レンズ千夜一夜

カテゴリ:Biogon21/4.5( 18 )

1672 奈良町逍遥(ひさしぶりにゾンネタール50㎜F1.1ソフトが出馬)Part 1


先日、中将姫光学さんから、
ニコンの50mmF1.1という超レアものをお借りしました。
こうなると、現代の対抗馬、ゾンネタール50㎜F1.1ソフトを使ってみたくなります。
比較のためではありません。

ちょっと質問。
現代にスターなんか居ないと思っているので、昔のスターを思い出して、
マリリン・モンローとイングリッド・バーグマンのどちらが好きですか?
夏目雅子さんと吉永小百合さんとどちらが好きですか?
実は、私は女性に関しては、
比較対照はしないことにしています。
私の答えは、「どちらも好き」

レンズも一緒です。
ほんの一握りの絶対absoluteな存在は別格として、
同種同スペックのレンズには、それぞれに独特の風合い、ニュアンスがあって、
比較対照して二者選択するなんて、ばからしいという気持ちになります。

これでお分かりでしょう。
私は、スターもレンズも、優劣と好悪とはぴたり一致する、
そう考えているのです。

もちろんレンズ絶対主義者もいます。
私の親友のDAさんがそうでした。
好きなレンズは1本だけ!
レンズを代えるとき、旧レンズは売り払ってしまいました。
でも、近頃、少しずつ少しずつ、一夫多妻ならぬ、
一夫多レンズ主義に移行しつつあるようです。
レンズの魅力がポリシーを変えつつあるのかも?

ゾンネタール50mmF1.1Softをソニーα7に付けて、
バスで近鉄奈良駅まで出ました。
行きつけの歯医者さんで歯石をとってもらうため。
50分ばかり奈良町の周縁部を撮影しました。
ニコン50mmF1.1もゾンネタールも、
フォクトレンダーのヘリコイド付きMマウントアダプタで使っています。
マクロレンズ化できるのが、
私のようなロボグラファーにはお涙もののメリット。

でも、この2本の優劣を比較したいとは思いませんね。
ニコンの方が元の最短距離が短いらしく、近寄れます。
どちらもアウトフォーカスの周縁部はすばらしくボケてくれます。
まさに超大口径レンズの快楽。
ゾンネタールソフトを使っていてうれしいのは、
このボケた部分の形や色が合焦部をうまく溶け込ませてくれるあたりの、
感触のやさしさ。





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by Sha-Sindbad | 2016-11-04 23:57 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

1640 西大寺(ビオゴン21㎜F4.5が西大寺への往還に爆発したみたい)Part 2



ビオゴン21㎜F4.5による西大寺ロボグラフィ編Part 2、
40枚アップするつもりだったのに、32枚にとどまってしまいました。
使えない写真が8枚も!

私はオートフォーカスのレンズは、付属で付いてきた一本しか持たず、
これは全然使っていないので、全レンズ文字通り手動フォーカス。
ピントを確認しないで、ノーファインダーで撮るので、
速射性は抜群ですが、今回、問題点に気付きました。
普段は1m付近にピントが来るようにして、
一々ピントをチェックしないで、パンフォーカス撮影します。
でも、超近接写真と2、3mの遠距離(私には遠距離なのです)とを
出くわすものたち次第で織り交ぜて撮っている内に、
たまに超接近して液晶を見てピントを合わせた後、
ヘリコイドをパンフォーカス設定に戻すのを忘れるようです。
おかげで、もう目も当てられないほどのボケ写真がぞろぞろ。
ビオゴンのヘリコイドリングにも1m位置に赤丸を貼り付けよう。

もう一つ、笑ってしまったことがあります。
ビオゴンというレンズ、重厚そのものの描写力なので、
ロボグラフィを眺めていると、
「うーん、なかなか意味深長な深みのある写真が撮れたな」と、
我ながら、ついうっとりしてしまうことがあったのです。
でも、撮影者本人がなんにも撮影意図もコンセプトもないのに、
コンセプト写真が撮れるわけがありません。

実はこれが私の最初からの得意技なのです。
私の写真の師匠田島謹之助さんがこうおっしゃいました。

   「あんたの写真、なんか意味深く見えるんだけど、
    よくよく見ると、なーんにもないんだねえ」

その原因は、一説によりますと、私という人間に深みがないから。
もう一説は、私が立てているので、極めて有力なのですが、
私は最初から意味とかコンセプトのある写真を撮っていない。
よくよく思い返してみますと、写真を始めたときからそうでした。
私が心を留めるのは常に、私の心をハッとさせる何か。
それを写真に撮って、なにかを表現したいなんて、考えたことがない。
自分の心を揺さぶったものを写真に収める、ただそれだけ。
他人に、その写真でなにかを感じてもらおうという気持ちなど、
さらさらなかった!
最初の最初から、徹底的にロボグラフィだったのです。
最初の最初から、私は「写真家」でなんかなかった!

