レンズ千夜一夜

1902 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)3 珠玉の仏たち



9月13日水曜日、
奈良国立博物館の別館、奈良仏像館に参りました。
名品展「珠玉の仏たち」
残念ながら、撮影禁止です。
ああ、仏像写真家になったら、良かったのに!
もう魅力的な仏像たちが目白押しに並んでいました。

どこかで聞いたことがあります。
お寺は国宝保全、維持管理に窮して、国立美術館に寄託することで、
見返りに寺院の維持管理費の補助を受けるのだそうです。
予測不能の天災地変、人災が頻発する時代には、
大切な寺宝を守る苦肉の策なのかも知れません。

でも、かなり本末転倒、
「それをやっちゃおしまいだ」方式に思えるのですけどねえ。
新薬師寺の本尊薬師如来の脇寺の日光、月光菩薩のどちらからしい、
木造十一面観音立像もその一つ。
国宝ではなく、重要文化財指定でしかないのですが、
私には新薬師寺のベスト3に数えられる名宝と思えます。

お寺に行かれたら分かりますが、
ご本尊の薬師如来様、脇侍を失って、一人ぼっちで寂しそうです。
その代わりに、この観音様の方は独立して奮い立ち、
国立博物館の女王として君臨なさっているようです。
この観音様に会うだけでも、奈良仏像館をのぞく価値があります。

もう一つ、とても魅力的なのは、
南無仏太子立像。
お釈迦様の幼年時代の姿。
面構え、体躯、すべてがすでに釈迦如来を予見させる、
堂々たる立ち姿。
肌、袴の彩色も絶妙に古びています。

エルマー65mmF3.5
この十数年は知りませんが、
銀塩フィルムの時代は、このレンズに勝るマクロレンズはない、
とまで言われた名玉です。
もっとシャープなレンズだったら、
たとえば、ニッコールのようにスゴいレンズがありましたし、
等倍と言えば、
マクロプラナー60mmのような優れものがありました。
でも、エルマーには敵いません。
現代レンズの映像の凄みは、自身の光学性能を際立たせる、
それに対して、エルマーの凄みは、被写体そのものを、
存在感たっぷりに立ち上がらせるところにある、
そんな風に言いたくなります。
ああ、奈良仏像館が撮影自由にならないものでしょうかねえ?





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# by Sha-Sindbad | 2017-11-03 11:44 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1901 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)2 夢幻レンズ


極端なほどスペクトルの両極限を、
正確かつリアルな再現をレンズに求める人、
どこまでもレンズで夢幻を見たい人、 
こんな風に表現してみることができそうです。

真面目に生き、この世界で有用な仕事をする人は、
写真を撮ってもリアリズムに傾き、
いつもなにかしら充足できず、
見果てぬ夢にいつも足下をすくわれて、
ふわふわと浮かんで生きている人は、
どうしてもファンタジーを求めるようです。

私は、どうやら、どころか、断然、後者。

エルマー65㎜F3.5はマクロレンズですから、
いかにもリアリズムにふさわしいと思われるのに、
実は、これ完全な夢幻レンズ。
その証明のような写真を並べてみました。

この巷でしっかり両眼を開いて生きているのに、
心の中では半ばファンタジーに浮き上がっている、
そんな人間にはぴったりのレンズ、
そんな感じがしてきました。



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# by Sha-Sindbad | 2017-11-02 22:13 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1900 古佛と木(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と仏様の渋い関係)1 ただの作例集


本ブログも1900回、節目のときが来ました。
私のレンズたちを紹介し、他のレンズとの対比において、
私の可愛いレンズたちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか?
それぞれのレンズたちの撮影例をできるだけ沢山ブログに掲載して、
レンズの特性を実例で知ることができるように。
これがブログの最初のコンセプトでした。

でも、私のブログはレンズフェチたちを惹きつけませんでした。
なぜ?
光学に完全に無知の私はレンズの諸特性を撮影例で確認する、
なんて作業も文章も完全に無縁だったからです。
つまり、レンズフェチたちにはなんの参考にもならない。

そんなわけで、我がレンズブログ「レンズ千夜一夜」は、
ただの作例集に化してしまったのですが、
私にとって折良く、別ブログ「わが友ホロゴン」も、
同じ頃、パブリックにアピールする写真ブログではなくなって、
単なるプライベートな写真日記になっていました。
そこで、「レンズ千夜一夜」も速やかに適応して、
わずかにレンズ側に重点がシフトした、ただの写真日記に。

そこで、1900回記念という伏し目に、
私が選んだテーマは、いつか撮影許可となった東大寺での、
「大仏様とのご対面」
私が選んだレンズは、銀塩時代のマクロの隠れたるオーソリティ、
エルマー65㎜F3.5。
かなり大仏様にはマッチできるレンズと踏みましたが、いかが?




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# by Sha-Sindbad | 2017-11-02 22:05 | Elmar65/3.5 | Comments(2)

1900 東大寺へ(2017年9月13日エルマー65㎜F3.5と大仏様の渋い関係)1 ただの作例集



本ブログも1900回、節目のときが来ました。

私のレンズたちを紹介し、他のレンズとの対比において、
私の可愛いレンズたちがどんなパフォーマンスを見せてくれるか?
それぞれのレンズたちの撮影例をできるだけ沢山ブログに掲載して、
レンズの特性を実例で知ることができるように。
これがブログの最初のコンセプトでした。

でも、本ブログはレンズフェチたちを惹きつけませんでした。
なぜ?
光学に完全に無知の私はレンズの諸特性を撮影例で確認する、
なんて作業も文章も完全に無縁だったからです。
つまり、レンズフェチたちにはなんの参考にもならない。

そんなわけで、我がレンズブログ「レンズ千夜一夜」は、
ただの作例集に化してしまったのですが、
私にとって折良く、別ブログ「わが友ホロゴン」も、
同じ頃、パブリックにアピールする写真ブログではなくなって、
単なるプライベートな写真日記になっていました。
そこで、「レンズ千夜一夜」も速やかに適応して、
わずかにレンズ側に重点がシフトした、ただの写真日記に。

そうして、1900回記念という伏し目に到達。
私が選んだテーマは、いつか撮影許可となった東大寺での、
「大仏様とのご対面」
私が選んだレンズは、銀塩時代のマクロの隠れたるオーソリティ、
エルマー65㎜F3.5。
かなり大仏様にはマッチできるレンズと踏みましたが、いかが?



