レンズ千夜一夜

<   2017年 05月 ( 21 )   > この月の画像一覧

1799 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 4



私は極めて狭い人生を送って来ました。
テレビを観なくなって何十年でしょうか?
誰もが関心を持つようなことに一切関心を寄せず、
と言うより、そんな関心が存在することすら知らず。
誰もが知っているようなこともほとんど知らず。
いやなこと、邪悪なこと、汚れたことは切り捨て、
私が心から望まない交際は一切絶って生きて来ました。

だからと言って、仙人のように生きて来たわけでもない。
要するに、狭い人生を生きてきました。
引退して第2の人生に入ると、さらに狭くなったようです。
そんな中で、ますます美しいものへ傾斜を深めています。

先頃肺炎を患った顛末は再三書きましたが、
なんのダメージもなくするりと疾病のクライシスから脱して、
さらに健康に自信を深め、
今、人生で一番健康で、一番敏捷で、一番頑健になった、
そんな感じをますます強め、
自分の人生にさらに集中する姿勢を強めつつあります。

どこに向かって集中するのか?
もちろん、美へ!

目下、キノプラズマート20㎜F1.5の写真を並べていますが、
これらの写真をご覧になったら、一目でお分かりでしょう。
眼を汚すようなもの、心に影を投げるようなもの、
どこかの首相や大統領の頬の弛んだ顔も含めて、一切うっちゃって、
私が見つめる美しいものはこんなものたちなのです。

私は、私の美しいものたちを人と共有したいとは思いません。
私が現に美しいと思うから、こうして撮影、ブログに掲載する、
だから、ブログは私の美体験日誌、
ただこれだけの意味しかないわけです。

「どこが美しい? ただの薄汚れた、ありふれたガラクタじゃない?」
そうお感じになるかたも多いことはよく分かっています。
それはつまり、あなたが私のブログと無縁だということだけ。
自分の体験を人に是認してもらいたい、共有してもらいたい、
なんて、これっぽっちも思っていません。

よく考えてみると、若いときからずっとこの調子で生きてきました。
誰にも知られることもなく、人から尊敬されることもない、
私はそれが一番だと信じてきました。
なぜって?
誰にも気兼ねなく生きることができるから。

キノプラズマート族って、そんな生き方をする私にはかなりふさわしい。
キノプラズマートというレンズはほとんど話題にならないし、
使ったことがある人もかなり少ない。
描写はかなり恣意的で、
どんなに使い込んでも、結果を予見することはできない。
だから、私はいつまでも写真を楽しめるのですから。




b0226423_17542287.jpg
b0226423_17535489.jpg
b0226423_17534980.jpg
b0226423_17534265.jpg
b0226423_17533696.jpg
b0226423_1753292.jpg
b0226423_17532225.jpg
b0226423_17531548.jpg
b0226423_1753910.jpg
b0226423_1753355.jpg
b0226423_17525654.jpg
b0226423_17524913.jpg
b0226423_17524362.jpg
b0226423_17523621.jpg
b0226423_17523115.jpg
b0226423_1752244.jpg
b0226423_17521869.jpg
b0226423_17521290.jpg
b0226423_175259.jpg
b0226423_17515821.jpg
b0226423_1751527.jpg
b0226423_17514568.jpg
b0226423_17513923.jpg
b0226423_17513185.jpg
b0226423_17512570.jpg
b0226423_17511928.jpg
b0226423_17511298.jpg
b0226423_1751625.jpg
b0226423_17505346.jpg
b0226423_17504681.jpg
b0226423_175038100.jpg
b0226423_17503019.jpg
b0226423_17502375.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-23 20:41 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1800 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 3


おー、おー、ついにこのブログの記事も1800の大台に載りました。
よい機会なので、種明かしを一つプレゼントしましょう。
(すでに何度も何度も書いてきたことですが)

ときどき、写真に対して、過度な期待を寄せられ、
また、写真家自身が過度な期待を持ってしまうことがあります。
すなわち、「写真作品は深い精神性をたたえていなければならない。」

私が自分の写真を絶対に「作品」と呼ばない理由がここにあります。
私の写真に精神性などかけらもないからです。
あるのは、ただの2次元の見かけだけ。
あるとしたら、「わあ、いいなあ!」という讃歎の気持ちだけ。

