レンズ千夜一夜

1823 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策) 1

前回、こう書きました、

「カメラを手にすると、別世界、別次元に生きることができる!」

今朝、ちょっと時間があったので、
志村ふくみさんの「一色一生」を開きました。
そこで、こんな言葉にぶつかりました。
お母さんの言葉です、

「暑い時も、寒い時も、機さえ織っていれば、
どこへ行くより幸せや。
こうして一人機に向うのが極楽や」

そう、「別世界、別次元」は「極楽」だったのです。

ただし、私の場合、さまざまなレンズを楽しむので、
この「極楽度」はかなりバリエーションがあります。
その度合いを無理矢理数値化してみますと、

言わずと知れたホロゴンが満点の100。

私の愛する変幻ロボグラフィをプレゼントしてくれる、
パンタッカー50㎜F2.3やスピードパンクロ35㎜F2は80点

キノプラズマート群、スピードアナスチグマート群、
タンバール、ゾンネタール50㎜F1.1は70点、という感じ。

つまり、私の大好きなレンズは、メタモルフォーゼを起こす、
ロボグラフィ専科のレンズたちなのです。

じゃ、ズマロン35㎜F3.5はどうなの?
これが難しい。
往年の珠玉の名レンズたちも同様です。
レンズの性格が上記のレンズたちとちょっと違う感じがします。
最高品位の傑作写真を撮るためのレンズたち。
つまり、レンズの味とか個性で語るのではなく、
結果の写真の描写性で語るレンズたちなので、
私のお好みレンズたちとは同じまな板に載らないのかも?

とは言え、このズマロン35㎜F3.5がプレゼントしてくれたのは、
私にとっては、極上のロボグラフィたち。
やっぱり、これもまた私にとっては「愛しのレンズ」なのです。
70点組に入れてあげてよいかな?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-30 22:11 | Summaron35/3.5 | Comments(3)

1822 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)4


写真作家であれ、アマチュア写真家であれ、
私のように、ただの写真好きであれ、
共通していることが一つあります。

    カメラを手にすると、
    別世界、別次元に生きることができる!

風景であれ、ストリートであれ、他の何であれ、
被写体を前にすると、なにもかも忘れてしまいます。
剣士たちが立ち会いの修羅場ですべてを忘れたのも、
同じような心の動きからかも知れません。
どちらも、手にするカメラや刀を心から愛するとき、
自分は無敵なんだと感じることができる点で共通しています。

私の場合、既にホロゴンという最愛の伴侶をもつ身ですが、
このアポリス135mmF2.4についても、
これを最愛のレンズとする人はかなり多くなるだろう、
そう予感させます。

シャープな雰囲気を感じさせる、細身の姿、
開放時の被写体前後のボケ味の素直さと無限のような雰囲気、
絞っても、固くならない、精緻な画像の素直さ、
そして、製産本数の絶対的な少なさから来る希少価値、
すべてがこのレンズの未来を約束している、
私はそう信じています。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-28 22:00 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1821 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)3


私のように、超広角レンズを常用する人間には、
写真を撮ることは実に単純かつ容易です。

5つのノーを言い続ける、それが私の常道。
   ノーファインダー
   ノーウェイティング
   ノーシンキング
   ノーメイキング
   ノートリミング

つまり、腰だめで撮ったら、それがどんな写真であれ、
画像の濃度を整えるために、レベル補正だけはするけど、
それ以外には画像を変更することは絶対にしない。
だからこそ、撮影時の私自身を思い出すよすがになります。
撮影は私の生きる行為であり、ブログは私の日記なのですから。

ところが、アポリス135mmF2.4となると、
ノーファインダーではとても撮れません。
F8に絞り込んだりすれば、置きピンで撮れるでしょう。
あいにく、私にはレンズ使用上のポリシーがもう1つあります。
開放オンリー、つまり、よほどの必要がない限り、絞らない。
これじゃ置きピンは使えません。
距離感覚が確かな人であれば、ターゲットとの距離を目測し、
レンズの距離表示をさっと合わせるというテクニックを使える。
そんな人でも、アポリス135㎜F2.4を使って、
どれほどびしっと焦点を合わせられるか、怪しいものです。

135㎜レンズとなると、もう一つ、難関があります。
アーケード内の商店街のような比較的暗い空間では、
よほど高感度にしないと、手ぶれが起こります。
私のように液晶画面を拡大してピントを合わせた瞬間に、
構図などお構いなしにシャッターを切る人間には、
手ぶれがよく起こります。
撮影直後の液晶には撮影結果が表示されますが、
微細なぶれなど見えませんから、
私のように、撮影結果など確認しない人間には、
よく「没」が起こります。
撮る行為が面白いので、撮影結果など二の次の人間には、
当然のリスク、そう割り切っています。

アポリス135㎜F2.4でのロス率は高いようですが、
本記事には30枚を用意したのに、7枚のロス。
でも、そんなことが気にならないほど、撮影を楽しめます。
135㎜という画角を見直すことにはなりませんが、
アポリス135㎜F2.4への愛情は高まりますね。
まさに「じゃじゃ馬馴らし」の心境。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-27 21:13 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1820 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)2


写真家を志すのであれば、
私のように、さまざまなレンズの試写ばっかり、というのは、
最悪のタクティクスでしょう。
でも、見境もなくレンズたちを愛し続け、
かわいいレンズたちに驚かせてもらう、
「ドン・ファン」ならぬ「レン・ファン」にとって、
それぞれに独特の味わいを見せてくれるレンズたちとの付き合い、
とくに、現代レンズなのに、すでに古典の味会いを見せる
宮崎さんのニューレンズたちとのおつき合いは至福の境地ですね。

135mmという焦点距離は、生まれた当時は、
レンジファインダーで使えるもっとも長い玉でした。
でも、一眼レフの誕生とともに、
焦点距離の上限は180、200、250、300、400、500、1000と、
ぐんぐん拡大し、135mmレンズは、
ポートレートレンズである85mm、90mmと、
風景用の望遠レンズである180mmの狭間にあって、
どっちつかずの狭間に落ち込んでしまい、
苦戦を強いられていました。
ズームレンズが焦点距離の違いなどぶっとばしてしまった今、
ますますあまり人気のある焦点距離とは言えない状態。

だから、この焦点距離は営業戦略としては不利と承知の上、
宮崎さんがあえてアポリス135mmF2.4の発売に踏み切られたのは、
まさに勇断、と言えそうです。
使ってみて納得しました。
手持ち望遠としての使いやすさという点では、
上限の焦点距離なのです。
そして、ソニーα7のようなミラーレス一眼レフ愛用者には、
ライブビューが使えるので、ピント合わせに苦労もありません。
私のような超接近型ロボグラファーでも使えるということは、
三脚を使わない風景写真家にとっては、なおさら便利。
遠距離あり、超接近ありの多彩な表現を駆使できる、
かなり万能に近い「これっきりレンズ」として愛用されそうです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-23 21:57 | Aporis135mmF2.4 | Comments(0)

1819 超高性能レンズ登場!(2017年6月20日アポリス135mmF2.4の筆下ろしで仰天)



名レンズ制作者宮崎貞安さんから、
すでに試写したフローライトアポクロマート135mmF2.4の完成品が届きました。
正式名はこうです。

アポリス135mmF2.4

語感が美しい、いい名前です。
そして、とても美しいレンズ!