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# by Sha-Sindbad | 2017-10-29 17:40 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1899 バス道へ(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)3 カメラが杖



仕事に就いていた頃の自分をふっと思い出しました。
そして、現在の自分と比べ合わせて、笑ってしまいました。
かなり変った、そんな感じがします。
当時は、決して人にたずなを取られない、
いつも人よりも遠くを見ていなければならない、
そんな気持ちが行動を律していたようです。
私は実のところ抜け作君なのですが、
修羅場に強いところがあって、なんとかしのいでいたようです。

退職後まもなくは、惰性でしょう、
そんな習性が少しは残っていたようです。
でも、近頃、はっと気づきました。
なんだか肩肘張る習性が消えてくれたようだ。
ダルメイヤー25㎜F1.9のウルトラボケ写真など、
在職中だったら、「なんだ、こんなゴミ写真!」だったでしょう。
そんなゴミ写真をせっせとブログに掲載している。

自分じゃ、昔の自分と今の自分とは一緒だ、そう信じてきました。
でも、そうじゃなさそうです。
「こんな写真、あんまりボケすぎて、心になんにも響いてこない」
そうおっしゃる方が多いでしょうね。
それで良いのです。
私は自分の写真を人の心に届かせたいなんて、
毛ほども思わなくなっているからです。
自分の心に届かせたい、それだけ。
シーザーの戦勝報告「来た、見た、勝った」じゃなく、
「歩いて、見て、撮った」、
この行為が私そのものなので、それが全てですから。

20世紀のユダヤ哲学者マルティン・ブーバーの一節を
なぜか思い出しました。
詳しいことは覚えていません。
ブーバーが野を散策していたときのことです。
巨木に出会ったのです。
実に堂々たる存在感を感じて、
哲人は手にしていた杖を幹に当てて、
ぐいと押しました。
すると、巨木が押し返し、
その瞬間、哲人は巨木と心を通じ合った、
そんな感覚を抱いたのです。

我田引水で申し訳ありませんが、感じます、
私も同じだなあ。
私が哲人、路傍が巨木、カメラが杖、
そして、撮られたロボグラフィが交わりの記憶。

在職時代の鎧を完全に脱ぐことができたから、
そんな気持ちに素直に浸れるようになってきた、
そして、路傍の見捨てられたものたちと、私とは、
互いに区別がつかない、同一の次元に結ばれている、
私は今この瞬間そう悟ったようです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-26 23:23 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1898 西九条(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)2 中也の詩



ダルメイヤー25㎜F1.9を手に、
いかにも浪速の下町らしい大阪西九条を撮りながら、
私は中原中也の詩「汚れっちまった悲しみに……」を
静かに口ずさんでいた、なんて書くと、
ちょっとかっこいいかもしれませんね。
残念ながら、私にそんなキザな高尚趣味はありません。

でも、このレンズの西九条写真をブログにアップするために、
ブログ用に小型化していると、
そのいかにもダークに汚れた写真たちには、
なにか詩のような叙情がどんよりと垂れ込めているな、
そう言えば、「「汚れっちまった悲しみ、。。」なんて詩があったな?

現代は便利ですね。
この言葉をグーグル検索するだけで、中也さんの詩全部が見つかります。
詩の門外漢にもなんだか詩人の気持ちがよーく分かるような、
そんな単刀直入の切れ味がある詩ですね。
 
   汚れっちまった悲しみに
   今日も小雪の降りかかる
   汚れっちまった悲しみに
   今日も風さえ吹きすぎる

   汚れっちまった悲しみは
   たとえば狐の革裘(かわごろも)
   汚れっちまった悲しみは
   小雪のかかってちぢこまる

   汚れっちまった悲しみは
   なにのぞむなくねがうなく
   汚れっちまった悲しみは
   倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

   汚れっちまった悲しみに
   いたいたしくも怖気(おじけ)づき
   汚れっちまった悲しみに
   なすところもなく日は暮れる……

でも、この詩を詠んでいると、透明感が漲っていて、
なんだか、この詩にも、詩人にも、汚れきったところなど、
どこにもないんじゃないかな、という感じがしてきます。
それに引き換え、私の写真、
このダルメイヤーに限らず、どんなレンズを使おうとも、
どこか汚れた感じがいつもべったり付着しているようです。
どうも、レンズにもカメラにも責任はなく、
私にその原因があるんじゃないかな、という気がしてきました。



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# by Sha-Sindbad | 2017-10-24 22:43 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1897 近鉄奈良駅まで(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)1



ダルメイヤーの極小のCマウントレンズ、

  Dallmeyer25/1.9

ペッツヴァールタイプの小型レンスです。

すでに33回も記事を作っています。
ご覧になったら、お分かりのとおり、
ファンタジー一筋のレンズです。

35mm用のいわば横綱相撲をとるレンズたちが続きましたので、
オリンパスEP-L1で、いわば片手間に撮った行きずり写真を、
3回に分けて、さらっとごらん頂きましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-24 15:02 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1896 路傍(2017年9月11日ウルトロン50㎜F2で内侍原町を歩く)4-完-漱玉



「写真眼」という言葉があります。
正確にどういう意味か、私は知りません。
私が勝手に推測するに、
撮影者の立場で言えば、
眼前の光景を写真に撮ったら、どんな写真になるか?
その写真が人の心に食い込むなにかを表現するか?
これを見抜く眼力、
鑑賞者の立場から言えば、
本物の写真作品を見抜く力量、
というようなもののようです。

私にはおそらくこの写真眼は努力で育てられるものではない、
そんな感じがします。
なぜ、そう思うか?
私のかなり努力したのですが、
上記のどちらの観点でも、ついに身につかなかったから。
どうやら、私は、写真眼に恵まれなかったようです。

その変わりに、「ロボグラフィ眼」に恵まれたようです。
これはなにか?
眼前の光景に、なにか別のイメージを見る力。

ロボグラフィの場合、
写真に撮ったとき、そのイメージがなにかに変貌するか?
いえいえ、そんなことはありません。
私が路傍にロボグラフィを見つけて、撮ったら、
ただ、ロボグラフィが撮れます。

常識人が観たら、ただのがらくた。
おそらくは私と、私に似た少数の人が観たら、
努力なしに見えて来るなにか?

