レンズ千夜一夜

カテゴリ:Dallmeyer25/1.9( 36 )

1899 バス道へ(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)3 カメラが杖



仕事に就いていた頃の自分をふっと思い出しました。
そして、現在の自分と比べ合わせて、笑ってしまいました。
かなり変った、そんな感じがします。
当時は、決して人にたずなを取られない、
いつも人よりも遠くを見ていなければならない、
そんな気持ちが行動を律していたようです。
私は実のところ抜け作君なのですが、
修羅場に強いところがあって、なんとかしのいでいたようです。

退職後まもなくは、惰性でしょう、
そんな習性が少しは残っていたようです。
でも、近頃、はっと気づきました。
なんだか肩肘張る習性が消えてくれたようだ。
ダルメイヤー25㎜F1.9のウルトラボケ写真など、
在職中だったら、「なんだ、こんなゴミ写真!」だったでしょう。
そんなゴミ写真をせっせとブログに掲載している。

自分じゃ、昔の自分と今の自分とは一緒だ、そう信じてきました。
でも、そうじゃなさそうです。
「こんな写真、あんまりボケすぎて、心になんにも響いてこない」
そうおっしゃる方が多いでしょうね。
それで良いのです。
私は自分の写真を人の心に届かせたいなんて、
毛ほども思わなくなっているからです。
自分の心に届かせたい、それだけ。
シーザーの戦勝報告「来た、見た、勝った」じゃなく、
「歩いて、見て、撮った」、
この行為が私そのものなので、それが全てですから。

20世紀のユダヤ哲学者マルティン・ブーバーの一節を
なぜか思い出しました。
詳しいことは覚えていません。
ブーバーが野を散策していたときのことです。
巨木に出会ったのです。
実に堂々たる存在感を感じて、
哲人は手にしていた杖を幹に当てて、
ぐいと押しました。
すると、巨木が押し返し、
その瞬間、哲人は巨木と心を通じ合った、
そんな感覚を抱いたのです。

我田引水で申し訳ありませんが、感じます、
私も同じだなあ。
私が哲人、路傍が巨木、カメラが杖、
そして、撮られたロボグラフィが交わりの記憶。

在職時代の鎧を完全に脱ぐことができたから、
そんな気持ちに素直に浸れるようになってきた、
そして、路傍の見捨てられたものたちと、私とは、
互いに区別がつかない、同一の次元に結ばれている、
私は今この瞬間そう悟ったようです。





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by Sha-Sindbad | 2017-10-26 23:23 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1898 西九条(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)2 中也の詩



ダルメイヤー25㎜F1.9を手に、
いかにも浪速の下町らしい大阪西九条を撮りながら、
私は中原中也の詩「汚れっちまった悲しみに……」を
静かに口ずさんでいた、なんて書くと、
ちょっとかっこいいかもしれませんね。
残念ながら、私にそんなキザな高尚趣味はありません。

でも、このレンズの西九条写真をブログにアップするために、
ブログ用に小型化していると、
そのいかにもダークに汚れた写真たちには、
なにか詩のような叙情がどんよりと垂れ込めているな、
そう言えば、「「汚れっちまった悲しみ、。。」なんて詩があったな?

現代は便利ですね。
この言葉をグーグル検索するだけで、中也さんの詩全部が見つかります。
詩の門外漢にもなんだか詩人の気持ちがよーく分かるような、
そんな単刀直入の切れ味がある詩ですね。
 
   汚れっちまった悲しみに
   今日も小雪の降りかかる
   汚れっちまった悲しみに
   今日も風さえ吹きすぎる

   汚れっちまった悲しみは
   たとえば狐の革裘(かわごろも)
   汚れっちまった悲しみは
   小雪のかかってちぢこまる

   汚れっちまった悲しみは
   なにのぞむなくねがうなく
   汚れっちまった悲しみは
   倦怠(けだい)のうちに死を夢(ゆめ)む

   汚れっちまった悲しみに
   いたいたしくも怖気(おじけ)づき
   汚れっちまった悲しみに
   なすところもなく日は暮れる……

でも、この詩を詠んでいると、透明感が漲っていて、
なんだか、この詩にも、詩人にも、汚れきったところなど、
どこにもないんじゃないかな、という感じがしてきます。
それに引き換え、私の写真、
このダルメイヤーに限らず、どんなレンズを使おうとも、
どこか汚れた感じがいつもべったり付着しているようです。
どうも、レンズにもカメラにも責任はなく、
私にその原因があるんじゃないかな、という気がしてきました。



