レンズ千夜一夜

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1562 加美(アポクロマート18mmF2はやっぱり私には過ぎたレンズかも知れない)



キノプティック、
アポクロマート18mmF2
このような響きに心をときめかす、
それがクラシックレンズファンですね。

キノプティックはかなりの人気ブランドです。
そして、各種焦点距離のアポクロマートは、
中古市場でかなりの高値のようです。
そんないわば高嶺の花を18㎜、25㎜、2本入手できたのは、
まさに穴場中の穴場に幸運にも突き当たったせい。

20数年前にも一本使いました。
アポクロマート100㎜F2
これなど、もう私には絶対に手の出ない高嶺に聳えているようです。
でも、手放したことをまるで後悔していませんね。

私の望む方向は昔も今もソフトなメタモルフォーゼ。
ところが、アポクロマートたちが向かうのは、
ハードなリアリティ、
髪の毛一本さえ切り裂く名剣の切れ味。
かなり隔たりがあるからです。

4月4日大阪加美の孫たちの世話の帰り、
電車時刻までの約15分、それなりに楽しみ、
60枚サクサクと撮りました。
その半分をごらん頂きましょう。

図抜けた切れ味には目をむきますが、
やっぱり私の求める味はダルメイヤーなんだな、
そう再確認するような次第で.............





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by Sha-Sindbad | 2016-04-18 11:34 | Apochromat18/2 | Comments(0)

1561 西大寺(アンジェニュー25mmF1.4は行く先々で気高く毅然と)Part 3



私の揚琴レッスン教室の幼稚園の滑り台の件、
報告するのを忘れていました。
4月11日、揚琴レッスンに向かう私にとって、
これが最大の関心事だったのです。

なんにもしてないんじゃないか?
そんな危惧の念は一目見て吹っ飛びました。
極めて真っ正面から受け止めて下さったようです。

滑り台の底部にはしっかりとクッションのよいシートがセットされ、
滑り台周辺はがっちりとガードのフェンスが取り巻いていました。
外部からだれかが上って滑り降りて事故を起こしても、
幼稚園側の責任が発生するおそれがあるからですが、
それだけではありません。
2階から滑走してきて、
勢いのあまり2m程度しかない建物敷地から、
道路に飛び出てしまうかも知れません。
走行中の車の前面に突然子供が転がり出るのですから、
防ぎようのない事故につながりかねません。
たった1か月の間に迅速に対応されたYMCAに敬意。

ということで、アンジェニュー25mmF1.4君、
急ぎ足での行き帰りにさっと撮った25枚から、
11枚選ばせて頂きました。




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by Sha-Sindbad | 2016-04-16 10:22 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(2)

1560 西九条(アンジェニュー25mmF1.4は行く先々で気高く毅然と)Part 2




アンジェニュー25mmF1.4は西九条で大活躍でした。
たった25分ですが、85枚の収穫。
そのうち40枚をご覧頂きましょう。
今回は説明なし。




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by Sha-Sindbad | 2016-04-15 23:50 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(0)

1560 ユニバーサルシティ(アンジェニュー25mmF1.4は行く先々で気高く毅然と)Part 1



4月11日月曜日の恒例の3地域巡回です。
まずは、ユニバーサルシティ駅界隈。

ひさしぶりのセットです。
オリンパスE-PL1
アンジェニュー25mmF1.4

アンジェニューはフランスのレンズ会社です。
レンズメーカーごとにレンズの性格がかなり違う、
これは不思議なことですが、当然なのかもしれません。
レンズは人間の目なのですから、
制作者の視覚上の感性がなにかしら影響するのでしょうか?
映画用レンズメーカーとして貢献によって、
1989年、創業者ピエール・アンジェニューが
アカデミー特別賞を受賞したほどのスペシャルなメーカーです。
その気配はCマウントレンズにも及んでいるようです。

アンジェニューレンズに漂うのは高貴な雰囲気。
アンジェニューは16mm用レンズとして、
25mmF1.4とF0.95と2本のレンズを供給したようです。
この2本とも凄いレンズです。
アンジェニュー特有のシルバーデザインが輝きます。
描写もそのデザインにふさわしく気品にあふれたイメージ。

ライバルのケルン社のスイター一族は温かい厚みのある描写を誇り、
アンジェニュー一族は凛として澄み切った描写で対抗する、
このあたりの伝統の味わいが独特であるために、
両雄並び立つ状況を呈している感じ。

例によって、ユニバーサルシティ、西九条、西大寺とはしごをします。
まず、ユニバーサルシティから筆卸し。
気持ちよくサクサクと撮れます。
いつもながら、スペシャルなレンズを持つと、
そのレンズの視点でスペシャルなロボグラフィが浮かび上がる感じ。
アンジェニューと来るのですから、
猛烈に楽しいロボグラフィたちが踊ってくれました。
今回は特別に満足できそう。
(いつも同じことを言っている感じもないわけではありませんが、
無視!)