だから、フォトジェニックではありません。
ほとんどの人には、私のロボグラフィはちっとも美しくない。
ロボグラフィを認識しないからです。
これは才能ではありません。
そして、ロボグラフィに写真的価値はありません。

これは、私にだけ価値のあるギフト。
どんな価値?
生きる力のエネルギー源という価値。
人には当惑、でも、私には喜び、
このアンバランスが私を喜ばせてくれます。
なぜ?
人の評価、人の認知を一切必要としない楽しみだから。

これじゃ、まるで世捨て人じゃないの?
いえいえ、私は世を捨てるつもりはありません。
でも、このところ起こる出来事は、ほとんど私を、
その気持ちの方向に追いやろうとしている感じ。
それが何なのか、書く価値もないので、書きませんが.....

ウルトロン50mmF2にも、
フォクトレンダーの名玉の人知れぬ魔力が潜んでいます。
なぜかイメージに清涼感を添えてくれるのです。
おかげで私のロボグラフィが仙境の風合いを帯び、
憂き世に吐き気している私の心を、
一陣の清涼の風が清めてくれる、そんな感じがします。

「漱石」(石で口を漱ぐ)という言葉には、
世の汚れから我を清めたいという願望が秘められていますが、
私の場合は「漱玉」(レンズで口を漱ぐ)なのかも?
日本の現状には目を閉ざして、ひたすらロボグラフィに浸りたい、
そんな気持ちがこれまでになく高まっています。




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-23 21:30 | Ultron50/2 | Comments(0)

1895 路傍(2017年9月11日ウルトロン50㎜F2で内侍原町を歩く)3 観る人次第


あくまでも平均的な印象ですが、
レンズ制作会社が作るレンズの描写性には、
ある種の共通の印象を感じさせます。
たとえば、
ツァイスの古いタイプだと、厳然たる剛毅、
ライカはやや女性的なあたたかさをたたえる、やさしさ、
シュナイダーは鋼の切れ味.............

ただし、レンズの描写性についての印象には、
各個人の感性が関わっている可能性もあります。
特殊な感受性の偏りにレンズの特性とギアが合ったとき、
好感、評価が高まります。
つまり、合わないと、
好感、評価がどうしても低めに流れるようです。

ウルトロン50㎜F2に私が抱く関心にも、
そんな私個人の「依怙贔屓目」が絡んでいるかもしれませんね。
フォクトレンダーという会社のレンズに感じる好感にも、
私の個人的色彩感覚が絡んでいることは疑いがありません。
そんな私の感想では、フォクトレンダーの特色って、
なにがなんでもひいき目に観たくまるような、
抜けの良さと透明感、
清澄で凛とした立体感
そんなところでしょうか?




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-20 11:52 | Ultron50/2 | Comments(0)

1894 路傍(2017年9月11日ウルトロン50㎜F2で内侍原町を歩く)2 ミスタッチ


いくら観ても、見飽きない、
いくら聴いても、聞き飽きない、
そんなビデオ、そんな音楽が一つあります。

たとえば、皆さんよくご存知のグレン・グールドの演奏シーン。

    [HD] Bach's Goldberg Variations [Glenn Gould, 1981 record] (BWV 988)
     https://www.youtube.com/watch?v=p4yAB37wG5s

DVDで持っていますが、YouTubeで手軽に再生できます。
コマーシャルが入っています。
このビデオをYouTubeに掲載した人が、真実、グールドを愛しておらず、
この演奏、この音楽を愛していないことが一目でばれてしまいます。

でも、音楽の演奏って面白いですね。
演奏家がどんなにミスしても、音楽はどんどんと前進していきます。
その音楽が本当に面白いものであれば、ミスのことなど記憶せず、
ミスあるが故に、音楽を否定するということになりません。

写真も本当はそんなところがあります。
ブログで、写真展で、写真を並べます。
つまらない写真、いわば、ミスタッチの写真だって並びます。
でも、次に、好みの写真が眼前に現れたら、
つまらない写真のことなど物の数ではありません。

かなり以前に読んだ記事。
東京の写真展という写真展を全部観るという猛者がいたそうです。
何百という画廊があるだろうに、
そんなこと出来るはずがないじゃないの?
ところが、できるようです。
その技が見事。

ギャラリーに入ると、中央にずかずか進んで、
ぐるっと一回りします。
自分の観たい写真が1枚でもあれば、それを観て、おさらば。

コンセプトを抱き、全作品で一つの表現を目指す写真家にとって、
こんな人は不倶戴天の敵でしょう。
でも、私に言わせれば、ほとんどの写真展は、
そんなコンセプトを本当に写真化してなどいません。
観る人が、大真面目にコンセプト文を読んで、
写真群にこれを読み取ろう、なんて、不毛です。

そして、写真作品を作る人が、大真面目に文章を作って、
これを写真に表現しよう、というののナンセンスです。
写真と文章とはぜんぜん別ものじゃないですか?
写真作品は、文章で表せないなにかを表現するものじゃありませんか?

