レンズ千夜一夜

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479  奈良町三題 (ビオター40mmf2がやさしい表情を見せてくれた)



出勤に携行したリコーGXR+A12に付いていたのは、

    ツァイスのビオター40mmF2

スクエアサイズの異色カメラ、ロボット用のレンズなのだそうです。
フードなしで購入しました。

かなり高コントラストで、目をむくほどにシャープ。
だけど、表情は柔和。

フードが欲しいなあ、ふとそう考えて、
どのレンズ用か記憶のないフードを逆さまにして見ますと、
ビオターの前径とぴたり一致します。
スコッチのプラスチックテープで接着しました。
ライカM9でもけられない深いフードが完成。
これで実戦仕様が完成。

幸い今日は曇りがち、いつもどおり、開放中心に撮りました。
液晶画面はとても見にくいので、ほとんどピント合わせ不能。
ヘリコイドに1、1.5、2、3mのマークが付けてあるので、
目測で撮ります。
F2なので、たいていドンピシャリ合焦します。

3枚ごらんいただきましょう。

ビオターは25mmのCマウント改造レンズを持っていますが、
このレンズに劣らぬ好レンズ。
40㎜なので、リコーGXRに付けると、実効60mm、
やや長焦点ぎみの標準レンズとなります。
画面を整理しやすく、とても落ち着きのある描写。

最初は、これはあまりにもシャープすぎて、
とても使えないという印象でしたが、
どうやらかなり使えそうです。

やっぱりレンズは使い込んでこそ、良さが分かってくるようですね。




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by Sha-sindbad | 2012-10-10 19:50 | Biotar40/2 | Comments(4)

101 ポートレート (ロボットのビオター40mmf2って、掘り出し物だね)



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ロボットというカメラ、1934年から作られたそうですね。
24×24のスクエア画面で撮るようにできていたそうです。

レンズはスクリューマウントですが、かなり小さな直径。
その交換レンズの一つが見つかりました。

    ビオター40mmf2

ツァイスの標準系のレンズ名。
1927年設計だそうですから、これも古いレンズです。

たった1万円程度ですが、届いたレンズは、
鏡胴もレンズも燦然と輝き、まるで新品。

これをライカLマウントアダプタに入れ、
Mマウントアダプタに入れ、さらに、
Nexマウントアダプタに付けて、
ソニーNEX-5Aに付けました。

3重アダプタですが、ほんの数㎜高くなるだけで、
とてもコンパクトなレンズです。

ご覧になってください。

    きりりとして、とてもシャープ。
    古めかしいところなどまるで感じられません。

第二次世界大戦中、空軍機に付けたり、
スパイ用に活用されたりしたそうですが、
その理由の一つに、きりっと締まった画像があった、
私はそんな感じがしています。
by Sha-sindbad | 2011-09-27 23:30 | Biotar40/2 | Comments(3)