レンズ千夜一夜

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846 バスケゴール(ホロゴンウルトラワイドは冬空に向かって吠え)



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今日は自宅謹慎の1日。
あれこれ忙しくて、ブログは若干低調でした。

本ブログに掲載する写真は?
近ごろの写真にしようか?

    やっぱりホロゴンウルトラワイドを見せたい!

2年前の12月草津で撮った写真を1枚選びました。
たしか、アメリカ教会音楽のグループのコンサートの日でした。

    コンサート開催前、私は一人で草津宿を歩きました。
        天気晴朗なれど、雲高し。
    近ごろのコンサートがどんなに大音響か知らなかった私は、
    まさに脳天気に、
    蒼天に飛ぶがごときバスケットゴールを見上げていたわけです。

コンサート途中で私は退出させていただきました。
というより、はじき出されてしまいました。

    演奏は見事だったのですが、
    音響が私の生理的限界を軽く超えていたからです。

そのときの私のスナップが2枚目。



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by Sha-sindbad | 2013-10-31 21:46 | Hologon15/8 | Comments(2)

845 秋のハイヌーン(キノプラズマート25mmf1.5bはビーム発生器かもしれない)



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今日は風邪が治りきっていないのですが、出勤。
午前中千客万来てんてこまいで、
ようやくお昼、レストランに転がり込みました。

そんな状況でも、
というより、そんな状況だからこそ、
カメラは手放せません。

    ソニーNex-5a
    キノプラズマート25mmf1.5b

レストランに向かいながら、16枚撮りました。
とにかく10年近く通いなれた道です。
毎日写真を撮りはじめて2年になるのですから、
写欲も対象も枯渇して当然と理論的には思うのですが、
そうはなりません。

    ときにはドキドキしながら撮ります。
    どうしてここでこんなものが燃えているの?

人間の視覚というものは、
脳と緊密なコンビを組んで働くものだそうです。
けっして客観的なものではない。

    私の場合、最上のロボグラフィの場合、
    ビームが走り、路傍のものを照射します。
    もちろん気分的なビームなのですが、
    驚きと歓びに心躍らせながら、
    そのものにまっしぐらに集中する感じはまさにビーム。
    そんなとき、
    私の目はビームに浮かび上がるそのものしかとらえていません。

人それぞれにそんなものが見るときにビームが出現するか分かりません。

    ある人は美女に出会ったときだけビームが発生。
    別の人は路上にお金を見つけたときだけビームが発生。
    中には、なにを見ても心が躍らない人だっているでしょう。
    こういう人はもちろん写真家になれませんね。

風景写真家となると、フォトジェニックな空気感の中に
浮かび上がる美景だけがオブジェクトになりますから、
それ以外のもの、もちろんロボグラフィも、まったく目に入りません。

    写真を撮る撮らないはさておいて、
    行き交う人たちはそれぞれに自分の視覚的シーンを見ていて、
    一人として同じものを見ていないのです。

私は、今日、奈良町の小さな通りでこんなものを見ました。
私の目はどうかしているのかも知れません。
でも、私の目には当たり前。

    キノプラズマートはいつもどこかに洗練の気配を残していますね。
by Sha-sindbad | 2013-10-30 22:12 | KinoPlasmat15mmf1.5 | Comments(2)

844 大和西大寺界隈(トリプルアナスティグマート25mmf2.9は武骨な仕事人)



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第一次世界大戦における英国軍は、
19世紀の軍制の名残りのようなものだったそうです。

    徴兵制がなく、わずか2万の常備軍以外すべて志願制。
    貴族が自領の若者たちの志願者で連隊、大隊を構成したのです。

そんなにわか作りの軍隊が、そんなにわか指揮官の下で、
優秀な将軍、指揮官に率いられたドイツ軍に対抗して、
一歩も退かずに戦えたのは、
常備軍で鍛えられた下士官が極めて優秀だったから、
そう読んだことがあります。

    ダルメイヤー軍のトリプルアナスティグマート族って、
    そんなイギリス軍の下士官のような存在と言えそうです。
    貴族のお屋敷を管理する執事と似た仕事ぶり。

アナスティグマート25mmf2.7も含めて、

    とても質実剛健で武骨な画像ですが、
    その地味な描写には、
    なにか心を落ち着かせてくれる余裕を感じさせてくれます。

        「ここを撮りたい?
        いいでしょう。
        私に任せておいてください」
by Sha-sindbad | 2013-10-29 18:17 | Tri.Anasti25/2.9 | Comments(4)

843 ユニバーサルシティ駅界隈(トリプルアナスティグマート25mmf2.9は2B鉛筆か?)



