レンズ千夜一夜

1853 西大寺(2017年7月17日ペンタック38㎜F2.9はゆったりと瞳を開き)2 石仏群


今回は石仏だらけの巻。
西大寺の石仏はこれまでも幾度も幾度も撮ってきました。
でも、今、思うと、私はものとしてしか見ていなかった。

石仏たちを石の彫刻とだけ見て、
その外観の向こうになにかがある、
なんて、ちらっとも考えたことはありませんでした。

レンズを換えて撮るという行為、
視力が衰えた人が眼鏡をかけるようなものかも知れません。
ダルメイヤーの古いレンズ、ペンタック38㎜F2.9を使って、
石仏たちを眺めたとき、
ここには、なにか見かけを超えたなにかが存在している、
そんな気配を感じました。

この石仏たちに面会するのは、いつも揚琴レッスンの途中。
行きがけの駄賃、ならぬ、行きがけの石仏では、
しっかり対面することなどできっこなかった。
今回だって、せいぜい5分の余裕しかありません。
でも、注意力散漫な私の代わりに、
ペンタックがじっくり見つめてくれました。
おそらく私より年上なのですから、落ち着きがあります。
私は、ブログに掲載してから、
ゆっくりと対面させていただきましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-08-07 22:56 | Pentac38/2.9 | Comments(2)

1852 西大寺(2017年7月17日ペンタック38㎜F2.9はゆったりと瞳を開き)1

8月7日月曜日、
一ヶ月ぶりに陳少林先生の揚琴伴奏レッスン日。

でも、暴風雨警報発令のため、YMCAは緊急閉校。
ネットニュースでは、
「台風第5号の中心は、7日10時頃に、
高知県室戸市付近を通過しました。
奈良県は昼過ぎに暴風域に入る見込みです。」

室戸台風、ジェーン台風、伊勢湾台風、
近畿にもっとも大きな被害を与えた台風たちのコースです。
静かに自宅蟄居がよいでしょう。

昔、宮崎に住んだことがありますが、
幾度か台風の直撃を受けたことがありました。
そんなとき、当時のアマチュアカメラマンには、
荒波を撮ろうと、海岸に走ったのが幾人も居ました。
勇敢、というよりも、バカに近いと言わせて頂きましょう。
今回の台風でも、
カメラを手にいそいそと出かける方もおいででしょう。
お大事に。

私は写真を始めてから現在まで、
異常なハプニングを写真に撮りたいと思ったことはありません。
自分の人生の一こまを記録したいという気持ち。
苦労して撮った写真はひとしお大切だと言う人がいます。
私は信じません。
レンガ積みの仕事じゃあるまいし。
苦労しないで撮っても、素敵な写真が撮れます。
それが写真の魔術。

7月17日月曜日は、前回の陳少林先生の揚琴伴奏レッスン日でした。
ダルメイヤーの古い映画用レンズ、ペンタック38㎜F2.9を、
リコーGXRに付け、57㎜標準レンズ仕様にしました。
半時間、YMCAまでの10分の道を回り道して、
全部苦労しないで、鼻歌交じりに、いつもの通り撮りました。

ロボグラフィたち139枚。
観る人が見れば「腰の据わらないゴミ箱行き写真ばかり」なのでしょう。
私の場合、そんな風に厳しくチェックしたら、残るものはありません。
だから、全部、私の大事な子供たちとして、引き受けてしまいます。
4回に分けて、ほとんど全部並べちゃいましょう。

それにしても、私は幸せです。
都会が大嫌いな人間が住むには、大和路は最高!
現代社会、現代文明が人間を歯車にしようとしている、
人間精神史の末期症状からひとときでも目をそらせて、
つかの間ではあれ、至福の一時を味合わせてもらえるのですから。




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# by Sha-Sindbad | 2017-08-07 13:56 | Pentac38/2.9 | Comments(0)

1851 夜の宿場町(2011年12月24日ズミルックス35㎜F1.4はなぜか草津に居た)2

 
前回書いたコンサートのサウンドレベルのお話の続き。

いたたまれずに席を立ったのは、どうやら私一人でした。
極限レベルにアップして聞こえた席は少なく、
会場のほとんどの皆さんには適当なレベルだったのかも知れません。
もしかすると、スピーカーの音が交錯する私の席でのレベルを、
私でも耐えられるレベルに下げると、他の席ではおとなしすぎて、
とても盛り上がらないことになるのかも知れません。

私が映画館に行ったのははるか7、8年前。
なんの映画だったのかも忘れてしまいました。
突如、阿鼻叫喚の破壊音とともに、
ティラノザウルスがビルを真っ二つに破壊して出現する、
そんなシーンだけ記憶しています。
小津安二郎のシネマに慣れた人間にはなんとも違和感。

でも、その猛烈大音響に耐えることができました。
おそらく、映画館の壁面全体に埋め込まれた多数のスピーカーが、
観客席全体に偏りのない音響効果を与えるように、
サラウンド処理が施されていたので、
そんなに耐え難いほどの大きな音圧ではなかった?

でも、それ以来、映画館とはすっかりご無沙汰になったのは、
要するに、映画になんの内容もなかったから。
コンピューターの手が入れば入るほど、人間味を失い、
私の心から離れて行ってしまうようです。

ズミルックス35mmf1.4で撮る夜の草津宿。
ライカM9は、同じMでも、すでにカメラよりは、
コンピューターの色彩の方が強くなっている、
そんな感じがします。

感度を上げることで夜間でも撮れるのですが、
夜間撮影用の設定があるのかもしれませんが、
私には分からないので、撮影結果は、お昼間と一緒で、
まるでお日様に照らされているかのように明るい光景。

そこで、露出をマイナス2に補正し、
さらに、ブログに掲載する際に、夜間らしく補正。
そんな風に手を加える必要があるのも、どこか不自然。

でも、銀塩フィルムを使ったことがない人は、
デジタルカメラの夜間写真に不自然さなど感じないようです。
人間の感覚そのものが変わっていくのでしょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-08-06 15:01 | Summilux35/1.4 | Comments(0)

1850 夜の宿場町(2011年12月24日ズミルックス35㎜F1.4はなぜか草津に居た)1



外付けハードディスクの写真フォルダで面白いことが起こりました。
前項のキノプラズマート25㎜F1.5は2017年6月12日撮影分です。
そのフォルダの次ぎに、この草津のフォルダが出現したのです。
なぜか、私の意思によらずに、
フォルダがハードディスク内を勝手に放浪したようです。
ハードディスクから失踪する事件が起きなくて幸いでした。
5年半も前の写真たちとの、これも一つの巡り逢い。
早速、記事に取り上げることにしました。

どうやら妻がまだ参加していた草津のゴスペル合唱団のコンサートの夜。
じゃ、なぜ、コンサートホールに居ないで、
夜の宿場町を彷徨しているのでしょうか?
妻が歌っているのに!
理由を想像してみてください。
やむにやまれぬ理由があったから?
その通りですね。
じゃ、その理由とは?
まあ、推測は難しいでしょう。

