レンズ千夜一夜

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163  生け籬 (アンジェニュー35㎜f2.5にはガルガンチュア魂が)



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エクター35mmf3.3の記事を書いていて、
ふと、アンジェニュー35㎜f2.5のことを思い出しました。

そこで、ブログをチェックしてみると、
アンジェニューさん、ごめんなさい、
アンジェニュー35㎜f2.5をまだ採り上げていなかった!

これは怠慢です。
これぞまさしく、

    35㎜広角レンズの白眉、ならぬ、
    赤眉!

フランスのレンズだから、
インテリジェントでエレガント、
と考えるのは、筋違い。

フランスには、もう一つの伝統がありますね。

    政治なら、ルイ14世、クレマンソー、フォッシュ、ドゴール、
    文学なら、フランソワ・ラブレー、ユゴー、デュマ、バルザック、
    映画なら、ジャン・ギャバン、ジェラール・ドパルデュー、
    写真なら、ユージェーヌ・アジェ、ブラッサイ、

でっぷりと恰幅がよく、せせり出てくる押し出し、
そんな勢いの良さもまた、フランス的。

ラブレーの怪作、「ガルガンチュアとパンタ グリュエル」の精神は、
今世紀までずっとフランスに受け継がれてきたようです。

アンジェニュー35㎜f2.5の描写には、
そんなガルガンチュア的厚みがいつも感じられます。
そう言ったら、こじつけだと、お感じでしょうか?
by Sha-sindbad | 2011-12-01 00:27 | Anjenieux35/2.5 | Comments(2)