レンズ千夜一夜

カテゴリ:Septon50/2( 3 )

200 林立 (セプトン50mmf2は稀代の名レンズという評判だけど)



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セプトン50mmf2

フォクトレンダーのデッケルマウントレンズです。

フォクトレンダーの標準レンズには、
ノクトン、ウルトロン、カラースコパー、と、名レンズが目白押しですが、
幾人かの通から、聞き捨てならない評言が聞こえてきます。

    「セプトンこそ、レンズ史上最高のレンズ」

以前は、このレンズをキヤノンマウントアダプタに付けて、
イオス1Nで撮っていました。
そのときの経験から、そうかも知れないと感じたことがあります。
そのことは、№47に書きました。

今度は、2つのアダプタを介して、ライカM9に付けました。

    デッケル→M42マウントアダプタ
    M42→ライカMマウンドアダプタ

その初体験の写真が今回の一枚。

    距離計が連動しませんので、目測です。
    午後遅くの光なので、レンズは開放にして、
    目分量で距離を設定して撮りました。

幸い思った部分にきちんと合焦してくれました。
やっぱり、このレンズはただ者ではない、
というのが、私の素直な気持ちです。
by Sha-sindbad | 2012-01-07 23:33 | Septon50/2 | Comments(0)

92 夕映え (ゾナー50mmF2って、寡黙な男の中の男だった)



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今ではもうライカの一人勝ちですが、
第二次世界大戦前後にかけて、
写真家たちは、ライカ党とツァイス党に別れて、
かしましく優劣を競いあったそうですね。

大方の一致をみた見解はこうでした、

    ツァイスのレンズをライカのレンズに付けたい。

アダプターやレンズ改造を通じて、
今では、そんな夢の組み合わせがかなり実現しているようです。
でも、折角の夢の組み合わせも、実行してみますと、
いささか居心地が悪い想いをすることが多いですね。

というのは、両社のテイストがかなり異質なのです。
ツァイスは実在感溢れる重厚な写りを信条とします。
でも、ライカのボディは、もっと軽快なフットワークで、
もっと柔軟な心の持ち主のためのカメラという感じなのです。

    ツァイスレンズはコンタックスで、
    ライカレンズはライカで撮る、
    これが正解なのでしょう。

コンタックスⅡaにゾナー50mmF2を付けて撮りました。
夕映えの古都京都の古道具屋には、
やっぱりツァイスが似合っている、
そんな感じがしますが、
きっと気のせいでしょうね。
by Sha-sindbad | 2011-09-15 15:40 | Septon50/2 | Comments(2)

47  靴店 (セプトン50mmf2ならそっくりそのまま撮れてしまう)



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そんなに沢山使っていないので、確かなことではありませんが、
これまで使った限りにおいては、
ドイツのレンズ各社には、
なにか連綿と続くレンズポリシーがあるようですね。

    ツァイスは、男性的で実在感溢れるレンズ。
    ライカは、女性的であたたかな情感を醸し出すレンズ。
    シュナイダーは、きりっとした切れ味のレンズ。
    そして、フォクトレンダーは、さらりと澄んだ味わいのレンズ。

セプトン50mmF2は、そんなフォクトレンダーの味わいを色濃く持っています。

このレンズが最高、そう信じている人もいるそうです。
そんな言葉を伝え聞いて、17、8年前、手に入れてみました。

デッケルマウント・アダプタを手に入れて、
キャノンイオス1Nに付けました。
すると、さらりとこんな写真が撮れてしまうのですから。
私も頭から否定する気持ちにはなれませんね。
by Sha-sindbad | 2011-07-31 09:59 | Septon50/2 | Comments(2)