レンズ千夜一夜

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900 自写像集(ホロゴン15mmF8m持ったら超接近戦に生き甲斐を感じよう)



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とうとう900回までこぎ着けました。
節目はすべてホロゴン15mmF8で、と決めています。

    私にとっては、奇跡のレンズなのですから。

私の本当の写真ライフはホロゴンとともに始まった、
そう書きたい位です。

    それ以前も実は劣らず写真にすべてを賭けてきたのですが、
    ホロゴンが来てから、写真に対するスタンスが変わりました。
    いわば心身ともに変わったという感じ。

    身体的には、人との距離がぐっと縮まったこと。
    30から60㎝で撮るときが一番新鮮な気持ちをくれます。
    精神的には、写真との距離がぐっと縮まったこと。
    撮る写真のほとんどに、私の気持を感じることができて、
    すべての写真を大切にしたいという気持に変わりました。

今回は、ライカMマウントのホロゴン15mmF8。

    ホロゴンウルトラワイドと撮り方は変わりませんが、
    ライツCLに付けることで、ぐっと小型化しました。
    
    気合いを入れるときはホロゴンウルトラワイド、
    気楽な撮影行のときはホロゴンライカワイド、
    こう使い分けています。

今回はその気楽な方、大阪梅田北新地での写真です。

順光好みの人間が接近戦を挑むのですから、
自分の影が写り込んでいます。
私は人に写真を撮ってもらうことを好みません。

    でも、影だけは別。
    1枚目は30から40㎝の距離、
    3枚目は約50㎝の距離。
    相手が私を追い抜いた瞬間。
    1枚目は腰だめ、3枚目は顔の高さまで上げて、
    どちらもノーファインダーです。
    どちらカメラもシャッター音がとても控えめなので、
    一度も気づかれたことはありません。
    気づいた人も居たかも知れませんが、
    まさか自分を撮ったとは思わないのでしょう、
    一度も振り向かれたことはありません。

念のため振り向いてみても、
私の視線はあさってを向いているので、
自分が撮られたんじゃない、そうお考えになるでしょう。

一つ言えることがあります。

    後ろ姿が見栄えのない人は撮りません。
    だから、撮られたら、喜んでいただきたいものです。
by Sha-sindbad | 2013-12-30 23:04 | Comments(2)

899 御用納め2(スイター25mmF1.4RXは御用納めにふさわしい留めレンズかな?)



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ある方が「正月にはシクラメン」とお書きになっていました。

    私は花に対するそんな繊細な感覚が零。
    生涯、もちろん花を見ることは愛してきましたが、
    一度として、花についてくわしく知ろうとしたことがありません。
    花の名前も季節もほとんど知らない人間になりました。

どうも脳の容量が少ないので、
すべてのことに配分するだけの余裕がないのでしょう。

    そう考えると、配分していない分野が無数にあることに気づき、
    むしろ配分の問題でなく、脳の容量はたっぷり残っているのに、
    有効に利用していないだけなのかも知れません。
    ロボグラフィはそんな空き容量を満たす作業かも?

昨日の御用納めのお昼に撮った写真の残りを並べました。
ちょっぴり正月に近づいた、
そんな華やいだ気分も少し感じさせてくれます。

    スイター25mmF1.4RX、使えば使うほど、気に入りました。
    58枚を一覧で見ると、ぱっと花が咲いたように華麗。
    地味なレンズたちが多い私のレンズ庫に、
    一味違った華やいだ雰囲気を持ち込んでくれる、
    そんなレンズのようです。
by Sha-sindbad | 2013-12-29 15:21 | Switar25/1.4RX | Comments(0)

898 御用納め1(スイター25mmF1.4RXは使うと、御用納めなのに、御用だ!)



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昨日27日は御用納めでした。
こんな日には心を引き締めて行きたいものです。
じめじめと小雨が降り続ける寒い日です。
写真撮影に雨は絶好なので、
まずは喜ばしい日なのかも知れません。

カメラは依然として、オリンパスEP-L1。
レンズはケルンで今年一年を締めることとします。
宮崎貞安さんにマイクロフォーサーズで使えるようにしていただいた、

    スイター25mmF1.4RX


晴れの日もそうですが、
雨の日となるとなおさら奮い立って、
水も滴るような生彩あふれる画像をプレゼントしてくれる名レンズです。
とても安定しています。

    写真家であれば、こんなセットは使わないでしょうけど、
    使い手が腰を据えて撮れば、
    かなり力強い写真作品を作れるのではないでしょうか?