写真家のみなさん、胸に手を置いて、よーく考えてみましょうね。
「自分に深い精神性があるか?」
「うん、あるよ」と答えられる人は政治家にでもなりましょう。
絶対に写真家になろう、なんて思わないように。

私は、「精神性」などというような高邁な要素など自分には無縁、
そうはっきり知っています。
まああるとすれば、過剰な期待と過大な反応、それ位でしょう。
おかげで、路傍のどんな取るに足りない欠片にも即座に触発され、
大げさなくらいに上機嫌になれるわけです。
でも、写真の奥底を深く探ろうとしても、なにもない。
奥底そのものがない。
2次元の平面の模様だけ。

私の写真の師匠田島謹之助さんに深く慨嘆されたことがあります、

    「あんたの写真って、なにかあるぞっと思わせるけど、
    よくよく見たら、なんにもないなあ」

ここでは、どうやら、キノプラズマートというレンズが、
そんな幻影を生み出してくれているようです。
ありがとう、キノプラズマート!





b0226423_2331764.jpg
b0226423_23305731.jpg
b0226423_23305060.jpg
b0226423_23304357.jpg
b0226423_23303562.jpg
b0226423_23302755.jpg
b0226423_23302185.jpg
b0226423_23301311.jpg
b0226423_2330741.jpg
b0226423_2330128.jpg
b0226423_23295317.jpg
b0226423_23294724.jpg
b0226423_23294166.jpg
b0226423_23293555.jpg
b0226423_23292951.jpg
b0226423_23292498.jpg
b0226423_23291769.jpg
b0226423_23291153.jpg
b0226423_23295100.jpg
b0226423_23285770.jpg
b0226423_23285093.jpg
b0226423_23283969.jpg
b0226423_23283343.jpg
b0226423_23282611.jpg
b0226423_2328192.jpg
b0226423_23281319.jpg
b0226423_2328293.jpg
b0226423_23275774.jpg
b0226423_23275035.jpg
b0226423_23274439.jpg
b0226423_23273979.jpg
b0226423_2327329.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-22 23:59 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1799 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 2


長い間、私は一つ誤解をしていました。
私たち一般人が使うスチール写真用のレンズが最高、
漠然とですが、そう考えていました。
映画用レンズなど使ったことがなかったので、
当たり前と言えば、当たり前ですが。
でも、どうやら間違っていたようです。

遙か昔から、映画には莫大な資金が投資され、
成功すれば、その投資の見返りは大変なものでした。
そんな映画の成功不成功の決め手になるのは、
大抵の場合、映画としての出来不出来だったわけですが、
この出来不出来を左右したファクターの一つが、
画像、イメージの美しさ、迫力、リアリティでした。
そして、その決め手となったのは、カメラマンとレンズ、
この2つだったようです。

どうやらカメラマンはコンテに従って撮影するようです。
黒沢明、小津安二郎のような名監督は見事なコンテを作っています。
でも、そのコンテを最大限活かして映像にするのはカメラマンであり、
優れたレンズだったのです。

映画カメラマンは、ディレクター、監督、主演俳優たちを頂点とする、
集団製作のスタッフの一員として活動するので、
写真家たちのように、個人的名声を築くことはかなり難しいようです。
でも、名画には必ず名シーンがあり、その名シーンを活かしたのは、
カメラマンであり、名レンズでした。

だから、映画用レンズの製作には膨大な資金が投じられたようです。
アストロ・ベルリン、アンジェニュー、ツァイス、
キノプティック、ダルメーヤー、フーゴ マイヤー等々、
優れたレンズメーカーの多くの主力製品は映画用レンズだったようです。
キノプラズマートの「キノ」は「映画」を意味するようです。
語源はどうやらギリシャ語のkinein(動く)であり、
この言葉からkinema(キネマ)あるいはcinemaが生まれたようです。