ミラーレス一眼レフ仕様のMマウントレンズ。
だから、とてもスリム。
その上、340グラムしかないのですから、超軽量。
この明るさでは史上空前の軽快で、颯爽たる風格のレンズです。

最短撮影距離が約1.3mしかありません。
これも近い。
私のソニーα7用フォクトレンダーは4mmのヘリコイド付きですから、
アポリス135mmF2.4の最短撮影距離は約1mにまで短縮でき、
これまた画期的です。
Mマウントレンズのアダプタはミラーレス一眼レフ用に揃っていますが、
さらに、ヘリコイドリング付きも次第に普及していくでしょう。

二胡演奏家陳少林先生のレッスン日でした。
10年以上揚琴伴奏を教えてもらっています。
今では親友と言ってもよいでしょう。
勢い、レッスンはおしゃべりで中断されます。
それがまた楽しい。

このレッスン、近鉄大和西大寺駅から徒歩10分程度。
でも、私の場合は、往き半時間、還り15分。
撮影するからです。
本日はこのアポリス135mmF2.4の筆卸し。
猛烈に快調でした。

もちろんロボグラフィ主体ですから、
超近接撮影がほとんど。
中望遠で1mに迫るのですから、
ぼけ味なんてレベルではありません。
夢幻境、そんな雰囲気。
ホロゴンの対極に位置するレンズですね。
にわかにタンバールのライバル登場、という感じで、
超広角派の私もかなり興奮しています。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-21 10:08 | Fl.Apochromat135/2.4 | Comments(0)

1818  尾崎まこと(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはバスから降りて)


朝、洗顔を済ませて、洗面所から出てきたその瞬間、
呼び鈴がなりました。
宅急便です、「ポストに入らないので...」
見ると、本の形です。
さては!
急いでいるので、梱包をバリバリと破きました。
中から出現したのは、素敵な装幀の写真集。

    「記憶の都市
     大阪・SENSATION
       この一瞬 その永遠」
          Makoto Ozaki 尾崎まこと
          (竹林館)

詩人です。
そして、ベテランの写真家です。
詩人が写真家になると、どうなるか?
画像が詩となります。
頁を開く度に、絶句します。
なぜ、絶句するのか?
ご自分で写真集をご覧になってください。
アマゾンは品切れですが、楽天市場で購入できます。

写真がアートかどうか?
議論があります。
写真をアートにしたいと努力している方は多いでしょう。
でも、悩むことはありません。
ご心配なく。
私やあなたの写真はアートとは無関係ですから。

写真をアートにはできません。
あなたご自身がアーティストじゃないんだから。
写真をアートするのではなく、
最初からアート、そんな写真が稀に存在するのです。
そんな独自のアートを創造する写真家がいます。
尾崎さんがそのお一人であることは、
写真集を一枚一枚めくる度に確認していただけるでしょう。

写真家の吉田正さんの文章が帯に記されています。
ご自身、映像の詩人である吉田さんの文章に、
尾崎さんの写真世界の独自性が見事に表現されています。
竹林館のホームページでご覧になれます。
(http://www.chikurinkan.co.jp/book/?c=zoom&pk=319)

改めて一枚、一枚とめくっていきます。
こんな写真世界もあるんだなあ..........
絶句するばかりです。
そして、気づいたのですが、
尾崎さんは言葉の達人なのに、序文がない!
ここではイメージにすべてを語らせているから、
言葉はいらない、そんな感じ。

尾崎さんの詩は、詩集も何冊も刊行されていますが、
ネットでも味わうことができます。

尾崎まことの詩と写真★「ことばと光と影と」
http://blog.goo.ne.jp/ozakimakoto

味わってみてください。
そして、ぜひ、写真集を手に入れて、
不思議な写真たちをご覧になってください。
尾崎さんが「この一瞬 その永遠」と副題されているとおり、
詩人が、ご自身の魂の航跡の一瞬、一瞬をイメージにされている、
そんな不思議な印象を味わうことができるでしょう。

私のキノプラズマート25㎜F1.5が創り出すイメージも、
確かに「この一瞬」なのですが、
尾崎さんにならって、副題を付ければ、
「ただの一瞬 消え去る一瞬」




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-20 16:48 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1817 西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5Mはフレアごしにささやいて)

人間の歴史、というのは不思議なものですね。
ある時期には、傑出した人物がどっと出現して、
民族を、国を、社会に革新的な変化をもたらします。

日本史でもそんな時期がいくつもありますが、
英傑そのものと言えるような人物を輩出しました。
その中でも傑出しているのは、
坂本龍馬、西郷隆盛、勝海舟、高杉晋作の四人ですね。

一つ、著しい共通点があると思いませんか?
彼らの人物、人間性、事績のことではありません。
名前。
4人の姓名とその組み合わせ、語感、印象、なにをとっても、
実に颯爽たる風格に溢れているとは思いませんか?

これがたとえば、こんな四人だったら、どうでしょう?
権太田五作、泥目十左右衛門、中華棒々鶏、出目金太郎?
「うーん、とても優れた仕事をしてくれた人だけど、
どうも印象がねえ、今一だねえ..........」

レンズもまったく同列に論ぜられそうです。
傑作レンズとして歴史上名高いレンズたちは一様に、
とても語感のよい颯爽さる名前を付けてもらったようです。
とりわけ私の心にぐっと来るレンズ名を上げよ、
そう問われますと、私の頭にとっさに浮かび上がるのは、
もちろん、第1に、「ホロゴン」、そして、
第2が「キノプラズマート」ですね。

ホロゴンの語感は大いなる包容力につながります。
そしてキノプラズマートの語感は鋭さ、そしてさらに、
眼光紙背に徹する視線につながります。
私のように開放一点張りの撮り方で撮った写真では、
実感していただけないかも知れません。
でも、撮影状況を記憶している私には、
このレンズは、焦点距離の違いはあれ、
開放のフレアーのベールを貫くようにして、
透徹した洞察を潜める画像をプレゼントしてくれる、
そんな感じがするのです。

大阪西九条で、わずか半時間ですが、
リコーGXRに付けたキノプラズマート25㎜F1.5Mと、
一緒に遊びました。
(Mマウントレンズに改造ずみのキノプラズマートです)
その折私にプレゼントしてくれた写真たちも、
やはりそんな印象を私に抱かせてくれます。
ただの薄汚れたロボグラフィ写真に大げさな!
そう非難されると、返す言葉はありません。
私はただ自分一人で楽しんでいる、そう考えて、
軽く無視していただければ、幸いです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-19 23:24 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1816 梅田で(2017年6月15日きらきら光るパンタッカー35㎜F2.3を持参)

私がレンズを絶対に触らないことは幾度か書きました。
クリーニングしたければ、大阪のマツモトカメラに持参します。
店主の松本さんが驚くほど丁寧に、かつ完璧にレンズを清め、
ときにはヘリコイドリングを調整していただくと、
レンズをあっと驚くプロ仕様に一新していただけるからです。

でも、パンタッカー35㎜F2.3を眺めていて、ふっと考えました。
このレンズ、超ボロボロのへたり切ったレンズの外観で、
驚くほどの廉価で、ライバルなしに落札したもの。
前玉ももう完全にくすみ切っていました。
そのまま、クリーニングもしないで使ってきたのですが、
このぼけぼけ玉って、見せかけだけなんじゃないかな?
単にレンズ前玉にゴミが堆積しているだけなんじゃないかな?

