レンズ千夜一夜

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1656 加美(トリプルアナスチグマート15mmF3.5の地味な画像に心を和ませ)Part 2

pretty-bacchusさんが体調を崩しておられるようです。
私の畏友RAさんから今朝葉書が届き、
数日前から風邪で発熱して寝込んでしまったとのこと。
私も一昨日の夜から風邪の症状が明確になり、
昨日、今日とかなり体調が思わしくありません。
やはり季節の変動が健康に与えているのかも知れませんね。
皆さんもお大事に!

ダルメイヤーのチビレンズ、
トリプルアナスチグマート15mmF3.5の大阪加美での路傍写真、
残りを37枚を一挙アップすることにしましょう。

ほとんどの写真家の皆さんが叫ぶでしょう、
こんなレンズの欠点ばかり見える写真は却下!

どんなに孤立無援でも、私は私のレンズたちに味方します。
クラシックレンズたちは空気感が命。
その中でも、このレンズの空気感はひときわ濃密ではありませんか?
私はこんな温かな空気感が大好きなのです。




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by Sha-Sindbad | 2016-09-24 23:53 | Tri.Anastig15/2.9 | Comments(0)

1655 加美(トリプルアナスチグマート15mmF3.5の地味な画像に心を和ませ)Part 1

9月2日金曜日、孫プリンスのピアノレッスンの付き添いのため、
大阪加美に参りました。
孫プリンスを保育園から引き取る道すがら使ったのは、
ダルメイヤーの廉価版極小レンズ、

   トリプルアナスチグマート15mmF3.5。

Olympus EP-L1に付けるCマウントレンズ。
実質30mmレンズとして活躍しています。
ミニホロゴンと名付けているせいか、
がんばってくれて、とにかくよく撮れるレンズです。
ダルメイヤーのレンズの良さをフルに発揮してくれます。
リアルなんだけど、どこか非凡な雰囲気を醸し出せます。
f8に絞って、パンフォーカスとして使います。
逆光には弱いけど、順光では強烈です。
地味な画像です。
でも、私にはこれで十分なのです。

光り輝くような容貌、颯爽たる風姿に加えて、
非の打ち所がない才能と知能を兼ね備えた人物が居るとして、
そんな人物を親友にしたいですか?
それと同じようなものです。

私は、好きな写真を撮りたいのですが、
それは心に大きな喜びと平安を与えて欲しいから。
要するに、ほっとさせてほしいから。

非の打ち所がない完璧な画像が撮れたとして、
あなたは大きな喜びと平安を味わうことができますか?
そう、できる方も沢山おいででしょうね。
そんな方は、トリプルアナスチグマート15mmF3.5の写真を観て、
レンズの欠点、画像の不完全さばかりが目について、
とても我慢ができないでしょうね。
そんな方は、あっと言う間もなく、このブログから立ち去り、
二度とおいでになることはないでしょう。
それでよいのです。
写真には沢山の異なる楽土があります。
人の楽土に心を逸らすことなく、
自分に合った楽土に安住できれば、それでよいのですから。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-23 18:39 | Tri.Anastig15/2.9 | Comments(0)

1654 鹿野園町(スピードアナスチグマート25mmF1.5はやっぱり僕の意中のレンズだった)Part 2



スピードアナスチグマート25mmF1.5を一言で表現すれば?
「穏やかなリアリズム」
でしょうか?

現代レンズを一言で表現すれば?
「皮の裏まで暴き出す超リアリズム」
でしょうか?

でも、ときおり、体験したことのない、ペンキカラーも。
「視覚を超えたモダンアート」
という側面もありそうです。

私は、銀塩写真の喜びを満喫してきた写真家たちが、
超リアリズムを喜び、モダンアートに至福をお感じになる気持ちが、
ぜんぜん理解できません。
私は自分の夢を写真で見たい、
現代カメラの機械仕掛けの夢なんか見せられたくない、
そんな気分ですね。

私がレンズに見せてほしい夢って、
スピードアナスチグマート25mmF1.5が撮ってくれる、
こんな写真たち。




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by Sha-Sindbad | 2016-09-22 11:31 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1653 鹿野園町(スピードアナスチグマート25mmF1.5はやっぱり僕の意中のレンズだった)Part 1



表題のように書きますと、
人気ブログなら、ただちに反論が出て来るでしょうね。

「hologon158さんの意中のレンズはホロゴンじゃありませんか?
そんなホロゴンをさておいて、幾つ収集するつもり?」

いいじゃないですか?
人間の配偶者はたった一人ですが、
レンズなら、意中の珠玉が幾つもあっていいじゃありませんか?
この世には、この逆の人だって一杯いるような感じですが................?

