レンズ千夜一夜

カテゴリ:SuperAngulon21/4( 8 )

1132 緑のフーガ (スーパーアンギュロン21mmF4は落下事故にもへこたれず)



昨日午後、買い物がてらに撮影もすることにしました。

   ソニーα7
   スーパーアンギュロン21mmF4

   小型タイプのスーパーアンギュロンです。

奈良町で40分ばかりスーパーアンギュロンで撮りました。
不思議なことがありました。

   使われていない駐車場の脇のシーンが面白そうなので、
   道路に沿って張られている鎖をまたごうとしたのです。
   ところが、ああ、歳ですねえ、
   せいぜい40㎝ほどの高さなのに、最初の右足が鎖にひっかかり、
   あっという間に、上半身から駐車場のコンクリートのたたきに向かって
   もんどり打ってしまったのです。

不思議なことに、首に下げたカメラが飛び、
レンズの丸形フードを下にして、地面にガチャンと激突するのを
冷静に眺めがら、着地しました。

   右手と右膝でどうやら着地したようなのですが、
   ほとんど痛みもなくさっと立ち上がり、ただちにカメラをケア。
   ちなみに、私はなぜかこの数年、敏捷性を増したようです。
   ところが、カメラもレンズもなんの損傷もなし。

まだ高校生の頃、父の購読していた文藝春秋という雑誌で、
こんな文章に出会ったことを思い出しました。

   ドイツ人医師が来日して、筆者(受け入れ側の医師)と神社にお参りし、
   その際、石畳を歩きながら、メスのことについて語りあいました。

二人して、ドイツ製のメスの優秀性について同意しあったのです。

   日本のメスは最初の切れ味は実に見事なんだけど、
   使い続けるうちに、どうしようもないなまくらに変わってしまう。
   ドイツ製(たしかゾリンゲン)のメスは使えば使うほど切れ味がよくなる。

ドイツ人はその話ついでに、こう言ったそうです。

   「私のこのライカ(バルナックです)、このあたりから落としても、
   けっして壊れたり、傷ついたりしないのです」
   そしてお腹のあたりの高さからカメラを石畳に落としたところ、
   筆者がいくら調べても、キズは見つからなかった。

でも、この文章の真実性を試そうなんて思ったことはありません。

   今回はからずもその機会を得たというわけですが、
   たしかにドイツ人医師の言うとおりかも知れません。
   フードに2個所小さなキズができたのですが、
   一応なんの問題もなく、一旦カメラをオフにしてから、
   再度起動して、撮影を続けました。

49枚撮って事故が起こり、今回の作例は51枚目です。

   写真を見る限り、カメラにもレンズにもいかなるダメージもなし。
   私には考え得る限り最上の描写を実現してくれたと感じています。




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by Sha-Sindbad | 2014-09-16 20:17 | SuperAngulon21/4 | Comments(1)

1104 雨の日(スーパーアンギュロン21mmF4なら、雨の日でも平気)



今日はバッグの中にソニーα7を忍ばせました。

    レンズはスーパーアンギュロン21mmF4
    
後継レンズ、F3.4が登場したことで、
F4はちょっと影が薄くなりました。

    でも、根強い人気を誇っています。
    画像そのものはちっとも影が薄くなっていないからです。

たしかにデモーニッシュな画像をプレゼントしてくれるF3.4と対比すると、
少し女性的な優しさが感じられるようです。

    こうなると、好き嫌いの世界。
    私は、こんな写真を撮りたいという作画意図がありませんので、
    撮れた写真が私の心にかなう限り、
    この両レンズを比較対照するつもりはありません。

    むしろ軽量小型なので、重宝しています。

二胡の大演奏家劉継虹先生の個人レッスンを受けて(たったの1万円)、
昼食(おいしい唐揚げ定食、たったの500円)をいただいて、
レッスン場から出てみると、土砂降り。

    こんなときが最高の写真タイム。

    小さな携帯傘であっと言う間にずぶぬれになりましたが、
    レッスン場から駅までとにかく撮りに撮りました。

120枚撮りました。
39枚ごらんいただきましょう。

    雨の中ずぶ濡れで疾走する少女が印象的でした。

劉継虹先生のレッスンの後なので、さすがに疲れました。
そのまま帰宅の途に。




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        [後書き]