本当のコンセプトって、そんなものじゃないでしょう。
文章などなしに、プレゼンテーションと本気で対峙したら、
写真家の意図、コンセプト、表現がしっかり浮かび上がる、
それが本当のコンセプトでしょう。
そのコンセプトとは、文章なんかじゃない。
言葉で言い表せないなにか、であるはず。

でも、そんな離れ業ができる写真家など幾人いるでしょう?
だから、上記の「ぐるっと一回り」さん、達人なのです。
ただし、本物の写真作品を見落すリスクをはらって、ですが。

私のブログ写真は、いかなるコンセプトも表現もありません。
だから、訪問者には、「ぐるっと一回り」さんを見習ってほしい。
でも、現実は厳しい。
文章を1行読んだだけで、
「あ、時間の無駄」
写真までなんとかたどり着いた方も、1枚目を見た途端、
「あ、時間の無駄」

でも、ここでも、正しい作戦ですね。
それでよいのです。
どんどんそうしましょう。
「人生老い易く、学成りがたし」ですからね。
おっと、失礼!
あなた、すでに老いているかな?





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-18 22:59 | Ultron50/2 | Comments(0)

1893 路傍(2017年9月11日ウルトロン50㎜F2で内侍原町を歩く)1 重厚表現



フォクトレンダーのプロミネントⅡのレンズです。
当時のドイツのカメラと同様に重量級です。
同じくウルトロン50㎜F2を使ったヴィテッサも重い。
基本的にユーザーはドイツ人を想定していたのでしょうか?
ご承知のように、ドイツ人は男性も女性もかなり巨大です。

でも、たとえば、バルナック型ライカはかなり小型軽量。
ライカもまたドイツ人の使用を前提に考えていたでしょうから、
この違いはなんだろう?
私の勝手な想像ですが、バルナック型の方が特殊じゃないか?
これはもしかすると、設計者のバルナックという人、
ドイツ人としては小さい人だったのではないでしょうか?
要するに、ユーザー標準ではなくて、設計者標準なのでは?

そうだとすると、ライカファンは、そして、ライカ社も、
バルナックが小さかったことに感謝すべきでしょうね。
バルナックライカが小さく軽かったおかげで、
バルナックライカは、当時世界中に出現しつつあった、
ストリートフォトの写真家たちの心をしっかり捉えたのでしょう。

そして、面白いことに、このレンズの重さって、
かなり画質にも影響を与えたように思われます。
フォクトレンダーやツァイスの35㎜フィルム用レンズは、
ライカのレンズよりもおしなべて重厚で、ややしつこい味わい。
これもまたストリートフォトの写真家たちをライカになびかせた、
大きな理由の一つ、そう感じられます。

被写体を思う存分歌わせたかったら、画質はあっさりが有利ですね。
つまり、重厚な画質のレンズは、レンズ自体の存在を前面に押し出し、
あっさり画質のレンズは、観る人の心を写真表現に向かわせるようで、
だから、次のような概括も許されるのではないでしょうか?

   アマチュア写真家は画質にこだわり、
   プロ写真家は表現にこだわる。

今回は、ウルトロン50㎜F2。
いかがでしょうか?




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-16 22:06 | Ultron50/2 | Comments(0)

1892 画廊2(2017年9月7日ホロゴン15㎜F8Uと神社辺りを散策)4


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# by Sha-Sindbad | 2017-10-13 19:05 | Hologon15/8U | Comments(0)

1892 画廊2(2017年9月7日ホロゴン15㎜F8Uと神社辺りを散策)3


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# by Sha-Sindbad | 2017-10-12 22:11 | Hologon15/8U | Comments(0)

1892 画廊2(2017年9月7日ホロゴン15㎜F8Uと神社辺りを散策)2




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-12 15:14 | Hologon15/8U | Comments(0)

1892 画廊2(2017年9月7日ホロゴン15㎜F8Uと神社辺りを散策)1





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-11 11:05 | Hologon15/8U | Comments(0)

1891 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)4-完-佐保路



昨日は1日佐保路を親友のDAさんと2人で歩いてきました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けて。
ノーファインダーですから、まさに撮り放題の1日でした。
まだチェックしていませんが、
800枚ほど撮ったと思います。

10月とは思えない強い日差しで、汗をかきました。
ブログに掲載する写真がどんどん溢れんばかりに溜まり、
この佐保路写真たちもいつ掲載できるか?
一つ一つ、滞貨を片付けていくより仕方がありませんね。

今回で、アンジェニュー28㎜F3.5シリーズは終わり。
このシリーズも完全に開放一点張りでしたが、
なんだかそう見えないのは、どうやら、
このレンズの堂々たる描写力の威力のようです。

実は、先週でしたが、
うっかり、同じレンズで同じ場所を撮りました。
もちろん同じ撮り方で。
独創的な作品を次々と世に問わなければならない写真家ですと、
マンネリの兆候となりそうですし、鑑賞者も耐え難いでしょう。
本ブログ、自分1人が楽しむ日記なので、マンネリ大歓迎。
同じ人間が同じ場所を歩いたら、
自分の観たいものに自然と目が行き、シャッターを落とす、
当然じゃありませんか?
佐保路を歩いたのも7、8回目でしょうか?
きっと同じような写真を一杯撮っているでしょう。
再会した旧友を記念撮影、そんなスタンス。
楽しみ。





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-10 00:03 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1890 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)3 古色


「古色がつく」
という言葉があります。
森羅万象、古色がつくのですが、
好感を抱ける事象、抱けない事象があるでしょう。
好感を抱く人、抱かない人がいるでしょう。
でも、どうやら、
このコトバを聴いて、プラス側に反応する人の比率は、
もしかすると、日本人はかなり高いかもしれませんね。

私は断然にプラスに反応します。
断然マイナスに反応するのは、
自分自身の老化に対してだけかもしれません。

古市町の田園に私のお気に入りのスポットがあります。
古い墓地です。
諸処の石仏、墓石を集積したらしいピラミッドがあります。
須弥山(しゅみせん)を模したものなのでしょうか?
時の流れに摩耗して、原形をほとんど失った、
古仏たちが静かに並んでいます。