ツァイスの偉大なレンズ制作者パウル・ルドルフ博士は、
ツァイス退職後フーゴ マイヤー社に移って、キノプラズマートを考案したのです。
36㎜映画用キノプラズマートはついに私の手の届かぬ高みに舞い上がり、
私が手に入れることができたのは、8㎜、16㎜用のキノプラズマート。
だから、名画とは無縁だったでしょうけど、
民生用のいわばプアマンズキノプラズマートたちを使うにつけて、
その魔術的な実在感にうっとりさせられるのです。
シネマ用の主力レンズを開発するための人的物的投資の成果は、
きっとこうした廉価版映画レンズにもしっかり反映している、
だから、こんなに深みのある画像をプレゼントしてくれるのだ、
そう考えたいですね。





b0226423_1922116.jpg
b0226423_1921431.jpg
b0226423_192758.jpg
b0226423_192176.jpg
b0226423_1915539.jpg
b0226423_1914925.jpg
b0226423_1914353.jpg
b0226423_1913728.jpg
b0226423_1913077.jpg
b0226423_1912455.jpg
b0226423_1911628.jpg
b0226423_1911068.jpg
b0226423_191587.jpg
b0226423_1905996.jpg
b0226423_1905386.jpg
b0226423_1904718.jpg
b0226423_1903944.jpg
b0226423_1903457.jpg
b0226423_1902765.jpg
b0226423_1902127.jpg
b0226423_1901322.jpg
b0226423_190772.jpg
b0226423_190083.jpg
b0226423_18595424.jpg
b0226423_18594779.jpg
b0226423_1859409.jpg
b0226423_18593437.jpg
b0226423_18592711.jpg
b0226423_18592013.jpg
b0226423_18591199.jpg
b0226423_1859457.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-21 20:55 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1798 記憶(2017年4月10日キノプラズマート20㎜F1.5奈良町にしっとりと)Part 1


ブログを始めた当初は、私でさえ、人が分かるような写真を選びたい、
そう思っていました。
写真やレンズを巡って意見交換したい気持ちがあったからです。

でも、早々にそうした期待は自分の写真には重荷過ぎる、
そう気づきました。
もともと人にアピールする気持ちなしに撮っているのに、
人になにかを感じて欲しいと期待するのは筋違い。

そう気づいたことで、私自身とブログと二つながらに、
一つの障害を乗り越えたのでした。
ブログ記事を作ることも、自分の人生を生きることなんだ、
そう悟ったのです。
それ以来、自分の心の赴くままにブログを作ってきました。

キノプラズマート20㎜F1.5
キノプラズマート一族の中でも一番目立たないレンズでしょう。
このレンズの存在価値、個性は何なのだ?
そう正面切って尋ねると、さて、なんでしょう、と当惑。
でも、こうして並べてみると、
一人ひっそりと路傍で自分の記憶を写真に収めている私には、
かなりふさわしいレンズなんじゃないか、という気がしています。
あえかに揺らぐ思い出の儚さ、そんな味わいでしょうか?






b0226423_22241423.jpg
b0226423_2224731.jpg
b0226423_2224184.jpg
b0226423_22235475.jpg
b0226423_22233613.jpg
b0226423_22232995.jpg
b0226423_22232349.jpg
b0226423_22231331.jpg
b0226423_22232100.jpg
b0226423_22224986.jpg
b0226423_22224186.jpg
b0226423_22223540.jpg
b0226423_22222954.jpg
b0226423_22222220.jpg
b0226423_22221613.jpg
b0226423_2222821.jpg
b0226423_22215922.jpg
b0226423_22215361.jpg
b0226423_22214787.jpg
b0226423_22214146.jpg
b0226423_2221347.jpg
b0226423_22212962.jpg
b0226423_22212310.jpg
b0226423_22211785.jpg
b0226423_2221124.jpg
b0226423_2221666.jpg
b0226423_2221092.jpg
b0226423_22205472.jpg
b0226423_22203196.jpg
b0226423_22202064.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-19 22:50 | Kinoplasmat20/1.5 | Comments(0)

1798 元町の春(2017年4月8日神戸元町とダルメイヤー25㎜F1.9、ともに歌った)


ピカソの生涯の作品数は軽く10万点を超えているのだそうです。
どうやら、インスピレーションによってアイデアが浮かび、
じっくりと構想を練って、やおら製作に取りかかったなんてことは、
なかった!

