レンズ千夜一夜

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1891 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)4-完-佐保路



昨日は1日佐保路を親友のDAさんと2人で歩いてきました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けて。
ノーファインダーですから、まさに撮り放題の1日でした。
まだチェックしていませんが、
800枚ほど撮ったと思います。

10月とは思えない強い日差しで、汗をかきました。
ブログに掲載する写真がどんどん溢れんばかりに溜まり、
この佐保路写真たちもいつ掲載できるか?
一つ一つ、滞貨を片付けていくより仕方がありませんね。

今回で、アンジェニュー28㎜F3.5シリーズは終わり。
このシリーズも完全に開放一点張りでしたが、
なんだかそう見えないのは、どうやら、
このレンズの堂々たる描写力の威力のようです。

実は、先週でしたが、
うっかり、同じレンズで同じ場所を撮りました。
もちろん同じ撮り方で。
独創的な作品を次々と世に問わなければならない写真家ですと、
マンネリの兆候となりそうですし、鑑賞者も耐え難いでしょう。
本ブログ、自分1人が楽しむ日記なので、マンネリ大歓迎。
同じ人間が同じ場所を歩いたら、
自分の観たいものに自然と目が行き、シャッターを落とす、
当然じゃありませんか?
佐保路を歩いたのも7、8回目でしょうか?
きっと同じような写真を一杯撮っているでしょう。
再会した旧友を記念撮影、そんなスタンス。
楽しみ。





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by Sha-Sindbad | 2017-10-10 00:03 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1890 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)3 古色


「古色がつく」
という言葉があります。
森羅万象、古色がつくのですが、
好感を抱ける事象、抱けない事象があるでしょう。
好感を抱く人、抱かない人がいるでしょう。
でも、どうやら、
このコトバを聴いて、プラス側に反応する人の比率は、
もしかすると、日本人はかなり高いかもしれませんね。

私は断然にプラスに反応します。
断然マイナスに反応するのは、
自分自身の老化に対してだけかもしれません。

古市町の田園に私のお気に入りのスポットがあります。
古い墓地です。
諸処の石仏、墓石を集積したらしいピラミッドがあります。
須弥山(しゅみせん)を模したものなのでしょうか?
時の流れに摩耗して、原形をほとんど失った、
古仏たちが静かに並んでいます。

そんなピラミッドの底部に新しい石仏が並んでいます。
石仏と言っても、全部同じ形なので、
プラスチック成型なのかもしれません。
あちこちのお寺で見かけます。
面白いことに、ちゃんと苔むして古色が付きはじめています。
ただし、摩耗はありません。
だから、これはこれで独特の雰囲気を醸し出しています。

でも、その側の石仏たちの、摩耗しつつ、
ひたすら静かに沈黙の祈りに沈潜している姿に視線を移すと、
なんだか修行が足りないなあ、という気持ちになりますね。
古色を身にまとうだけで、
本当に古色の存在に化しつつあるのではないかも、
そんな感じがしてしまいます。
でも、やれるだけのことはやっている、という感じで、
似たようなことしかできない私としては、
このニュー石仏たちの努力に大いに好感を抱いてしまいます。





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by Sha-Sindbad | 2017-10-07 11:45 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1889 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)2 感謝の気持ち



地域によって違うのでしょう。
私が住んでいる奈良では、
自分のことは棚上げで申しわけありませんが、
住民の老化が怖いほどどんどんと進んで行くようです。
何ヶ月ぶりかで見かける同じ人物がぐっと弱っている。
そんな経験ばかり。

先日も奈良町の通りすがりに、
ご近所さんらしい男女二人の会話が耳に。
女性「どんどん年とって、夫婦どちらもあちこち問題が」
男性「しょうがないですよ。
それでも、まあ、できることをやる、
という気持ちで満足しなくちゃあ、ねえ」

私、思わず、口を入れたくなりました、
「そうじゃないでしょ?
そうなる前に、心身の健康を強化する努力をしなくちゃ!」
こんな風に言えるのも、
私にまだ健康上の問題が持ち上がっていないから、だけ?
どんなにがんばっても、因果は巡る火の車、
おっつけ私の番がまわってくるのかも?

私が心身の健康増進のためにとっている方策の一つが、
この撮影散歩、カメラウォーキング。
私の心身の健康がおかげで増進しているかは、不明ですが、
レンズたちはどんどん出番が廻って来て、喜んでいるのは確か。

朧、幽玄のレンズとして知られたアンジェニュー28㎜f3.5が、
こんなにまで明晰かつ毅然たる表情を見せてくれるのも、
もしかすると、散歩に連れ出してくれた私への感謝の気持ち?
そんな感じがするほど、生き生きした表情ではありませんか?