            今気づいたのですが、
            どうして少女に傘を差し掛けてあげなかったのでしょう?
            暇だったのに.........
by Sha-sindbad | 2014-08-16 23:02 | SuperAngulon21/4 | Comments(0)

643 JR線の土手 (スーパーアンギュロン21mmf4はデモーニッシュにもなれる)



JR加美駅近くのJR線は土手の上を走ります。
その近くの古いマンションの前で撮っていました。
下から見上げると、魔窟のような怪異な風貌の建物です。

    自転車が近くに来て止まりました。
    住民かなと思って、目をやったそのとき、
    60がらみの狷介な表情の男が手のゴミ袋を、
    マンション前のゴミ集積場にポンと放り投げてから、
    さっと自転車で走り去りました。

完全なポイ捨て行為。
見ると、数十個も積み重なっています。
4枚目に、土手側からでもその堆積の天辺が見えます。
要するに、おそらくその大半は外部からのポイ捨てなのです。

自分の家の近くでゴミ出しをすれば足りるのに、
なぜ?

    推測するに、近所づきあいがいやで、自治会に入っていないので、
    自治会の用意するごみ集積場所を利用するのがはばかられる、
    そんなところでしょうか? 

まかり通るのは、「交差点、みんなで渡れば怖くない」式無責任。
たった一個でもゴミが捨てられると、あっという間に堆積になります。

他所のマンションですが、ちょっと腹が立って、長々と書いてしまいました。

スーパーアンギュロン21mmf4、とても柔和な表情を見せるかと思うと、
デモーニッシュにもなれるようです。
優れた写真家が使えば、大変な武器になりそうですね。 



                   
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by Sha-sindbad | 2013-04-02 21:56 | SuperAngulon21/4 | Comments(0)

642 平野の下町で (スーパーアンギュロン21mmf4は夕暮れにもやさしいレンズだった)


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大阪の平野で約1時間撮影をしました。
ライカM9に付けたレンズは、

    スーパーアンギュロン21mmf4。

今回の4枚はすでに日没後の残照で撮りました。
日没だから、ASA感度を上げることはいたしません。
200のまま。
そうでないと、夜中でも真っ昼間の感じで撮れてしまいます。
開放がF4ですから、いきおいシャッタースピードは1/8、1/15に。
それでも、このレンズ、びくともしません。

描写がかなり繊細なうえ、やや暖色系かなという感触があり、
周辺の暴れ方が少しましのように思えますが、
撮影環境が違うので、違いと言えるかどうかは不明。
というわけで、F3.4との違いは、私には分かりません。

どちらもよい、これだけは間違いない。
とても撮りやすいレンズたちです。
by Sha-sindbad | 2013-04-01 21:38 | SuperAngulon21/4 | Comments(4)

390 花盛り (スーパーアンギュロン21mmf4をリコーGXRに付けてみた)



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ふと思い立って、今日はライカレンズを使ってみました。

    スーパーアンギュロン21mmf4

リコーGXR/A12に付けて、31.5㎜として撮ります。
ここまで広角になると、ノーファインダーで撮れます。

1枚目の美女、
交差点ですれ違いながら、一枚頂きました。
どなたにも、人生で一番輝いているときがあるものです。
この方、今を盛りと咲き誇っている感じですね。

2枚目の花、
前回のスピード・アナスティグマート25mmF1.5と同じ花です。

    前回はF8に絞って、50㎜として近接撮影。
    今回はF5.6に絞って、31.5㎜として近接撮影。
    まるで違いますね。

私の好みはもちろんスピード・アナスティグマートですが、
スーパーアンギュロンを使う度に、どんどん好きになります。

yoshiさんの無敵のレンズはおなじスーパーアンギュロンでも、
スーパーアンギュロン21mmF3.4。
リコーGXRに付けているせいもあるかも知れませんが、
かなりニュアンスが違うようですね。

超広角としては、かなり柔和で控えめです。

強いて印象を固めてみると、

    F3.4は雄渾、男性的で、
    F4は優美、女性的、そういいたくなります。
by Sha-sindbad | 2012-07-13 21:22 | SuperAngulon21/4 | Comments(0)