そんなピラミッドの底部に新しい石仏が並んでいます。
石仏と言っても、全部同じ形なので、
プラスチック成型なのかもしれません。
あちこちのお寺で見かけます。
面白いことに、ちゃんと苔むして古色が付きはじめています。
ただし、摩耗はありません。
だから、これはこれで独特の雰囲気を醸し出しています。

でも、その側の石仏たちの、摩耗しつつ、
ひたすら静かに沈黙の祈りに沈潜している姿に視線を移すと、
なんだか修行が足りないなあ、という気持ちになりますね。
古色を身にまとうだけで、
本当に古色の存在に化しつつあるのではないかも、
そんな感じがしてしまいます。
でも、やれるだけのことはやっている、という感じで、
似たようなことしかできない私としては、
このニュー石仏たちの努力に大いに好感を抱いてしまいます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-07 11:45 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1889 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)2 感謝の気持ち



地域によって違うのでしょう。
私が住んでいる奈良では、
自分のことは棚上げで申しわけありませんが、
住民の老化が怖いほどどんどんと進んで行くようです。
何ヶ月ぶりかで見かける同じ人物がぐっと弱っている。
そんな経験ばかり。

先日も奈良町の通りすがりに、
ご近所さんらしい男女二人の会話が耳に。
女性「どんどん年とって、夫婦どちらもあちこち問題が」
男性「しょうがないですよ。
それでも、まあ、できることをやる、
という気持ちで満足しなくちゃあ、ねえ」

私、思わず、口を入れたくなりました、
「そうじゃないでしょ?
そうなる前に、心身の健康を強化する努力をしなくちゃ!」
こんな風に言えるのも、
私にまだ健康上の問題が持ち上がっていないから、だけ?
どんなにがんばっても、因果は巡る火の車、
おっつけ私の番がまわってくるのかも?

私が心身の健康増進のためにとっている方策の一つが、
この撮影散歩、カメラウォーキング。
私の心身の健康がおかげで増進しているかは、不明ですが、
レンズたちはどんどん出番が廻って来て、喜んでいるのは確か。

朧、幽玄のレンズとして知られたアンジェニュー28㎜f3.5が、
こんなにまで明晰かつ毅然たる表情を見せてくれるのも、
もしかすると、散歩に連れ出してくれた私への感謝の気持ち?
そんな感じがするほど、生き生きした表情ではありませんか?




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-05 20:04 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1888 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)1


このところ、アンジェニューにはまっている感じがします。
かつて銀塩時代、このレンズは、
むしろ悪い意味でのいわゆる「ボケレンズ」とされていたようです。
でも、アンジェニューのレンズをあれこれ使ってみますと、
なんだかまるで違う感じ。
むしろ精緻、真摯なレンズという印象なのです。

アンジェニューは、映画用レンズメーカーとして、
戦前から大変な名声を得ていたようです。
38㎜、35㎜は映画用レンズからの転用なのかどうか、
私は知りませんが、
Cマウントレンズのアンジェニューたちを使ってみて、
かなり似た雰囲気を感じます。
むしろ堅実で、明快で、真摯な表情を出してくれるレンズ。

3週間ほど前に決断して、「死ぬまで毎日散歩」と言うか、
「死なぬよう毎日散歩」と言うか、とにかく散歩こそ命!
そう決意して続けています。
それ以前も盛んに散歩していたのですが、連日ではなく、
気が向いたら、という程度でした。
そんなある日のアンジェニューをシリーズでご覧頂きます。





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# by Sha-Sindbad | 2017-10-03 23:00 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1887 画廊1(2017年9月1日ペンタック38㎜F2.9の時は静かに過ぎ行き)



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# by Sha-Sindbad | 2017-10-02 23:07 | Pentac38/2.9 | Comments(0)

1886 路傍で(2017年8月21日クセノン50㎜F2.8西大寺詣で)3-完-精進



イチローは今や大リーグでは押しも押されぬ伝説的存在。
イチローをそのような存在に押し上げた第一の理由は、
誰にも負けない何十年に及ぶ日々の精進にあることが、
次第に人々に知られるようになってきたようです。

今では、日米の野望に富む若者や少年たちは、
あらゆる分野で、イチローに学んで、
日々の精進を絶対に欠かさない日々を送り始めている、
というのであれば、未来に希望が持てるのですが。

私は、そんな野望とは無縁ですが、
やっぱりイチローに学びました。
私はできるだけ長い間絶好調を保ちつつ生きたい。
やりたいことをやれる人生を続けたい。
そのために、朝のストレッチから初めて、
毎日欠かさない身体の鍛錬、調整法が10ほどあります。
おかげで身体は絶好調です。

そうした鍛錬とは別だけど、ブログ2つも続けたい。
こちらは心の鍛錬。
私個人の鍛錬、記録としての意味しかないのに、
誰でもアクセスできるよう、アクセス制限していません。
誰かが見るかもしれない、読むかもしれないという、
ちょっとした緊張感が張り合いとなるから。

コミュニケーションを楽しみたい人は、
今やブログなど見向きもしないでしょう。
間違ってもアクセスする人がそんなにいない、
これもまたブログの利点。
さあ、今日も変わり映えのしないロボグラフィで、
1日を始めましょう。




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# by Sha-Sindbad | 2017-10-01 11:36 | Xenon50/2.8 | Comments(0)

1887 石仏(2017年8月21日クセノン50㎜F2.8西大寺詣で)2 違う顔



このところ、西大寺の石仏群を盛んに撮っています。
人物を撮る練習にもなりますが、
実のところ、石仏そのものに興味が湧いて来たからです。

違う日、違う天候の下、違うレンズで、違う気分で撮ると、
みんな違う顔を見せてくれるのです。
石仏だから、人間とは違う。
ただのものなんだ、
そう考えると、とても理解しがたいような変貌。