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ダルメイヤーの廉価版レンズ、

    トリプルアナスティグマート25mmf2.9

黒ずくめのスリムなダンサーのようなスタイル。

    形だけではありません、機能までスリム。
    ヘリコイドリングがまずありません。
    ついでに、誰かさん、絞りまで撮ってしまいました。

閉鎖系の雰囲気とは裏腹に、
実に開放的なレンズというわけです。

写りはまさにダルメイヤー。

    現代レンズとは対極的な性格。
    解像力は今一ですが、
    2Bでクロッキーしたような描写で、
    見る者をぐいっと引き寄せます。

それにしても、なんだ、これは?

    なにがユニバーサルシティだ?
    若者たちの遊びの街なのに、
    選りに選って、
    裏方ばっかり撮って!
by Sha-sindbad | 2013-10-28 19:57 | Tri.Anasti25/2.9 | Comments(6)

842 博多料理店(ホロゴン15mmF8Mは充満の哲学で)



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写真は整理だとよく言われます。
その通りですね。

でも、整理しすぎると、気持が悪い。

    まったく家具のない、ガランとした部屋に住めますか?

小さな画廊で小さな額装の絵を観たことがあります。

    20㎝ほどの正方形の白地に、
    ただ鉛筆で四角形が手書きされているだけ。
    ざっと書いた感じで、ただのいたずら書きを出ない、
    そんな風にしか感じられませんでした。
    お値段は15万円でした。
    どうぞ、ご勝手に、というところ。

写真もあまりに構図が見事すぎて、
邪魔な物が何一つ見あたらないと、
かえって寂しい感じがしてしまいます。

ライカウルトラワイド
(ホロゴン15mmF8M付きライツCL)で、
今回の写真を鶴橋で撮りました。

邪魔と言えば、全部邪魔なものが充満しています。
私の美学(と言うと、大げさですが)は、整理無視。

    整理もなにも頭から追い払ってしまって、
    とにかく正面衝突寸前まで肉迫すること。

ここでは、右の自転車とレンズの距離はせいぜい30㎝。
画面一杯にものたちが充満します。

    これでいいのです。
    ぜーんぶ、私のものだ!
    一口で言いますと、
    「貧乏人の子だくさん」写真。
by Sha-sindbad | 2013-10-27 17:56 | Hologon15/8 | Comments(2)

841 美女(キノプラズマート25mmf1.5はやっぱりone of the bestだな)



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今日、土曜日は本来なら撮影日。
でも、今年4度目の風邪、
それに、午前中、孫と一緒に留守番をする予定が入り、
涙を呑んで、カメラは在宅勤務。
私一人、厳重にマスクをして出かけました。
孫に風邪を移すわけには参りませんからね。
私はマスクが大嫌い。
ときどき窒息しそうになります。

    孫と2人で遊んでいるとき、突然激しくくしゃみ。
    気配を感じて、大急ぎで孫の側を離れましたが、2度も。
    その度に、2枚の孫は気持ちよさそうにケラケラと笑い転げます。
    以前は、ちょっと遠慮したほほえみとともに、くすっと笑うだけ。
    それが今ではあけすけに笑い飛ばすのです。
    それだけ家族らしくなったということなのでしょう。

ママが用を済ませて帰宅して、
帰宅する私のためにタクシーに電話。

    その瞬間、孫は私にべったりと密着取材。
    絶対に帰すものかという気勢。
    私もずっと一緒に居たいのは山々ながら、
    体調が万全でなく、長時間居れば居るほど孫に移す危険。
    最後はママが、肩に張ったサロンパスを剥がすように、
    孫を私の腕の中から剥がして、お別れ。
    いつもはハイタッチでサヨナラするのですが、
    今日だけは、接触感染防止ということで、
    おいおいと泣く孫に手を振ってお別れ。

そんなわけで、撮れ撮れの写真がないので、
かなり以前に撮ったキノプラズマート25mmf1.5写真。

    キノプラズマート、もちろん開放ですが、
    ぐるぐるボケも出ず、美女らしいたたずまいを出してくれました。

それにしても、マネキンもプレゼンテーションも進歩したものです。
そよ風が金髪を靡かせている、そんな風情。
妖精族エルフのプリンセスのようですね。
by Sha-sindbad | 2013-10-26 16:37 | Kinoplasmat25/1.5b | Comments(3)

840 台風の近づく日(トリプルアナスティグマート25mmf2.9でちょっぴりロボグラフィ)



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また風邪をひいてしまいました。
今年4度目。
成人してから、記憶する限り、はじめてのことです。

孫が保育園で百科事典ほどの新種の風邪をもらってきて、
その度に、共稼ぎの両親の代わりに1日保母を務めた報酬。
それにしても、同じように通っている妻は風邪引きなし。
一体どういうことでしょうね?