25mmF1.5ではキノプラズマートと、このスピードアナスチグマート、
この2本が私の意中のレンズたち。
もちろんもっと立派な描写をしてくれるレンズは数知れませんね。
でも、私の場合は、ここにいわゆる「立派な描写」など不必要。
このスピードアナスチグマート25mmF1.5、
ぼんやり画質が一番似合います。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-21 02:16 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1634 バスでお出かけ(アンジェニュー25mmF1.4は穏やかだけどどこか幽玄)Part 2


アンジェニュー25mmF1.4はおそらく16ミリ映画用でした。
フランス人たちはアンジェニューでどんな映画を撮ったのでしょう?

このレンズはおそらく半世紀以上前のレンズだと思いますが、
当時は、国によって、文化によって、違ったものが映像化されたでしょう。
言語表現でも同じことが言えそうです。
違った語彙を持っていたのです。

でも、現代では、だんだん、均質化していく傾向が見られます。
国ごとに栄えた文化がだんだんと薄められていくようです。
つまりませんね。

でも、そんな昔のアンジェニュー25mmF1.4で現代の大阪を撮ると、
なんだかちょっと古めかしいヴェールがかかったような、
そんな感じがしませんか?





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by Sha-Sindbad | 2016-08-26 23:35 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(0)

1633 バスでお出かけ(アンジェニュー25mmF1.4は穏やかだけどどこか幽玄)Part 1



7月27日、孫プリンスのピアノレッスン付き添いのため、
大阪加美へ出かけました。

今回は、地味なセットです。

   Olympus EP-L1
   アンジェニュー25mmF1.4

アンジェニュー25mmには、もう一本F0.95があります。
撮り比べをしたことがないので、確かなことは言えませんが、
甲乙付けがたい実力なのじゃないでしょうか?

ロボグラフィとは、道で、路傍でのものたち、人たちとの出会いの記録。
でも、私の使うレンズはすべてオートフォーカスとは無縁。
それなのに、撮りたい人は突然出現します。
そんな人にカメラを向けて焦点を合わせることはできません。
カメラ位置は伸ばした手の先なので、
オリンパスEP-L1の液晶を見ても、フォーカスなどできません。
動く人の場合、とっさに手近のなにかでピントを調節し、
人がその距離に来たあたりで、素知らぬ顔で、
ノーファインダーでシャッターを切ります。
なんとかなるものですね。
ただし、4枚目からの10枚は走るバスからの撮影です。
10mほどの距離に置きピンして撮っています。

気のせいでしょうか?
容貌、容姿の優れた女性が増えました。
顔はお化粧でカバーできるかも知れませんが、
容姿はカバーできませんね。
スタイルも服装も、ときには行き過ぎもありますが、
かなり洗練されてきたようです。

男性は、女性に比べると、まったく今一ですが、
面長で整った造作の中高生がやや増えてきた感じがします。
衣食住がかなり洗練充実してきたせいでしょうか?

韓流ドラマにも同様の傾向がうかがえます。
見始めた頃のドラマでは、まだ古い風俗も残り、
都市も生活ぶりもとても昔懐かしい土の香りがあって、
私にとっては、自分の子供の頃の再現の感じがあって、
大いに楽しめました。
今では、日本と同様に、猛スピードで都会化が進行しています。
日本人以上に情緒的でしっとりとした風情があった女性たち、
どんどんとドライになっていく傾向。
私にはかなりつまらない方向への変化ですね。

気がついてみると、日中韓、インド、ヴェトナム等のアジア諸国が
世界経済を牛耳りはじめている。
世界は変わるものですね。
ただし、非人間化のプロセスとしか思えないところがあって、
私には、なんだか人間社会の衰退プロセスに思えます。
超高層ビルなんか撮る気にもなりませんね。
ますます土臭いロボグラフィで心を休めたい、そんな気持ちです。

アンジェニューのみならず、映画用レンズって、
人間の営みを撮る役目を担ってきたせいでしょうか、
ひときわ懐かしさを感じさせる写真をプレゼントしてくれます。

レッスンのために保育園にいる孫を迎えに行く前の半時間で
120枚撮りました。
70枚選択しましたので、2回に分けてご覧頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2016-08-25 11:47 | Anjeniueux25/1.4 | Comments(0)

1625 バス停まで(クックアナスチグマート25mmF2.7は我が家近くが大好きで)


すでに10回記事を書いているレンズです。
カテゴリで検索していただければ一目瞭然、
私は最大限の讃辞をこのレンズに捧げているのです。
実のところ、クックとダルメイヤーのレンズには降参状態。

我が家からバス停までのいつもの神社道で、たった15分間に、
58枚撮れるのは、道も道なら、レンズもレンズ、というところ。
半分近い写真を並べてみます。

幸せなマッチングで撮れたのは、これしき?
ベテランの皆さんなら嘲笑気味でしょう。
でも、私にとっては一種のエクスタシー。





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by Sha-Sindbad | 2016-08-10 23:53 | Anastigmat25/2.7 | Comments(0)

1624 加美路地(キノプラズマート19mmF1.5は大阪加美でものびのびと)



ちょっと話がずれますが、
私はマックでATOKを使っています。
変換効率がよいだけでなく、なにかと使い勝手がいいですね。
たとえば、「きょう」と入力して変換すると、「平成28年8月9日(火)」
「いま」と入力して変換すると、「午後5時40分」
カレンダーや時計をいちいち見る必要がありません。