なんだか楽しくなります。
私は人生の最初の頃から、まったく不変だったわけです。
もしどなたか、私のブログに来て、なにかをお感じになったら、
よく覚えておいてください。
あなたのその想いに、私はなんの責任も関係もないことを。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-03 12:10 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

1639 西大寺(ビオゴン21㎜F4.5が西大寺への往還に爆発したみたい)Part 1



8月8日月曜日は大和西大寺で揚琴伴奏レッスン。
使いこなしたい、だけど中々難しい、そんなレンズが、
昔から何本もあります。
タンバール、スーパーアンギュロンの2本、
そして、エルマリート28mmf2.8など。

ツァイスの超弩級レンズ、ビオゴン21㎜F4.5もその一本。
魔的、デモーニッシュとも言いたくなるような重厚な描写は、
私にはどうも荷重という感じがしてきました。
一度マツモトカメラに委托して売りに出したのですが、
ついに売れませんでした。
それほどに人気がないのか、使いにくさが知れ渡っているのか?
この日は、軽い気持ちで、なんにも気にせず撮ろう、
そんなスタンスで持ち出しました。

172枚撮り、80枚弱選んで、2回に分けてご覧頂きましょう。
我が家からバス停までの道すがら、
近鉄奈良駅界隈、
大和西大寺駅界隈、
と、レッスン場までの道すがらの写真たちです。
まずは、シノゴノ言いませんので、
まあ、ご覧下さい。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-02 22:44 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

1161 心斎橋へ (ビオゴン21mmF4.5はいつでもどこでもしっかり見据えて)


19日日曜日は孫たちが午後来る予定でした。
ところが、末っ子のプリンセスが軽い風邪で発熱。
残念ながら中止。

そこで、西宮での吉田正写真教室の終了後、
帰宅途中、心斎橋のMIKIミュージックサロンに立ち寄って、
習うこととなったクロマチックハーモニカのレッスン参考書を受け取りました。
いやあ、また忙しさが増加しそうです。

JR西九条、大正、心斎橋と乗り継いだその途中の写真を、
14枚ごらん頂きましょう。

    ソニーα7に付けたビオゴン21mmF4.5、ますます好調。




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by Sha-sindbad | 2014-10-21 16:04 | Biogon21/4.5 | Comments(2)

1160 阪神今津駅近くで (ビオゴン21mmF4.5はますますホロゴンの第1サブに近づいて)



ホロゴン15mmF8がまさにそうですが、
私にとって、21㎜はますます直観だけで撮れるレンズになりつつあります。

とりわけビオゴン21mmF4.5にますます魅せられつつあります。

    ただ感じるがままに、レンズをあちらに向け、こちらに向け.........
    でも、得られる画像が堂々たるゴシック建築風にがっしりしているのですから。

たった15分ほどでしたが、昼食を挟んでぐるっと今津駅の南を回って、
91枚の収穫。

    その内27枚をごらん頂きましょう。




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by Sha-sindbad | 2014-10-20 22:16 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

1123 似顔絵画家 (ビオゴン21mmF4.5はかなり臨場感を出してくれるようで)



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赤煉瓦倉庫前の舗道上では、似顔絵画家が居ました。

    小学校の修学旅行の男の子が一枚注文し、制作中。
    周囲に女の子たちが群がっています。
    その視線、その表情、なにかしら物語っているような、いないような。

それにしても、似顔絵師というのはどんな画家なのでしょうね?