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by Sha-Sindbad | 2016-04-14 23:28 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(0)

1557 加美(急ぎ足でも、ピザール26mmF1.9ならサクサクと撮れます)



3月31日木曜日、
大阪加美ではケルンのCマウントレンズを使いました。
ピザール26mmF1.9
ボディはオリンパスE-PL1。

上位機種であろうスイターたちと同じデザインで、
しかもちょっと細面。
ちょっとイケメンのとても美しいレンズです。
描写はスイターよりも少し軽やかであっさりしていますが、
その分、切れ味を増しているようです。
それでもまさにケルンレンズらしい見事な発色。
スイター族よりも自然な描写を楽しめるかもしれません。

孫の家と駅との往還に、行きは2分、帰りは3分、余裕をとって、
道すがら歩きながら撮影しました。
Cマウントを使う度に思うのですが、
なんだか35mmスチール写真用のレンズよりも遙かに小さいのに、
この描写のすごさはなんだ?
レンズとしての基本性能は、
むしろCマウントの方が勝っているんじゃないか?
ピザール26mmF1.9の描写を見て、
その感をさらに強くした感じがします。

スイター族よりもかなり廉価なので、
Cマウントレンズ入門編としては最適の逸品と言えそうですね。





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by Sha-Sindbad | 2016-04-11 23:51 | Pizar26/1.9 | Comments(0)

1543 御影公会堂(キノプラズマート25㎜F1.5は消え去らんとする面影を)Part 2


ブログ関係で近頃気がかりなこと、残念なことが3つ。
私は、なにしろ忙しいので、ブログサーフィンはしません。
お気に入りブログは十指に満たない。
なるべく巡回するようにしていますが、
ほとんど暇がないので、
携帯でざっと訪問させていただいています。

そのお一人、NKさんが1か月ほどお休みになっています。
近況をお書きになれない事情があるのでは、と、
これは猛烈に気がかり。

もう一つの気がかりは中将姫光学さん。
いつも綿密かつ詳細な報告書を付けて、
素敵なストリートフォトブログを展開してこられたのですが、
世界旅行の果てに東欧に入られた頃から消息不明となられました。
半年ほどの空白を置いて、写真だけの記事が散発的に掲載され、
ああ、お元気で旅をしておられるんだ、と安心したのですが、
それもつかの間、
3月4日、本文ならぬ、ご自分の最新の記事のコメント欄に、
南アメリカへの旅を断念して、スペインに飛んだという報告に、
ああ、よかった、お元気なんだと喜んだのですが、
その後、再び、沈黙。
ブログ記事を書く暇もないほどに、
楽しく忙しい旅をしておられるのであればよいのですが.....

そして、最後に、「shot & shot」のScottさん。
「先ずは初心に戻りたいと思う。」という言葉とともに、
ブログを休止され、
ヨドバシカメラの機関誌掲載の「The Wind from Seattle」も
50号で連載を中止されました。
ブログ界屈指の本物の写真家の写真を当分観ることができない。
これも残念。

その最終号を飾ったのがタンバール写真たち。
まさにライカの正統を受け継ぐ写真家なのです。
私にはこんな気品のある写真作品は絶対に撮れません。
要するに、人間の品格の違いなのでしょう。

幸い大御所のpretty-bacchusさんを初めとして、
私の大好きな本物の写真家ブログがいくつもお元気です。
私も元気にブログを続けて行くつもりです。

フェイスブックとかなんとか、
さまざまなコミュニケーションツールがあるようですが、
私はごめんです。
人生の一つの散歩道として、
ひっそりと自分のためのブログをこつこつと続けて行く、
これでネットとの縁、関わりは充分。

ほかに本当にやりたいことが一杯あります。
第2の人生って、こんなに楽しいのか?
そんな気持ちで一杯。

そして、NKさん、中将姫光学さん、Scottさんが、
元気に復帰される日を待つことにしましょう。





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by Sha-Sindbad | 2016-03-27 11:04 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1542 御影公会堂(キノプラズマート25㎜F1.5は消え去らんとする面影を)



神戸市立御影公会堂は1933年竣工だそうです。
第二次世界大戦の戦災にあったときは建物外郭だけが焼け残り、
京阪神大震災のときはびくともしなかったという古つわもの。

地下に食堂があります。
この食堂のテールシチューとタンシチューはなかなかのお味。
妻の両親のお墓参りの後はここで食事、
これが一つの習慣となっています。

私はその食堂の周辺を中心とする公会堂の古いたたずまいを、
ロボグラフィの宝庫として珍重してきました。

この公会堂が大改装されることになりました。
改装後は食堂は生き残るでしょうけど、
私が愛するロボグラフィたちはすべて一掃されて、
新しいビル内装に作り替えられてしまうでしょう。

オリンパスEP-L1
キノプラズマート25㎜F1.5A
AはライカMマウントに改造しないオリジナルの意味。
このセットで、消え行く公会堂の面影を撮ることにしました。

食堂につながる階段を撮っていると、
若くて美しい女性が声をかけてきました。
「そのレンズ、撮らせてください」
こんな風に私のレンズに興味を持った、
初めての女性!