私は昔から一つの動かしがたいポリシーで撮影します。
その場であれこれと撮り方を考えない。
いつもパッと構えて、そのまま、パッと撮ります。
写真を始めてからずっとそのやり方を通してきました。
「よい写真」「傑作」を撮りたいというパッションがない。
撮りたいから撮る、今、撮りたい、だから、即時に撮る。
だから、同じ場所、同じものでも、毎回違う!
このやり方を通して来たから、飽きることがないのです。

そこで、感じることが一つ。
人間もそうなんだ!
どんな人も、時、場所、人、状況、感情、必要、等々、
無限に多様な状態の中で行動しているのです。
あの人はこうなんだ、なんて決めつけることなどできない。
そんな気持ちで、人に接したいものですね。

ついでに、自分のことも、そんな風に付き合いましょうね。
自分はこうなんだ、だから、そうはできない。
なんて、決めつけるのはよしましょう。
人生一回きりなんです。
心の中でちらっとでも、なにかが閃いたら、
トライしてみましょう。
思いもかけない新しい自分が見つかるかも知れませんよ。




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# by Sha-Sindbad | 2017-09-29 18:21 | Xenon50/2.8 | Comments(0)

1886 画廊(2017年8月21日クセノン50㎜F2.8西大寺詣で)1


本ブログに新機軸を登場させることにしました。
文章なしの写真画廊。

誰か本ブログをたまに見る方がおっしゃるでしょう、
「どうせ文章なんか読まないから、
これまでと事情は変わらない」

文章を読まない方には、もしかすると、
スクロールの手間を省いてあげる程度の違いでしかないかも?

でも、作成者の立場では、大きな違いがあります。
文章を書かなくてもよいのですから、
かなりの時間の節約。

「我が友ホロゴン」にも同種のカテゴリをもうけます。
私は長年の写真人生でたっぷり悟っています。
私の写真は、現代の私小説的作品群とはまた別の意味で、
プライベートです。
ほとんどの人には意味不明、
「なんでこんなものを撮るの?」

ある写真家が組写真を定義して、
「組んだ写真の間になにかが浮かび上がってくる何かを感じさせなければ」
ロボグラフィの場合、私が道すがら出会ったものたちを記録なのですから、
行間など存在しません。
私の2つのブログに掲載の写真群は、
単に撮影順に並べた写真倉庫なのですから、
組写真でもない。

どなたにも、なんの感興も呼び起こさない性質のメモでしょうけど、
私にが意味があります。
我が人生の行程のメモリーなのですから。
ですから、写真だけ並べても、私には意味があります。
それで十分。




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# by Sha-Sindbad | 2017-09-28 17:08 | Xenon50/2.8 | Comments(0)

1885(2017年8月17日スピードパンクロ35㎜F2が梅田)2-完-絶好調です



近頃、毎日必ず歩くことにしました。
私は、一旦決めると、たいてい、必ず続けます。
必ず続けたいものだけを実行することにしているせいですが、
散歩は中でも大成功の選択でした。
自分の体調をじかに確かめることができるからです。
私の常套文句は「絶好調です」というセリフなのですが、
散歩を開始して、なおさらに絶好調となっているようです。

カントは沈思黙考しながら、毎日午後3時だったと思いますが、
かかさず散歩のため外出しました。
カントは、歩くことが脳を刺激して、創造的思考ができる、
そう考えていたようですが、
創造性も独創性も皆無の私も、身体も心も活発になる、
アイデアも飛び出す、そんな感じがします。
第一、全然疲れない感じが快いですね。

今日は、ソニーα7にエクター50㎜F1.9を付けました。
稀代の怪物カメラ、エクトラの標準レンズです。

グレートなカメラにはグレートな標準レンズが用意されます。
アルパにはマクロスイター50㎜F1.8、
ライカM型にはズミクロン50㎜F2、
コンタレックスにはプラナー50㎜F2、
そして、エクトラにはエクター50㎜F1.9、というわけです。

239枚撮りました。
各社フラッグシップモデルのレンズには独特の命名法があるようです。
コダックの場合、レンズの性格は無視して、
トップモデルにエクターという名を与えたようです。
そんなコダックのトップレンズの中でも、
エクター50㎜F1.9はスペシャル、そんな感じがします。

ああ、コダックだなあ、という感じの描写ですが、
すっくと屹立するイメージで、実に秀逸!
そのうち、本ブログで採り上げましょう。
(そう書いても、いつになるかは不明。
近頃、さらに撮影量が増えて、困っています。
撮影日とブログ掲載日とのタイムラグが余りにも開き過ぎ。
写真ばかりバンバンと掲載する方法も採用せざるをえないな、
そんな気持ちになりつつあります)



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# by Sha-Sindbad | 2017-09-26 10:52 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1884(2017年8月17日スピードパンクロ35㎜F2が梅田)1 どこか朧



私は、生来、論理よりも直感で動く性格の人間。
綿密に調査し、準備し、精緻に論理を働かせて、
鉄壁の構えで結論を導き出す、
そんな周到な作業など似合いません。

解決、回答は予測不能、そう常に覚悟して、
あちらこちらと頭をぶっつけて試行錯誤する、
突然、「あ、これだ!」と閃くのを待つ、
そんな繰り返しで人生を作ってきたようなものです。

スピードパンクロ35㎜F2を使って感じます。
そんな私の性に一番合うレンズはこれかもしれない?

とにかくどんな風に写るか、予測不能。
しかも、顕われたイメージはどこか朧に漂う。
現代のデジタルレンズの描写の対極にあるのかも?




