レンズ千夜一夜

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1698 バス道(スピードアナスチグマート25mmF1.5が久しぶりに微笑んだ)



2016年12月26日月曜日、
今年最後の揚琴レッスン梯子日。

先々月までは、2つのレッスンの間の空き時間約3時間中、
食事、休憩、移動の時間を除く約1時間少々を撮影に充てていました。
でも、前回から、梯子日の中間での撮影を控えるようにしています。
付虹先生の揚琴レッスンでかなりエネルギーを使い、
撮影でさらにエネルギーを費消すると、
午後3時半からの陳少林先生の揚琴伴奏レッスンで、
10年間暗譜してきた曲の途中でふっと切れてしまうことがあったからです。

前回、撮影はそこそこに陳少林先生のレッスンに臨むと、
これまでで最高のハーモニーになりました。
幾日か前からスティックの使い方が本格的になったので、
今回はその最初のレッスン日。
午前中の付虹先生のレッスンでは、
手馴らし用の左手練習曲では、付虹先生、
「手首をやわらかく回して、ちゃんと弾けるようになりました。
でも、曲に入ると、ときどき無駄な力が入るときがあります」
午後は、陳少林先生から、
「うん、力まないで、ちゃんと伴奏できるようになった」
と褒めていただきました。

ダルメイヤーの名玉、Cマウントレンズの白眉、
スピードアナスチグマート25mmF1.5を、
オリンパスE-PL1に付けました。
近頃、リアル系のレンズを多用してきたので、
本来の志向であるボケレンズを使って、バランスをとりたい。
オリンパスE-PL1に付けたときの風格、高級感にはかなりのものがあります。
こんな外観の楽しさも撮影意欲をかき立ててくれます。

まずは、朝のバス停の1分間と夕べのバスから降り立った1分間の写真。
これぞ、定番レンズ、
思わずそう言いたくなりました。
画像は、スピードアナスチグマート25mmだけが持つと言いたいほどに、
おおらかにソフト。
大人の風格って、こんなものかなあ、と感じてしまいます。
2016年のトウビを飾る写真が撮れた、そう言いたいですね。





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by Sha-Sindbad | 2016-12-26 23:56 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1654 鹿野園町(スピードアナスチグマート25mmF1.5はやっぱり僕の意中のレンズだった)Part 2



スピードアナスチグマート25mmF1.5を一言で表現すれば?
「穏やかなリアリズム」
でしょうか?

現代レンズを一言で表現すれば?
「皮の裏まで暴き出す超リアリズム」
でしょうか?

でも、ときおり、体験したことのない、ペンキカラーも。
「視覚を超えたモダンアート」
という側面もありそうです。

私は、銀塩写真の喜びを満喫してきた写真家たちが、
超リアリズムを喜び、モダンアートに至福をお感じになる気持ちが、
ぜんぜん理解できません。
私は自分の夢を写真で見たい、
現代カメラの機械仕掛けの夢なんか見せられたくない、
そんな気分ですね。

私がレンズに見せてほしい夢って、
スピードアナスチグマート25mmF1.5が撮ってくれる、
こんな写真たち。




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by Sha-Sindbad | 2016-09-22 11:31 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1653 鹿野園町(スピードアナスチグマート25mmF1.5はやっぱり僕の意中のレンズだった)Part 1



表題のように書きますと、
人気ブログなら、ただちに反論が出て来るでしょうね。

「hologon158さんの意中のレンズはホロゴンじゃありませんか?
そんなホロゴンをさておいて、幾つ収集するつもり?」

いいじゃないですか?
人間の配偶者はたった一人ですが、
レンズなら、意中の珠玉が幾つもあっていいじゃありませんか?
この世には、この逆の人だって一杯いるような感じですが................?