オールラウンドな標準レンズとして、
    銀塩のズミクロンやプラナーに匹敵できるレンズ、
    私はそう信じています。

私の場合、マクロは液晶ライブビューでピントを合わせ、
1.5mよりも離れる場合は、
ヘリコイドリングの黄色(1.5m)、赤色(3m)のマークに合わせて、
ノーファインダーで撮ります。
開放1.4でも、その前後の画像の崩れが少ないので、楽々撮れます。
その程度の撮影は支障なく撮れるほどの技術は身につけましたので、
それで満足しています。

    昨日撮った58枚から32枚選択し、
    今回は「御用納め1」として、16枚ごらん頂きました。

今年は御用納めが1日早まり、御用初めの日が2日遅れ、
全国的にゆったりと過ごせる正月休みをとれる方が
多いのではないでしょうか?

    私も、4日に仲間と写真初めを楽しむ予定があるほかは、
    山科閑居の段ということで、大掃除はそこそこに、
家族が集まっての団らんのほかは、静かに過ごすつもりにしています。
by Sha-sindbad | 2013-12-28 21:10 | Switar25/1.4RX | Comments(0)

897 マドンナのイメージ(マクロスイター26mmF1.1が翼を拡げたのは夜だった)



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12月25日水曜日持ち出したのは、

    オリンパスEP-L1
    マクロスイター26mmf1.1

私がどうしてアンジェニューやケルンの超大口径レンズを入手できたか?
まことに不思議ですが、

    一つ言えることは、私が欲しかったから。

欲しいと思ったら、なんでも手に入れられると思ったら、大間違いですね。
むしろ、いくら欲しいと思っても手に入れられないものばかり、
それが人生ですね。

    しかし、オールドレンズというものは違います。
    マドンナだったら、この世に二人といないのですから、
    そして、ライバルもたくさんいるのですから、
    ほとんどの場合、手に入らない。
    私は手に入れましたが、これはこの世の奇跡というものです。
    その点、オールドレンズなら、違います。
    この世に何百、何千とあるものたちなのですし、
    デジタルカメラで、奇跡的な高画質を楽々と実現できる時代に、
    好き好んでボケレンズを手に入れたがる酔狂人は、
    世界中で見てもさほど多くはありません。

    だから、マクロスイター26mmF1.1のような夢レンズが
    我が家にお輿入れなさるという事態になるわけです。

超格安だったのは、絞りレバー2本がもぎ取られているからです。

    このレバー機構はすべてがマニュアル操作の時代の優れものです。
    1本のレバーで目的の絞りに設定し、
    もう1本のレバーを動かすことで、
    開放から設定絞りに瞬時に絞ることができます。
    
このレバーがないので、絞りを動かすにはコツがいります。
でも、慣れれば、ちゃんと操作できます。
相場で考えますと、およそ3から5万円低い価格で落札できました。

このお金を出しても、完品を手に入れたい、
こう考える方の多くは、クラシックレンズコレクタですね。

    理由は、高く売れるから。

このお金を節約できたと喜んでいる私は、コレクタではありません。

    自分で使うことだけ考えて、売ることなど考えていないから。
    このレンズも共白髪ですよ。
    そんなレンズばっかりなのですが.....

17枚並べてみました。
さすがに夜でも撮れます。

    うすら寒い真冬なのに、なんだかあたたかい画像たち。
    フレアがなかなか美しいですね。
    キリスト教会前の馬小屋には、幼子が誕生していました。
    そして、聖母の表情も心なしか平安に満ちていました。
    どの写真もはんなりとほほえみを浮かべる乙女のイメージ。

このレンズ、やっぱりいいんじゃないでしょうか?
by Sha-sindbad | 2013-12-27 19:58 | MacroSwitar26/1.1 | Comments(2)

896 光りさえあれば(ダルマック50mmF3.5は地味だけど、キリリと光るものがあり)



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久しぶりの出勤です。
オリンパスEP-L1に付けたのはダルメイヤーのオールドレンズ。

    ダルマック2インチF3.5

100㎜の中望遠という感じですが、
標準から広角路線の私には、珍しい画角となります。

今日はクリスマスです。
街はクリスマス一色と言いたいところですが、
なにしろ田舎町です。

    師走とはいえ、時間は静かに流れていく、
    こう言いたいところですが、
    私の仕事の方は戦争状態。
    昼食時はしばしの休戦を楽しむ兵士の気持ちで撮りました。
    夜は忘年会です。
    会場のホテルまで撮影しながらそぞろ歩きを楽しみました。

ダルマック、開放値は暗いレンズですが、

    光りのあるシーンばかりを選びますので、なんとか撮れます。
    ノンコーティングなので、
    おそらく第二次世界大戦前のものと思われますが、
    とにかくくっきりとよく写ります。
    さすがダルメイヤー、スーパーシックスにつなが奈良町る描写力、
    そう言いたいところです。
by Sha-sindbad | 2013-12-26 17:49 | Dalmac50/3.5 | Comments(2)

895 京風景(スピードパンクロ40mmf2だって、ソニーα7と相性よし!)