私は、階段状の観客席のほぼ中央、最上の場所に席を見つけたのです。
舞台両脇に内向きに置かれた大きなスピーカーの線が交差する、
どんぴしゃりその交点に座って、ご満悦だったのです、
ゴスペルが歌い出す前までは。
コンサートが始まり、その途端に、死にそうになりました。
と言うと、ちょっと大げさですが、耐え難い音の拷問でした。
ものすごいサウンドレベル。
そのすべてが私に直撃するのです。
私とその隣の女性は耳を押さえていました。
数曲で耐え難くなり、ホールを飛び出しました。

というわけで、静寂の宿場の通りを幸せに撮影しながら、
妻がコンサートを終えるのを待ったわけです。
その心安らかな心境を、名玉ズミルックス35㎜F1.4(第1世代)が、
しっかりと映し出してくれたか、
そのあたりとご自分で確かめてくださいね。
ライカM9に付けています。





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# by Sha-Sindbad | 2017-08-05 10:52 | Summilux35/1.4 | Comments(0)

1849 バス道と西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5aがのどかに歌う)2 魔法


iPhoneにLineというアプリを入れています。
家族全員との連絡はこれでします。
付虹先生を初めとするさまざまな連絡もこれでしています。
電話も無料だし、どんどん日誌や写真が送られてきて、楽しい。
付虹先生の模範演奏も送られてきます。

一昨日、iPhoneからLineのアイコンが勝手に消失。
こうなると、私のようなパソコン音痴はお手上げ。
闇雲に、LineのアイコンをiPhone上に出して、
開こうとすると、改めてインストールする必要があるとのこと。
アドレスとパスワードを入れると、Lineから4桁の数字が送られてきました。
これを入力すると、再インストールできるはずですが、
なぜか、これで終わりで、応答がなく、
Lineのアイコンをクリックすると、再びインストール画面。
やーめた。

パソコンやネットに頼る生活はしたくないけど、
もうがっちりとそのネットワークに組み込まれた感じで、
このブログにしても、私の日誌、人生の記録として、
なしでは済まされない人生の道具となり、
ブログ作成は生きる本質的な行為になり切った感じ。

古代の人間はもっとシンプルに生きていました。
でも、当時に戻ることも出来ませんね。
やれやれ..........................................

こんな気分のとき、キノプラズマートの写真を観る。
画像は曇りがちなのに、
気分の方はかなりかなり晴れますね。
パウル・ルドルフ博士の魔法、でしょうか?





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# by Sha-Sindbad | 2017-08-03 22:37 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1848 西九条(2017年6月12日キノプラズマート25㎜F1.5aがのどかに歌う) 1

写真家は、ある種の芸術的意図が働かない限り、
完璧なレンズを求めるものです。
自分自身の体験の記録に専念するロボグラファーは、
自分の混濁した心理がロボグラフィのたたずまいに浸透、反映し、
その上、あまりしっかり記憶などできないわけですから、
記憶の中に見え隠れする記憶上の情景は本質的におぼろ。
そして、時間の経過とともに、想起されるロボグラフィもまた、
次第次第にぼろぼろと剥げ落ちていく。
そんな時間の生み出す記憶の変化、衰退を、
写真の中でもリアルに体験し、想起したい。
そんな気持ちがいつも働いています。

私の愛用レンズはそれぞれに極端に異なる描写性を見せてくれますから、
私のそのときどきのレンズに対する思い入れ、期待に沿うようにして、
写真の中できちんと私の記憶を再現してくれる、
そんな感じをいつも確認しています。

キノプラズマート25㎜F1.5AはMマウントに改造したレンズですが、
リコーGXRに付けて、実質37.6mmの広角レンズとなって、
上記のようなレンズと私との関係をかなりさらけ出してくれるようです。

私とロボグラフィの定かならざる距離、
あえかに消え行く記憶の名残り、
そんな不確かで再現性のない面影を、
頼りない幻のたたずまいで、かなり見事に再現してくれます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-08-01 17:44 | Kinoplasmat25/1.5a | Comments(0)

1847 加美(2017年7月10日ヒストリオプロト40mmF6.3片手に下町を行き)

宮崎貞安さんのニューレンズの一本、
ヒストリオプロト40mmF6.3を持ち出しました。

宮崎さんがお作りになったのは、
ツァイスの最初のレンズ、プロターの復元版。
この開放値F6.3て、絶妙の絞り設定ですね。
いわばギリギリのシャッタースピードで、最高の画像を得られる、
そんな閾の上で絶妙にバランスをとっている、そんなレンズ。

それだけどん欲な肉食獣という感じ。
大阪加美の下町も餌食にしてしまうと、
こんな写真が撮れました、という作例集です。

ツァイスの颯爽たる切れ味と立体感を最初のレンズから実現していた、
そんな驚異を味わえるレンズ。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-31 21:33 | Histrio-Prot40/6.3 | Comments(0)

1846 大阪梅田(2017年6月15日キノプラズマート25㎜F1.5が天女の舞を)2-完-


染織家志村ふくみさんの随筆集2冊目を読んでいます。
「ちょう、はたり」(筑摩書房)
とても装幀のよい本です。
深く感じ、深く思い、深く書ける人です。
随所に深い思索が光ります。
また素敵な言葉にぶつかりました。

「志村さん、歌ごころですよ、大和こころは」
と白畑よしさんは数日前、別れ際にささやくようにいわれた。
九十歳といわれた美術史家の白畑さんは矍鑠として、
「まだ二十年、あなた、二十年ありますよ。
勉強なさいまし」といって下さった。

以前に私がお会いした93歳の男性も、
谷一つ向こうの丘陵の老人ホームの現役トレーナー。
受講者は全員トレーナーよりも年下。
この方もおっしゃいました、
「人間の筋肉は90超えても鍛えることができます」

体でさえ鍛えられるのですから、
もちろん、知能も感情も心も鍛えることができますね。
がんばらなくちゃ。
そして、志村さんのように、勉強しなきゃ!