頻出単語をユーザー登録しますと、さらに変換効率がよくなります。
単語の場合、いわば文節に沿って2分割し、その頭文字を入れます。
キノプラズマートの場合、キノとプラズマートで分割できます。
映画用プラズマートレンズという意味でしょう。
だから、登録文字は「きふ」。
(パピプペポは全部はひふへほで代用します。入力しやすいから)
「坂本龍馬」は「さりょ」
「イングリット・バーグマン」は「いば」

この登録法のメリットは、
①読み全部を入力不要。
②登録語を覚える必要がない。
③読みの言葉は日本語の単語にあまり使わないので、
大抵の場合、一発変換できる。
④あらゆる長さの単語、熟語に応用できる。
つまり、天才的登録法というわけです。

④は仕事で使えます。
たとえば、「汎大平洋勝手気まま横暴無法戦略機構」なら「はせ」、
「全国横暴無法妻支配に泣く男たち共同作戦本部」なんて、
ややこしい名称も一発「ぜきょ」。

ついでに、文章登録法も書いておきましょう。
こちらはもっと簡単です。
①否定文は、文章の最初と最後の2字の間に「ん」を入れる。
たとえば、「私はこのブログに書いてあることが全然理解できません。」
なら、「わんん」
②それ以外の文章はすべて最初の2字と最後の1字。
「私はあなたのブログの言葉を全部信じることにしています。」
なら、「わたす」

ただし、私が沢山文章を書けるのは上記のような登録ゆえではありません。
理由は他にあります。
ブラインドタッチングが高速なので、考える速度で書けるうえ、
自分の好きなことしか書かないから、書きたいという欲求が強いわけです。
ノーファインダーで撮るので、沢山撮れることと共通しています。

さて、7月22日、大阪加美でキノプラズマート19mmF1.5が活躍。
90枚撮りましたので、48枚アップしましょう。
撮り慣れているという点では、奈良に劣らないエリアですが、
いつもわくわくします。
こんな程度でわくわくするのですから、
実にアベイラブルな人間ですね。

路傍の小さな百合の花にも神が宿るのでしたら、
路傍のゴミ箱にだって宿る、それが私の信念、
と言ったら大げさに聞こえそうですが、それが私の実感。
どんなところでも、撮りたいものがいくらでも見つかる、
それがロボグラフィの妙味。




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by Sha-Sindbad | 2016-08-09 21:22 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Comments(0)

1623 バス停道(キノプラズマート19mmF1.5のお陰で朝の5分が満ち足りた時に)



7月22日金曜日、大阪加美の孫プリンスのピアノレッスンでした。
プリンスのマンションにまず直行して、
持参した食材を冷蔵庫に納めた後、
ピアノレッスン用のバッグを持ち出して、
プリンスの保育園に孫を迎えに行きます。
今回は、奈良ではバス道を、
大阪ではJR加美駅到着からマンション経由で、
保育園までのコースを撮影しました。

    オリンパスE-PL1
    キノプラズマート19mmF1.5

このレンズこそ、いつも書きますが、珠玉のレンズ。
Kinoplasmat3/4inchという名称で、
すでに34も記事を入れていることでお分かりでしょう。
お気に入り中のお気に入り、と言えそうです。

この日は我が家に一番近いバスルートを利用できました。
1時間もしくは2、3時間に1本しか通らないのですから、
完全な田舎のバスルート。
そのバス停までの150m、時間にして5分が
このレンズのおかげで満ち足りた時になりました。





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by Sha-Sindbad | 2016-08-07 11:13 | KinoPlasmat3/4inchf1 | Comments(0)

1612 大正エレジー(スピードアナスチグマート25mmF1.5が描くDecline and Fall)Part 1



いつも書くことですが、
私にとってCマウントレンズの双璧は、
キノプラズマート25㎜F1.5と、
今回のレンズ、スピードアナスチグマート25mmF1.5

前回のダルメイヤー25mmF1.9と同じダルメイヤーのCマウント。
ただし、ペッツヴァールではありません。
レンズの性格には不案内なのですが、
描写性は明らかに異なります。
と言っても、どちらも曰く言い難い玄妙な性格の描写なので、
これも言葉で表現するのは無理。

ただ一つ言えることは、
私はダルメイヤー25mmF1.9を慈しむようにして愛するのに対して、
スピードアナスチグマート25mmF1.5に対してまず感じるのは、
畏敬の念。

オリンパスEP-L1のパラメータも例によって最低に落としてあるのに、
堂々たる立体感と優艶なる柔和さとが両立しています。
大阪市大正区のJR大正駅界隈から旧家並み群を経て、
道頓堀川の突堤伝いに帰るコースを撮りました。
281枚中64枚を2回コースでごらん頂きましょう。
                                                                                                                                                                       

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by Sha-Sindbad | 2016-07-17 23:43 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)