レンズ千夜一夜

カテゴリ:Primoplan58/1.9( 5 )

1913 アートの日(2017年9月16日プリモプラン58㎜F1.9がアートに対抗し)3 よすが



今回は、9月16日のプリモプラン撮影の残り19枚。
帰路につくためバス停でバス待ちをしながら、
そして、バスの窓から、撮ったものです。

フォトジェニックでもなんでもない。
カメラマンなら、ほとんど誰も撮らないでしょう。
外出したら、のべつ幕無し撮っている、なんて、
写真家のやることじゃありませんね。

撮りたいものがあるから、撮るのではありません。
撮りたいから、撮る。
そのとき、どんなものにレンズを向けるか?
私の視線が止まったもの。
どんなものに視線が止まるか?
そんなこと、出会ってもいないのに、言えるか!

写真家なら、こう考えるかも知れません、
「よし、今日は飛鳥の夏を撮るぞ」
「ひさしぶりに暮れなずむ都市の晩秋を撮ってみよう」
私は、シンプルです、
「今日は用があるから出かけてくるよ」

バッグには必ずカメラが入っています。
カメラ、ポメラ、ウォークマンはホロゴン三種の神器。
日常茶飯事、いつも行っている場所ばかりで撮っています。
飽きもせず。
なぜ?
いつも予期せぬ出会いがあるから。
それが人生の醍醐味じゃありませんか?
そんな私の出会いをサポートしてくれるのか、レンズたち。
プリモプランも一杯サポートしてくれました。

写真家なら、そうやって手に入れた写真から、
作品性のあるものをセレクトします。
私もセレクトします。
だけど、選択基準は、作品性ではありません。
記憶したい、ただ、それだけ。
自分の人生の足あととして、
思い出すよすがとして。




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by Sha-Sindbad | 2017-11-30 11:40 | Primoplan58/1.9 | Comments(0)

1912 アートの日(2017年9月16日プリモプラン58㎜F1.9がアートに対抗し)2 人生の醍醐味


絵が描けない、だから、写真をしている。
写真を始めた動機のトップ5には入るのではないでしょうか?
実は私もその1人。
動機不純かもしれませんが、どんな動機であれ、
写真を始めると、写真独自の魅力に囚われてしまう、
そんなプロセスを体験した方は多いのではないでしょうか?
そうして写真の世界に入って、後悔することもありません。

でも、おかしいですね。
私など、今でも、写真展を見るより、美術展を見る方が好き。
なぜでしょうね?

単純な説明はこうでしょう、
写真はメカニズムに頼るので、アート感覚のないど素人でも、
なにか見応えのある写真作品を作ることができる。
でも、底が浅い。
その証拠に、「うーむ、すごい、よい写真だ」と感嘆しても、
そんな体験をしたこと自体、あっさり忘れてしまいます。
一方、制作のための手間、努力、アート感覚を駆使する美術は、
私たち観る者の経験、常識を越えたものがあって、
鑑賞体験は新たな学び、新たな経験として末永く止まります。

写真の名作を観て、人生が変わった人と、
アートの名作を見て、人生が変わった人と、
どちらが多いか、言うまでもないでしょう。

私は、もちろん、写真家ではありませんし、
自分の写真を人に見せるつもりもありません。
すべて私の体験の記憶。
そんなビジュアル体験記録をストックできるのがブログの魅力。

そして、近頃、ますます、感じることは、
なんだか現在の私は以前と違った気持ちで撮っているらしい。
以前は、体験そのものを記録しようとしていたのに、
近頃は、写真を異体験、ひらめきの道具に使っているらしい。
こうなると、ますます私のブログは私の心の白書、
私の感じたことを視覚化したイメージの記録となりつつあるようです。

プリモプラン58㎜F1.9がいかほどのレンズか、私は知りませんが、
私の心が感じたことをそれなりに視覚化してくれる道具として、
なかなかの味を感じさせてくれるレンズ、
そんな感じがしてきました。

いつまでもなにか発見ができる、
これが人生の醍醐味ですね。

以前は、もうそろそろレンズ、カメラ処分しなきゃ、
このレンズなんか筆頭の候補だな、
そう感じていたのですが、このレンズを初めとして、
どんなレンズもしっかり写真を撮ってみてから、
処分に踏み切ることにしよう、
そんな風に考え直しています。