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# by Sha-Sindbad | 2017-09-24 23:26 | SpeedPanchro35/2 | Comments(0)

1883 伽藍写(2017年8月10日エルマジ95㎜F2.2で東大寺乱写)6-完-ナチュラル一辺倒



今日は散歩をする時間をとれませんでした。
あれこれと家事に追われたせいもありますが、
リコーダーの音響実験をしていたことが主因。

別ブログ「わが友ホロゴン」に書いたと記憶していますが、
私の書斎は四面すべてに物が雑然とひしめきあい、
楽器の音を美しく反射してくれる面がゼロ。
だから、リコーダーをいくら美しく響かせようとしても、
私の耳に美しく帰ってくる音がないので、かなり無味乾燥。

リコーダーのみならず、どんな演奏も、実演、録音ともに、
残響音を美しく処理できる空間でなされています。
我が家では、階段室になっている玄関のたたきに立って、
高い天井に向かってリコーダーを弾くと、
もう夢のようなサウンドになります。
でも、妻が居る日は使えませんし、
(下手な演奏には我慢ができない、のだそうです)
やっぱり演奏をする場所とはとても言いがたい。

友人のアドバイスを得て、反射板を試すことにしました。
まずは手近な浴槽の蓋2枚で試すことにして、
書斎の卓上に直角状にセットし、段ボール板を天井して、
その空間に向かって、リコーダーを吹いてみました。
かなり活き活きと力強いサウンド。

でも、ふっと感じたのは、音が固くなっている。
なんだか無理している感じ。
日曜に孫たちの一家とホームセンターに参りますので、
浴槽の蓋よりもかなり反射面の大きな薄板を探してみます。
幸い私の書斎机の卓面は庶民の家にしては破格の大きさ。
その薄板3枚にアルミホイルを貼って、やや湾曲させます。
ふくよかなサウンドになればよいのですが?
ダメだったら、細かく切ってゴミ出しします。
居ながらにして、美しいサウンドを楽しめたら?
夢です。

夢ですが、ふっと考えてしまいます、
そんな小細工は無理かも?

よく考えるのですが、デジタルカメラになってから、
多彩極まりない画像処理が可能になりました。
でも、その前に、カメラ自体に、自社の画像を差別化すべく、
密かにCCDでの画像処理メカニズムが組み込まれて、
他社を後方に抜き去ろうと競い合っているようです。
これも、私がやろうとしているリコーダーの音質改善も、
似たような姑息手段と言えそうです。

画像処理に関する限り、私はシンプルです。
レベル補正で、濃度を整える以外の細工はしない。
皆さんがさまざまに華麗に加工するのはご自由。
そこまで反対するつもりはありません。
ただし、私は、そんな作品に本能的に身を退いてしまいます。
驚くべき画像処理で見事に変身した写真を観ても、
その気配、疑いを感じただけて、心がしらけてしまうのです。

アートはまさに画像処理そのもののプロセスなのに、
感動します。
でも、写真だと、感動できない。
私の写真観は、銀塩時代とまるで変わっていないようです。





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# by Sha-Sindbad | 2017-09-22 23:10 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1882 伽藍写(2017年8月10日エルマジ95㎜F2.2で東大寺乱写)5 衝立効果


近頃、ちょっと多忙のようで、毎日出歩いています。
毎日かかさずウォーキングをすることにしたことも手伝っています。
ひたすら歩くことに徹するのが本当のウォーキングでしょう。
でも、性格が邪魔してしまいます。
単に歩くだけでは、時間の無駄のように感じてしまいます。
そこで、撮影も同時にやってしまう。
そうすると、どうしても散歩の時間が長くなります。
なぜなら、「なにかに出会って撮る」という喜びが募るからです。

たとえば、食事を作ったり、食器を洗うといった家事を、
退職以来、随分沢山分担しています。
家事そのものが大切な仕事であることは十分承知していますが、
そんなとき、ウォークマンで朗読を聞き、音楽を楽しむと、
大切な仕事をさらに楽しむことができる、
楽しめば、さらに念入りにすることさえできる、
そんな我田引水的理屈。

でも、外出をしてもなお、家事の分担分は減らないので、
ますます忙しくなる道理。
おかげで、ブログの更新がなおざりになってしまいます。

私のこうした駄弁は、なにか大切なことを書きたいとしても、
全然インスピレーションが湧かないときの常套手段。
幸いキーボードの入力は得意中の得意。
完全ではありませんが、ほぼ考える速度で入力できます。

よほど考える速度が遅いんだねと突っ込まれそうですが、
その通りなので、あえて反論はしないことにしています。
でも、実のところ、こうした駄弁はちょっとした戦術。
私の文章は日記であり、日々の思考の記録なのですが、
その反射的効用は衝立効果。

私の文章があまりにもプライベートなので、
誰も読み進めない。
おかげで、私の写真を観る人がますます少なくなります。
観ていただいても、ろくな印象は抱かれないだろう、
ということが分かっているので、
そもそも写真に目を通したいという気持ちを殺ぐ効果。

なぜ、そんな効果を狙うか?
私は写真を単なる人生の歩みの記録として撮っているのに、
人が私のブログを写真作品の展示と思う間違う危険があるから。
どうやら今の所、私の意図は狙い通りの効果を奏しているようです。

今日も吉田正さんの写真教室のメンバーからぼやかれました、
「ブログ、目を通しましたが、どうも、文章が長くて」
私、しめしめというところ。


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# by Sha-Sindbad | 2017-09-21 23:35 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1881 伽藍写(2017年8月10日エルマジ95㎜F2.2で東大寺乱写)4 台風18号


台風18号が接近中ですね。
私の住む奈良では、昨夜、半時間ほど囂々吹き荒れました。
物が飛ぶ音もしました。
台風の渦の一番長い腕がかろうじて奈良をかすったようです。
まだ台風の目は九州の海上沖だったのですから、
なんとも壮大な大車輪。

今日は昼食後、1時間、ぐるりと散歩してきました。
アンジェニュー50mmF0.95をオリンパスEP-L1に付けました。
風一つなく、静穏な散歩でしたが、
畑に出た農家の人が2人、ほとんど車もなく、
郵便屋さんのバイクに出会っただけ。

皆さん息を潜めて台風を待っているか、と言いますと、
そうでもなく、もともと出歩く元気のある人がほとんど居ない、
いわば過疎の地域になりつつあるだけかもしれません。