    ストリートミュージシャンにさまざまな人がいるように、
    似顔絵師だって、練達の画家から画学生まで、
    さまざまな方がいわば実戦体験と実益を兼ねて出張してくるのでしょう。
    その絵も、本格的なドローイングから漫画的な戯画まで、種々雑多でしょう。

    1つ言えることは、その絵がどんなものであれ、似ていると否とにかかわらず、
    注文主は満足して代金を支払うことでしょう。
    画家に絵を描いてもらう、そんなチャンスは滅多にないからです。

それに対して、ポートレート写真師にはあまり出会いませんね。

    携帯電話で内輪で撮れば、写真師に撮ってもらうよりも生き生きとして、
    寛いだ写真が撮れるから、誰も撮ってもらおうとは思わないのでしょう。

ソニーα7に付けたビオゴン21mmF4.5、

    さすがにツァイスのカリスマレンズだけあって、
    かなり登場人物たちを生き生きと記録してくれたようです。

    目下、10月末に予定しているインド・ラジャスタン旅行のメインレンズ、
    その候補レンズたちを試写しているのですが、
    このレンズ、にわかに本命候補に躍り出たようです。
by Sha-sindbad | 2014-09-06 20:02 | Biogon21/4.5 | Comments(2)

1122 カラスは何を呑むのか(ビオゴン21mmF4.5は土砂降りもおかまいなし)



午後から土砂降りとなり、風も強く、
横殴りの雨に下半身ぐしょ濡れになってしまいました。

函館の町で一番多く見かけた鳥はカラスでした。
カラスの濡れ羽色と言いますが、本当にその通りで、漆黒。

でも、おもしろいですね。

    肉眼ではとても大きなカラスが21㎜で撮ると、かすかな点に。

でも、中には大胆なカラスもいます。
おかげで、点よりも大きく写真を撮ることができました。

    私の目の前で舗道上に転がっていた紙コップをくわえて、
    舞い上がって、そばの広告板の上に意気揚々と止まったのです。

紙コップをくわえたのは、もちろん食べるためではありません。

    カラスは賢いので、そんなことは分かっています。
    紙コップを道具として使うほど、賢いとは思えませんが、
    楽しい遊び、おふざけをしている可能性は十分考えられます。
    
すぐ下で私がカメラを振り上げて撮っても、
平然としたものでした。

こんなときは雨のことなどかまっておれません。

    右手のソニーα7を高く伸ばして、1枚撮りました。
    カラスは平気。
    もしかすると、黒く日焼けした私を仲間と思ったのかも?




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by sha-sindbad | 2014-09-04 21:48 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

1117 格子窓 (ビオゴン21mmF4.5はモノクロも得意かもしれない)



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写真が評価されるのは概ね次のような場合です。

①撮ることがとても難しい状況であるにもかかわらず撮られたとき

    カルティエ=ブレッソンにはそんな写真が一杯あります。

②撮るためにさまざまな面で大変な苦労をしたとき

    たとえば厳冬酷寒のヒマラヤ山系に登山して撮ったとか、
    それまでの生涯撮影を拒んできた世捨て人同然の有名人を、
    何年にもわたって説得してついに撮らせてもらったとか。

一方、誰も撮らないような、あるいは撮りたくないような被写体を、
誰もが普通に撮るような撮り方であっけなく撮った写真となると、
まったく評価されないのは当然です。

    早い話、それがロボグラフィ。

    誰でもそこに行けば、同じように撮れるけど、
    誰もそんなところに行って撮りたいとは思わない、
    それがロボグラフィ。

お陰様で、ほんの一握りの同好の士以外には、
とてもとても理解していただける状況にはありません。

    というより、困惑される方の方が多いようです。
    今回は、まさにそんな写真。

素人写真とまったく同じ状況があります。

    「ね、この写真見てご覧よ、面白いんだよ、
    このあと、このEさん、何気なく一歩下がったら、
    次の瞬間、運河の中に顔だけ出して浮いていたんだから」

私にとっても、私の写真が意味を持つのは、
撮った瞬間、自分がどんな気分だったか?
どんなことを感じたか?
そんなことをどっと思い出すことができるからです。

私と一緒に撮影に出かけた方はたいていあきれます。

    あまりに無造作に速写するうえ、「朝237枚撮ったよ」などと、
    撮影枚数をいつも手柄顔で数え上げるからです。
    ブログでも、写真は量ではなく質であると信じる皆さんに向かって、
    ことさら撮影枚数を律儀に記載しています。
    これは「バカにするなら、どうぞ、バカにしなさいよ」という意味。

私にとって、自分の写真の質など、どうでもよいことです。
最短撮影距離にぐっと寄って撮りました。

    21㎜で撮ったという折角の錦の御旗はどっかにやってしまい、
    50㎜で撮っても、100㎜で撮っても、距離感が一致すれば、
    まったく同じ写真になるような撮り方をしています。
    みんな可愛い子なのですから。
    今回の古い美容院のガラス窓の写真もそんな我が子なのです。
by Sha-sindbad | 2014-08-30 22:04 | Biogon21/4.5 | Comments(10)