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by Sha-Sindbad | 2017-11-28 12:21 | Primoplan58/1.9 | Comments(0)

1911 アートの日(2017年9月16日プリモプラン58㎜F1.9がアートに対抗し)1 峠を越えて


月曜朝方発症した風邪はどうやら峠を越したようです。
ぐっすりと就寝し、朝のストレッチは平常に復しました。
罹患中はどうしても体をいたわる感じにあっさり味となり、
回数も2割方減じたりしますが、
気がついたらフルバージョンをやり終えていました。
風邪が峠を越えたところで、本ブログも別レンズに移行しましょう。

   プリモプラン58㎜F1.9

このレンズをひさしぶりに使った9月16日は、
奈良県立美術館開催の『没後40年 幻の画家 不染鉄』鑑賞の日でした。
不染鉄のこと、この展覧会のことはすでに書きました。
「不染鉄 ホロゴン」で検索したら、見つかります。
生涯その名を聞いたこともなかった芸術家に出会うのも愉快ですが、
手に入れておきながら、ほとんど使っていなかったレンズを使うのも、
劣らず楽しいものです。

こう書いたら、芸術と趣味とを同列に置く、とお叱りを受けそうです。
私は、もう今では、社会の常識で物事を見るのはやめています。
私の人生における地平線に置いてみて、どんな高さにあるか?
これが唯一の基準になってしまいました。

プリモプラン58㎜F1.9というレンズ、
「M42 Mount Spiral」と題するブログで詳しく紹介されています。
私のようなレンズ学無縁の人間にはほとんど理解不能の深遠な研究ブログ。
ただし、その中で、一つ、印象に残った言葉があります、
「開放付近で荒れ狂うPrimoplanの性質は
「レンズの味」などと表現されるような生易しいものではない。」
その開放だけで撮った写真を並べてみましょう。




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by Sha-Sindbad | 2017-11-23 22:31 | Primoplan58/1.9 | Comments(0)

106 視線 (プリモプラン50mmF1.9もやっぱりMeyerの系譜を受け継ぎ)


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エキザクタマウント→マイクロフォーサーズアダプタで、
メイヤーのプリモプラン50mmF1.9を、
オリンパスE-PL1に付けて撮りました。

このレンズをアダプタでライカM9に付けると、
目測撮影になりますので、もう四苦八苦。

ところが、オリンパスE-PL1に付けると、
ライブビューできちんと合焦させることができます。
すると、どうでしょう?

とってもやさしい表情を見せてくれます。
開放でのやさしくまとわりつくようなフレアは、
銀塩レンズでは、
ノクトン50mmF1.5やエクター50mmf1.9の専売特許でしたが、
知らぬが仏で、他にも一杯あるのですね。
その上、Cマウントレンズともなると、
もう軒並み軟調の世界。
by Sha-sindbad | 2011-10-02 21:55 | Primoplan58/1.9 | Comments(4)

96 鶏 (メイヤーのプリモプラン50mmF1.9はしっかりレンズ)



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レンズには、ただ、OPTIK GORLITZ Primoplanと記されています。
MEYER-OPTIK GORLITZというのが正式名称のようです。
Hugo Meyer社と同じ会社なのか、違うのか、私には分かりません。
どちらもGORLITZ社の系列のようですから、同じ会社みたいですが。

kinoplasmatさんのホームページで見られるプリモプラン50mmF1.5は、
その超レアバージョンのようです。
kinoplasmatさんは、キノプラズマートとはまた違った味わいを楽しめると、
高く評価しておいでになります。

こちらは、F1.9のM42マウントですが、
アダプタを介して、ライカM9に付けて、目測で撮りました。

描写の具合から推して、F2.8か4に絞っていたでしょう。
F1.9はかなりの廉価版で、数千円で手に入りました。
値段のせいでいうわけではありませんが、
kinoplasmatさんの作品たちに見られる上質感はなく、
おそらくそのF1.5とはぜんぜん違う性能なのでしょうが、
ものの厚みをきちんと出せるという点で、
これはこれで、使えるレンズではないでしょうか?
by Sha-sindbad | 2011-09-19 19:45 | Primoplan58/1.9 | Comments(6)