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by Sha-Sindbad | 2017-10-05 20:04 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

1888 田園(2017年9月4日アンジェニュー28㎜F3.5古市巡り)1


このところ、アンジェニューにはまっている感じがします。
かつて銀塩時代、このレンズは、
むしろ悪い意味でのいわゆる「ボケレンズ」とされていたようです。
でも、アンジェニューのレンズをあれこれ使ってみますと、
なんだかまるで違う感じ。
むしろ精緻、真摯なレンズという印象なのです。

アンジェニューは、映画用レンズメーカーとして、
戦前から大変な名声を得ていたようです。
38㎜、35㎜は映画用レンズからの転用なのかどうか、
私は知りませんが、
Cマウントレンズのアンジェニューたちを使ってみて、
かなり似た雰囲気を感じます。
むしろ堅実で、明快で、真摯な表情を出してくれるレンズ。

3週間ほど前に決断して、「死ぬまで毎日散歩」と言うか、
「死なぬよう毎日散歩」と言うか、とにかく散歩こそ命!
そう決意して続けています。
それ以前も盛んに散歩していたのですが、連日ではなく、
気が向いたら、という程度でした。
そんなある日のアンジェニューをシリーズでご覧頂きます。





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by Sha-Sindbad | 2017-10-03 23:00 | Anjenieux28/3.5 | Comments(0)

221 石段 (アンジェニュー28㎜f2.5は深みのある味わいが特徴で)


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アンジェニュー28㎜f3.5は、
アルパ、エキザクタに供給されました。

私がこれまで読んだ文献では、
このレンズの評価は毀誉褒貶半ばするという感じでした。
幽玄、と言えば、聞こえがよいのですが、
ボケレンズという評価さえありました。

私が手に入れたのは、エキザクタマウント。
エキザクタ・バレックスに付けて、撮ってみました。
実に立派な、厚みとコクのある描写でした。

アンジェニューほどの会社です。
個体差があるとは考えたくありませんね。
好みが左右するほどに、個性的な描写のレンズなのでしょう。

私はもちろんこのアンジェニューが大好き。

オリンパスE-PL1に付けて、56㎜標準仕様で撮ってみました。
天王寺区の下町の光景。
あちこちにこんな風に解体された自転車が放置されています。

なぜだと思います?
どうやら盗難車なのではないでしょうか?
売れる部品だけ撮って、道端に捨ててしまう。

面白いのは、そのままいつまでも放置されていること。
地面に吸い込まれてゆくようです。
自転車の末期の尊厳を感じると言いますと、
大げさでしょうか?

こんな光景を見ると、無性に嬉しくなってしまいます。
なぜでしょうね?

そして、この写真を見ると、随喜の涙。
なぜでしょうね?

    もちろん、アンジェニューのせい!
    場末の空気感、臨場感をこれだけあたたかく、
    しかも、深みをもって描出してくれるのですから!
by Sha-sindbad | 2012-01-29 17:17 | Anjenieux28/3.5 | Comments(6)

153 紅葉 (アンジェニュー28㎜f2.5は雨の日でも極上の味わいで)



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昔から、正真正銘のぼけレンズとして名高かったのが、

    アンジェニュー28㎜f2.5

要するに、ほわほわぼけぼけで、幽明の境地、
そう言われてきました。

畏友がこのレンズを持っていて、やはり同じ印象をもっていました。
ある日、考えました、
もう手放そう。
そのとき、頭をかすめました、
だけど、手放す前に、ほんとにどうしようもないボケレンズか、
もう一度確かめてみよう。

宇治に行って、これが最後と心に言いきかせて、撮ったのです。
できあがってきたネガフィルムとそのLサイズプリントを見て、
腰を抜かすほど、驚きました。
なんだ、なんだ、どこがボケレンズなんだ?
見事なグラデーションで、上品上質な再現性に目を見張る思い。

使い続けてみないと、
気合いを入れて撮ってやらないと、
レンズの真価は分からないものですね。
それとも、熟成が起こったのでしょうか?

クラシックカメラ店に行くと、よく常連さんが屯しています。
みなさん、使ってみたことのないカメラ、レンズはないほど、
くわしいですね。
そして、あのレンズはこうだ、このレンズはこうだと、おっしゃいます。

私は、その言葉を頭から信じていません。
どれだけの技量、才能、感性のある方が、どれだけ使い込んだか、
その確かな情報がない方の言葉は信用しない方がいいようです。
よく聞きますと、1本撮っただけ、という方がかなりおいでになるのです。

おっと、私もまた、そんな状態でものを言っているようですね。
私の言葉は信じないようにしてくださいね。

さて、今回は、そのアンジェニュー28㎜の雨の写真。
今日は、本当は、コンサートに参加する予定だったのです。
でも、家族のスケジュールの都合で、当然ながら、私が留守番に。
今日は、朝からかなり強い雨。
私の一番大好きな、写真日和なので、
せめて写真でも撮ろうと、30分だけ散歩に出ました。
その一枚。

アンジェニュー35㎜f2.5という超名レンズがありますが、
とてもよく似た味わいを感じます。
コクがある、そんな感じ。
by Sha-sindbad | 2011-11-19 17:59 | Anjenieux28/3.5 | Comments(4)