もちろんカメラも持参して出勤したのですが、
結局カメラを使えたのは、ランチの往き帰りだけ。

    カメラはオリンパスE-PL1。
    レンズはダルメイヤー。
    トリプルアナスティグマート25mmf2.9

風邪でふらふら、声はほとんど出ない状態ですが、
カメラを持った途端、シャンとします。
往還たった10分ですが、32枚撮りました。
その中から好きな写真を選んでみました。
丁度半分ですね。

普及版の方が立派に写るというジンクスの好例ですね。

    最後から2枚目のコンクリートたたき、
    3枚目の電柱、どちらも雨水が流れています。
    奈良では雨台風であることを表しているようです。

実は、これと同じ状態に途中出くわしました。

    女子高校生が全身ずぶ濡れのまま自転車で来たのです。
    この寒い日にとても哀れな風景でした。
    この日に傘、レインコートなしに登校する?
        ありえないですね。
        学校でなにかあったのじゃないか、ちょっと心配になりました。
    もちろん撮れませんね。
    今でも気になっています。
by Sha-sindbad | 2013-10-25 22:01 | Tri.Anasti25/2.9 | Comments(2)

839 台風の前に2(キニック25mmf1.5は陰々、我が心は真っ赤っか)



前回に続けて、水曜日出勤時、
キニック25mmf1.5写真の後半をごらん頂きます。

ますます陰々滅々たる写真が並びますが、
私の心は赫奕燦然と輝いていました。

    私が孔雀なら、もうあたり一面きらきらと煌めきながら進む姿に、
    行き交う女性たちはうっとりと見とれたことでしょう。

でも、孔雀じゃないので、

    くすんだ背広姿がなぜか路傍にしゃがむ姿に、
    行き交う女性たちはさぞかし..........

おっと、自分で言う筋合いはありませんね。




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ホルヘ・ルイス・ボルヘスは、講演集「七つの夜」(岩波文庫)で、
「千一夜物語」を取り上げています。

ボルヘスは言います、

    「私が思うに、これは世界で一番美しいタイトルのひとつです」

そして、その理由を説明します、

    「私たちにとって、「千」という言葉は、
    「無数」のほぼ同意語に等しいからです。
    千夜と言うのは無数の夜、数多の夜、数え切れない夜と言うのと同じです。
    「千一夜」と言うのは、無数に一を加えることです。

    英語におもしろい表現があります。
    「永遠に」という意味でfor everと言うかわりに、
    ときにfor ever a dayと言うことがあります。
    「永遠」という言葉に一日加えるのです。
    このことは、「君を永遠に、さらにその後も僕は愛するだろう」という、
    ハイネがある女性に捧げたエピグラムを思い出させます。

    無数という概念は「千一夜物語」の本質をなしています」

ボルヘスがこの講演を行ったのは1977年なのだそうです。
つまり、盲目となって20年以上経ってからの講演なのです。

    それなのに、彼の言葉の隅々に古今東西の古典、書籍
    に対する深い造詣が散りばめられています。
    大英博物館の図書館の本を全部読んだただ一人の人間という、
    伝説さえ残されている南方熊楠ほどの広氾な学識ではないかもしれません。
    でも、熊楠はその膨大な学識を民俗学の論文に注ぎ込んで、
    ついに古今東西の偉大な古典を題材にした書物は残してくれませんでした。
    その意味で、ボルヘスの書く文章は、
    それが小説であれ講演であれ、
    古今東西の偉大な古典を踏まえたスケールの大きな知見が
    行間に散りばめられているという点で、
    大変に読みごたえがあります。

そんなボルヘスが「千一夜」という言葉の深い意味を明らかにしてくれたことは、
私にとってかなり画期的な発見でした。

    すでにこのブログも第839夜にたどりついているのです。
    残すところ162夜。
    つまり、5ヶ月ほどで千一夜に到達します。
    漠然とですが、千一夜目で大団円としよう、
    そんな風に考えていたのです。

ところが、ボルヘスは「千一夜」は1001ではなく、
無数を意味しているのだとおっしゃるのです。

    じゃあ、命つきるまで続けるのが正しいのでは?
    そんな感じがしてきました。




 
by Sha-sindbad | 2013-10-24 21:54 | Kinic25/1.5 | Comments(4)

838 台風の前に1(キニック25mmf1.5はもしかすると、稀代の名レンズ?)