1116  天神橋筋商店街で (ビオゴン21mmF4.5は天神橋筋商店街向きの近接戦レンズらしい)



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今日は出勤です。

    なに、復職したのではなく、写真出勤。
    いくつか用もあって、大阪に参りました。

今日も超広角レンズの試写です。

    カメラはソニーα7。
    レンズはツァイスの伝説的超広角レンズ。
    ビオゴン21mmF4.5

知る人ぞ知る、1953年製のカリスマレンズです。

    ライバルのライカが1963年に発売したのが、
    スーパーアンギュロン21mmF3.4。
    このレンズにすっかり後れをとってしまったようですね。

私には、ハンニバルとスキピオの関係に似ていると思われます。

    ザマで会戦をしたとき、
    ハンニバルは十数年にわたるイタリア半島での苦闘でくたびれきり、
    ほとんど傭兵で構成してきた軍隊もぼろぼろになっていました。
    一方、スキピオは若く、ローマ軍はいわば一枚岩であり、
    ハンニバルとの長年の戦いで鍛えられ、
    戦術的にもハンニバルをしっかりと学んできた上昇機運の軍隊でした。

ビオゴン21mmF4.5はまだ超広角など誰も使わない時代に生まれて、
少し後に生まれたスーパーアンギュロン21mmF4とともに、
超広角レンズへの扉を開く仕事をしたのではないでしょうか?

でも、どんな時代でも、新しく、より明るいレンズを好むのが写真家です。
F4.5ではF3.4に勝てっこなかったのではないでしょうか?

    今では、周辺まで減光のないニューレンズが次々と登場して、
    スーパーアンギュロン21mmF3.4も超広角の王座をすでに降りて、
    独特の個性を写真づくりに活用する、
    一部の創作的写真家に愛用される境遇に甘んじているかもしれませんね。

じゃ、ビオゴン21mmF4.5は?

    このオールドレンズを持ち出して、
    写真づくりに利用している写真家はいないんじゃないでしょうか?

私も、あまりにも重いので、マツモトカメラに販売を委託したことがありました。

    でも、1年以上委託していたのに、とうとう売れませんでした。
    それがビオゴンの現在なのかもしれません。

やむなく引き取って、その後、ソニーα7が我が家に来て、
事態はにわかに一転しました。

    ライカM9では苦労してマニュアル露出をしていたのに、
    ソニーα7にはライカMマウントを介してすんなり装着でき、
    AE露出ですいすいと撮れます。
    しかも、カメラボディが格段に軽量化したので、
    ムクからの削り出しで作られたビオゴンでも軽々と使えるようになりました。

私の見るところ、堂々たる雄渾な描写力においては、
スーパーアンギュロンに一歩も引けを取らないレンズ。

    ソニーα7がそんなレンズの凄みをちゃんと出してくれるかが見所。
    今日がその初使いだったわけです。

帰宅して、マックのハードディスクに保存して、チェックしてみました。

    最高!
    スーパー!
    ツァイスらしい剛毅にして切れ味豊か。
    一刀両断!
    そんな感じの描写で、不思議に周辺減光も目立たず、

すべてノーファインダーですが、まるで私の心を知っているかのように、
写してほしいだけ、写してほしいように撮ってくれています。
ライカ党(私も実はそうなのですが)が真っ青になるほどの写り。
そう言っても、よろしいんじゃないでしょうか?

    509枚撮った内から、10枚とりあえず選んでみました。
by Sha-sindbad | 2014-08-29 21:58 | Biogon21/4.5 | Comments(0)

654  のみの市 (ビオゴン21mmF4.5はカラーも悪くない)



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土曜日は好天に恵まれました。
北野天満宮にかなり近いあたりの公園は、
八重桜が満開で、まさに春爛漫のなかで、
のみの市風の催し物の最中。
公園を突っ切りながら、数枚撮らせていただきました。

私のロボグラフィに花とか季節感とか言ったものは無縁。
撮りますが、それは季節を代表する花としてではなく、
他の路傍のものたち同様、
路傍に居場所を定めてどっしり構えるロボグラフィとして。
by Sha-sindbad | 2013-04-15 21:10 | Biogon21/4.5 | Comments(0)