垂直に立てた透明アクリル板の向こうにピカソが座り、
バンバン描きまくっては消し、消しては別の絵を描きまくる、
そんなシーンが撮影されていました。
絵を描くことはまるで呼吸することだったのです。
我描く、故に我あり。
そんな画家だったのでしょう。

私は芸術家じゃなくて、ただの写真好きですが、
ピカソのように、撮りたいですね。

私の初期の写真の師匠は写真家田島謹之助ですが、
彼はよく言ったものでした、
「良いシーンに出会ったとき、カメラを向ける前に、
どんな写真になるか、どんな写真を撮りたいか、
分かってなきゃダメですよ」
私のように、「わっ、いい!」、そう思った瞬間に、
いきなりシャッターを落としてしまう、そんな人間は、
所詮、田島さんの不肖の弟子に終わる運命でした。

それからずっと私の撮り方は変りません。
でも、私が田島さんの勧めどおりの写真家になった、
なんて可能性はいくら考えてもありません。
ロボグラフィに出会った瞬間にシャッターを落とす、
その醍醐味こそ、私の写真の喜びなのですから。
その結果どんな写真が撮れるか?
そんなことはどうでもいいじゃない?

そんな私に神戸の町は楽しいですね。
奈良、大阪では出会えない、そんなシーンが一杯。
4月8日は神戸アブニールコンサートの日でした。
そんな日でもカメラを持参して、
リハーサルの前後に48枚撮りました。

ダルメイヤー25㎜F1.9付きオリンパスEP-L1。
ペッツヴァールだと言われている廉価版Cマウントレンズ。
でも、ロボグラフィ適性は抜群です。

私の友人の一人は言い切ります、
これ一本あればいい!
私はそこまで言い切る自信はありませんが、
なにかの災害で、このレンズ一本だけが残されても、
一生写真を楽しむ人生を送れるだろう、
そんな確信はあります。





b0226423_1754595.jpg
b0226423_17545167.jpg
b0226423_17544554.jpg
b0226423_17543863.jpg
b0226423_17542399.jpg
b0226423_17541676.jpg
b0226423_17541025.jpg
b0226423_1754398.jpg
b0226423_17535453.jpg
b0226423_17534717.jpg
b0226423_17534168.jpg
b0226423_17533382.jpg
b0226423_17532797.jpg
b0226423_17531883.jpg
b0226423_17531262.jpg
b0226423_175341.jpg
b0226423_1752588.jpg
b0226423_17525125.jpg
b0226423_17524411.jpg
b0226423_1752364.jpg
b0226423_17523040.jpg
b0226423_17522330.jpg
b0226423_17521748.jpg
b0226423_1752944.jpg
b0226423_1752356.jpg
b0226423_17515652.jpg
b0226423_17515035.jpg
b0226423_17514356.jpg
b0226423_17513724.jpg
b0226423_17512958.jpg
b0226423_17512275.jpg
b0226423_17511462.jpg
b0226423_1751556.jpg
b0226423_17505124.jpg
b0226423_17503688.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-16 17:56 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1797 町歩き(2017年4月24日ホロゴン15㎜F8Uの奈良町お忍び)3 楽しいこと


ネットサーフィンはできるだけしないようにしています。
真実性、正確性を保証されない資料集、なんて、
まったく頼りになりませんが、それを超えて、危険が一杯。
罠が至る所に仕掛けられた草原を歩くようなものですから。

「元気、長生きの秘訣はなんですか?」というようなフレーズ。
ちょっと心が動いて、次の頁。
「楽しいことばかりしよう!」というようなフレーズ。
大阪弁で言いますと、「あったりまえやないか!」ですね。

さらに、ニュースとなると、見ない方がいいですね。
腹が立つやつらの腹が立つ横暴専断ばかり。
この世界、お先真っ暗。
そこで、「元気、長生きの秘訣はなんですか?」には、
「新聞、テレビ、ネットニュースは見ない!」が模範解答。
でも、それじゃ生きていけない、ですって?
生きてるじゃないですか?
あなたがニュースを見ようが見まいが、
世界は動いていますよ、あなた抜きで、ね。
よしましょう、こんな記事じゃ、「楽しいこと」になりませんね。

暗い気持ちを吹っ飛ばしたかったら、写真を撮りましょう。
自分が一番撮りたい場所で、一番撮りたい写真を。
私の場合、極く単純ですね。
旅行なんか、まったく必要がない。
自分が居る場所、どこでも、そこが今一番撮りたい場所。

