レンズ千夜一夜

カテゴリ:Kinic50/3.5( 5 )

1254 サドル (キニック2インチF3.5もやはりペッツヴァールらしい)


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クックのキニック2インチF3.5
やっぱりペッツヴァールのようですね。

Olympus EP-L1に付けて、100ミリ望遠ペッツヴァール。

    長い玉を使わない私も、ペッツヴァールなら、
    許しちゃおう、そんな気持ちにさせられています。

    怖いレンズですね。
by Sha-Sindbad | 2015-02-09 23:15 | Kinic50/3.5 | Comments(4)

847 秋の昼下がり(キニック25mmf3.5は自分が思っている以上の存在なのだ)



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今日出勤に持ち出したのは、クックの廉価版。

    キニックアナスチグマート25mmF3.5
    オリンパスEP-L1に付けています。

メタリックな煙突風。
とても使いやすいレンズです。
たしか1万円前後だったと記憶しています。

でも、やせても枯れてもクックはクック。
クックトコクックのお靴のことではありませんよ。
Cマウントレンズ。
ここでもレンズ界の鉄則は生きています。

    廉価版の方がよく写る!

開放もF3.5と暗いので、被写界深度はたっぷりありますから、
ちょっとダークコーナーができること以外、
開放画面ですでに画像はしっかりとしています。

ボケを楽しみたい方には無縁ですが、
本人自体がちょっとボケている私のような人間には、
このレンズも使ってみると、
    これでよいのだとつぶやきたくなる、
そんな奇特なレンズなのです。

クックやケルン、アンジェニューなどの映画用レンズは、
なぜか、一様に抜けがよく、コントラストも良好です。

    おそらく8mmから16mmカメラ用だったので、
    せいぜい全倍どまりのスチール写真よりも大きく伸ばすから?

とにかくCマウントレンズは一様に見事に写ります。
個性も35mmスチールカメラ用のレンズよりも華麗です。

    マイクロフォーサーズのような、
    フランジバック短くて、
    これまでジャンクものでしかなかった、
    中古映画用レンズを付けられるカメラは、
    私にとっては一種の革命でした。

いつも大まじめな連中とつきあっていたところに、
まるで生き方も人間性も言葉も三拍子そろって
とても個性的な快男児に出会うようなものです。

    この世にこんなにおもしろい人間が居たんだ、そんな感じ。

さりとて35mm用純正レンズたちがおもしろくないわけじゃない。
十分つきあっていないだけ。

    性根を入れて、真っ正面から向き合って、使いに使ったら、
    彼らもまたとてつもない個性を現すかも知れません。

カール・ヤスパースがよく言いました。

    「人は自分がそうだと思っている以上の存在なのだ」

    あなただって、そうなのです。
    私だって、私にとっては十分におもしろい人間なんだけど、
    でも、もうちょっと違うかもしれない?

レンズだったそうなのです。
キニックを使うと、ますますその気持ちを強くします。
by Sha-sindbad | 2013-11-01 21:46 | Kinic50/3.5 | Comments(0)

646 片隅に (キニック・アナスティグマート2inchF3.5で撮ればみんな主人公)



テーラー・ホブソンはイギリスのレンズ会社ですが、
クック名で制作されたレンズを含めて、
これまで使ったレンズにはかなり共通したポリシーが感じられます。

    一言で言えば、「気品」

高価な映画用レンズのスピードパンクロやキネタールから、
今回使用したキニック・アナスティグマート2inchF3.5のような廉価版まで、
そのポリシーは変わっていないようです。
というより、廉価版にこそ気品のたたずまいがより一層くっきりと現れるようです。

なぜそんなたたずまいが生まれるか、分かりませんが、
気がついた点としては、

    開放から画像が引き締まっていること、
    色が豊かに出るんだけど、かすかに冷色に傾くこと位でしょうか?

もっとも原因を考えても仕方がありません。

    キニック(もしかすると、カイニック?)の、
    これぞ英国紳士のレンズと言いたくなるような、
    ふっくりとした品のよい画像を楽しみたいものです。

どれもこれも、なんでもない路傍のくさぐさ。
でも、なぜか堂々と胸を張っています。




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by Sha-sindbad | 2013-04-05 20:06 | Kinic50/3.5 | Comments(2)

172  道 (キニック25mmf3.5は朝も夕も使えるね)



イギリスの映画用レンズ会社テーラー=ホブソン
この会社のレンズを使えば使うほど、敬意を感じさせられます。

中でも、おそらくマイナーバージョンと思われるレンズ、

    キニック25mmf3.5

このレンズの素晴らしさは特筆ものです。

今日の奈良はとても寒い1日でした。
出勤の途中、朝と夕に同じ場所を取りました。

    朝はちょっと絞っていたと記憶しています。
    夕はすでに日没後で暗いので、開放。

この2枚をご覧になって下さい。
直径7㎜ほどの超小型レンズの作るイメージが、
これ。



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by Sha-sindbad | 2011-12-09 21:17 | Kinic50/3.5 | Comments(2)

151 ほおずき (キニック25mmf3.5もまたお宝レンズ)



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今、fwkp6043さんの「龍神日記(2)」では、
テーラー=ホブソンのキニック25mmf1.5の作品が続いています。
                 (http://fwkp6043.exblog.jp/)

鮮鋭にして典雅のとても美しい画像ですが、
なんとも言えない色彩描写こそ、見所ではないでしょうか?

このレンズもすでに3回採り上げました。

    絶品のレンズと言いたいほどに、見事。

とても廉価でしたが、
こちらのf3.5はおそらくその下位レンズだけに、
さらにお安いお値段で手に入れました。

でも、スピードパンクロのような最上の映画レンズを作った会社です。

    安価な普及版でも手抜きはありません。
    f1.5ほどに鋭利ではありませんが、
    文句の付けようのないほどに、堂々たる描写。
    して、グルグルボケにも手抜きなし。

Cマウントレンズの海って、

    かなり浅いのですが、
    しかし、見はるかすほどに、広い。
    んな感じがしてきました。
by Sha-sindbad | 2011-11-17 15:12 | Kinic50/3.5 | Comments(6)