キノプラズマート25㎜F1.5b
私にとっては、このレンズも、心とセンスを鍛える道具。
他のレンズでは見つからないものが見つかります。
こんなメタモルフォーゼを起こしてくれるレンズを使うと、
つくづく感じることがあります。

美しいから、目にとまり、心にとまるのではない。
目にとまり、心にとまるものがあります。
理由なんかありません。
でも、目にとまると、不思議に心に残ります。
そんなものは、どんなものであれ、美しい。
それが、ロボグラフィ。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-30 11:12 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(0)

1845 奈良町(2017年6月15日キノプラズマート25㎜F1.5が天女の舞を)1 会得


昨日、革命が起きました。
革命と言うより、悟り、覚知、覚醒、突破、
さらに適切な言葉遣いは、会得、なのかも知れません。

古楽器の制作名人として知る人ぞ知る杉原広一さんに作って頂きました。
18世紀のリコーダー製作者ヤコブ・デンナー(1681 - 1735)のコピー。
それが一向に鳴らなかったのです。

遅過ぎますが、ふっと気がつきました。
ぼくは間違った場所で、デンナーを鳴らそうとしているんじゃないか?
私の書斎はわずか5.8畳で、天井が2.2mほどしかない、狭小空間。
しかも東西両面、天井まで作り付けの書棚で、本が埋まっています。
北側には、幅2.2m、高さ1.3mほどの超巨大ビューローがデンと座り、
その天板には回転書架やさまざまな小物、プリンタが乗っかって、
北側の窓をほとんど完全に覆い隠してしまっています。
そのビューローのほぼ中心で、パソコンを置いて、仕事をしています。
おっと、遊んでいます。

回転椅子をぐるっと西側に向ければ、眼前には、
書棚、オーディオ機器類、タイムドメインの砲丸型スピーカー、
ドラマ観賞用の安楽椅子等々の乱反射の面ばかりのカオス。
その椅子の前に譜面台を置いて、吹いてきたのです。
よくよく確かめてみると、あまりに細々とした物たちに占領され、
反響面がない、完全にデッドな場所だった!
要するに、リコーダーの音にエコーがつかない、生の音だけ。

我が家の階段は玄関スペースからまっすぐ上り、直角に曲がって、
2階廊下に繋がっています。
この2階廊下に行って、デンナーを吹いてみました。
まったく違う、クリーンで抜けのよいサウンド!
1階玄関スペースに下りてみました。
さらに美しくエコーがかかり、コンサートホールの響き!
しかも、これまで全然出なかった最高音3音がすらりと出る!
演奏者と楽器と演奏空間、この三位一体が音となる、
そんな単純で明快な真実を今ようやく悟ったという感じ。

さらに、リコーダーの先輩である親友のAKさんから、
最高音部の発声を含む呼吸法のアドバイスを受けました。
たった1日で、デンナーの前に立ちはだかっていた障壁が、
跡形もなく(というところまでは行きませんが)消え失せました。
杉原さんがどんなに偉大な古楽器の製作者であるかを、
ようやく実感することができました。

でも、今朝、デンナーを吹いてみると、2つの変化。
音はますます立体化して、響きが厚くなっています。
これは前進。
でも、昨日はかなり簡単に出た最高音部3音がかなり難しい。
昨日覚えたはずの息の使い方がまたずれている感じ。
これは後退。
こんな風に段々一進一退しながら、少しずつ進んで行く、
そんな感じなのでしょう。

よく考えると、クラシックレンズの使い方も、
同様のニュアンスで一進一退している感じがします。

クラシックレンズのコレクターには、
数本の試し撮りでレンズの特性、個性を完璧に理解した、
そんな自信たっぷりな方によく出会います。
でも、私は、そんな芸当ができません。
いつも、レンズたちに翻弄されます。
どうもそう簡単には使い方を会得できる質ではなさそう。

そんな難しさをかなり備えているのが、キノプラズマート族。
35㎜、50㎜、90㎜というようなキノプラズマートのご本家は、
私にはまったく未知の世界ですが、
25㎜以下の小型廉価版キノプラズマートたち、
そろいも揃って、カルメン並み。
けっして私の指図、コントロールなど受けず、
いつも自分の好きなように撮ってくれます。
どうやら、もう完全に降参状態で、お好きにどうぞ、
という対応策しかなさそう。

ちょっと待てよ、この対応策って、
身近なところにも一人おられる感じですねえ..............




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-29 14:55 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(0)

1844 奈良町(2017年6月30日トポゴン25㎜F4がホロゴンを凌ごうと)3 合唱讃歌


昨日からYouTubeで合唱を盛んに聴いています。
2、3年前、TBSの合唱番組がいくつもアップされていて、
東京、大阪の音楽大学の合唱グループが代わる代わる、
心を締め付けるような美しい合唱の天国を見せてくれました。
でも、ある日、著作権法違反として全部ばっさり削除されました。
このときの消失感は今でもはっきり心に残っています。
TBSの番組だと思っていたのに................................

昨日、合唱曲を100曲ずつ集めているサイトに突然ぶつかりました。
いくつも見つかりました。
合唱団の演奏光景とか合唱団名がありません。
とすると、素性はいかにも怪しい。
でも、今、開いているサイトは5年以上前に開設されて、
なぜかしっかり生き延びている。
「Amazonで楽譜購入」というボタンがあるところを見ますと、
著作権法違反サイトではないのかも知れません。
そう考えて、楽しんでいます。

心が洗われる曲がいくつも見つかります。
すべて青春の心を歌ったものばかり。
どの合唱も何百万ものアクセス。
合唱が大好きな人がこんなにも沢山いる。

コメント欄をのぞいてみますと、
青春から遙かに遠ざかった人たちばかりではない、
まだ青春のまっただ中の人たちも楽しんでいるようです。
小中高の卒業の機会に歌った体験を書いている人たちもかなり居ます。

中学生の合唱もあります。
「落葉松」女声合唱、詩:野上彰、曲:小林秀雄(八戸市立根城中学校合唱部)
https://www.youtube.com/watch?v=Tjl1ymZfsAA&index=27&list=RDt4FZ2uS3T9g
ただただ、驚嘆。

でも、ぜんぜん心に触れない曲も沢山あります。
私とその曲との相性が悪いだけでしょう。
ある曲になにも感じず、ある曲に心を揺さぶられる、
こんな体験の揺れ、波は私の人生そのものの形なのかも知れません。

写真だって、同じことが起こっています。
私はカメラを持ったときも持たないときも、
たえず、出会う光景にさまざまに心を躍らせてきました。
ロボグラフィはそんな私の心にかなった出会うの記録なのですが、
おそらくほとんどの人にはごみ写真の山としか映らないようです。
ロボグラフィとは私のプライベートな心の記録でしかないのでしょう。
近頃、その思いをますます強くしていたところに、
この合唱たちに出会って、心を決めました。

「わが友ホロゴン」「レンズ千夜一夜」2つのブログを分け隔てなく、
完全な私の日誌として遠慮なく心おきなく活用するぞ。
各ブログの性格にふさわしい文章、写真にしよう、
なんていう余計な配慮は一切棄てました。
私の人生の一こまをブログ作成という形で記録する、
完全垂れ流しブログ。
エキブロって、無制限に使えるのですから、最適、最高!
エキサイトさん、ありがとう!