そこで、ピンセットに滑らかなティッシューを巻き付け、
エヴァ水(ただの水だけど、抜群の殺菌効果をもつ魔法の水)を
スプレーでしゅっとかけて、松本さんがやるのを真似て、
すっとレンズを一巡撫でて、また、別のティッシューで同一操作。
あれれれれー!!???
レンズが綺麗になってしまった。

そこで、もう一度リコーGXRに付けて持ち出すことにしました。
6月15日吉田写真教室がはねてから、一人、行きつけのレストラン。
美味しいビフテキランチ(たった950円と私のような庶民仕様)。
すっかり満足して出発。
梅田でイヤホーンを新調するついでに、ぐるりと撮影。
93枚撮りましたので、2回にわけて60枚ほどごらん頂きましょう。

かなり変身して、大御所のパンタッカー50㎜F2.3に近くなった、
そんな感じがするのですが?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-16 22:47 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1815 裏道伝い(2017年5月28日マクロスイター26㎜F1.1を持ってポストまで)


ケルン社のCマウントレンズの頂点、
それがマクロスイター26㎜F1.1、
それがこれだと考える人は私一人ではないでしょう。

我が家からポストまで200mほどでしょうか?
その往還と、ポスト付近とを歩いて、
このレンズで48枚撮りました。
30枚ほどご覧いただきましょう。

いつも主題、画像、どちらか、どちらも、ボケボケ写真ですが、
今回はことさらかなりボケボケという感じですね。
F2、あるいはF1.4のレンズなら、開放でもかなりキリリと撮れます。
でも、F1.1となると、合焦範囲はヘヤーラインほどなのに、
その開放オンリーのせいかも?




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-14 21:22 | MacroSwitar26/1.1 | Comments(0)

1814 神社道(2016年6月16日パンタッカー40㎜F2.3がおぼろに微笑んだみたい)


ドイツの映画用レンズ製作会社アストロ・ベルリンが
1930年代に作ったパンタッカー50㎜F2.3を愛用してきました。

おそらく世界屈指のコレクターであるN氏に尋ねたことがあります。
「最高のレンズって、なんだとお考えですか?」
実に曖昧模糊とした問いですね。
慎重で理屈っぽい人なら、断固、こう答えたでしょう、
「そんな漠然した質問には答えられませんよ」
でも、N氏は即座に、ずばりお答えになりました。

「アストロ・ベルリンのパンタッカーです」

「無一居」( http://www.photo-china.net/column/astro.html)
このサイトで大変に詳しい紹介がなされています。
それによりますと、パンタッカーと一口に言っても、
f1.8、f1.9、f2.3、f2.7、f4.5と5系列のレンズ群が作られたそうです。

N氏がご自分のご意見の根拠に一つをこう説明されました、
「同じ絞りの系列のレンズは全部同じ描写性能なのです」

私が使ったのは、たった4本。
35㎜F1.8、40㎜F2.3、50㎜F2.3、125㎜F2.3
この4本はコーティング、製造年代全部違うようで、
互いに異なった個性、描写性を示します。
とくに変わっているのは40㎜。
ノンコーティングで、ボロボロのレンズを超廉価で入手しました。

ブログ未公開のファイルをチェックしてみますと、
このレンズの撮影フォルダが見つかりました。
リコーGXRに付けて、60㎜レンズとして使っています。
どこかからの帰り道だったようです。
バスから降りて、自宅までの行程を、
普通に歩けば10分程度ですが、24分かけて、
91枚の写真を撮っていました。
34枚選択してみました。
マックの画面で見る限り、まさにボケボケ。
30枚ばかり、一挙にごらん頂きましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-13 23:14 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1813 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 3-完-


たまに私のブログにやってきた方があると仮定しましょう。
たとえば、このスピードアナスチグマート25mmF1.5の写真、
どんな風に感じるでしょう?
a もう少し、写真のこと勉強した方がいいんじゃない?
b いや、カメラの使い方、分かってないんだよ。
c いや、このレンズ、欠陥品じゃないの?
d いや、撮っている本人がおかしいんだよ。
まあ、どれも無理のない、正常な反応ですね。
私自身は、d説に傾きつつあります。
だって、あなた、真面目一方ですねえ、なんて言われると、
なんだかつまらないじゃないですか?

だから、無理して、こんな風に撮っているわけでもありません。
私の場合、見たら、即座に撮る、これだけ。
作為はなし。
つまり、私は、こんなものを見たら、撮りたくなってしまう、
ただ、それだけのことなのでしょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-12 23:59 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1812 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 2


昨夜からYouTubeで見つけた歌手に夢中になっています。
ベルナルダ・フィンク Bernarda Fink
アルゼンチンのブエノスアイレス出身のメゾソプラノ。
経歴は知りません。
一曲、マーラーを聴いて、一声で参ってしまいました。
そして、シューベルト。

   Bernarda Fink - Gerold Huber : Schubert, Lieder
   https://www.youtube.com/watch?v=aiONKw9Me48

メゾソプラノって、魅惑の声の宝庫ですね。
何十年か前、大学1年で買った2晩目のオペラが、
ヴェルディの「アイーダ」
アムネリスを歌ったジュリエッタ・シミオナートに参って以来、
何人のメゾソプラノに魂を奪われたか?
筆頭はフレデリカ・フォン・シュターデですが、
テレサ・ベルガンサも劣らず、私の星。

そのテレサ・ベルガンサにとてもよく似た声の持ち主、
それが、ベルナルダ・フィンク。
奥山深くの泉の水面のように、
清らかで、軽やかで、それなのに深い。
とはいえ、どうもいけませんね。
私の魂を奪うようなアーチストたちが絶えず出現します。

なぜこんなことを書いたか?
さまざまなレンズの描写がそれぞれに独自で、
優劣など決めるのはナンセンスで、
それぞれに私の心のどこかにあたたかな明かりを点してくれる。
このあたりが偉大な声楽家たちとも似ています。
でも、そんな名レンズたちの中で、
使うたびに私の心を震わせてくれるのが、
スピードアナスチグマート25mmF1.5
このレンズの味わいの深さって、格別、そして、
どこかベルナルダ・フィンクの歌声とこだまし合うよう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-09 23:07 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1811 奈良町(2017年3月22日スピードアナスチグマート25mmF1.5でうらぶれて)Part 1


我が国の観光産業は10年前までじり貧状態でした。
でも、事情はその後一変しました。
今や盛況を極めています。
どうやら海外からのトゥーリストによって支えられているようです。
奈良町付近も10年前は閑古鳥が鳴いていました。
今や、中国、台湾、韓国のみならず、アジア一円から、
そして、欧米から、と海外の観光客が引きも切らず押し寄せて、
奈良町も平日さえもにぎわっています。