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今日はテーラー・ホブスンの普及型レンズを持ち出しました。

    キニック25mmF1.5

コンパクトでとても使いやすいので、
近頃ずっとカメラはオリンパスEP-L1。

すでに台風27号の影響か、しとしととそぼ降る雨。
このレンズは開放値が1.5ですが、いつものように、開放一点張り。
今日はかなり暗いので、開放撮影には都合のよい1日でした。

幾度も書きますように、私の場合、ほとんど全部開放で撮ります。
少し絞れば完璧な画像になることは分かっているのに、そうします。

    写真は立派になりますが、私の気持ちにはそぐわない。
    開放のゆるゆる画像が私という人間にはぴたり合っています。

ところが、このキニック、もしかすると、カイニックというレンズ、
開放から中央部分のシャープネスは十分なのです。
だから、とても中央を活かしやすい。

雨の中歩きながら考えました。

    ロボグラフィこそ、私の安住の地なのだ。

    出勤の度にレンズを持ち歩いていますが、
    わあ、こんなのがここに隠れていた!
    今まで気づかなかったけど、こんなところに、
    とんでもなく楽しいものが隠れていた!
    そんな気持にならなかったことがないのです。
    いつもなにかを発見できます。

とくに雨の日。
私には無上の喜びと言える、ささやかな発見を
今日は散歩歩く度に経験することができました。

スナップ写真家にせよ、風景写真家にせよ、
稀にしか起こらないような、
圧倒的にフォトジェニックなシーンを探します。
徒労に終わる日も多いでしょう。

    ロボグラフィではそんなことは起こりません。
    なんでもよい、身近なものにレンズを向けさえすればいい。
    私のように徹底的に無名の素人には、
    身近なものたちをただ撮るだけ、これが一番ですね。

今日撮ったのは、たったの70枚ですが、
その中からお気に入りを28枚選択しました。
明日は写真を撮る機会がないので、
2回に分けて、時間順にごらん頂くことにしました。
by Sha-sindbad | 2013-10-23 19:57 | Kinic25/1.5 | Comments(2)

837 路面模様(マクロスイター26mmF1.1は小雨に出会っていきいきと)



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今日の出勤に持ち出したのは、

    カメラがオリンパスEP-L1、
    レンズはマクロスイター26mmF1.1

Cマウントレンズとして、
アンジェニュー25mmf0,95と並び称せられる名玉。

    Cマウントレンズの大口径は、
    35㎜レンズよりも深い深度を持っています。
    それだけ撮りやすいレンズたちであり、
    できあがりは、たとえばゾンネタールとはまるで違います。
    つまり、独自の存在価値があるわけです。

お昼、職場を出ようとすると、小雨が降り始めました。
天のご加護でしょうか?

    このような状況でも、露出オーバーになることがあります。
    超大開放レンズではよく起こります。
    こんなときでも、完全に白飛びしない限り、
    平気でシャッターを切ります。

そんなときは、アップ時にレベルを補正します。
もう少し開放値が暗いレンズやホロゴンなら、
露出オーバーになることはありませんが、
私の眼目は適正露出にはありません。
そもそもどんなレンズも適正露出でなど撮っていないからです。

    超大口径レンズの場合、
    私の欲しいのは、開放での幻惑いっぱいのヘアピン描写なのですから。

私に言わせると、レベル補正だけは、
オリジナル画像の修正加工ではなく、たんなる調整です。

    これを加工と言うのであれば、すべてのモノクロームプリント、
    フィルムスキャンはオリジナルからの加工となってしまいます。
    撮影時のイメージに戻す、これがレベル補正の役割ではないでしょうか?

雨が降りますと、突然、路地裏のものたちが生き返ります。

    8、9枚目、顔に見えるでしょうか?
    石ころが1つあるだけですが、私には見えます。
    この石ころは私がここに置いたのか?
        違います。

    石ころがあって、顔に見えたから撮ったのであって、
    石ころを使って、顔に見えるように撮ったのではありません。

私は絶対に現場に加工はしません。

    私のやりたいことは創作ではなく、発見。
    こんな出会いがあるから、路地裏は楽しいのです。
by Sha-sindbad | 2013-10-22 21:46 | MacroSwitar26/1.1 | Comments(2)