エキサイトよ、永遠なれ!
なぜって、私は長生きして、
ずっとブログを使うつもりなのですから。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-27 16:40 | Topogon25/4 | Comments(0)

1843 奈良町(2017年6月30日トポゴン25㎜F4がホロゴンを凌ごうと)2 ホロゴン的視角


トポゴン25㎜F4がホロゴンを凌ぐとすれば、
細部の繊細な描写力かも知れません。
でも、私はホロゴンをひたすら愛してきました。

なぜか?
私は人生のすべてにおいて、ホロゴン風に生きてきたからです。
要を押さえたら、細部にこだわらない。

いい加減すぎる、そんな批判もあることは十分承知しています。
でも、私は細部にこだわって、いつまでも決断しない、
そんなやり方が大嫌い、というより、できない。

他人が観たら、ホロゴン写真、トポゴン写真、好みはばらばらでしょう。
でも、私はどこまで行っても、ホロゴン一筋。
なぜか?
私はホロゴンの見た物しか見ていないからです。

トポゴンが見逃さなかった細部の大半は私にとって大切じゃない。
そんなものはどうでもいい、
そんな部分がどんなに美しくても、
私は、だから、シャッターを押したのじゃない。
他の多くのレンズにも共通しています。

ホロゴンが私の視角、志向を育ててくれたのかも知れませんが、
それでは、私がホロゴンと出会って、
「これだ!」と、ただちに悟ったという事実を説明できません。
結局、私は、生まれつき、ホロゴン風に世界を見てきた、
そう考えるのが一番自然、そんな風に感じています。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-26 23:43 | Topogon25/4 | Comments(0)

1842 奈良町(2017年6月30日トポゴン25㎜F4がホロゴンを凌ごうと)1 理想の結婚


トポゴン25㎜F4

使う度にため息が出ます。
ホロゴンウルトラワイドに出会うより前にこのレンズに会っていたら、
もうこれでよい!
このレンズで撮り続けよう、
そう心を決めてしまい、
ホロゴンを使ってみようという気にならなかったでしょう。
そう考えると、レンズとの出会いはかなり結婚に似ている、
そんな感じがしてきました。

私に言わせれば、理想の結婚とは、
出会ってしまうと、世界中の誰よりも自分にふさわしい、
そう考えて、一生、その心を変えない、そんな結婚。
まあ、私はそんな結婚をしたと信じていますが、
トポゴンには悪いけど、君に先に会わなくてよかった。
会っていたら、もうこれ以上広い写角のレンズは不要、
これで十分、そう考えたかもしれないからです。

しかし、レンズでも、まずホロゴンに出会えたということで、
至高のレンズと崇めながら生きることができるようになりました。
でも、配偶者とは違います。
浮気という事態は起こりません。
いくらでも、ホロゴン以外のレンズと遊ぶことができる。

世にかなり棲息しているらしい女遊びの男性たち、
レンズ遊びに走っておけば、人生、もっと晴れ晴れと、
もっと清々しく生きることができたんじゃないかな?





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-25 18:06 | Topogon25/4 | Comments(0)

1841 奈良町(2017年6月23日マクロスイター36㎜F1.4が水を得た魚のように)4-完-


マクロスイター36㎜F1.4
リコーGXRに付けて、約50㎜の標準レンズとして使いました。

撮影結果をいつも通り撮影順に並べて見ていると、
伝説的な名レンズの一本、マクロスイター50㎜F1.8と比較しても、
曰く言いがたい玄妙なファンタジー表現においては、
36㎜の方が優っているかもしれない、そんな感じがしてきました。

そして、もう1つ。
私は実に安直な写真人生なんだなあ。

多くの写真家は、ファンタジックな写真を撮るためには、
そんな題材、被写体をコツコツ探し歩いて、発見して、撮ります。
ご自分のコントロール、工夫の成果。

私の場合、レンズそのものが勝手にファンタジーにしてくれます。
ご自分はなんにも努力していない。
意図も発見もなにもない。
ただ撮ってみたら、ファンタジーになっている。

剣によって生きる者は、剣によって倒れる。
こわいですね。

私の場合は、
レンズによって生きる者は、レンズとともに笑う。
気楽ですね。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-23 22:31 | MacroSwitar36/1.4 | Comments(0)

1840 奈良町(2017年6月23日マクロスイター36㎜F1.4が水を得た魚のように)3 レンズの声に


いつもの町を、レンズを取っ替え引っ替えしながら、流して、
ロボグラフィをこつこつ撮り集め、
そんなロボグラフィを、毎回30枚標準で、撮影順に並べる、
このやり方を飽きずに続けるコツを、私はつかんでいる感じがします。
コツと言っても、実に当たり前のことだけ。

  よい写真を撮ろうと思わない。
  人がどう思うか、なんてことは余計なお世話。
  レンズの声に耳を傾ける。

ただこれだけです。
そして、私は環境に恵まれています。
撮影面では、歩き飽きない、見飽きない町々。
ブログ面では、完全無反響、無反応。
ロボグラフィなるものについて、感想、意見など、
ブログを始めてからこの方、聴いたこともない。
だから、私のブログは、完全無雑音のオーディオシステムさながら、
私の、私による、私のためのブログを続けることができます。
だから、飽きない。
だから、レンズたちも、ロボグラフィも、
私の人生、生活に無理なく定着してくれました。

マクロスイター36㎜F1.4をリコーGXRに付けて奈良町逍遙。
いつもながらのロボグラフィをいつもながらの撮り方で。
でも、「所変われば品変わる」ならぬ、
「レンズ変われば品変わる」ですね。
マクロスイターの名を冠せられたレンズ、
さすがです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-22 14:41 | MacroSwitar36/1.4 | Comments(0)

1839 奈良町(2017年6月23日マクロスイター36㎜F1.4が水を得た魚のように)2 華麗さが身上

近頃、リコーGXRをよく使います。
マクロスイター36㎜F1.4もこれに付けました。
実質、50.4mmの標準レンズ仕様。
ただし、被写界深度はあくまでも36㎜広角の深さ。
ボケ味は出るけど、合焦面は分厚いので、
芯となる画像はしっかりと浮かび上がり、
弱さ、繊細さよりは、華麗さを身上とします。
いつも撮るロボグラフィたちです。
どんどん観ていただきましょう。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-21 23:57 | MacroSwitar36/1.4 | Comments(0)

1838 奈良町(2017年6月23日マクロスイター36㎜F1.4が水を得た魚のように)1 秘訣

目下面白い実験というか、調教というか、をやっています。

何度も書いていますが、私は楽器を4種類楽しんでいます。
どれもろくに弾けない初心者クラスですが、
揚琴で一つ発見しました。

深さ40センチ、幅80センチほどの広さに位置する4オクターブ少しの音を、
瞬時に琴竹と呼ばれるスティックの先端を飛ばして、
お目当ての音の位置に、ピンポイントに当てなければなりません。
おずおずとやっていては、身体に覚えてもらうことができません。
そこで、当たろうが当たるまいが平気で、バンバンと叩きまくる、
そんな練習方法を自分で考案したのです。