254 疾走 (スーパーアンギュロン21mmf4なら、たやすく辻斬りに変身)



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また辻斬りをやっちゃいました。

    スーパーアンギュロン21mmf4

前方から美しい女性が自転車でやってきたのです。
新潟のスナップ名人たち、yoshiさんやa1photoさんなら、
真っ正面から、一閃、袈裟懸けのシーン。

yoshiさんが最近もやってましたね。
「新潟は雪国 01」
(http://yoshipass.exblog.jp/)

8枚組の3枚目。

    信じがたいほどスマートな長身野郎。
    (自分の足と比べて、はげしく妬いていますね)
    怖れることを知らないyoshiさんは、ためらいを見せず、
    一刀両断!

私は、ちらりと発見したら、素知らぬ振りで前進。
すれ違った瞬間にくるりと反転して、一枚。

リコーGXR/A12に付けて、実効31.5㎜ですが、
f8に絞っているので、0.7mから無限遠までオーケー。

同じスーパーアンギュロンでも、
1世代前の平凡なf4をもつと、これが精一杯。

カリスマ的超名レンズのf3.4をもつと、
yoshiさんご自身、カリスマになって、
怖いものなし!
by Sha-sindbad | 2012-02-28 15:48 | SuperAngulon21/4 | Comments(4)

225 鉢棚 (スーパーアンギュロン21mmf4はかなり雄勁)



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リコーGXR/A12のフォーカシング、
やり方がわかりました。

    「Menu OK」ボタンを押し続けると、中央が拡大表示。
    もう一度押し続けると、前面拡大表示。

    シャッターボタン半押しで、ソニーNEX-5A同様、
    通常画面に戻り、画像全体を確認できます。

でも、ソニーNEX-5Aの方が2つの点でまさっています。
リコーは長押しが必要だけど、
ソニーNEX-5Aはワンタッチボタン。
リコーはおそらくオートフォーカスレンズユーザー相手。
ソニーは、マニュアルフォーカスユーザーを大事にしています。
リコーは、最初の長押しで画面中央部だけが拡大します。
でも、周辺はまるで画像が確認できません。
だから、ソニーのように、液晶全面が、ワンタッチで拡大、
ツータッチでさらに拡大とする方がずっと見やすい。

ただし、リコーも1つ利点があります。
拡大表示は撮影を継続する限り、ずっと消えません。
ソニーは、一枚ごとに拡大ボタンを押す必要があります。
結果的には、私のようにバンバン撮るタイプには、
リコーの方が使いやすいことになりそうです。

今回は、スーパーアンギュロン21mmf4。

近接距離で被写界深度を使ってノーファインダーで撮っても、
この程度は撮れます。
深い被写界深度。
これなら安心してノーファインダー撮影ができますね。

それにしても、堂々たる写りですね。
これは使えるレンズ。

明日は、ツァイスの対抗馬ビオゴン21mmF4.5を付けてみましょう。
眠っていた超広角たちが今や完全に目覚めて、
さしで勝負しようと意気込んでいるのです。
リコーGXR/A12を手に入れてよかった!
by Sha-sindbad | 2012-02-02 21:55 | SuperAngulon21/4 | Comments(0)

223 陶器人形 (スーパーアンギュロン21mmf4もリコーGXR/A12で生き返り)



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№222で、
スーパーアンギュロン21mmf3.4がリコーGXRで戦線復帰と書きましたが、
今日は、兄貴分のスーパーアンギュロン21mmf4も、
リコーGXR/A12で使ってみて、生き生きと息を吹き返しました。

出勤時、このレンズを持ち出したのですが、
いつも撮ります陶器の壊れたお人形のことを思い出し、
最短の40㎝に設定して、目測でレンズを突き出して撮りました。

f8に絞っていたので、上から垂れている電線以外は全部フォーカス。
なかなかの立体感ですね。
しかも、デジタル臭さはまるでありません。
銀塩フィルムで撮ったと言っても、誰も不思議には思わないでしょう。

まだリコーGXR/A12使用二日目ですが、
このカメラ、ライカレンズでかなり使えそうです。

いい買い物をした、そんな感じがしてきました。
by Sha-sindbad | 2012-01-31 17:50 | SuperAngulon21/4 | Comments(6)