなものかと、早々に忘れてしまったらしい。

ヨーロッパ中世の円筒形要塞のようなたたずまいで、
異色の形なのに、私としたことが!!
すまなかったね、エクター君!
今日、奈良町に持参します。
楽しみ。



b0226423_10520512.jpg
b0226423_10521147.jpg
b0226423_10521771.jpg
b0226423_10522216.jpg
b0226423_10523452.jpg
b0226423_10524104.jpg
b0226423_10524722.jpg
b0226423_10525208.jpg
b0226423_10525709.jpg
b0226423_10530501.jpg
b0226423_10531190.jpg
b0226423_10531612.jpg
b0226423_10532219.jpg
b0226423_10532896.jpg
b0226423_10533412.jpg
b0226423_10533992.jpg
b0226423_10534407.jpg
b0226423_10535200.jpg
b0226423_10535859.jpg
b0226423_10540402.jpg
b0226423_10541161.jpg
b0226423_10543258.jpg
b0226423_10543904.jpg
b0226423_10544579.jpg
b0226423_10545337.jpg
b0226423_10545814.jpg
b0226423_10551110.jpg
b0226423_10551878.jpg
b0226423_10552420.jpg
b0226423_10553001.jpg
b0226423_10553727.jpg
b0226423_10554318.jpg
b0226423_10555260.jpg
b0226423_10555971.jpg
b0226423_10560616.jpg






by Sha-Sindbad | 2017-11-09 10:57 | Ektar50/1.9 | Comments(0)

1904 町へ(2017年9月14日エルマジ95㎜F2.2が奈良町に魅せられ)1 願いを込めて



本物の教養のない人間って、
意味のない傾向を突然見せるものです。
たとえば、私がその典型例。
フランス語なんて読み書きできないのに、
フランス語の語感になぜか心をそそられるのは、その好例。

レンズにしても、
アンジェニューとかエルマジなんて名前が出て来ると、
どんな描写か確かめもしないで、心を無性ときめかしてしまいます。
ebayでエルマジ95㎜F2.2を手に入れたときのことです。

それまでペッツヴァールの望遠としては、
ペッツヴァールSVE100㎜F2.9にぞっこん惚れ込んでいました。
望遠系には珍しく、
本ブログに13回も記事を掲載していることからも明らか。
ところが、エルマジ95㎜f2を手に入れた途端、
まだ届きもしないのに、もうSVE100㎜の出番はなくなった、と、
私の畏友RAさんにプレゼントしてしまいました。

その後、エルマジ95㎜f2が家に届きました。
さっそく宮崎貞安さんにMマウントに改造していただき、
使ってみて、納得。
なるほどいかにもフランスらしい、品のよい描写。
でも、使う内に気づきました。
SVE100㎜で一番強烈に私を仰天させた一点、
メタモルフォーゼがあまり感じられない!
早まったかなあ....................?

でも、かなり気に入って、時々使います。
先月、奈良町に持ち出しました。
スライドプロジェクターのレンズらしい、
いかにも安物という雰囲気だったSVE100㎜とは違い、
エルマジ95㎜f2.4はかなりただ者ではない雰囲気。
使い込むにつれて、次第に、レンズ描写の方も、
そんな異次元の雰囲気を醸し出してくれたら?
そう願いつつ、ひたすら使い続けているのですが.......




b0226423_22120477.jpg
b0226423_22121278.jpg
b0226423_22121921.jpg
b0226423_22122561.jpg
b0226423_22122966.jpg
b0226423_22123508.jpg
b0226423_22124075.jpg
b0226423_22124678.jpg
b0226423_22125227.jpg
b0226423_22125797.jpg
b0226423_22130373.jpg
b0226423_22130903.jpg
b0226423_22131417.jpg
b0226423_22132132.jpg
b0226423_22132763.jpg
b0226423_22133296.jpg
b0226423_22134150.jpg
b0226423_22134678.jpg
b0226423_22135378.jpg
b0226423_22135832.jpg
b0226423_22140425.jpg
b0226423_22141130.jpg
b0226423_22141733.jpg
b0226423_22142450.jpg
b0226423_22143025.jpg
b0226423_22143879.jpg
b0226423_22144696.jpg
b0226423_22150484.jpg
b0226423_22151066.jpg
b0226423_22151591.jpg
b0226423_22152534.jpg
b0226423_22153278.jpg
b0226423_22153856.jpg
b0226423_22154538.jpg





by Sha-Sindbad | 2017-11-07 22:17 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1903 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)4-完-古佛と私の関係