かなり効果的でした。
スティックで叩くことが怖くなくなったのでしょうか?
そこで、同じことを二胡、リコーダー、ハーモニカでやっています。
思いっきり音を出す、乱暴なくらい豪快に、
そして、音が外れても平気。
どの楽器でも、かなり効果的です。
やっぱり、音を出すことが怖くなくなる。

今日は、ハーモニカでそれをやりました。
明日がリコーダーとギターの演歌合奏の会。
中島みゆきさんの「時代」をやることにしましたが、リコーダーの音域外。
そこで、ハーモニカでやることにしたのです。
さて、どのハーモニカが演歌に合うか?
ここでも、「ぶっちぎりサウンド」で練習してみました。
結局、一番ダイナミックサウンドを出してくれる鈴木SCX-48、
これに決めました。

このとき、はっと気づいたのです。
私が各種のレンズを持ち出して、その持ち味を楽しむとき、
楽器と同じことをやっているんだ!
同じ撮り方、同じ場所で、
まさに無反省にガンガン同じ写真を撮りまくっているのは、
「ぶっちぎりサウンド」で練習してるのと同じだったのだ。
写真的効果、作品作りなんか完全に無縁。
どうせ誰も見ないんだから、気にしてどうする?
ひたすら開放でどう撮れるか、これだけに関心集中。
別に写真家志望でもないレンズ好きの私には、
唯一無二の撮り方です。
まあ、ご覧下さい。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-18 23:36 | MacroSwitar36/1.4 | Comments(0)

1837 新大阪(2017年6月17日翌日はスピードパンクロ35㎜F2が交替し)2-完-


パンタッカー40㎜F2.3の写真たちと見比べてみると、
スピードパンクロ35㎜F2って、一段と地味だなあ、と思う反面、
でも、なんだかとても私が撮りたいなあと思う写真を撮ってくれる。
現代レンズたちの光彩陸離、艶麗の描写など無縁だけど、
もともとロボグラフィたちは地味なやつらなんだから、
脚色も高下駄も無用。

そして、これが私の写真生活なんだ、そう心から納得できます。
「わが友ホロゴン」は写真ブログ、
「レンズ千夜一夜」はレンズブログ、
そう考えて出発したのですが、
どちらもブログ開設後1年も経たずに、最初の構想はご破算。
自分一人の日記ブログにさっさと構想を切り換えてしまいました。

私の隠遁者としての第2の人生にとって、2つのブログは要の柱。
少数の友人と家族以外にはコミュニケーションは絶ってしまったので、
自分一人でボールを空中に放り上げるキャッチボールをする人生。
そのキャッチボールの2本の柱が2つのブログというわけです。

pretty-bacchusさんという大いなる例外は別格として、
私が知る限りの人気ブログは文章は原則1文字かそれとも1行、
写真も1枚かそれとも数枚。
固定客、ファンのみなさんに負担をかけない優しい配慮です。

私は、垂れ流し文の日記の営々とスクロールした後、
一難去ってまた一難、意味不明の写真を延々スクロール。
この忙しい毎日につきあってられるか!
と、おそらく「黄昏の過疎地」状態でしょう。
(アクセス数は「わが友ホロゴン」の最初の1年でチェック中止。
本ブログはチェックしたことが一度もないという隠棲ブログ。)

そんな私に、古代レンズたちはぴったりと寄り添ってくれます。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-15 23:59 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1836 新大阪(2017年6月17日翌日はスピードパンクロ35㎜F2が交替し)1 ハーモニカ

6月16日は大阪加美の5歳の孫プリンスのピアノレッスン付添、
翌17日土曜日は新大阪駅で、劉継虹先生の二胡レッスン受講。
忙しい。

私の学習している楽器も揚琴、二胡、リコーダー、ハーモニカと増え、
どれもこれも四苦八苦状態。
ハーモニカは昨年4ヶ月ばかり受講しました。
でも、かなり有名なジャズハーモニカ奏者で、好人物の先生、
演奏は一流でも、教える方はほとんど無策。
「弾いてください」「いいでしょう」「次行きましょう」程度。
やる気を失って撤退。

でも、そのときの産物として、10本ばかりのハーモニカが残りました。
ハーモニカの利点はとても安いこと。
最大の老舗ホーナーの名品を5点集めましたが、
その内2本はオークションで古い傑作を手に入れました。
クロモニカ270、280の2本です。
カメラと一緒で、戦後まもなく頃のクロモニカは、
現行品と比べると、品質が格段に上です。
出てくる音が私のような初心者でも歴然と違います。
というわけで、「ホロゴン、ハーモニカに挫折し、名器残る」

林孝弘さんとのリコーダー、ギター演歌二重奏で、
リコーダーでは転調しないと弾けない曲が現れて、
再びハーモニカが脚光を浴びるときが来ました。
中島みゆきさんの「時代」、良い曲ですね。
リコーダーでは弾けない低音ミまで下がるからです。
ハーモニカで弾くことにしました。
現代のヘビーデューティの名品が2機種ありますが、
これはいざというときのためにとっておくことにして、
時代物の280、270でまず合奏してみることに。
楽しみです。

写真の方は6月18日はパンタッカー40㎜F2.3、
6月19日はスピードパンクロ35㎜F2と、
リコーGXRにかなり似たスペックのライバルを付けました。
かなりの好勝負になりそうです。






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# by Sha-Sindbad | 2017-07-14 22:35 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1835 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)3-完-


前回、ロボグラフィたちが頑張っていると書きました。
これは、人間もおんなじじゃないかな?
おっと、現首相は除きましょう。
この人以外の庶民たち、
首相がおっしゃる「こんな人たち」は、
一人一人ロボットじゃない。
みんな生きていて、自分の人生の中で苦闘し、
さまざまな思いに喜び、悲しみ、苦しんでいるのです。

大阪市平野区加美にはそんな庶民が住んでいます。
孫はピアノレッスンを受けています。
先生も庶民です。
「よっしゃあ、ほな、次行こかあ」なんて感じで、
とても辛抱強く、丁寧に教えてくれます。
孫プリンスは「サスケ」をトライする方が似合っている、
ちびだけど、マッチョタイプ。
でも、こちらも一応辛抱づよくがんばっています。
5歳半だけど、もう時間の感覚が発達していて、
「あと3日で、おれの誕生日」という風に未来も見積もれます。
レッスンが終わると、マンションのエレベーターの中で、
「今日は30分全部やったでえ」などと、
レッスン受けながら、壁の時計をちらっと見ていたことをばらします。
こんな孫たちの未来を託せる政治家、どこにいるんだろうか?
ちょっと、と言うか、たっぷり、と言うか、心配しています。

孫を保育園に迎えに行く途中、ロボグラフィを撮り、
半時間、喫茶店で休憩しました。
店内にも庶民的ロボグラフィが溢れています。
喫茶店の壁の人形、デコレーションは女店主の自作。
生き生きとしています。
小さな浮き彫り細工の女性の鼻が欠けていました。
前回はちゃんとあったのに。
「そうなんです。
なにかにあたったらしいですね。
また作り直します。」