そして、ホロゴンが一番使いたいレンズ。
ホロゴン写真をざらっとご覧になって、いかがですか?
私はいつも思います、
自分の写真は昔と全然変わっていない。
レンズに撮ってもらっているんだから、
当たり前、か?
でも、少なくとも、これだけは言えます。
楽しいことばかりしていますね。
だから、私は長生きできそう。





b0226423_1822967.jpg
b0226423_182226.jpg
b0226423_1821516.jpg
b0226423_182686.jpg
b0226423_1811419.jpg
b0226423_181786.jpg
b0226423_181159.jpg
b0226423_1805414.jpg
b0226423_1804618.jpg
b0226423_1803946.jpg
b0226423_1803245.jpg
b0226423_1802593.jpg
b0226423_1801834.jpg
b0226423_1801219.jpg
b0226423_180468.jpg
b0226423_17595025.jpg
b0226423_17594274.jpg
b0226423_17593450.jpg
b0226423_17592798.jpg
b0226423_17591735.jpg
b0226423_1759921.jpg
b0226423_1759226.jpg
b0226423_17585370.jpg
b0226423_17584772.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-15 20:52 | Hologon15/8U | Comments(0)

1796 町歩き(2017年4月24日ホロゴン15㎜F8Uの奈良町お忍び)2 朴葵姫


生きていると、楽しいですねえ。
時々、ああ、この人にはかなわないなあ、
こんな人が居るなんて、人間って、凄いんだなあ、
そう思わせてくれる人に出会います。
ギタリストの朴葵姫(パク・キュヒ)さんもそんな一人ですね。
まず、2つ、聴いてみてください。

[HIT] 윤건의 더 콘서트 - 박규희(Park Gyu Hee) - 가짜 탱고.20150311
https://www.youtube.com/watch?v=2JHFn8dVwug

[온스테이지] 227. 박규희 - CHOROS NO1
https://www.youtube.com/watch?v=QRNq2wJ1RRQ&index=2&list=RD2JHFn8dVwug

私はギターも好きで、あれこれ聴いてきましたが、
ギター演奏のことなどまるで知りません。
他の楽器でも同様です。
私は音楽が好きななだけ。
楽器のこともその他音楽知識もほとんどありません。
専門的な知識を沢山蓄えておられる方がよく居られますが、
私はひたすらたった一つのフィルターだけで聴いてきました。
私の心を喜びと憧れで一杯にしてくれるかどうか?
これだけ。
昔から言われている「琴線を震わせる」って、それなのでしょう。
偉大、と言われている演奏家で、このフィルターにかからない人、
一杯います。
巧さではなさそうです。
言葉では説明できない、そんな心の働き。
強いて言えば、もって生まれた血のようなものかも知れません。
技術的にはもっと巧い人が一杯居るでしょう。
もっと難しい曲を難なく弾き切ってしまう人もいるでしょう。
でも、難曲であればあるほど、心に食い込んでくるでしょうか?
そんなことはありませんね。
結局、この音楽に出会って、私という一人の人間の心が震えた、
ただそれだけの極微、レアな現象に過ぎず、だからと言って、
この人が世界一流の音楽家であることを証明するわけでもない。
でも、そんなことはどうでもよいことですね。
私という一人の人間の心を震わせることができた、
ただそれだけで、この人は、私の音楽の殿堂の女神となる、
このことだけは間違いがない。
私の人生は、そんな「私の」芸術家たちとの出会いで彩られている、
だから、私は心を躍らせて生きることができる、
そう言っても過言ではないでしょう。
どうやら、大リーグの「野球の殿堂」のようなものが、
一人一人の心の中にも密かに聳えているのではないでしょうか?
音楽だけではありません、
あらゆる種類にアートの神たち、
私が出会った美しい心の人たち、生き物、光景、場所、もの、
そんな美しい現象のすべてが数限りなく収まっている、
「私の美の殿堂」
あなたにもちゃんとありますね。
そんな自分の美のコレクターになりましょうね。
この文章をお読みになった方がおられたら、思わずつぶやくでしょうね。
「おいおい、おいおい、どうかしちゃったの?
これが「レンズ千夜一夜」の記事かい?
レンズのことなんか、一言も出て来ないじゃないか?」
ご心配なく。
写真をご覧下さい。
ホロゴンに説明は要りませんから。
(真相は、2つの記事、どっちも区別なんか忘れてしまいました。
どうせ、私の心の日記なのです。
どちらに何を書こうと、私の今を記録する意味しかないのですから)