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by Sha-Sindbad | 2017-10-24 22:43 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1897 近鉄奈良駅まで(2017年8月23日ダルメイヤー25㎜F1.9幻惑のとき)1



ダルメイヤーの極小のCマウントレンズ、

  Dallmeyer25/1.9

ペッツヴァールタイプの小型レンスです。

すでに33回も記事を作っています。
ご覧になったら、お分かりのとおり、
ファンタジー一筋のレンズです。

35mm用のいわば横綱相撲をとるレンズたちが続きましたので、
オリンパスEP-L1で、いわば片手間に撮った行きずり写真を、
3回に分けて、さらっとごらん頂きましょう。




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by Sha-Sindbad | 2017-10-24 15:02 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1798 元町の春(2017年4月8日神戸元町とダルメイヤー25㎜F1.9、ともに歌った)


ピカソの生涯の作品数は軽く10万点を超えているのだそうです。
どうやら、インスピレーションによってアイデアが浮かび、
じっくりと構想を練って、やおら製作に取りかかったなんてことは、
なかった!

垂直に立てた透明アクリル板の向こうにピカソが座り、
バンバン描きまくっては消し、消しては別の絵を描きまくる、
そんなシーンが撮影されていました。
絵を描くことはまるで呼吸することだったのです。
我描く、故に我あり。
そんな画家だったのでしょう。

私は芸術家じゃなくて、ただの写真好きですが、
ピカソのように、撮りたいですね。

私の初期の写真の師匠は写真家田島謹之助ですが、
彼はよく言ったものでした、
「良いシーンに出会ったとき、カメラを向ける前に、
どんな写真になるか、どんな写真を撮りたいか、
分かってなきゃダメですよ」
私のように、「わっ、いい!」、そう思った瞬間に、
いきなりシャッターを落としてしまう、そんな人間は、
所詮、田島さんの不肖の弟子に終わる運命でした。

それからずっと私の撮り方は変りません。
でも、私が田島さんの勧めどおりの写真家になった、
なんて可能性はいくら考えてもありません。
ロボグラフィに出会った瞬間にシャッターを落とす、
その醍醐味こそ、私の写真の喜びなのですから。
その結果どんな写真が撮れるか?
そんなことはどうでもいいじゃない?

そんな私に神戸の町は楽しいですね。
奈良、大阪では出会えない、そんなシーンが一杯。
4月8日は神戸アブニールコンサートの日でした。
そんな日でもカメラを持参して、
リハーサルの前後に48枚撮りました。

ダルメイヤー25㎜F1.9付きオリンパスEP-L1。
ペッツヴァールだと言われている廉価版Cマウントレンズ。
でも、ロボグラフィ適性は抜群です。

私の友人の一人は言い切ります、
これ一本あればいい!
私はそこまで言い切る自信はありませんが、
なにかの災害で、このレンズ一本だけが残されても、
一生写真を楽しむ人生を送れるだろう、
そんな確信はあります。





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by Sha-Sindbad | 2017-05-16 17:56 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1675 神戸元町(久しぶりにダルメイヤー25㎜f1.9を使ってみた)Part 2



レンズの描写には3種類あるようです。
私の表現方法でしかないのですが、
① 現実をより面白く見せてくれる。
② 現実をより面白くなく見せてくれる。
③ ①②のどちらでもない。

極めて主観的、独りよがりな分類であることは認めます。
でも、これで十分、私はそう感じています。
あなたにとっても、これで十分。
写真を世界にアピールしたい人、
写真で思う通りの表現を実現したい人には無縁の分類法。
「表現」という言葉が入っていないのは、
外部に向かっても、内部に向かっても、
写真でなにかを表現したいなんて、考えないからです。
写真は求心的で十分。
外界をひたすら自分に向けて歌わせたい、
ただそれだけ。

ダルメイヤー25㎜F1.5は断然①。
よく歌ってくれます。





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by Sha-Sindbad | 2016-11-16 15:44 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1675 神戸元町(久しぶりにダルメイヤー25㎜f1.9を使ってみた)Part 1


もしCマウントレンズを一本だけ残して、あとは棄てよ、
そう神様に命じられたら、何を残すだろうか?
そんな思考実験をときどきやってみることがあります。
Cマウントレンズだったら、やっぱりこれかな?
それがダルメイヤー25㎜F1.9。

私は、いつも思うのですが、
これが16ミリムービーカメラ用のレンズだとしたら、
35㎜スチールカメラのレンズはどうしてもっと歌ってくれないんだろう?
どこか私の方が思い違いをしているのでしょうけど、
種々のCマウントのレンズを使っても、印象は同じ。
とにかく楽しく歌ってくれます。
そんなCマウントレンズの廉価版の白眉がこれ。