浪速の庶民の街です。
時折、おばちゃんたちがたむろしているときはうるさいのなんの。
でも、今日は私の席のうしろの2人の女性、まったくの静寂。
ちらっと見ると、手話で話していました。
滑らかで、手がよく伸びて、美しい。
おかげで、暑さにやられ、写真撮影に疲れ気味の私には、
とても素敵な雰囲気で、半時間ゆっくりと休憩できました。

パンタッカー40㎜F2.3
兄貴分の50㎜ほど幽玄な深さはありません。
でも、まさしくパンタッカーだな、と思わせる実在感。
実質60㎜のロボグラフィレンズとして、これから活躍しそう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-14 10:28 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1834 加美路傍(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)2


パンタッカー40㎜F2.3が撮ってくれた写真をざらっと眺めて、
フランス映画「ミクロコスモス」の1シーンを思い出しました。
映画歴何十年の私にとって、最高に美しく、啓発的なシーンの一つ。

超接写レンズでミクロの世界を画面一杯に写し出した映画ですが、
その中でも最高のシーン。
蟻が水玉にぶつかるのです。
小さな蟻よりもはるかにでかい水球です。
蟻は眼前に大きく広がる水の壁にいきなり頭を突っ込みます。
表面張力の方が強いので、蟻が頭を突っ込んだ位では、
水球は崩れません。

頭だけが水球にのめり込んで、水を飲んでいます。
蟻の目がどの程度遠くまで見通せるのか知りませんが、
蟻は厚い水のレンズが写し出す巨大な光景を見ながら、
玉露のような味わいの水を味わっているのではないでしょうか?
蟻にとっては一つの悟りに近い境地を体験しているのでは、
そんな感じさえしました。

そして、この光景を見た私もまた、
蟻の観点でものを見る、という稀有の体験ができた、
そんな感じが確かにしています。

人生観が回転した、とまでは言い切るつもりはありませんが、
ロボグラフィって、これじゃないかな?
そう気づいたのです。
つまり、水球に顔を突っ込んだ蟻の視点に少し似ている。

あなたは普段道を歩いているとき、
路傍のありふれたあれこれに目を止めることがありますか?
あまりないのでは?
私はそんなありふれたものに目を注ぐことに楽しみを感じるのです。

大抵の人は、そんな暇はありませんね。
その日の仕事のこと、生活のこと、体のこと、世界のこと、等々、
頭の中にはさまざまな思いが渦巻いてというのに、
道ばたのあれこれなどに気を散らして、一体どうなるの?
そして、見たからと言って、それが心に何か響かせることなど、
あり得ませんね。

どなたかみたいに、キッパリおっしゃるでしょう、
「こんなものたちに、私たちは負けるわけにはいかない。
わたしは忙しいのだ!」
でも、私には、こんなものたちもまた頑張って存在している、
この町の人たちは生活の中でこれらを邪魔ものとは思っていない、
この町って、こんな風に生きているんだなあ、
そうはっきりと感じて、美しさを感じ、
ときには、いとおしさも感じるのです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-13 14:56 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1833 バス道から加美へ(2017年6月16日パンタッカー40㎜F2.3が一変して)1


私にとって、永遠の伴侶であるホロゴンに次ぐレンズは?
こう自問してみると、いつも答えは一つ。

    アストロ・ベルリンのパンタッカー50㎜F2.3。

アストロ・ベルリンの映画用レンズの凄さは、
同じ絞り値のシリーズはすべて同じ描写を示すこと、
そう聞いたことがあります。

私はパンタッカー40㎜F2.3も手に入れました。
もうボロボロも並大抵のものじゃない、という使い古しレンズ。
ボロボロのオールドレンズは名レンズの証なのだそうです。
良いレンズだからこそ、歴代のコレクターは使い倒した、
その可能性があるからだそうです。
そうすると、このパンタッカー40㎜F2.3も名レンズなのだ!

でも、レンズが白く白濁しているので、柔らかいけど、
インパクトのある写真は全然撮れません。
6月15日、つまり孫プリンスのピアノレッスン付き添いの前夜、
このレンズをリコーGXRに付けて持参することにしました。

前にも書いたことですが、
ふっとレンズをのぞき込んで、キラッと閃きました。
この白濁、ただのゴミじゃないの?
私はレンズのクリーニングはしません。
ちょっとしたゴミはかえってクラシックな味わいを高めてくれる。
それに、レンズの表面を傷つける危険があるからです。
私はなんでも専門家のやれることは負けずにやれると自負する、
そんなベテランレンズコレクターではありません。
このレンズもebay落札後、触りもしていませんでした。
でも、ただのゴミだったら、そう考えて、クリーニングを試みました。
なんだ、なんだ?
ピカピカになったじゃないの!!

その結果、このレンズがパンタッカーらしさ深い味わいを取り戻したか?
そのあたりはご自分でご確認ください。
3回に分けて、ご覧頂きます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-12 22:32 | PanTachar40/2.3 | Comments(0)

1832 バス道(2017年3月26日キノプラズマート25㎜F1.5bの魔術に酔いしれ)


ずっと前のファイルでアップしていないものが幾つもあります。
その一つを選びました。
Pマウント仕様のキノプラズマート25㎜F1.5b、
Olympus EP-L1に付けました。

この日、どこに何をしに行ったか、記憶にありません。
我が家からバス停に至り、どうやら電車に乗ったようです。
近鉄奈良駅を発車した車内での写真が最後。
一体なにをしに行ったのでしょう。
その後、どうして撮らなかったのでしょう?
まあ、いいでしょう。

キノプラズマートの写真、全部で20枚しかありません。
現代レンズが克服に努めてきた欠陥だらけなのでしょう。
でも、私はこんな写真が面白いと感じるのです。

人間と一緒です。
人と人とは相性がすべてでしょう。
私から見て、全然面白くない人間が一杯。
でも、彼らは私のことを全然面白くないと思っている。
お互い様です。
はっきりしていることは、私も彼らも、
面白くない人間とは付き合いたくない!