25mmF1.5ではキノプラズマートと、このスピードアナスチグマート、
この2本が私の意中のレンズたち。
もちろんもっと立派な描写をしてくれるレンズは数知れませんね。
でも、私の場合は、ここにいわゆる「立派な描写」など不必要。
このスピードアナスチグマート25mmF1.5、
ぼんやり画質が一番似合います。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-21 02:16 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1613 大正エレジー(スピードアナスチグマート25mmF1.5が描くDecline and Fall)Part 2 

 
                                             スピードアナスチグマート25mmF1.5、
残りの32枚もごらん頂きましょう。

ホロゴンウルトラワイドと出会うまでの私は、
ストリートフォト専科でしたが、今から見返してみますと、
その半ばはすでにロボグラフィでした。

でも、コンタックス、ハッセル、コンタレックスの
現場再現性に富んだコントラストの良いツァイスレンズを愛用していたのです。
現場(現実の場)を幻場(幻想の場)に一変させてしまうような、
私のいわゆるメタモルレンズへの志向はまだ芽生えていませんでした。

その時代に、クラシックカメラの愛好者たちと語り合っても、
ダルメイヤーはとても評判の悪いレンズでした。
ダメメイヤーとかダルメヤー(大阪弁です)というような異名を耳にしました。
ボケレンズの会社、そんな評判ばかり聞いていたのです。
映画用レンズのことなどまったく未知の世界でした。

考えようによっては、私も長い間レンズの神秘に目覚めなかったのです。
多くの人から見ますと、逆に、私は久しく迷路に迷い込んだまままのです。
おかげで、我がブログを訪問する方もほとんどないままに、
この迷路をあっちにふらふら、こっちにふらふら。
そんな迷路の案内者である古代レンズの中でも、
ダメメイヤーはすっかり私のよき先達となってくれています。

私の大正区の迷路巡りも見ようによってはボケボケ写真の堆積。
思えば、このようなボケ写真に悦楽を感じるようになった私の人生、
どこかで歪んじゃったのでしょうねえ。

でも、と、いつもながら、つい反撃に出てしまいますね。
歪まない人生って、どんな人生?
私はゴメンですね。

実生活上でもネット上でも変わりがありません、
私の大好きな友人たちはみんな変わっていますよ。
それもかなり大きく。
思えば、私は小学生の頃から秀才、優等生が大嫌いでしたね。





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by Sha-Sindbad | 2016-07-18 15:43 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1522 西大寺(スピードアナスチグマート25mmF1.5が久々に楽しんだ)Part3



私も長い間写真を楽しんできました。
沢山の写真を観てきました。

昔からそうですが、私の選択基準はいつも一つでした。
自分の感じるがままに撮っているか?
ただ、それだけ。

良い写真を撮ろう!
人がびっくりするような写真を撮ろう!
そんな下心、魂胆が見えると、もう駄目ですね。
たいていの写真からはそれが見えてきます。
もう20年、写真雑誌をのぞいたことがありません。
コンテスト写真はまっぴらごめん。
ブログもほとんど訪問していません。
アマチュア写真家の世界から絶縁状態に。
作られた傑作を観て、たじたじとなることもないし、
人に自分の写真をとやかく言われることもなくなりました。
おかげで、ひっそりと自分の人生を楽しむことができます。

大和西大寺での二胡演奏家陳少林先生の揚琴伴奏レッスン。
この日は撮影時間がありませんでした。
やむなく急ぎ足のまま撮影しました。
最後に、レッスン会場のビルだけは足を止めました。
足場を組んでのビル修理風景なんて、滅多に見られませんからね。




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by Sha-Sindbad | 2016-02-24 15:14 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1521 西九条(スピードアナスチグマート25mmF1.5が久々に楽しんだ)Part2



まだ出会ったことはありませんが、
金鉱とか地下水を感知する人がいるようですね。
芸術的な直感もそれに近い離れ業なのでしょう。
もって生まれた貴重な才能です。
でも、才能と言うためには、我がため、人のため、世のために役立つ、
そんな条件があるようです。