新しいお店がどんどんと出現しています。
その陰で、時流に乗れずに撤退していくお店もかなり多い。
前回の椅子だけがフロアにのこされた洋品店もその一つ。
通るたびに、ほとんど必ず、撮ります。
中原中也の詩の一節を思い出すからです。

「私はその日人生に、椅子を失くした。」

店主が失くしたその椅子がいつまでもひっそりと...
建物が大き過ぎて、観光用に使うことが難しいようです。

奈良町の多くの店の繁栄もいつまで続くことか......?
そんな儚げなたたずまいを撮りたければ、
ダルメイヤーのこのレンズを使いたいですね。

   スピードアナスチグマート25mmF1.5

そうだ、このレンズで撮った奈良町、ブログ未掲載だ!
思い出しました。
ソニーNEX-5に付けて、37.5mmで撮っています。
3回に分けて、ごらん頂きましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-07 18:42 | Sp.Anastigmat25/1.5 | Comments(0)

1810 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 4-完-



「虚実の皮膜」という言葉があります。
近松門左衛門の言葉として伝えられるものです。

  「芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也」 

考えてみると、ロボグラフィもまた虚実の皮膜にありそうです。
大抵の写真家にとって、写真の価値はその真実性にあります。
  「一見、ファンタジーに見えます。
  でも、これはリアリティなのですよ」
そう主張することで、写真の価値を確保します。

私は逆のようですね。
  「一見、リアリティに見えます。
  でも、これはファンタジーなのですよ」

スピードパンクロ50㎜F2はどちらに向いているか?
バカとハサミとレンズは使いようです。
有能なレンズならどんな風にでも使い手次第でしょう。

写真家ならリアリティレンズとしても使えるでしょう。
異常なほどに見事な切れ味なのですから。

でも、私のお望みのファンタジーレンズにもなれます。
生み出されるイメージに躍動する生命感をみなぎらせて、
その勢いで幻想への扉をぐいと引き開ける、
そんな異能を秘めているようなのです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-06 15:48 | SpeedPanchro50/2 | Comments(4)

1809 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 3


photography(光の絵)を「写真」と翻訳したのは誰でしょうね。
カメラを売るための、欺瞞的キャッチフレーズだったかも知れません。
それほどに、この言葉が歴史に果たした役割はかなり疑わしいですね。

モノクロームの時代から、写真にさまざまな細工をすることなど、
大抵の写真家に撮ってはお茶の子さいさいだったからです。
「写真は嘘はつかない」
よく言われて来た言葉です。
単に角度を付けるだけで、もう完全な嘘になります。

アラン・ラッドは「シェーン」でトップスターに躍り上がります。
でも、ラブシーンが苦手でした。
実は背が低いので、大抵の女優さんを見上げることになるからです。
だから、台に上って、ときには女優さんが穴に入って、
抱擁シーンを撮影しました。
(アラン・ラッドは死ぬほど恥ずかしかったそうです)
下半身を写さないから、トリックが分からない。
遠景を撮るときは、レンズの角度、遠近感でいくらでもごまかせます。

つい最近まで、大抵の人は「写真は嘘をつかない」と信じてきました。
「写真が証拠だ」、よく言われる言葉です。
でも、裁判の場では、写真はむしろ証拠価値の低い資料。
いくらでもごまかせるからです。

デジタル時代になって、カメラ自体に種々の粉飾が仕込まれています。
CCDそのものですでに、レンズを通過した情報に加工粉飾がなされます。
そのうえ、さまざまな画像処理ソフトが組み込まれています。

当初のもう1つの訳語「光画」こそ、初めから正確な訳語だったし、
今では、「写真」という訳語は、写真の性質について、
完全な誤解、欺瞞を招きかねない「誤訳」であることは明らかです。

私のロボグラフィはまさに最初から「光画」として撮られています。
光は魔術師。
ロボグラフィは「光の魔術」「視覚の遊戯」です。
スピードパンクロ50㎜F2は「魔法の杖」、
それも最高クラスの杖というわけです。
私は写真で嘘をつきまくっているわけですが、
ロボグラフィたちもその嘘に片棒かついでいるわけです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-03 23:33 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)

1808 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 2

ギター
良い楽器ですね。

どこがよいか?
人さまざまでしょうね。
でも、そんなことはどうでもよい。

私にとって、良い楽器だと心から感じられる!
私にとって、良い楽器ですね。

じゃ、なぜ、良い楽器だと感じられるの?
私にははっきりとしています。
私はギター音楽などほとんど知らないのに、だから、なおさらなのですが、

  幾度聴いても、
  「ああ、いいなあ..........」そうつぶやいて、ため息をついてしまう、
  そんな曲がいくつも見つかるからです。

感じる印象は一つ。

  静寂の闇の中に響く、たった一つの音、
  そのたとえようもない密やかな美しさ。

そんなひそやかな味わいを楽しませてくれる稀有の楽器ですね。

サンプルを2つ紹介しておきましょう。
なにも最高、というわけではありません。
たまたま出会って、私が愛している演奏を2曲。

① アグスティン・バリオスの「森のささやき」
Kyuhee Park - A. Barrios: Un Sueño en la Floresta
https://www.youtube.com/watch?v=fU-RJD9qRlU

② タレガ アラビア風奇想曲
Francisco Tárrega - Capricho árabe  
https://www.youtube.com/watch?v=y_goHl-GuNk

なぜこんなことを書いたか?
私がロボグラフィを見つけたとき、
私の目にはロボグラフィだけしかありません。
私のそんな印象をとどめるためには、
ただそれだけが写ればよいのです。

  ロボグラフィだけを闇の中に浮かばせてくれる、
  そんな風に撮ってくれるレンズこそ、
  私のレンズ、マイレンズなのでしょう。

ホロゴン、パンタッカー50㎜F2.3、ゾンネタール50㎜F1.1、
タンバール90㎜F2.2、私が愛するCマウントレンズたち、
そんな私の気持ちに沿った画像をプレゼントしてくれます。

そして、今回の奈良町写真を眺めて、つくづく悟りました、

  スピードパンクロも心底私好みの写真を撮ってくれる!





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-03 16:06 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)

1808 奈良町(2017年5月18日写真教室帰りスピードパンクロ50㎜F2が寄り道)Part 1


言葉って、おかしなものです。
ただの記号として、いつか発明され、進化したものです。
ただの記号、信号、音、字です。
ところが、なぜかそんな言葉にニュアンスや情感がまとわりつく。

たとえば、アフロディテやヴィーナス。
言葉そのものが美女を思い起こさせます。

ニュアンスという言葉もそうです。
なんだか言葉や文章から立ち上る、柔和なほのかなほのめかし。

ユートピア、ハーモニー、イリュージョン、
それぞれにいかにもその意味にふさわしい語感ですね。

悪逆非道、傍若無人。
もう語感だけで、いやな感じがしてしまいます。

レンズ名にもそんな語感がともないます。
タンバール、ホロゴン、アンジェニュー、ゾンネタール、
私の大好きなレンズ名を並べてみますと、
ふわっと包み込むような語感が名レンズにふさわしく、
あまりきつい語感は名レンズに似合わない感じがしますね。

そう考えると、スピードパンクロ50㎜F2。
この名前の語感も写りにかなりふさわしい感じがしませんか?