昨日ちょっと外出しました。
我が家の近くのバス停は徒歩3分、とても便利です。
次の終点で折り返してきて、近鉄奈良駅、JR奈良駅に向かいます。

でも、昨日は紆余曲折はありましたが、合計45分間待ちました。
① 祝日なのに、平日と思い間違って、10分早く行っていました。
② この路線、休日には大渋滞となります。
東大寺近くの観光バス停車場入り口がバス路線沿いにあるために、
県外から車が殺到して、空き駐車場探しのため渋滞状態になるのに、
停車場待ちの観光バスの縦列も加わって、交通を遮断してしまうため。
バス待ち45分もあれば、徒歩でも、近鉄奈良駅にほとんど着いています。

予期する時間待ちであれば、ウォークマンで音楽を楽しみ、
アイデアが頭に浮かんだら、ポメラも使えます。
でも、もう来るはず、まだか、まだかと待っていると、
そんな気にもならず、完全な時間ロス。
あなたと一緒で、私もこんな人生の無駄が大嫌い。
でも、よくしたもので、近所の奥様がやってきて、
いろいろ話し込んでしまいました。
結局二人で、別のバス路線の停留所に向かうことになったのですが、
遅れているバスが途中到着するかも知れない。
そこで、次のバス停があるバス道を下りました。
案の定、次のバス停を200mほど過ぎたところで、
バスとすれ違いました。
こうなると、まだ数百mある別路線のバス停に向かうより、
終点から折り返してくるバスを待つ方が得策。
二人で戻りました。

途中、見かけない顔が神社の生け垣の中に。
顔と言っても、目のある枯れ葉。
前の枯れ葉の陰から顔を出している光景が可愛い。
さっそくバッグからカメラを取り出しました。
ソニーα7
ダルメーヤーのアナスチグマート35mmF4.5
しゃれたデザインのバカンスカメラ、
アドヴォケートに付いていたレンズのMマウント改造版。

バス停に着くと、先に行っていた奥様が不思議そうに、
「なにを撮っておられたんですか?」
私、ニヤリ。
「顔です」
見せました。
「どうです、片目をのぞかせた顔が見えませんか?」
10人中7人は答えます、
「葉っぱしか見えません」
彼女は違いました、
「ああ、ほんとに!」
珍しい人です。

でも、分かったからと言って、
このような写真を好んで撮る人間を理解してもらえるか、
これは別物。
カメラマンは美しい光景を撮るもの、
そう考える人がいかに多いことか!
おかげで、私はこの40数年間、ずっと変わり者扱い。

今回の奈良公園の古木の中に隠れ住む森の隠者たちの写真、
こんなものは決して人に見せるものじゃありませんね。




b0226423_20033914.jpg
b0226423_20034550.jpg
b0226423_20035266.jpg
b0226423_20035700.jpg
b0226423_20040315.jpg
b0226423_20040961.jpg
b0226423_20041661.jpg
b0226423_20043102.jpg
b0226423_20043897.jpg
b0226423_20044395.jpg
b0226423_20044992.jpg
b0226423_20045562.jpg
b0226423_20050155.jpg
b0226423_20050782.jpg
b0226423_20051346.jpg
b0226423_20052866.jpg
b0226423_20053329.jpg
b0226423_20053954.jpg
b0226423_20054634.jpg
b0226423_20055349.jpg
b0226423_20060815.jpg
b0226423_20061877.jpg
b0226423_20062784.jpg
b0226423_20063367.jpg




by Sha-Sindbad | 2017-11-05 20:08 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1902 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)3 珠玉の仏たち



9月13日水曜日、
奈良国立博物館の別館、奈良仏像館に参りました。
名品展「珠玉の仏たち」
残念ながら、撮影禁止です。
ああ、仏像写真家になったら、良かったのに!
もう魅力的な仏像たちが目白押しに並んでいました。

どこかで聞いたことがあります。
お寺は国宝保全、維持管理に窮して、国立美術館に寄託することで、
見返りに寺院の維持管理費の補助を受けるのだそうです。
予測不能の天災地変、人災が頻発する時代には、
大切な寺宝を守る苦肉の策なのかも知れません。

