レンズ千夜一夜

カテゴリ:Elmar50/3.5( 5 )

1658 加美(エルマー50㎜F3.5は古いなんて、誰にも言わせたくないな)



アポクアリア28mmF2の描写を見て、あるレンズを思い出しました。
もちろん答えはこの記事の存在で明らかでしょう。

    エルマー50㎜F3.5

こう言うと、クラシックレンズ専門家は眉をひそめて、
「どの時期のエルマー?
エルマーにもさまざま種類があって...」と、
とくとく顔でのたまうでしょう。

私もお答えしましょう、
「私の知っているのは、私のエルマー一本だけ。
そのエルマーと似てると言って、なぜ悪いの?
他のエルマーがどうか、なんて知りませんよ。
あなただって、どれだけ試してみて、
どれだけちゃんと違いを見分けることができるのですか?
自分にできないことを人に求めないようにしましょうね」

というわけで、30枚並べてみました。
アポクアリア28mmF2との比較はさておいて、
さらに思い出してしまいました。
カルティエ=ブレッソンも1932年頃エルマーを使っていたと推測されますが、
彼の当時の写真たちとかなり似た写りではありませんか?
ということは、私のエルマーもなかなか良く写るレンズでは?





b0226423_23131590.jpg
b0226423_2313939.jpg
b0226423_2313247.jpg
b0226423_23125641.jpg
b0226423_23124928.jpg
b0226423_2312429.jpg
b0226423_23123668.jpg
b0226423_23123048.jpg
b0226423_2312153.jpg
b0226423_2312260.jpg
b0226423_23115519.jpg
b0226423_23115024.jpg
b0226423_2311441.jpg
b0226423_2311376.jpg
b0226423_23113281.jpg
b0226423_23112027.jpg
b0226423_2311165.jpg
b0226423_23105985.jpg
b0226423_23105448.jpg
b0226423_2310485.jpg
b0226423_23104196.jpg
b0226423_23103645.jpg
b0226423_23102496.jpg
b0226423_23101850.jpg
b0226423_23101117.jpg
b0226423_2310546.jpg
b0226423_2395670.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-10-04 23:14 | Elmar50/3.5 | Comments(0)

1548 加美(エルマー50㎜F3.5って、やっぱり評判どおりの名レンズなんだ)



大阪加美に孫プリンセスの世話に参りました。
1歳3か月になって、おしゃべりもかなりできるようになり、
意志力も探求力も旺盛。
てきぱきとすべて自分で物事を押し進めていきます。
ベビーシッターとしてもとても面倒のかからない子で、
楽しい一日を過ごしました。

午後5時15分過ぎ、孫の家を出て、
電車の時刻まで10分少々撮影を楽しみました。
カメラはリコーGX-R
レンズはエルマー50mmF3.5

この第二次世界大戦前に作られた古代レンズは、
とにかくよく写ります。
メタモルフォーゼを起こしてくれるような、
私のいわゆるメタモルレンズではありませんが、
重厚で存在感にあふれたイメージをプレゼントしてくれます。

カルティエ=ブレッソンの1930年代の作品の多くは、
このレンズではないでしょうか?
雰囲気がいかにもエルマー風なのですから。




b0226423_21295257.jpg
b0226423_21294660.jpg
b0226423_21294095.jpg
b0226423_2129326.jpg
b0226423_21292786.jpg
b0226423_21292074.jpg
b0226423_21291481.jpg
b0226423_2129958.jpg
b0226423_2129344.jpg
b0226423_21285735.jpg
b0226423_21285286.jpg
b0226423_21284649.jpg
b0226423_21284032.jpg
b0226423_21283345.jpg
b0226423_21282765.jpg
b0226423_21282113.jpg
b0226423_21281530.jpg
b0226423_2128649.jpg
b0226423_21275518.jpg
b0226423_21274629.jpg
b0226423_21274039.jpg
b0226423_21272888.jpg
b0226423_21271955.jpg
b0226423_21271235.jpg

by Sha-Sindbad | 2016-03-31 21:32 | Elmar50/3.5 | Comments(0)

43  赤2題 (エルマー50mmF3.5は古さを感じさせないね)


b0226423_18345493.jpg

b0226423_18363188.jpg




エルマー50mmf3.5

とても気に入っているので、あと2枚、京都撮影分を出しておきます。

どちらを見ても、古さをぜんぜん感じさせませんね。
2枚目なんて、とてもクリアーで、素敵な色合いではありませんか?