b0226423_23111622.jpg
b0226423_2311924.jpg
b0226423_2311456.jpg
b0226423_23105659.jpg
b0226423_23105022.jpg
b0226423_23104244.jpg
b0226423_23103598.jpg
b0226423_23102877.jpg
b0226423_23102051.jpg
b0226423_2310143.jpg
b0226423_2310620.jpg
b0226423_231009.jpg
b0226423_2395396.jpg
b0226423_2394615.jpg
b0226423_2393998.jpg
b0226423_2393287.jpg
b0226423_2392634.jpg
b0226423_2391923.jpg
b0226423_2391229.jpg
b0226423_239044.jpg
b0226423_2384059.jpg
b0226423_2383215.jpg
b0226423_2382611.jpg
b0226423_2381966.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-14 23:12 | Hologon15/8U | Comments(0)

1795 診療所で(2017年4月24日ホロゴン15㎜F8Uの奈良町お忍び)1


2017年4月24日月曜日はちょっとした祝祭日でした。
診療所の医師から無罪放免を言い渡された日なのです、
「肺炎は一応治りました。
これ以上治療は不要です。
1ヶ月後にもう一度レントゲンを撮って、
肺の炎症が完治したかどうか確認しましょう」

5月6日までの2週間は遠出を慎み、安静療養するように、
厳しく言い渡されました。
でも、ちょっと用があって、奈良町に出かけたのです。
これは担当医の先生には内緒にお願いします。

ちゃんとバッグにはカメラを忍ばせていました。

   ソニーα7
   ホロゴン15㎜F8U

完治のお祝いはベストフレンドと祝いたい、という気持ち。
診療所ですでにお祝いを始めていました。
レントゲンを撮ってから、診察を待つ間、
ホロゴンで待合室を撮りまくりったののです。
ホロゴンマクロ、という新しい楽しみ方にかなり夢中。
まあ、変わった患者さんに見えるでしょうね。

ホロゴン15㎜F8U(ホロゴンウルトラワイド)で、
マクロを楽しんでいる人間は世界中に数える位でしょう。
ソニーα7とフォクトレンダーのMマウントアダプタのお陰。
ホロゴンも私も喜んでいます。

ホロゴンの気持ちがどうして分かるの?
という質問者には、こうお答えしましょう。
ホロゴンと私とは一心同体なので、
(大阪弁で)
わからいでかあ!




b0226423_119920.jpg
b0226423_119236.jpg
b0226423_1185573.jpg
b0226423_118487.jpg
b0226423_1184277.jpg
b0226423_1183513.jpg
b0226423_1182784.jpg
b0226423_118217.jpg
b0226423_1175630.jpg
b0226423_1174971.jpg
b0226423_1174351.jpg
b0226423_1173622.jpg
b0226423_1172928.jpg
b0226423_1172238.jpg
b0226423_1171562.jpg
b0226423_117918.jpg
b0226423_117234.jpg
b0226423_1164626.jpg
b0226423_1163999.jpg
b0226423_1163332.jpg
b0226423_1162354.jpg
b0226423_11616100.jpg
b0226423_116657.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-14 15:00 | Hologon15/8U | Comments(0)

1794 新人登場!(2017年5月12日iPhone写真家が見つかった!)Part 才能


アートのどんな分野でも同じようです。
「努力は才能をカバーできますか?」
その道の奥義を極めた人の答えはいつも一つのようです。
「できません。才能が絶対条件です」
悲しいことですね。
写真は一概にアートとして括ることはできませんが、
アートとしての写真を志す限り、
あなたに才能がなければ、成功は無理ですね。
だから、私は最初から記録、日誌としての写真を目指しました。
そして、幾人かの写真的才能の持ち主に出会って、
なおさらにアートとしての写真への道は閉ざされました。

でも、不思議ですね。
獲得形質は遺伝されないとされています。
遺伝子は生命体を構成するタンパク質を生成するための情報に過ぎない。
そんなタンパク質をどこにどう配列したら、
アートの才能となって発現するのでしょうか?
でも、遺伝されたなにかが音楽家の才能となって発現しているらしい。
たとえば、バッハ家には幾人もの正真正銘の音楽家たちが輩出しました。
伝統だけでは説明ができないなにかが伝わっているらしい。