でも、かなり本末転倒、
「それをやっちゃおしまいだ」方式に思えるのですけどねえ。
新薬師寺の本尊薬師如来の脇寺の日光、月光菩薩のどちらからしい、
木造十一面観音立像もその一つ。
国宝ではなく、重要文化財指定でしかないのですが、
私には新薬師寺のベスト3に数えられる名宝と思えます。

お寺に行かれたら分かりますが、
ご本尊の薬師如来様、脇侍を失って、一人ぼっちで寂しそうです。
その代わりに、この観音様の方は独立して奮い立ち、
国立博物館の女王として君臨なさっているようです。
この観音様に会うだけでも、奈良仏像館をのぞく価値があります。

もう一つ、とても魅力的なのは、
南無仏太子立像。
お釈迦様の幼年時代の姿。
面構え、体躯、すべてがすでに釈迦如来を予見させる、
堂々たる立ち姿。
肌、袴の彩色も絶妙に古びています。

エルマー65mmF3.5
この十数年は知りませんが、
銀塩フィルムの時代は、このレンズに勝るマクロレンズはない、
とまで言われた名玉です。
もっとシャープなレンズだったら、
たとえば、ニッコールのようにスゴいレンズがありましたし、
等倍と言えば、
マクロプラナー60mmのような優れものがありました。
でも、エルマーには敵いません。
現代レンズの映像の凄みは、自身の光学性能を際立たせる、
それに対して、エルマーの凄みは、被写体そのものを、
存在感たっぷりに立ち上がらせるところにある、
そんな風に言いたくなります。
ああ、奈良仏像館が撮影自由にならないものでしょうかねえ?





b0226423_11393369.jpg
b0226423_11394028.jpg
b0226423_11394509.jpg
b0226423_11395243.jpg
b0226423_11400476.jpg
b0226423_11401093.jpg
b0226423_11401514.jpg
b0226423_11402161.jpg
b0226423_11402726.jpg
b0226423_11403394.jpg
b0226423_11404064.jpg
b0226423_11404683.jpg
b0226423_11405505.jpg
b0226423_11410245.jpg
b0226423_11412414.jpg
b0226423_11413168.jpg
b0226423_11413888.jpg
b0226423_11414561.jpg
b0226423_11415041.jpg
b0226423_11415715.jpg
b0226423_11421037.jpg
b0226423_11421662.jpg
b0226423_11422266.jpg
b0226423_11422920.jpg
b0226423_11423637.jpg
b0226423_11424294.jpg
b0226423_11424976.jpg
b0226423_11425562.jpg
b0226423_11430257.jpg






by Sha-Sindbad | 2017-11-03 11:44 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1901 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)2 夢幻レンズ


極端なほどスペクトルの両極限を、
正確かつリアルな再現をレンズに求める人、
どこまでもレンズで夢幻を見たい人、 
こんな風に表現してみることができそうです。

真面目に生き、この世界で有用な仕事をする人は、
写真を撮ってもリアリズムに傾き、
いつもなにかしら充足できず、
見果てぬ夢にいつも足下をすくわれて、
ふわふわと浮かんで生きている人は、
どうしてもファンタジーを求めるようです。

私は、どうやら、どころか、断然、後者。

エルマー65㎜F3.5はマクロレンズですから、
いかにもリアリズムにふさわしいと思われるのに、
実は、これ完全な夢幻レンズ。
その証明のような写真を並べてみました。

この巷でしっかり両眼を開いて生きているのに、
心の中では半ばファンタジーに浮き上がっている、
そんな人間にはぴったりのレンズ、
そんな感じがしてきました。



b0226423_21552942.jpg

b0226423_21553512.jpg

b0226423_21554126.jpg

b0226423_21554781.jpg

b0226423_21555355.jpg

b0226423_21560078.jpg

b0226423_21561738.jpg

b0226423_21563378.jpg

b0226423_21564061.jpg

b0226423_21582472.jpg

b0226423_21583088.jpg

b0226423_21583830.jpg

b0226423_21591632.jpg

b0226423_21592318.jpg

b0226423_21592911.jpg

b0226423_21593605.jpg

b0226423_21594381.jpg

b0226423_21595111.jpg

b0226423_21595770.jpg

b0226423_22000387.jpg

b0226423_22001000.jpg

b0226423_22002095.jpg

b0226423_22002669.jpg

b0226423_22003338.jpg

b0226423_22003812.jpg

b0226423_22014128.jpg

b0226423_22014985.jpg

b0226423_22015566.jpg

b0226423_22020355.jpg

b0226423_22020996.jpg

b0226423_22021683.jpg

b0226423_22022392.jpg






by Sha-Sindbad | 2017-11-02 22:13 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1900 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)1 ただの作例集