きりっ、すぱっと視野の一部を切り取り、
すきっとしたイメージに仕上げるレンズ、

そんな感じがあって、いかにもこのレンズにふさわしい。
私の勝手な思い込みでしょうか?

吉田正さんの写真教室の帰途、
JR奈良駅に降り立って、そのままバスで帰宅せず、
奈良町あたりを一巡しました。
スピードパンクロ50㎜F2をもっと使ってみたかったからです。

151枚撮りました。
5回に分けて、一応全部アップするつもりで、
どうしても気に入らないのは没にしながら、進んでみましょう。
名前の語感にふさわしい写真がどれだけ撮れているか?
ご自分で確かめてみてください。




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# by Sha-Sindbad | 2017-06-02 19:49 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)

1808 梅田(2017年5月18日写真教室にはスピードパンクロ50㎜F2を携行)Part 2


私がインターネットで一番感謝しているのは、
いつも書くことですが、
YouTube

オーディオファンでなくなったことがYouTubeの扉を開いた、
私はそう確信しています。
今の私には、音質などどうでもいいのです。

最高級のシステムで聴いても、私の好きな音楽でなければ、時間の無駄。
iPodで聴いても、私の好きな音楽であれば、無上の至福。
結局、オーディオシステムは関係がない、

素敵な音楽だけが私の琴線を震わせてくれるのですから。
日々YouTubeにひれ伏して感謝しています。
そして、今、至福!

アルゼンチンのフォルクローレを聴きたくなったのです。
レコードで十数枚持っています。
でも、レコードを納戸の棚から見つけ出してきて、
プレーヤーで鳴らすのは面倒。
そこで、YouTubeで探してみたのです。
宝の山がザックザック、というところです。
何十というグループ、歌手たちの昔のレコードが収録されていたのです。

あれこれと手当たり次第に聴いてみました。
目下、私の心を最高に震わせてくれるグループは3つ。

   Los Cantores de Quilla Huasi (ロス・キジャワシ)
   Los del Suquía (ロス・デル・スキア)
   Los Cantores del Alba(ロス・カントーレス・デル・アルバ)

この3グループには明確な共通点がいくつかあります。

   1 その歌声の切れ味がすばらしい。
   2 高音に名歌手をもっている。
   3 持ち曲が風を切るような清々しさを常に感じさせてくれる。

実のところ、上記の3点は同じことを言っているのかも知れません。
颯爽とした切れ味がなければ、名手とはとても言えませんから。

写真でもそうですね。
どんなに凄い作品を次々とものしても、
あるとき、ある写真にどこかで野暮ったい弛みが感じられたら、
ああ、この人はやっぱり「巧いアマ」であっても、
「本物の写真家」じゃないなあ、と慨嘆することになります。

でも、アマチュアでそんな域に到達するのは至難です。
結局、命はおろか、生活もかけていないんだから、当たり前。
その点、私のようなレンズ頼みの写真趣味の素人は気楽ですね。
写真的な価値などなくても、ブログに平気で写真を並べて、
「スピードパンクロで撮りました、どうですか?」
そんなスタンスで、ネット劇場に気楽に自分の写真を並べて、
レンズの味をあらためてエンジョイできるのですから。

それにしても、中将姫光学さんにお借りしている映画用の名レンズ、
スピードパンクロ50㎜F2は甘さと切れとが絶妙に溶け合っていて、
その独特のコクにしびれますね。
どっち向いて、なにを撮っても、なんだか意味ありげに深い。
そんな感じがするのは、私だけでしょうか?





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# by Sha-Sindbad | 2017-06-01 23:58 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)

1807 梅田(2017年5月18日写真教室にはスピードパンクロ50㎜F2を携行)Part 1


写真家吉田正さんの写真教室に月1回通っています。
今回採り上げたのは、その教室からの帰り道のロボグラフィ。
ソニーα7に付けたスピードパンクロ50㎜F2はさすがに名レンズ。
2回に分けて、撮った写真全部をごらん頂きましょう。




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吉田さんの豊かな体験談、芸術談を楽しむことができるうえ、
時折、吉田さんの写真作品に接することができるのが特典です。
吉田さんの作品を見ながらいつも思うことは、
現代の鬼面人を驚かせる写真世界との間に広がる大きな懸隔。

まるで映画史における、「東京物語」と、
コンピューターグラフィックスが創り出す荒唐無稽な映画世界と、
この懸隔と同じくらいの距離があります。
人の心も芸術観も写真観もなにもかもが変わってしまった感じ。
だから、吉田さんの静寂に満ちたモノクローム作品になにも感じない、
そんな人がどんどんと増えていくでしょう。
デジタルカメラ業界もこのような変化を敏感に感じ取って、
ユーザーの大半を占める絢爛豪華変幻自在の画像愛好家の心をつかむため、
さまざまな画像処理メニューを開発しています。
そうして、ますます私の心から離れていくわけです。

この日、教室が終わってから、近くのビル近いの大衆レストランで昼食。
カツやエビフライの盛り合わせ定食を選択しました。
私はエビフライが好きなのです。
ところが、一口いただいて、仰天、

エビの味は?
ない!
なんの味?
小麦粉、パン粉などの、要するに非エビの味!
エビをおそらく4分割して、
その4分の1のエビを巧みに太らせて、エビらしい形に整え、
衣を付けて揚げている!

pretty-bacchusさんがはるか前にお書きになっていました。
都の一流ホテルの高級喫茶室で「生絞りジュース」を注文されたのです。
たしか1500円ほどだったと記憶しています。
やがて供された「生絞りジュース」を口に含んで、仰天された。
ただの缶詰ジュースだった!

これが現代です。
おいしいものをお客様に食べて頂こう、なんて気持ちはさらさらない。
とにかくあらゆる手だてを講じて原価を節約して、高く売りつけて、
利益を貪ろうという姿勢。
「お客様義」「お得意様」なんて意識はなくなって、
すべて、「ユーザー」「消費者」「歩く財布」。

現代のデジタルカメラのコンセプトは、
「どんな初心者でもプロのグラフィックデザイナーに変身させる!」
余計なお世話だ!