ただし、ある人がそんな芸術的才能を持ち合わせていても、
必ずその才能がなんらかの芸術となって結実するわけではありません。
一部の人を除いて、あるジャンルに足を踏み入れるきっかけは偶然。
昨日出会ったiPhone写真作家も、まったくそれと気づかずに、
前半生を過ごして来られました。
ところが、ある日、近江八幡を歩いたとき、
携帯で撮ってみたいという気持ちを起こされたわけです。
日常生活や観光で写真を撮るということはやってこられたでしょう。
でも、腰を入れて、いわば風景写真を撮ったのははじめて。
そして、ノートリミング、ノーメイキングですが、
プリントして、人に見せてみようと思ったのもおそらく初めて。

ところが、その結果はまさに驚動天地でした。
ほんの何気なしに、これはいいなと思った光景を前にして、
無造作にiPhoneを使って写真をお撮りになったのでしょう。
それなのに、すべて完璧な構図。
まさにアーチストの作品。
誌面の関係で、5枚だけちょっと吟味してみましょう。
なにげなくシャッターを落として、
これだけの写真が撮れる、そんな写真家は稀では?



① 
b0226423_182018100.jpg


左下から右上隅の天空まで上っていく対角線と、
左上の大樹の枝から右下の船まで下降する対角線の交錯。
文句なしの構図ですね。


② 
b0226423_18214356.jpg


左上の対岸から、川面の大樹の逆さの影へ、
そして、右隅の此岸へと、まるで音楽のように歌っています。


③ 
b0226423_18221092.jpg


湾曲する川を五線譜にして、左下の岸辺、
大樹、対岸、そして右上の空と、上昇のメロディ。
配置もバランスも完璧ではありませんか?


④ 
b0226423_18222994.jpg


川に打ち込まれた柵、その横棒と3本の杭、
その影と川面の空の映りが奏でる音楽が聞こえてきます。
原作は両方の杭の両側にもう少し余裕があります。
柵の影の位置、形、つながり方が絶妙。


⑤ 
b0226423_1827696.jpg


風景写真では、電柱は、たいていの場合、邪魔ですね。
でも、この写真では、電柱が道と一体となって、
逆に、この開拓地をつなげる農道の姿を歌にしたようです。
右の大きな電柱とその電線の作り出すシルエットの形全体が、
黄金分割の原則に沿って、軽やかに舞う、絶妙の選択。
by Sha-Sindbad | 2017-05-13 18:24 | iPhone | Comments(0)

1793 新人登場!(2017年5月12日iPhone写真家が見つかった!)Part 1 驚愕


昨日朝、私から3mほどしか離れていない、まさに目の前で、
車と車の衝突事故がありました。
交差点の10mほども前で右折行動を開始した乗用車が、
正しく直進する小型車の前に反対車線からいきなり飛び出して、
小型車の左ノーズ付近を粉砕して、
横断歩道の私の直前を走り抜けたのです。

私はちょっと下を向いた隙だったので、直接目撃せず仕舞い。
歩道端に立って、顔を上げた私の数十センチ先を右折車が走り抜けました。
小型車がその場で停止したので、事故の状況は容易に理解できました。
このことはまた別ブログ「わが友ホロゴン」で書きますが、
とにかく、これまで経験したことがないほどの大きく鋭い破壊音でした。
ところが、まったく私は動じませんでした。
なぜか分かりません。
あまりに音が大きすぎたので、驚きを通り越したのか知れませんが、
直後の状況を冷静に観察して、事故の状況をたちどころに把握できたので、
端的に驚きもしなかったようです。

でも、お天道様はちゃんとバランスをとってくださるようです。
午後、近頃体験したことがない驚愕に襲われる体験をしたのです。

友人4人で朝から枚方の農村部で撮影をした後、奈良県生駒市に戻り、
2人の女性と待ち合わせして、6人で歓談したのです。
そのお一人は、写真趣味などまるでない方でしたが、
バッグから葉書サイズの写真を取りだして、
「携帯で撮って、パソコンに読み込んで、ただ印刷したのですが...」

その9枚の写真を拝見して、文字通り、魂消てしまいました。
なぜ魂消たかは書きません。
まあ、しっかりご覧になってください。
私の感想は次回に書かせていただきます。




b0226423_1535038.jpg

by Sha-Sindbad | 2017-05-13 16:55 | iPhone | Comments(0)