本ブログも1900回、節目のときが来ました。
私のレンズたちを紹介し、他のレンズとの対比において、
私の可愛いレンズたちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか?
それぞれのレンズたちの撮影例をできるだけ沢山ブログに掲載して、
レンズの特性を実例で知ることができるように。
これがブログの最初のコンセプトでした。

でも、私のブログはレンズフェチたちを惹きつけませんでした。
なぜ?
光学に完全に無知の私はレンズの諸特性を撮影例で確認する、
なんて作業も文章も完全に無縁だったからです。
つまり、レンズフェチたちにはなんの参考にもならない。

そんなわけで、我がレンズブログ「レンズ千夜一夜」は、
ただの作例集に化してしまったのですが、
私にとって折良く、別ブログ「わが友ホロゴン」も、
同じ頃、パブリックにアピールする写真ブログではなくなって、
単なるプライベートな写真日記になっていました。
そこで、「レンズ千夜一夜」も速やかに適応して、
わずかにレンズ側に重点がシフトした、ただの写真日記に。

そこで、1900回記念という伏し目に、
私が選んだテーマは、いつか撮影許可となった東大寺での、
「大仏様とのご対面」
私が選んだレンズは、銀塩時代のマクロの隠れたるオーソリティ、
エルマー65㎜F3.5。
かなり大仏様にはマッチできるレンズと踏みましたが、いかが?




b0226423_11145546.jpg
b0226423_11150181.jpg
b0226423_11150876.jpg
b0226423_11151583.jpg
b0226423_11152018.jpg
b0226423_11152751.jpg
b0226423_11153370.jpg
b0226423_11153830.jpg
b0226423_11154361.jpg
b0226423_11160063.jpg
b0226423_11160692.jpg
b0226423_11161251.jpg
b0226423_11161864.jpg
b0226423_11162302.jpg
b0226423_11163031.jpg
b0226423_11163645.jpg
b0226423_11164205.jpg
b0226423_11164888.jpg
b0226423_11165482.jpg
b0226423_11170062.jpg
b0226423_11170790.jpg
b0226423_11171318.jpg
b0226423_11172069.jpg
b0226423_11172642.jpg
b0226423_11173267.jpg
b0226423_11173760.jpg
b0226423_11174332.jpg








by Sha-Sindbad | 2017-11-02 22:05 | Elmar65/3.5 | Comments(2)

1900 東大寺へ(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と大仏様の渋い関係)1 ただの作例集



本ブログも1900回、節目のときが来ました。

私のレンズたちを紹介し、他のレンズとの対比において、
私の可愛いレンズたちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか?
それぞれのレンズたちの撮影例をできるだけ沢山ブログに掲載して、
レンズの特性を実例で知ることができるように。
これがブログの最初のコンセプトでした。

でも、本ブログはレンズフェチたちを惹きつけませんでした。
なぜ?
光学に完全に無知の私はレンズの諸特性を撮影例で確認する、
なんて作業も文章も完全に無縁だったからです。
つまり、レンズフェチたちにはなんの参考にもならない。

そんなわけで、我がレンズブログ「レンズ千夜一夜」は、
ただの作例集に化してしまったのですが、
私にとって折良く、別ブログ「わが友ホロゴン」も、
同じ頃、パブリックにアピールする写真ブログではなくなって、
単なるプライベートな写真日記になっていました。
そこで、「レンズ千夜一夜」も速やかに適応して、
わずかにレンズ側に重点がシフトした、ただの写真日記に。

そうして、1900回記念という伏し目に到達。
私が選んだテーマは、いつか撮影許可となった東大寺での、
「大仏様とのご対面」
私が選んだレンズは、銀塩時代のマクロの隠れたるオーソリティ、
エルマー65㎜F3.5。
かなり大仏様にはマッチできるレンズと踏みましたが、いかが?