写真も同じ。
すべての欠陥を克服した理想的なイメージを好む人は、
私の写真なんか大嫌いでしょう。
それでよいのです。
いつも書きますように、

  東は東、西は西。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-11 21:30 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(0)

1831 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)5


歴史は螺旋状に進んでいくものかも知れません。

私の写真史がそうでした。
モノクロームの現像引き伸ばしを始めた頃、
私のコンタックスレンズとローデンシュトックの引き伸ばしレンズ、
ロダゴン50㎜のコンビは、
どうもベテランたちのニコンレンズとニコンの引き伸ばしレンズ、
ニッコール50㎜のコンビに敵わないなあ、と感じていました。
ニコンレンズの写真は白と黒がピンと聞いていて、切れ味抜群。
一方、ツァイスの写真はどうも精密感と迫力に欠ける感じ。

でも、クラブで引き伸ばし練習会を開いて、目も開きました。
葉先に大きく膨らんだ水玉のクローズアップ写真。
ニッコールで伸ばすと、水玉は白と黒の二値の幾何学模様。
ロダゴンで伸ばすと、白から陰の黒までなだらかなグラデーションで、
水玉がこんもりと葉先に盛り上がりました。
そうか!
ニコンは精密に撮ってくれるのではなくて、
視角を驚かせるような抽象化、強調化でアクセントを作りだしている。
ドイツの引き伸ばしレンズであるロダゴンは、もっと地味、実直に、
ものの形が作り出すグラデーションを丁寧に再現しようとしている。
それ以来、私はドイツ系、クラシック系のおとなしい表現一筋。

ところが、現代では、各社のレンズは畳一枚ほども軽く伸ばせるような、
超精密グラデーション路線をまっしぐらに突き進み、
iPhoneの超小型レンズでさえ、クラシックレンズに優る描写力。
私の使うクラシックレンズの方がはるかに雑な描写。

ところが、ここでまた、私には、過ぎたるは及ばざるが如しですね。
皆さん、お喜びのようです。
でも、私の目は現代レンズの超精密描写に追っ付かないようです。
私はギョギョッと目を白黒させるばかり。

この超精密描写、超繊細グラデーション描写って、
肉眼を超えているんじゃない?
私には気持ちが悪いんだけどなあ.........................

孫の家でテレビがドラマを放映しています。
登場人物たちの肌にはシミ一つありません。
当然です。
画像処理で、消されているのですから。
ネットのコマーシャルで、
×××を使って、大スターの○○さんのような美肌に!
○○さんの写真はもちろんシミどころか、なにもない。
ガラス細工のように、つるつる。
当然です。
画像処理で、消されているのですから。
私には気味が悪いだけなんだけどなあ....................
やっぱり、歴史は螺旋状に進んでいくようです。

私には、エルマーのような古いレンズの味が好きですねえ。
もちろんソニーα7で撮っているのですから、
かなり現代的に超精密、超繊細グラデーションになっています。
それでも、まだ、レンズの古い味わいを残してくれています。
ありがたい!





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-10 19:42 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1830 奈良町(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)4 信頼感




この古いエルマー35㎜F3.5というレンズ、
使えば使うほど、信頼感が高まります。
カルティエ=ブレッソンも満腹の信頼を置いていたでしょう。

ズマロン35㎜F3.5に決して劣らない。
というより、写真家にはより一層使い勝手が良いかもしれません。
ズマロンの方は時折光彩陸離たる描写をしてくれることがあります。
レンズ好きにはたまらない魅力ですが、
自分の作風に添う描写をしてくれるという万福の信頼感という点では、
エルマーの方が有利かも知れません。
地味ですが、一定水準の堅実な描写を常に保証してくれるからです。

今回の写真たちもそんな堅実描写の見本のようです。
ものたち、人、光景、すべてがしっかりと浮かびあがります。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-09 21:11 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1829 近鉄奈良へ(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)3


私は、絵であれ、人の写真であれ、ポスターであれ、
お店のプレゼンであれ、骨董であれ、なんであれ、
路傍で見かけて、いいなと思ったら、全部撮ります。
写真を始めてからただちにそんな写真を好んで撮りました。

森山大道さんは、これをエクイバレントequivalentと呼んで、
見える物は、盗作にならない限り、すべて写真の題材になる、
そう宣言されました。
私ももとより大賛成です。

カルティエ=ブレッソンも木村伊兵衛も路上の人間を堂々と撮り、
写真集を埋めました。
でも、マスコミが支配する現代では、
憲法が保障する表現の自由も勝手に制限されてしまいかねない趨勢。
法的にいかなる意味でも保護される権利となっていない、
あの「肖像権」が大手を振ってまかりとおり、
表現の自由に優先するかのような現代、
私のような写真を見ると、思わず眉をしかめる人も多いでしょう。

そんな方は私のブログは来ない、私の写真なんか観ない、
それがいいでしょう。
私も日本国憲法を忘れている人とは付き合いたくもありません。
というわけで、至る所、私の心にぐっと食い込んできたやつらを
遠慮なくブログに掲載してきましたし、
これからも遠慮なく、そうしていきましょう。

エルマー35㎜F3.5のような昔のレンズ、
路上に出合うものたちをロボグラフィに変換する最上のツール、
そんな感じがします。
正確性よりも、夢。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-07 13:04 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1828 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)2


私には若い頃から隠者に惹かれるところがあったようです。
名声を欲しい、なんて思ったことは一度もありません。
そのせいでしょうか?
いざ、その憧れの隠者になってみると、これが楽しくてたまらない。

そんな隠者の理想の世界を描いた作品があります。
池大雅「十便帖」・蕪村「十宜帖」
その中でも、大雅の「吟便図」が好きですねえ。
窓辺に置かれた低い机に左肘をついて、
右手には筆をもったまま窓の外の山水を眺めている、
文人の後ろ姿。
大雅がこの画に付けた詩は至極平明です、
「両扉無意対山開
不去尋詩詩自来」
この絵の中の文人、我田引水的に言えば、
ロボグラフィが好きなのです。

この絵を見ていて、左下隅に目をやって、驚きました。
私には、背もたれ、肘掛けのついた椅子にしか見えません。
一体何なのでしょう?
もちろん、中国はかなり昔から椅子式の生活だったようです。
でも、質素な平屋に隠棲の身です。
わざわざ机まで置いているのです。
「ああ、疲れた、ちょっと一休み」と安楽椅子に腰掛ける、
なんてことをするでしょうか?

窓から見える山水に心を奪われ、時間の経つのも忘れる、
そんな隠者が窓に面した席の醍醐味に心を奪われることなく、
「座卓に座しておったら、しびれが切れたわい」なんて、
肘掛け椅子に移るなんてことがあるでしょうか?