私の2つのブログの画像だって、
できるだけデジカメ粉飾を避けたいと努力していますが、
カメラそのものがすでにレンズを通して取り込んだ画像に、
密かにグラフィック処理をしているのですから、
デジタル写真臭さを避けようとしても、その方法がありません。

しかも、アマチュア写真家の多くは、
現代デジタルカメラによる果てしない超高画質化を歓迎しています。
写真からコンピュータグラフィックスへの止めようのない潮流、
そう言えそうです。

現代の超高画質、変幻自在のグラフィック処理に慣れたユーザーは、
銀塩写真を、未開時代の遺物と感じ、「昔の人はひどい画質でかわいそう」
私のような前時代の未開人は、現代の絢爛豪華なソフト処理された画像に、
「なんだかカラオケに無理矢理閉じ込められて、
自己陶酔のエコーまみれの歌を大音響で聴かされているみたい」
# by Sha-Sindbad | 2017-05-31 23:24 | SpeedPanchro50/2 | Comments(0)

1806 繁華街(2017年5月8日Histrio-Prot40mmF6.3ピエロに会いに天満橋へ)Part 3


宮崎貞安さんのニューレンズ試写の定番モデル、
ピエロマネキンは大阪天満橋筋商店街の高級洋品店にあります。
ご主人の弟さんの絵が何枚も店内に掲げられています。
知れば知るほど、大変な画家です。

下浦康瑞

   ホームページ  
   KOUZUI SHIMOURA
   http://koozui.holy.jp/

そのプロフィールはこうです。

   下浦康瑞(しもうら こうずい)
   1940年大阪に生まれる。
   兵庫県宝塚市在住。
   20歳~30歳の十年間、北アルプス(穂高岳・剣岳)を
   主な制作の場として、山に籠もる。
   以後40年、ヒマラヤ(毎年取材)・アンデスをテーマに制作。

仙人が画家になったら、どんな絵を描くか?
その答えがこの画家、そんな感じがします。
ヒマラヤの仙境さながらの景観が、
崇高な精神世界に昇華したような作品。
店内には色と形の抽象作品もあり、撮らせて頂きました。
異界の扉が開いて、
この世のどこにもない赤を一瞬きらめかせた、そんな印象。

このような画家のお兄さんが選んだマネキンがこのピエロ。
30年前だったと思いますが、イタリアで購入されたとか。
道理で、ただ者ではないわけです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-29 16:34 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1805 繁華街(2017年5月8日Histrio-Prot40mmF6.3ピエロに会いに天満橋へ)Part 2


こうやって、自分の写真を好きなだけ掲載できる、
ブログって素敵な写真帖ですねえ。
私は自分の写真たちを心から愛しています。
えり好みもしません。

昔は、ポジを使って、B4のライトボックスに36枚並べて、
シャッシャッーとダメな写真を手裏剣風に弾き出し、
残された数枚をうっとり眺めたものでした。

ホロゴンウルトラワイドが来てから、一変しました。
人に見せる写真など撮らなくなったのです。
誰に見せても、ずっと無反応だったせいもありますが、
私の写真に対するスタンスが180度反転してしまったから。
「人に見せたい写真を」から、「自分の人生の記録写真」へ。

写真家の皆さんと撮り方ががらりと変ってしまいました。
写真家の皆さんは独創性を重んじます。
人が撮らないショット、人に撮れないショットを狙います。
私は、お気に入りのロボグラフィに再会する喜びの記録なので、
いつもと同じものを、いつもと同じ撮り方で撮ります。
「ぼくがあいつと同じ場所で再会した。
あいつも元気だった」
マンネリを怖れないのではなく、マンネリこそ目標。
「万えり好み」なので、マンエリというわけです。

嬉しいときは、何枚も撮ります。
あなた、恋人を撮るとき、
(おっと、あなたの場合、「撮ったとき」ですね)、
たった1枚でもいい、傑作を撮りたい、なんて思っていましたか?
ずっと撮り続けたい、何枚でもいい!
でしたね。
あれですよ。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-28 14:20 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1804 繁華街(2017年5月8日Histrio-Prot40mmF6.3ピエロに会いに天満橋へ)Part 1


稀代のレンズ制作者、宮崎貞安さんから、
ニューレンズの試写を託されて、どれ位になるでしょうか?

レンズテストのクライマックスとして、
大阪天満橋筋商店街のピエロマネキンを撮るようになって、
どれ位になるでしょうか?
私は調査魔ではないので、面倒だから調べませんが、
おそらくゾンネタール50㎜F1.1以来だと思います。

天満橋商店街は大阪の商店街ベスト3に断然当選でしょう。
とくに最北点、昔から「天六」として知られるあたりから、
中間地点あたりまでの店はほとんど全部、
まだ元気に繁盛しているのですから、すごいものです。

大阪のおっさん、おばはんに会うことができます。
私は、大阪弁がしゃべれないので、
大阪のおっさんとは言いがたいのですが、
でも、心は大阪のおっさんです。

ハードディスクの天満橋ファイルをちょっと数えてみたら、
5年半の間に33回。
かなりの回数です。
奈良町は別格として、心斎橋、鶴橋、通天閣界隈、十三等
大阪の代表的な下町と並んで、私のお気に入りエリア。

今回は、Histrio-Prot40mmF6.3バージョンを3回にわたり、
撮影順に並べてみます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-27 17:23 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1803 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 6-完-

キノプラズマート、使えば使うほど、
「ああ、いい!」
そう感じます。
でも、その「いい」は私がその場に居た瞬間とそのときの気持ちを
しっかり思い出させてくれるからです。

「写真が多すぎるよ」
友人からそう言われました。
傑作写真ばかり並んだら、「多すぎる」とは誰も言いません。
「凄い!
圧倒された!」
そう言うでしょう。
だから、「見る価値のない写真を沢山出している」という意味。
私のブログ訪問者の99%、いや100%のご意見でしょう。

写真家として作品を発表する場と考えるなら、
極度に厳選、これが絶対でしょう。
「下手の鉄砲数撃ちゃ当たる」式が成功する筈がありません。
だとすると、私がなぜこんなに無差別のごった煮をしているのか?
その理由を考えていただきたいですね。

次のどれでしょう?
① 全部傑作で、人にアピールできる、私がそう考えている。
② ごった煮に辟易して、来る気をなくさせるため。
③ 自分の足跡の絵日記のつもり。

①じゃ、まるで「アホ」ですね。
正解は②と③。

人気ブロガーの皆さん、スパム攻撃に時折悩まされるそうです。
優れた写真とブログ人気とふたつながら嫉妬をかき立てるからです。
思うに、人気ブログの場合、それだけの理由があるから、
人が集まるのですから、嫉妬を感じさせるのも無理はないし、
そう感じる方が訪問してくる確率もそれだけ高いわけです。

一方、私がそれに近いコメントをもらったのは、
別ブログを初めて1年経たぬ頃、たった1回だけ!
なぜ?
訪問者がごく少数なので、
そう感じる方が来る確率も極めて微少だからです。
もっけの幸いです。
そのたった1回、ただちに削除して、
その人物のアクセスを禁じましたが、
なんで、わざわざ人を怒らせるようなことを書くんだろう?
かなり気分が悪かったことを覚えています。
「スパム」とはよく言ったものです。

そこで、考えた対抗策が「写真と文章をたっぷり」。
その頃気がつきました、
ブログって、完璧な日記媒体じゃないか!
そこで、掲載容量を無制限とするよう契約を変更し、
以来、どんどん文章と写真を無制限に増大させるとともに、
アクセス数をチェックするのを止めました。

私はかなり意思が強く、決めたことは実行する人間なので、
それ以来、幾人がのぞいたか、まったく調べたことがありません。
一度、朝、自分の頁を開いたら、なんと呼ぶのか知りませんが、
個人のホームページのようなものの体裁がガラリと変わり、
片隅にその時点までのアクセス数の欄まであって、
目に入ってしまいました。
早朝だったので、「2」か「3」だったと思います。
ただちに旧の頁に設定を戻しました。
その頁を開く度に「この頁はサポート終了」とかなんとか表示。
「いいでしょ、サポートなんかしてもらわなくてもね」
いつか、旧の頁が本当に廃止されてしまったら、
現ホームページがCRTに出現する度に、
アクセス数欄を見ないように反射的に顔を動かし、
次の瞬間、さっとアクセス数欄を手で隠すことになるでしょう。