b0226423_18000966.jpg
b0226423_18132913.jpg
b0226423_18133690.jpg
b0226423_18134230.jpg
b0226423_18134861.jpg
b0226423_18135681.jpg
b0226423_18140392.jpg
b0226423_18141013.jpg
b0226423_18141672.jpg
b0226423_18142237.jpg
b0226423_18142980.jpg
b0226423_18143477.jpg
b0226423_18143931.jpg
b0226423_18144502.jpg
b0226423_18145041.jpg
b0226423_18145740.jpg
b0226423_18150659.jpg
b0226423_18151272.jpg
b0226423_18151896.jpg
b0226423_18152475.jpg
b0226423_18153101.jpg
b0226423_18153815.jpg
b0226423_18154601.jpg
b0226423_18155214.jpg
b0226423_18155979.jpg
b0226423_18160520.jpg
b0226423_18161145.jpg










by Sha-Sindbad | 2017-10-29 17:40 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1896 路傍(2017年9月11日ウルトロン50㎜F2で内侍原町を歩く)4-完-漱玉



「写真眼」という言葉があります。
正確にどういう意味か、私は知りません。
私が勝手に推測するに、
撮影者の立場で言えば、
眼前の光景を写真に撮ったら、どんな写真になるか?
その写真が人の心に食い込むなにかを表現するか?
これを見抜く眼力、
鑑賞者の立場から言えば、
本物の写真作品を見抜く力量、
というようなもののようです。

私にはおそらくこの写真眼は努力で育てられるものではない、
そんな感じがします。
なぜ、そう思うか?
私のかなり努力したのですが、
上記のどちらの観点でも、ついに身につかなかったから。
どうやら、私は、写真眼に恵まれなかったようです。

その変わりに、「ロボグラフィ眼」に恵まれたようです。
これはなにか?
眼前の光景に、なにか別のイメージを見る力。

ロボグラフィの場合、
写真に撮ったとき、そのイメージがなにかに変貌するか?
いえいえ、そんなことはありません。
私が路傍にロボグラフィを見つけて、撮ったら、
ただ、ロボグラフィが撮れます。

常識人が観たら、ただのがらくた。
おそらくは私と、私に似た少数の人が観たら、
努力なしに見えて来るなにか?

だから、フォトジェニックではありません。
ほとんどの人には、私のロボグラフィはちっとも美しくない。
ロボグラフィを認識しないからです。
これは才能ではありません。
そして、ロボグラフィに写真的価値はありません。

これは、私にだけ価値のあるギフト。
どんな価値?
生きる力のエネルギー源という価値。
人には当惑、でも、私には喜び、
このアンバランスが私を喜ばせてくれます。
なぜ?
人の評価、人の認知を一切必要としない楽しみだから。

これじゃ、まるで世捨て人じゃないの?
いえいえ、私は世を捨てるつもりはありません。
でも、このところ起こる出来事は、ほとんど私を、
その気持ちの方向に追いやろうとしている感じ。
それが何なのか、書く価値もないので、書きませんが.....

ウルトロン50mmF2にも、
フォクトレンダーの名玉の人知れぬ魔力が潜んでいます。
なぜかイメージに清涼感を添えてくれるのです。
おかげで私のロボグラフィが仙境の風合いを帯び、
憂き世に吐き気している私の心を、
一陣の清涼の風が清めてくれる、そんな感じがします。

「漱石」(石で口を漱ぐ)という言葉には、
世の汚れから我を清めたいという願望が秘められていますが、
私の場合は「漱玉」(レンズで口を漱ぐ)なのかも?
日本の現状には目を閉ざして、ひたすらロボグラフィに浸りたい、
そんな気持ちがこれまでになく高まっています。




b0226423_21240356.jpg
b0226423_21241137.jpg
b0226423_21241764.jpg
b0226423_21242438.jpg
b0226423_21243260.jpg
b0226423_21243802.jpg
b0226423_21244870.jpg
b0226423_21245447.jpg
b0226423_21250244.jpg
b0226423_21250824.jpg
b0226423_21251566.jpg
b0226423_21252207.jpg
b0226423_21252840.jpg
b0226423_21253356.jpg
b0226423_21253901.jpg
b0226423_21254610.jpg
b0226423_21255190.jpg
b0226423_21260262.jpg
b0226423_21261561.jpg
b0226423_21262339.jpg
b0226423_21263089.jpg
b0226423_21263586.jpg
b0226423_21264194.jpg
b0226423_21264858.jpg
b0226423_21265537.jpg
b0226423_21270480.jpg
b0226423_21270978.jpg
b0226423_21271677.jpg
b0226423_21272331.jpg
b0226423_21273065.jpg
b0226423_21273833.jpg
b0226423_21275289.jpg








by Sha-Sindbad | 2017-10-23 21:30 | Ultron50/2 | Comments(0)