ロボグラフィに出会える能力って、我がために役立つのですが、
人のため、世のために役立つという条件にはどうも達しないようです。
でも、ここだけの話ですが、それがどうした?
自分に役立つのだったら、それで十分。
人のため、世のために役立つんだけど、我がためには役立たない、
そんな才能で我が身を滅ぼした人たちが歴史を埋めているのですから、
私は運が良かった、そう信じたいものです。

スピードアナスチグマート25mmF1.5って、
私には第一級のロボグラフィ探知機。




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by Sha-Sindbad | 2016-02-23 23:59 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1518 ユニバーサルシティ(スピードアナスチグマート25mmF1.5が久々に楽しんだ)



2月8日月曜日、揚琴レッスンのはしご日です。
オリンパスE-PL1に定番、と言いつつ、久しぶりに付けたのが、
ダルメイヤー
スピードアナスチグマート25mmF1.5
キノプラズマート25mmF1.5と並ぶ、Cマウントのぼけレンズの双璧。

気温は低いけど、陽光の強さは春近しを告げています。
レンズは常に開放なので、感度を最低の100にセット。
それでも、かなりのショットがオーバー、それも過剰なオーバーに。
でも、これは私にとっては夢レンズです。
撮りたいものを、こんな風に撮りたかったと思う以上の
夢見心地に仕上げてくれます。

そこで、突然、気がついたことがあります。
そうだ!
撮影仲間に「これ、いいですよ」と勧めるのはやめよう!
よけいなお世話だし、
第一、夢を壊してしまいかねません。

自分で見つけ、自分で心の中に「こうなるんだろうな」と夢を見て、
撮ったものを見ると、その予想とはまるで違ったなにかが浮かび上がる。
発見と結果予測と現実の結果、
この3段階での思いのギャップが乱高下する、
それが喜びの源泉。
その最大の喜びが発見にあります。
それなのに、友人から発見の喜びを奪ってしまっている。
罪ですね。

逆に、友人にも平気で教えていただくのがこれまででした。
独創性などかけらもないので、独創にこだわらないからです。
でも、やっぱり発見の喜びが自分のものです。
友人たち、私の好みを知り尽くしているから、
よく「これ、ここにありますよ」と教えてくれます。
そのたびに、「ありがとさん」とお礼を言って、
喜んで撮らせていただくのが常でした。
これもやめましょう。

もちろん独創性のためではありません。
写真趣味の最大の喜びがこの発見にあります。
その喜びを放棄するのは、馬鹿げていますね。
友人からこんな風に言われるようなものです、
「君、すばらしい女性と出会ったんだよ、
だから、これまでつきあっていた女性、
よかったら、君に譲るよ」
とても無茶な、女性に失礼な比喩ですが、
他意はないので、お許しください。
よくよく考えたら、被写体を教えあうという行為、
これに近いのではないでしょうか?
自分にも友人にも被写体にも、全部、よくないことです。
やめましょう。

さて、スピードアナスチグマート、
オーバー気味もたくさん混じりましたが、
やっぱり良い雰囲気ですね。
その過剰とも言えるぼけ味は、
レンズ設計者の意図に沿ったものとは言えないのでしょう。
オリジナルのフォーマットよりも無理を強いるカメラで使うことで生じた、
副次効果なのですから。

でも、設計者に遠慮する必要はありませんね。
このあからさまなぼけ味こそ、このレンズの身上。
今日は一人だったので、全部正真正銘私の発見。
人には分からぬ喜びを私一人感じる、
これが醍醐味ですね。

以前に富士フォトサロンの出展者が観客にした驚愕の説明を思い出しました。
「わたしら、特別なんやからね。
こんな特別な場所をよーく知ってる写真家に連れていってもらって
撮るんだから!」
あなたは、どちらをとりますか?