オリンパス・マイクロフォーサーズのミラーレス一眼レフ。
キノプラズマートも付きます。
でも、「レンズなしレリーズ」の設定が見付からず、
そのカメラで撮影することはできませんでした。

きっとオリジナルレンズで、
隅々まで超精密な写真をお撮りになったでしょう。
私が撮ったのは、こんな風にボケボケの写真。
この方が私のロボグラフィをもしご覧になったら、
どうお感じになるでしょうね?
ほとんどの方が感じるようにでしょうか?

   なんだ、これ、
   ゴミみたい!

そうじゃない、きっと何かを感じて下さるだろう、
私はそう信じたいですね。
2回に分けて、50枚ほどご覧頂くことにしましょう。





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by Sha-Sindbad | 2016-03-25 12:39 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

819 道端で(スーパーシックス25mmf1.9は小さな横綱の風格)



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今日の出勤に携えたセットは、

    オリンパスEP-L1
    スーパーシックス25mmf1.9

私は、このレンズと同じ形の筐体を持つダルメイヤーレンズ、
トリプルアナスチグマートを付けてきたとばかり思っていたのです。

    撮れる画像があまりにも高品質なので、
    昼食時レストランで改めてチェックすると、
    極小のロゴが読みとれました。
        Super-six Anadtigmat

誤って持ち出したのですが、
この秋晴れの快晴の一日には正解でした。

    開放から絞り8まで、常に見事な画像をプレゼントしてくれます。
    小さいけれど、その描写は誰にも負けない気迫に満ちています。

このブログもかなり変質してしまいました。

    当初は、クラシックレンズ一本を採り上げて、
    そのサンプルを1枚の写真に記事を付ける方式。
    いつしか同じ日に撮った10枚以上の写真を並べて、
    レンズの写りを言葉ではなく写真で味わっていただく方式に変わりました。

最初の企画では、1001回の記事でめでたく大団円だったのですが、
引退時期も近づいて、日々撮影することが
健康と人生のための最上のエクササイズだろうという気持ちになりつつあります。

もう一つのブログは、本格的に撮影に出たとき日の収穫を、
一挙100枚前後から300枚程度までストックする方式なので、
日々の散歩写真を掲載するチャンスがなかなか到来しません。

このブログを続けてきてわかったことは、
クラシックレンズの描写性に関心を持つ方は、
当ブログにはほとんどおいでになっていないこと。
その理由は明らかです。
私は使用している古レンズの来歴、性能、特異性など一切知らない。
だから、記事は、田中長徳先生のレンズ本と同様に、
プライベートなことをそこはかとなく書きつづったものにならざるをえません。

    長徳先生の文章を読みながら、なんど本を投げ捨てたくなったことか?
    そんなこと知りたいんじゃないよ。
    クラシックレンズのすばらしさについて正確な情報を知りたいのに!

日沖宗広さんのレンズ本1、2はその点で文句なしにすばらしい情報本でした。
レンズを愛しているから、しっかりとレンズのことを書く、
この当然のことをできる人だったからです。

そんな事情の下では、私の「レンズ千夜一夜」は落第。

    今では、レンズをダシに使った日々の雑記帳にして、
    マイナーなチビレンズたちに出番を与える場、
    イージーなアップ・トゥ・デイトブログという雰囲気。

これはこれでピッチピッチチャップチャップランランと
気楽に楽しんでいます。
by Sha-sindbad | 2013-10-01 22:06 | SuperSix25/1.9 | Comments(2)

442  玄関庭園 (スーパーシックス25mmF1.9はズミクロンに匹敵?)


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今日は、凱風快晴の秋晴れと言いたいところですが、
山際には入道雲の頭も見え、
太陽は真っ赤に燃え、温度は32度、と、
まだまだ、盛夏の候。

こんな日の出勤に似合うレンズは、そう考えると、
どうしてもこれに決まり。

    ダルメイヤーのスーパーシックス25mmF1.9。

理由は?

    ない。

50mmは超レア、超高額のアイテムですが、
Cマウント映画用のこれは、
あっけにとられるほどの廉価で私のもとにやってきました。

完璧な状態で、ほとんど使用感がないのですから、
天の配剤です。

田中長徳さんが、★に付いた50mmについて、
ズミクロン50mmも真っ青と書いていましたが、
この25mmはオリンパスEP-L1に付けると、ちょうど50mm。
使えば使うほど、完璧なレンズです。
ダルメイヤー万歳と言いたくなります。

実在感、凝集感があって、とてもあたたかい描写なので、
私の気持ちもしっかり籠もっている感じがします。

ズミクロン50mmも真っ青とまでは申しませんが、
かなりズミクロン的なレンズではないでしょうか?
大切にします。
by Sha-sindbad | 2012-09-05 19:03 | SuperSix25/1.9 | Comments(2)