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21日土曜日、東寺の仕舞い弘法を撮影した後、
午後は淸水坂から高台寺、八坂神社に至る道を撮影しました。

レンズは、スピードパンクロ40mmf2にスイッチ。

    古いノンコーティングレンズですが、
    誰かが誰かに研磨、コーティングを注文したようです。

    余計なことを!
    まるで高齢になったスターが整形で美しさを取り戻そうとする、
    それに似て、とても不自然で、とても不健全。

年齢のままに自然に振る舞える人に、
ある種の威厳を感じることがありませんか?

    レンズもまた老います。
    その老いの姿がまた美しい。
    その点では、人間と変わりがない。
    私はそう信じます。

ソニーα7に付けてみて、嬉しくなりました。

    このカメラのパラメータを最低に設定したおかげで、
    かなり地味なたたずまいを取り戻してくれました。
    どうやらライカM9よりも、設定変更は効き目がありそうです。
    雨だったことも幸いしているかも知れません。

でも、やっぱりちょっと「よそ行き」の顔をしている、
まだそんな感じがしますね。
このコーティングを剥ぎ取ることはできないのでしょうかねえ?

    これは冗談。
    整形美人を無理に元にもどそうとするようなもので、
    無理に無理を重ねても、ろくな結果になりませんね。
by Sha-sindbad | 2013-12-24 22:55 | SpeedPanchro40/2 | Comments(9)

894 弘法市の子供たち(スーパーワイドヘリアー15mmf4.5がソニーα7で生き返り)



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ライカM9の弱点は超広角レンズですね。

    ホロゴンはもちろん装着すること自体できませんが、
    それ以外の超広角も装着することはできても、露出はマニュアル。
    つまり、脳内露出計か、
    それをお持ちでない方は、ゴッセンのような露出計が必要になります。

ソニーα7は超広角レンズたちに活路を与えてくれたようです。

    まだ、スーパーアンギュロン21mmF3.5しか試していませんが、
    普通にAE露出で撮れるようです。

21日土曜日は京都東寺の弘法市。

    12月は仕舞弘法の名で知られて、
    正月の用意をこの市で調えようとする人たちでにぎわいます。
    境内一杯にのみの市が並び、その狭い通路をびっしりと群衆が行き交います。

当然接近戦になります。

    超広角レンズの出番だ!
    よし、ホロゴン、
    いや、よそう。スリも出店しているだろうから。
    でも、やっぱり15mmがいい、
    そうだ、スーパーワイドヘリア15mmF4.5だ。

ソニーα7に付けてみました。

    露出はF8、距離1mの固定焦点にして、
    被写界深度を利用して撮りました。
    ぶつかる寸前でシャッターを切る、これが15mmの作法。

    なにがどう写るか、なんて、構ってられるか!
    ただ撮って、撮って、撮りまくれ!

弘法市の子供たちを並べてみました。
1時間15分で386枚撮ったのに、たったこれだけ!

    子供はとても少ない!
    若い女性も少ない!
    その結果、至極当然のことですが、出会えた美女はたった一人。
    それなのに、ソニーα7の電池交換中だった!

デジカメには電池交換中だけ作動する非常用予備電源を内蔵すべきです。

    ほんの10枚分程度のミニマムでよいのです。
    誰か、カメラ会社の人、読んでくれないかな?
    無理。
    カメラ会社でない人も読まないのに!
    でも、とくにプロなら涙を流して喜ぶのではないでしょうか?

ノーファインダーで撮るヘリアは、腰付近の高さです。

    ちょうど子供たちの目線の高さ。
    ノーファインダーは子供スナップ撮影法でもあるようです。

それにしても、子どもたちの容貌、
昔の芋風味のゴン太とは変わって来た感じがしませんか?

    とくに出っ歯がもうほとんど見かけなくなりましたね。
    椅子生活が容貌や姿勢までも変えていくのでしょうか?
by Sha-sindbad | 2013-12-23 21:07 | S.WideHeliar15 | Comments(2)

893 ある冬の日(ヘクトール28㎜6.3が冬と老いに向かいあったとき)



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私が西九条の片隅のこのチェアを見守るようになって数年、
このチェアたちはここにあります。

    私にとって嬉しいことは、
    どなたもこのチェアたちに一指も触れようとしないこと。
    チェアも周辺の草たち、家もともに老いていくようです。
    このまま朽ち果てるまで、ここに居て欲しい。

運が良ければ、私とこのチェアたちは共白髪の仲になりそうです。

今回は、寒い冬の日に、
ライカの最古の28㎜レンズと一緒に訪れました。

    ヘクトール28㎜6.3

チェアたちよりもはるかに高齢のレンズだけに、
チェアたちをクラシカルな空気感に包んでくれたようです。
by Sha-sindbad | 2013-12-22 16:02 | Hektor28/6.3 | Comments(2)

892 厳寒の日2(アンジェニュー25mmF0.95なら夜でも怖くない)



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目的地に向かいながら、
アンジェニュー25mmF0.95でロボグラフィを楽しんでいますと、
突然30前後の男が声をかけてきました。

    「今、私の家を撮りましたね。
    あなたにそんな権利はないので、抹消してください」

    「私は公道の上でストリートの景観を撮っているんだから、
    あなたにそんなことを言う権利がありませんよ」

    「あります。住宅には肖像権があります」

そんなのないって。
どこに顔があるの?