ちょっと話がレンズから逸れましたが、
やっぱり気になって。
現代に戻って、にわか隠者の私としては、
ますます古いレンズ、それも、
第2次世界大戦前のノンコートレンズたちの
コントラストの弱い描写に傾きますね。
エルマー、しびれます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-06 21:34 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1827 西大寺(2017年6月5日エルマー35㎜F3.5が久しぶりに繰り出した)1


ズマロンに続くのは、エルマー35㎜F3.5。
1932年から50年まで18年間にわたり延々と作り続けられました。

カルティエ=ブレッソンが戦前に撮り重ねた名作の数々は、
エルマーの35㎜と50㎜が中心だったのではないでしょうか?
ライカレンズの愛好者の中にはエルマーこそ、
ライカレンズの生粋、華、最高峰だと考える人もおいでのようです。

6月5日、陳少林先生の揚琴伴奏レッスンの機会に持ち出しました。
カメラはもちろんソニーα7。
せいぜい2時間に満たない程度でしたが、満足。

パンケーキレンズで、作りが良いので、取り回しは実にスムーズ。
ズマロンのようなダイナミックな味わいはありませんが、
しっとりとした肌触りで、滑らかなグラデーションの描写は、
さすがに一世を風靡した名玉の誉れにふさわしい、
そんな思いを新たにできたようです。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-05 17:18 | Elmar35mmF3.5 | Comments(0)

1826 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)4-完-


静かです。
台風3号は私が住む奈良市の真南、
紀伊半島の最南部を通過して、現在、静岡沖のようですね。

昔、宮崎県延岡市に3年住んだことがありました。
春の雨は2ヶ月以上降り続けて、なにもかもがジュクジュクに。
台風は、関西で通常経験するのとは遥かに強烈なエネルギーで、
延岡の町をなぎ倒さんばかりの勢いで通過していきました。

この経験で、台風が渦を巻いていることを初めて実感できました。
一波一波と断続的に襲って来る。
遥か彼方から、助走を付けるように次第に、
バッシャーン、ガッチャーンという破壊音を飛散させながら、接近し、
フォルテッシモの暴風音とともに通過して行きました。
私が奈良で体験したジェーン台風、伊勢湾台風並みの恐ろしさでした。

今回は台風の左側にあたったため、奈良市は平穏無事でした。
洋上を航海中でどこか安全な港に退避するのが遅れた船なんか、
もう地獄のようでしょうね。

思い出しました。
私の新婚旅行は奄美諸島だったのですが、
最初の寄港地与論島では、大型船用の岸壁がないので、
洋上で小型ボートに乗り換える必要がありました。
ところが、島から数百m沖に停船した船は、
台風でもないのに、激しく乱高下。
私たちの船の下船口とボートの高低差は3、4mもあって、
何mも高下しているボートを見下ろすことができました。
「ええっ、どうやって乗り移るの?」
すると、ボートは波に乗ってぐっとせり上がってきました。
その度に、最高点でもまだ高低差が1m以上あるのに、
客は下船口から飛び降り、ボートの船員が受け止める、
まるでアドベンチャーでした。
台風下だったら、そんな芸当、とても不可能でしょう。

当時と打って変って、現在の私は平穏無事に自宅に休養。
高下を20度以上繰り返したでしょうけど、
階段づたいなので、かなり安全ですね。

今回でズマロンシリーズは終わり。
別ブログ「わが友ホロゴン」では、フレクトゴン35mmf2.4シリーズ。
軍配は両方に上がったようです。
なぜ?

漱石の「吾輩は猫である」で、苦沙弥先生が大真面目に、
「どうも出会う女性の6割に恋心を感じてしまう」とかなんとか。
私も出会うレンズの6割は好きになってしまいます。
でも、女性と一緒で(なんて書くと、アホな自民党首脳みたいに、
非難ごうごう浴びるかも知れませんが、ご心配なく、
私も含めて男性はもっとひどいですから)、
多かれ少なかれどこかに問題点があります。

でも、そんなレンズのうちほんの僅かなのですが、
「あばたもエクボ」風に、何が何でも愛しちゃう、そんな例外がいます。
フレクトゴンとズマロンはそんな例外的お気に入りなのです。
その理由は、写真をご覧になったら、お分かりと思いたいですが.......





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-04 22:42 | Summaron35/3.5 | Comments(0)

1825 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)3



今でこそたまにしか参りませんが、
以前のクラシックカメラショップには、
一家言のある御仁がたむろしていたものでした。
どんなレンズでも、収差はこうで、ああで、と解析して、
大抵の場合、言下に一刀両断なさる。
でも、よく聴いてみると、1、2本しか撮ったことがない。
レンズ記事の受け売りと、表面的なレンズ性能だけの評価。

でも、私の正直な体験によりますと、
レンズの最初の試写十数本では、
レンズの本当の性能は汲み尽くせないようで、
レンズには、特有の相性、出会いがあるようです。
そうした相性の良い光景に出合ったときに、
とんでもないほど生彩に富んだ独創的な絵を生み出す、
それが名レンズの個性なのかも知れません。

ズマロン35㎜F3.5、後続の超絶35㎜たちと違い、
とても穏やかに落ち着いた姿形のチビレンズですが、
飛び野では鳳凰のように大きく翼を羽ばたかせた感じ。
撮った私本人が一番驚いています。




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# by Sha-Sindbad | 2017-07-03 12:20 | Summaron35/3.5 | Comments(0)

1824 名玉極楽(2017年6月1日ズマロン35㎜F2.4で奈良公園散策)2


J.R.R.トールキンの不朽の名作、
「The Lord of the Rings」にEntなる存在が顕われます。
「木の鬚」と訳された、森の住民たち。
トールキンには、エントに限らず、奇想天外なのが沢山登場します。
ジョージ・ルーカスのスターウォーズにははっきりと
「The Lord of the Rings」の影響が見て取れます。
サウロンはダースベーダーに、
ストライダーはハン・ソロに、
フロド・バギンズはルーク・スカイウォーカーに、
ガンダルフはオビ=ワン・ケノービに見事変身しています。
脱線。

Entなる存在をトールキンはどうやって思いついたのでしょう?
春日大社の神域内にある、日本有数の都市内の自然景観、
それが飛火野ですが、その飛火野を包むように、
天然記念物のナギの原生林、古い杉、松林が広がっています。
私は山登り、ワンダーフォーゲルとは無縁の人間です。
そんな人間でも深山幽谷の気分が味わえるのが飛火野。
エントにだって出会えます。

イギリスは、ヘンリー2世、リチャード獅子心王の時代、
森だらけでした。
その後の羊の飼育に伴う囲い込み、工業化と、
エントには厳しい環境に移行していったのですが、
それでも、まだ森は諸処に残っています。
ハハーン、トールキン先生、
イギリス人らしく山野の散策がお好きだっただなあ、
そんな散策の中でエントに出会ったんだなあ。
(余談ですが、もう1つ、トールキンの発想源があります。
シェークスピアの「マクベス」の動く森。
エントたちも最後の決戦の戦場に突然姿を現して、
無敵の活躍をします。
エントの神話的で、超自然的な生き様に照らすと、
ちょっと不自然な人間界への介入なのですが、
トールキン先生、マクベスの伝統を継承したのでしょうか?)

ズマロン35㎜F3.5
いつも書きますが、ライカの花形であるズミクロンや、
ズミルックスよりもずっと自然で膨らみ、余裕のある描写。
飛火野でエントたちとの出会いを記録するにふさわしい、
そんな腹の据わった描写をプレゼントしてくれました。





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# by Sha-Sindbad | 2017-07-01 20:45 | Summaron35/3.5 | Comments(0)