見たって、いいじゃないの?
皆さんはそうでしょう。
私はいやです。
日記なら、そんなものは見ない、それが大前提。
いやなことは絶対にしない、それが私の流儀。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-26 23:59 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1802 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 5



キノプラズマート20㎜F1.5を使っていると、
不思議な感じに襲われます。

ご承知のように(というのは、言葉の綾)、
ご承知でない方ばかりでしょうけど、
私はレンズを使うとき、99パーセント、開放一本槍。
人間の個性や癖はどんなときに出ますか?
本人が自意識を持たないとき、ふとした瞬間に、ですね。
レンズもそれと同じ。
レンズの個性、本質、真実の姿が出るのは、開放のときだけ。
レンズの欠陥、欠点、悪い癖が出るのも、開放のときだけ。
そうではないでしょうか?
だから、開放が面白いのです。

奈良町でこのレンズがどんな写真を撮ったか?
これをじっくり観て行くと、面白いことが分かりますね。
このレンズの開放描写って、開放とは思えないほどに重厚で、
像、イメージに厚みがあります。
でも、前後のボケ味は紛れもなく大口径レンズの味。
このまるで二律背反するような、でも、
このレンズを極上のビンテージに高めてくれる特質が、
どの写真にも顕われています。

私が持っている25㎜以下のキノプラズマートというレンズ、
たいてい、時折、どこか腰の弱さ、儚さのような雰囲気を見せます。
ところが、20㎜はそんな雰囲気と完全に無縁。

Olympus EP-L1で使うので、実質上、40㎜レンズ。
不思議ですね。
今盛んに試写を繰り返している宮崎貞安さんのニューレンズ、
Histrio-Prot40mmF6.3とまったく同じ焦点距離です。
その原型のプロターもキノプラズマートも設計者は同じ、
パウル・ルドルフ博士ではありませんか?
そのせいでしょうか?

そして、今、気づきました。
開放値はぜんぜん違うのに、描写性にかなり似たところがある、
そんな感じがする?
いかがでしょうか?
私の勝手な思いこみでしょうかねえ?





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-25 23:18 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1801 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 4


私は極めて狭い人生を送って来ました。
テレビを観なくなって何十年でしょうか?
誰もが関心を持つようなことに一切関心を寄せず、
と言うより、そんな関心が存在することすら知らず。
誰もが知っているようなこともほとんど知らず。
いやなこと、邪悪なこと、汚れたことは切り捨て、
私が心から望まない交際は一切絶って生きて来ました。

だからと言って、仙人のように生きて来たわけでもない。
要するに、狭い人生を生きてきました。
引退して第2の人生に入ると、さらに狭くなったようです。
そんな中で、ますます美しいものへ傾斜を深めています。

先頃肺炎を患った顛末は再三書きましたが、
なんのダメージもなくするりと疾病のクライシスから脱して、
さらに健康に自信を深め、
今、人生で一番健康で、一番敏捷で、一番頑健になった、
そんな感じをますます強め、
自分の人生にさらに集中する姿勢を強めつつあります。

どこに向かって集中するのか?
もちろん、美へ!

目下、キノプラズマート20㎜F1.5の写真を並べていますが、
これらの写真をご覧になったら、一目でお分かりでしょう。
眼を汚すようなもの、心に影を投げるようなもの、
どこかの首相や大統領の頬の弛んだ顔も含めて、一切うっちゃって、
私が見つめる美しいものはこんなものたちなのです。

私は、私の美しいものたちを人と共有したいとは思いません。
私が現に美しいと思うから、こうして撮影、ブログに掲載する、
だから、ブログは私の美体験日誌、
ただこれだけの意味しかないわけです。

「どこが美しい? ただの薄汚れた、ありふれたガラクタじゃない?」
そうお感じになるかたも多いことはよく分かっています。
それはつまり、あなたが私のブログと無縁だということだけ。
自分の体験を人に是認してもらいたい、共有してもらいたい、
なんて、これっぽっちも思っていません。

よく考えてみると、若いときからずっとこの調子で生きてきました。
誰にも知られることもなく、人から尊敬されることもない、
私はそれが一番だと信じてきました。
なぜって?
誰にも気兼ねなく生きることができるから。

キノプラズマート族って、そんな生き方をする私にはかなりふさわしい。
キノプラズマートというレンズはほとんど話題にならないし、
使ったことがある人もかなり少ない。
描写はかなり恣意的で、
どんなに使い込んでも、結果を予見することはできない。
だから、私はいつまでも写真を楽しめるのですから。




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# by Sha-Sindbad | 2017-05-23 20:41 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1800 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 3


おー、おー、ついにこのブログの記事も1800の大台に載りました。
よい機会なので、種明かしを一つプレゼントしましょう。
(すでに何度も何度も書いてきたことですが)

ときどき、写真に対して、過度な期待を寄せられ、
また、写真家自身が過度な期待を持ってしまうことがあります。
すなわち、「写真作品は深い精神性をたたえていなければならない。」

私が自分の写真を絶対に「作品」と呼ばない理由がここにあります。
私の写真に精神性などかけらもないからです。
あるのは、ただの2次元の見かけだけ。
あるとしたら、「わあ、いいなあ!」という讃歎の気持ちだけ。

写真家のみなさん、胸に手を置いて、よーく考えてみましょうね。
「自分に深い精神性があるか?」
「うん、あるよ」と答えられる人は政治家にでもなりましょう。
絶対に写真家になろう、なんて思わないように。

私は、「精神性」などというような高邁な要素など自分には無縁、
そうはっきり知っています。
まああるとすれば、過剰な期待と過大な反応、それ位でしょう。
おかげで、路傍のどんな取るに足りない欠片にも即座に触発され、
大げさなくらいに上機嫌になれるわけです。
でも、写真の奥底を深く探ろうとしても、なにもない。
奥底そのものがない。
2次元の平面の模様だけ。

私の写真の師匠田島謹之助さんに深く慨嘆されたことがあります、

    「あんたの写真って、なにかあるぞっと思わせるけど、
    よくよく見たら、なんにもないなあ」

ここでは、どうやら、キノプラズマートというレンズが、
そんな幻影を生み出してくれているようです。
ありがとう、キノプラズマート!