    「私はあなたの権利をなにも侵害していませんよ」
    「じゃ、警察を呼びますから、待ってください」

私もいい加減あほらしくなって、

    「それじゃ、あなたの家の写真を消しますから、言ってください」

オリンパスEP-L1の液晶で写真を見せ始めました。
10枚ばかり繰っていくと、家の光景など一枚もなし。
あるのは、路傍のペンキ跡だの、マンホールだの.........

    男性、がらりと表情を改め、にこにこしながら、
    「あっ、すいません。
    表現だったのですね。
    この前グーグルアースが撮りに来たので、ぴりぴりしていました。
    もうしわけありませんでした」

私、クレームにはまったく動じなかったのに、
この「表現」という言葉にたじろぎました、

    「表現って、そんなものじゃありませんよ」

男性、さらに相好を崩しながら、

    「いえいえ、わかります。
    ぼくも表現しているから」

こういうのを「独り合点」と言いますね。
この方、一体なにを表現しておられるのでしょう?

お気づきの方もおいでと思いますが、

    私は「表現」「作品」この2つの言葉を絶対に使いません。
    なにも表現しようとしていませんし、
    なにも作り出したとは考えていないからです。

私が写真撮影にクレームを付けられたのは、
記憶する限り、4、5回。
その都度、ぶっとばしてきました。
文句を付けられる筋合いはないからです。

でも、もっと簡単な方法を知りました。

    これからはこうすることにしましょう。
    「いやあ、そうですか?
    もうしわけなかったですねえ。
    ご覧下さい。
    おっしゃっていただければ、消去しますよ」

    液晶モニターに出現する写真を見たら、たいていの方、
    なんじゃ、これは?」

デジカメの効用が一つ見つかったようですね。

    クレーマー撃退が銀塩よりずっと簡単。
by Sha-Sindbad | 2013-12-22 00:00 | Anjenieux25/0.95 | Comments(4)

892 厳寒の日1(アンジェニュー25mmF0.95ならどんなシャドウでも怖くない)

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今日持ち出したのは、オリンパスEP-L1。
そして、アンジェニュー25mmF0.95

    私が持つもっとも明るいレンズです。
    16mm映画用レンズですが、
    これだけの明るさがあれば無敵だったでしょう。

今日はおそらく今冬1番の冷え込み、
まさにしばれるような空気。

    アンジェニューは「抜けば玉散る氷の刃」風の
    怜悧そのもののレンズ、
    こんな日にふさわしいのかも知れません。

とにかく開放に固執して、撮り続けました。
開放はなにしろカミソリのような薄さの合焦面ですから、
とても撮りにくい。

    この一本を撮り続けて、いつか結果が出せる、
    そんな難しいレンズの一つではないでしょうか?
    これからますます使いたくなるレンズです。

怜悧であるだけに、できるだけ穏和柔軟な画像になるように、
気を付けながら撮りたいものです。

    人間でもレンズでも、自分から凄さを誇示するようなタイプは、
    薄っぺらく見えるものです。

先日来、YouTubeで辻井伸行君のビデオを楽しんでいますが、
彼の良さは、まさに強烈なるテクニックを包む優しさではないでしょうか?

    クライバーン・コンクールの決勝風景のビデオがあります。
    コンペティターたちは、中国人も多くいましたが、
    みなさん、我こそは最高という自負が振る舞いすべてに漲っています。
    超高難度の協奏曲をがんがんと弾きまくって、
    ラストはもう興奮の絶頂と言わんばかりの華々しく、
    騒々しい大げさなジェスチャー。
    気持は分かりますが、パフォーマンスが大げさすぎです。

    一方、辻井君はただ立ち上がって、コクンと頭を下げる。
    まるで動と静の対照の両極端。

でも、どうやら審査員は、
華麗なパフォーマンスにはちらとも動かされなかったようです。

    それが本物の音楽家ですね。
    「音楽は心」ということなのでしょうか?

アンジェニューも辻井伸行君のような気持ちで使いたいものです。
by Sha-sindbad | 2013-12-20 22:07 | Anjenieux25/0.95 | Comments(2)