ノンコーティングのレンズですが、
私は基本的に順光を撮りますので、
レンズが古くても、素性がよければ、問題はないのでしょうか?

それとも、ライカM9というカメラのおかげなのでしょうか?

とにかく、使えるレンズですね。
by Sha-sindbad | 2011-07-27 18:56 | Elmar50/3.5 | Comments(0)

42  祇園 (エルマー50mmF3.5が天才に出会ったとき)

b0226423_1147897.jpg
b0226423_11465658.jpg
b0226423_11464871.jpg
b0226423_11464075.jpg




エルマーって、シンプルなレンズですね。

3群4枚と、レンズ枚数も少なく、
1902年ツァイスのパウル・ルドルフ博士発明のテッサーに似ています。
シンプルだと、写りも明快になるようですね。

4枚選んでみました。
最初の3枚はf5.6あたりに絞っています。
最後は開放。

カルティエ=ブレッソンもこの頃のエルマー50mmf3.5で、
彼の最初の傑作群を撮ったはずです。
カルティエ=ブレッソンは、最初からカルティエ=ブレッソンでした。

天才が銘玉と出会ったときに、その効果は爆発的だった。
by Sha-sindbad | 2011-07-26 11:51 | Elmar50/3.5 | Comments(4)

41  白馬 (エルマー50mmF3.5は永遠の標準レンズ)



b0226423_21232984.jpg



エルマー50mmf3.5

バルナック型ライカが発売された1925年から1961年まで延々と製造し続けられた、
バルナック型ライカのスタンダードとされる標準レンズですね。

どうやら時代を経るにつれて、写り具合は微妙に変わっていったようです。
当然のことですが。
でも、新しいほどよいという訳にはいかないようです。

エルマー50mmf3.5のファンはかなり多いようですが、
どの時代のエルマーを良しとするかは、人様々。
食べ物とレンズの味わいは議論しない方がよろしいようです。
ただ、シンプルに好き、好きじゃない、これで十分ですね。

でも、私の友人のクラシックレンズ愛好家O氏曰く、

    「そりゃ、エルマーは古ければ古いほど、いい!」

私は、こういう考え方には、わけもなく賛成したくなる方です。

とはいえ、好きも嫌いもあったものじゃありません。
たった一本しか使ったことがないのですから。

私のエルマー50mmf3.5のシリアル番号は
「120100」

私の持っているライカレンズブックでは、
1933年製造分が156001〜195000とあり、
それより若い番号のものについての記載がありません。

なんでそれ以前の番号について年代が特定されていないのでしょうね?
記録が残っていないということでしょうか?

そこで、1932年以前の156000個が8年間に均等に生産されたと、
かってに仮定してみましょう。すると、
120100番は6年目の頃、つまり、1931年頃のものとなりそうです。
とすると、O氏が推奨する「古いエルマー」にかなり近いのでは?
そんな風に考えて、ちょっと嬉しくなったりしています。

でも、80年前のレンズとは思えないほどに、
レンズは美しくクリアー、
鏡胴は古色蒼然たるたたずまいで、気に入っています。

写りは?
開放の描写はごらんの通りです。
どこにも古めかしさが見あたりませんね。
尖ったところがなく、とても円熟した表現をしてくれます。

明日、絞った写例をアップします。
それをごらん頂いてから、評価していただければよいのですが、
私としては、文句なしによい、そう言いたいところ。

いかがでしょうか?
by Sha-sindbad | 2011-07-25 22:08 | Elmar50/3.5 | Comments(2)