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by Sha-Sindbad | 2016-02-16 22:27 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1384 妖精発見の前後(スピードアナスチグマート25㎜F1.5は見境なく撮っていた)



前回、スピードアナスチグマート25㎜F1.5が検出した妖精写真でした。
今回は、その前後に撮った写真たちをご覧頂きます。

昨日、揚琴伴奏レッスン時、陳少林先生から聴きました、
生徒さんの一人が退職後猛烈な体調不良に襲われ、
精密検査の結果、ついになにも見つからなかったのだそうです。
私も親しい方です。
とてもまじめな人物。

一種の退職シンドロームなのでしょう。
この言葉、勝手に自分で作ったのですが、
グーグル検索をしてみると、医師の使う言葉なのだそうです。
昔よく言っていた燃え尽き症候群の同類なのでしょう。
燃え尽きなくても、長いサラリーマン生活の習慣である、
早起き、出勤、会社生活、夜遅い帰宅というカリキュラムが突然消える。
脚立に載って作業をしていたら、突然、脚立を取っ払われるようなものです。
私のように、第2の人生だ、忙しくてたまらない、という人間は別として、
退職者が多かれ少なかれ襲われる体調不良の主因がこれでしょう。

その一番大きな理由は、仕事がなくなったということよりも、
さまざまな形でチームを組んできたのに、そのチームが消えてしまった、
これなのではないでしょうか?
人間は、難破して、ただ一人漂流すると、水も食料もたっぷりあって、
体調は万全に保つことができるにもかかわらず、
日ならずして死んでしまうのだそうです。
人間社会のあらゆる絆を失って、
完全な孤独に陥ってしまったことに起因する絶望感が主因なのだそうです。

私は狭いながらも緊密な人間関係を退職前よりも緊密にできたことで、
楽しい毎日を送ることができるのでしょう。

そして、私が孤独感を感じなくて済む大きな理由の一つが、
レンズという絆によって、行く先々、至るところで、
心から讃嘆したくなるロボグラフィたちに出会えること。
 
私は孤独ではない。
さまざまなものたちと一緒に宇宙を遊泳しているのだから。




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by Sha-Sindbad | 2015-08-11 16:56 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(2)

1383 妖精見つけた!(スピードアナスチグマート25㎜F1.5は妖精探知機だった)



今日は、大和西大寺での陳少林先生の揚琴レッスン日。
私のために、生まれたばかりの孫を育ててくれている娘と私の2人分、
昼食を作ってあげて、これを平らげ、後片付けをしてから家を飛び出しました。

何十年も経験したことがなかったことが起きました。
嘔吐感。
おそらく8日の炎天を押しての撮影がたたったのでしょう。
その疲労がたまっていたのかも知れません。

バス停までの道中です。
思わずわき道に逸れて、樹林の陰で....と、心の片隅にささやき。
ところが、習慣の怖ろしさですね、
気がつくと、バッグから装備を取りだしていました。
スピードアナスチグマート25㎜F1.5付きオリンパスEP-L1。
これを手にした途端、吐き気をどこかに消えてしまったようです。
要するに、夜、ブログ文を書き始めるまで、すっかり忘れていたのですから。

妖精の影を撮ることができました。
吐き気を忘れたのは、妖精のおかげかも?





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by Sha-Sindbad | 2015-08-10 23:08 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(2)

1203 隅のブルー (スピードアナスチグマート25mmF1.5が佐保路をほんわりと)


12月5日金曜日、佐保路を歩いたとき、
私の心を躍らせたレンズがホロゴン以外にもありました。

FujiXPro-1に付けたスピードアナスチグマート25mmF1.5

Cマウントレンズ中、ぼけレンズとしてはキノプラズマートと双璧。

神社の社殿の陰に素敵なシーンを見つけました。

私は色の中では断然赤が好きです。
私の写真はモノクロームに赤だけが残る、
そんなのが多いのですが、
次に好きな色がブルー。




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by sha-sindbad | 2014-12-08 22:54 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)