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-22 23:59 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1799 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 2


長い間、私は一つ誤解をしていました。
私たち一般人が使うスチール写真用のレンズが最高、
漠然とですが、そう考えていました。
映画用レンズなど使ったことがなかったので、
当たり前と言えば、当たり前ですが。
でも、どうやら間違っていたようです。

遙か昔から、映画には莫大な資金が投資され、
成功すれば、その投資の見返りは大変なものでした。
そんな映画の成功不成功の決め手になるのは、
大抵の場合、映画としての出来不出来だったわけですが、
この出来不出来を左右したファクターの一つが、
画像、イメージの美しさ、迫力、リアリティでした。
そして、その決め手となったのは、カメラマンとレンズ、
この2つだったようです。

どうやらカメラマンはコンテに従って撮影するようです。
黒沢明、小津安二郎のような名監督は見事なコンテを作っています。
でも、そのコンテを最大限活かして映像にするのはカメラマンであり、
優れたレンズだったのです。

映画カメラマンは、ディレクター、監督、主演俳優たちを頂点とする、
集団製作のスタッフの一員として活動するので、
写真家たちのように、個人的名声を築くことはかなり難しいようです。
でも、名画には必ず名シーンがあり、その名シーンを活かしたのは、
カメラマンであり、名レンズでした。

だから、映画用レンズの製作には膨大な資金が投じられたようです。
アストロ・ベルリン、アンジェニュー、ツァイス、
キノプティック、ダルメーヤー、フーゴ マイヤー等々、
優れたレンズメーカーの多くの主力製品は映画用レンズだったようです。
キノプラズマートの「キノ」は「映画」を意味するようです。
語源はどうやらギリシャ語のkinein(動く)であり、
この言葉からkinema(キネマ)あるいはcinemaが生まれたようです。

ツァイスの偉大なレンズ制作者パウル・ルドルフ博士は、
ツァイス退職後フーゴ マイヤー社に移って、キノプラズマートを考案したのです。
36㎜映画用キノプラズマートはついに私の手の届かぬ高みに舞い上がり、
私が手に入れることができたのは、8㎜、16㎜用のキノプラズマート。
だから、名画とは無縁だったでしょうけど、
民生用のいわばプアマンズキノプラズマートたちを使うにつけて、
その魔術的な実在感にうっとりさせられるのです。
シネマ用の主力レンズを開発するための人的物的投資の成果は、
きっとこうした廉価版映画レンズにもしっかり反映している、
だから、こんなに深みのある画像をプレゼントしてくれるのだ、
そう考えたいですね。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-21 20:55 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1798 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 1


ブログを始めた当初は、私でさえ、人が分かるような写真を選びたい、
そう思っていました。
写真やレンズを巡って意見交換したい気持ちがあったからです。

でも、早々にそうした期待は自分の写真には重荷過ぎる、
そう気づきました。
もともと人にアピールする気持ちなしに撮っているのに、
人になにかを感じて欲しいと期待するのは筋違い。

そう気づいたことで、私自身とブログと二つながらに、
一つの障害を乗り越えたのでした。
ブログ記事を作ることも、自分の人生を生きることなんだ、
そう悟ったのです。
それ以来、自分の心の赴くままにブログを作ってきました。

キノプラズマート20㎜F1.5
キノプラズマート一族の中でも一番目立たないレンズでしょう。
このレンズの存在価値、個性は何なのだ?
そう正面切って尋ねると、さて、なんでしょう、と当惑。
でも、こうして並べてみると、
一人ひっそりと路傍で自分の記憶を写真に収めている私には、
かなりふさわしいレンズなんじゃないか、という気がしています。
あえかに揺らぐ思い出の儚さ、そんな味わいでしょうか?






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# by Sha-Sindbad | 2017-05-19 22:50 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1798 元町の春(2017年4月8日神戸元町とダルメイヤー25㎜F1.9、ともに歌った)


ピカソの生涯の作品数は軽く10万点を超えているのだそうです。
どうやら、インスピレーションによってアイデアが浮かび、
じっくりと構想を練って、やおら製作に取りかかったなんてことは、
なかった!

垂直に立てた透明アクリル板の向こうにピカソが座り、
バンバン描きまくっては消し、消しては別の絵を描きまくる、
そんなシーンが撮影されていました。
絵を描くことはまるで呼吸することだったのです。
我描く、故に我あり。
そんな画家だったのでしょう。

私は芸術家じゃなくて、ただの写真好きですが、
ピカソのように、撮りたいですね。

私の初期の写真の師匠は写真家田島謹之助ですが、
彼はよく言ったものでした、
「良いシーンに出会ったとき、カメラを向ける前に、
どんな写真になるか、どんな写真を撮りたいか、
分かってなきゃダメですよ」
私のように、「わっ、いい!」、そう思った瞬間に、
いきなりシャッターを落としてしまう、そんな人間は、
所詮、田島さんの不肖の弟子に終わる運命でした。

それからずっと私の撮り方は変りません。
でも、私が田島さんの勧めどおりの写真家になった、
なんて可能性はいくら考えてもありません。
ロボグラフィに出会った瞬間にシャッターを落とす、
その醍醐味こそ、私の写真の喜びなのですから。
その結果どんな写真が撮れるか?
そんなことはどうでもいいじゃない?

そんな私に神戸の町は楽しいですね。
奈良、大阪では出会えない、そんなシーンが一杯。
4月8日は神戸アブニールコンサートの日でした。
そんな日でもカメラを持参して、
リハーサルの前後に48枚撮りました。

ダルメイヤー25㎜F1.9付きオリンパスEP-L1。
ペッツヴァールだと言われている廉価版Cマウントレンズ。
でも、ロボグラフィ適性は抜群です。

私の友人の一人は言い切ります、
これ一本あればいい!
私はそこまで言い切る自信はありませんが、
なにかの災害で、このレンズ一本だけが残されても、
一生写真を楽しむ人生を送れるだろう、
そんな確信はあります。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-16 17:56 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1797 町歩き(2017年4月24日ホロゴン15㎜F8Uの奈良町お忍び)3 楽しいこと


ネットサーフィンはできるだけしないようにしています。
真実性、正確性を保証されない資料集、なんて、
まったく頼りになりませんが、それを超えて、危険が一杯。
罠が至る所に仕掛けられた草原を歩くようなものですから。

「元気、長生きの秘訣はなんですか?」というようなフレーズ。
ちょっと心が動いて、次の頁。
「楽しいことばかりしよう!」というようなフレーズ。
大阪弁で言いますと、「あったりまえやないか!」ですね。

さらに、ニュースとなると、見ない方がいいですね。
腹が立つやつらの腹が立つ横暴専断ばかり。
この世界、お先真っ暗。
そこで、「元気、長生きの秘訣はなんですか?」には、
「新聞、テレビ、ネットニュースは見ない!」が模範解答。
でも、それじゃ生きていけない、ですって?
生きてるじゃないですか?
あなたがニュースを見ようが見まいが、
世界は動いていますよ、あなた抜きで、ね。
よしましょう、こんな記事じゃ、「楽しいこと」になりませんね。

暗い気持ちを吹っ飛ばしたかったら、写真を撮りましょう。
自分が一番撮りたい場所で、一番撮りたい写真を。
私の場合、極く単純ですね。
旅行なんか、まったく必要がない。
自分が居る場所、どこでも、そこが今一番撮りたい場所。

そして、ホロゴンが一番使いたいレンズ。
ホロゴン写真をざらっとご覧になって、いかがですか?
私はいつも思います、
自分の写真は昔と全然変わっていない。
レンズに撮ってもらっているんだから、
当たり前、か?
でも、少なくとも、これだけは言えます。
楽しいことばかりしていますね。
だから、私は長生きできそう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-05-15 20:52 | Hologon15/8U | Comments(0)