お陰さまで、というわけではなく、いつものことなのですが、
1時間で130枚の収穫でした。

我が家もひっそり閑としています。
妻は、大阪での馬頭琴のコンサートに出かけてしまいました。
行くと決めたら、槍が降ろうが台風が来ようが、行く!
そういう人です。
友人の家に泊まるよう、厳命しましたが、心配。

午後5時半頃から台風が猛威を振るい始めたようです。
かなり不穏なほどの烈風が戸外を荒し回っている気配。
まだ四国上陸したばかりという状態でこの荒れ方。
近頃稀な大型台風のようです。
あんまりうるさいので、毒をもって毒を制す、
ワーグナーの「ジークフリートの葬送行進曲」を新しい録音で、
ということで、YouTubeで、格好の演奏を見つけました。
Wagner Götterdämmerung - Siegfried's death and Funeral march
Klaus Tennstedt London Philharmonic
(https://www.youtube.com/watch?v=wXh5JprKqiU)
どこかで大きな被害がなければよいのですが..........................................

と、ここまで記事を書いたところで、
妻から20分前のラインのメールを発見。
「今から帰る」
電話すると、
「大丈夫、近鉄電車は平常運転してる」
「平常運転って???
こちら、轟々吹き荒れてるのに?
タクシーなんかないよ」
「大丈夫、もう近鉄奈良駅に着いたから.....」

こうならないか、心配していたのです。
台風よりも強力!
でも、心配。



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# by Sha-Sindbad | 2017-09-17 18:43 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1880 伽藍写(2017年8月10日エルマジ95㎜F2.2で東大寺乱写)3 東大寺へ



東晋の時代、老荘思想の影響下、清談が流行しました。
その前の後漢字末から三国時代にかけて、
中国は秦から前漢への移行期に優る乱世となり、
全土荒れ果て、人口が激減しました。
まさにこの世の末、とでも言いたくなるような時代でした。
清談思想はな末世への厭世に後押しされていたのかも知れません。

2人の英才が隠棲し、自給自足の生活を楽しみました。
2人で畑を耕しているとき、1人の鍬がなにか固い物に当たりました。
彼はそれが何なのか調べるために取り上げました。
もう1人はそれを観て、娑婆っ気が残っているのを見抜き、
即座に友情を絶ったのだそうです。
厳し過ぎると言えそうですが、調べた方は後年出世して、
権勢のある政治家になったのですから、
もう一人の判断は正確だったようです。

いかなる取るに足りない言動にも人間が露呈する、
これは春秋時代からおそらく現代まで、
優秀な中国人が一貫して信じてきた、人物鑑定法。
春秋左氏傅、史記に同種の話は枚挙にいとまがありません。

そこで、問題。
そんな鋭い人間観察力を備えた慧眼の士が、
我がブログを偶然のぞいて、私のロボグラフィを観たとき、
撮影者である私をどう鑑定するでしょうね?
ロボグラフィを撮るって、土の下のものを持ち上げてみる、
これになんだか近い行動かもしれませんねえ?

一生の同志として共に生きるに値する人物である!
なんて、思うことはないでしょうねえ?
訳の分からない写真ばっかり撮りおって!
こんな人物、断じて信用できん!
なんだか、即座にそう鑑定されてしまいそうですね。

でも、不思議ですね。
そんな風に断罪されても、なんだか平気ですね。
私が自分のためにこんな写真を喜んで撮る、
そんなことができるって、面白い!
これも一種の竹林の思想なんじゃないかな?
むしろそんな感じですね。



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# by Sha-Sindbad | 2017-09-16 22:58 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)

1879 伽藍写(2017年8月10日エルマジ95㎜F2.2で東大寺乱写)2 奈良公園へ



昨日は、友人のOYさんと近鉄奈良駅近くの喫茶店で歓談。

もう83歳なのですが、この年齢は畏友RAさんと同じ。
RAさんは、80歳を超えてからガクンと弱られて、かなり心配。
ところが、OYさんはまだ肌もかなり艶やかで、お元気。

2時間半ほど、夢中になって語り合いました。
音楽のこと(大変に繊細で透徹した感性で対決されます)、
オーディオのこと(良い音楽を鳴らすことを徹底的に追究)、
レコード、CDのこと(本格的なコレクターです)、
蔵書のこと(種々の稀覯本、写真集を収集しておられます)、
エトセトラ、エトセトラ......

そして、レンズ収集も本格的です。
コンタレックスレンズも、ライカレンズもそれぞれ10本以上。
百数十本を超える高級クラシックレンズのコレクター。

フィルムの退勢の現今、やむなくソニーα7に付けて、
今でも写真もお撮りになります。
面白いことをおっしゃいました、

  「コンタレックスのレンズもライカのレンズも、
  フィルムで撮ると、ものすごく個性があって、
  独特の味わいを出してくれました。
  でも、デジタルカメラに付けたら、
  個性も味もほとんど消えてしまう。
  現代のレンズとほんの少ししか違わない感じなってしまい、
  がっかりします」

私もまったく同感です。
私はレンズコレクターと名乗るほどのコレクションではないし、
第1、撮影のためという方向だけで集めてきたので、
いわゆる名レンズの系譜から離れているレンズが多い。
その理由が、ソニーα7のようなデジカメで撮っても、
銀塩時代の雰囲気を色濃く残しているレンズが欲しいから。

エルマジ95㎜F2.2はそんなラインにあります。
世評高い名レンズではありません。
ペッツヴァールレンズの改造版。
前玉の隅に貝殻状のキズがあり、
はっきり言って、ぼろぼろ。

ペッツヴァール特有の澄んだシャープネスが主題を引き立て、
周辺もペッツヴァール風の激しいボケ、フレアは少ない。
画像にペッツヴァールらしさはほとんどないのですが、
使い込めば使い込むほどに私の心になじみ、
今では、とりわけいとしいレンズ。
今回はなんのためらいもなく、
大仏殿で初めて使うレンズとして選び出しました。




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# by Sha-Sindbad | 2017-09-15 11:43 | Hermagis95/2.4 | Comments(0)