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by Sha-Sindbad | 2016-11-13 23:00 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1611 ロボグラフィ(ダルメイヤー25mmF1.9はさすがに魔のレンズだった)



私のようなロボグラフィにふさわしいレンズはなにか?
よくそう真剣に考えてみます。

現代レンズは使えません。
古色蒼然としたクラシックレンズなら、
リアリズム写真とアートの狭間に私を遊ばせてくれそうです。

ロボグラフィって、いわば「行間」の眺め。
「余韻」と言ってもよさそうです。
というより、字、文章なしに、行の線だけが見える手紙、
余韻を残す本体そのものがなにもなく、
ただ余韻のような気配が漂っているだけ、
そんな頼りなく儚いもののようです。

7月7日七夕様の日に外出したときに携えたのが、
そんな行間レンズ、余韻レンズの一つの極致、
ダルメイヤー25㎜F1.9。
19世紀のペッツヴァールの末裔がこれ、というわけです。

前回はペッツヴァール58㎜を楽しんだわけですが、
こうして肩を並べて遊ばせてみます、
なんだかダルメイヤーでも十分楽しませてくれる、
おんな印象がかえってきます。
こいつは一生の伴侶となりそうです。




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by Sha-Sindbad | 2016-07-16 23:09 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1537 雨の西大寺(ダルメイヤー25㎜F1.9は再開発で寂しい界隈でも何かを見つけ)



3月14日月曜日の揚琴レッスン日の巡回コースの最後、
大和西大寺でのロボグラフィがまだ残っていました。

ペッツヴァールの末裔、ダルメイヤー25㎜F1.9があれば、
どんなところでも、なにかは撮れます。
簡単に言いますと、なにを撮っても、どこか化けてくれる。
写真的才能など、かけらもないレンズ依存型人間には、
こんなにありがたいレンズはありません。
とにかく並べてみましょう。

別ブログの「わが友ホロゴン」で、
埋もれた写真家ソール・ライターのことを書きました。
彼の意表を突くほどに独創的な写真群を見ていますと、
レンズに頼る人と天才との間に、
深く深く横たわる深淵の深さに感動してしまいます。
これが人間に与えられたダイナミックレンジなんだな..........
そんなダイナミックレンジの一番底近くから、
天辺を見上げるのですから、
ソール・ライターを見上げて味わえる感動は並大抵じゃない、
そう胸を張りたいところです。
まあ、威張れる筋ではないのですが..........





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by Sha-Sindbad | 2016-03-19 16:47 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1536 雨の西九条(ダルメイヤー25㎜F1.9は庶民の街でも発見続き)



レンズにも人間と同じような個性がある、
そう言ったら、大げさだとお感じでしょうね?
でも、あるのです。
人間でもまさに色々ですね。

  α この人と一緒に居たら、楽しい、と感じる人がいます。
  β 猛烈に刺激的だ、と感じる人が’ます。
  γ 新しい世界を開いてくれる、と感じる人がいます。
  δ 宇宙の外まで飛び出ることができる、と感じる人がいます。

私は、このどれかに当てはまらない人とは付き合いません。
人生、そんな無駄なことをしている暇がないので。

レンズもそっくり同じ区別ができます。
ダルメイヤー25㎜F1.9は、まさしく、γ。
チビなのに、γ。
なぜって、私は現場でこのレンズで撮った本人なのです。
だから、分かります。

いつも書くとおり、私はこう感じないと、撮りません、
「わっ、いいっ!
待っててくれたね!
ありがとう!」
あいにく、一杯、そんな奴らに出会います。
レンズが会わせてくれるのです。
だから、手にしたレンズが違うと、別のものに出会います。

間違いなく100回以上歩いているJR西九条駅周辺で、
ダルメイヤーは、なんだ、君、そんなところに居たのか!
そう言いたくなるような可愛い奴らを紹介してくれました。
旧知のロボグラフィについても、
君って、そんな顔をしてたの、知らなかった!
そう言いたくなるような表情を紹介してくれました。
ご覧下さい。




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by Sha-Sindbad | 2016-03-18 11:42 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)

1535 ユニバーサルシティ(ダルメイヤー25㎜F1.9は人工都市でもしっとりと)



80を越えられて、少し体調を崩し気味の畏友RAさんに、
気分良く外出していただこうと考えて、
ペッツヴァールレンズを一本プレゼントしたことは、
すでに書きました。

    ペッツヴァールSVE100㎜F2.9

宮崎貞安さんにライカMマウントに改造していただいている上、
100ミリにしては、とても小振りで軽量なので、
フォクトレンダーRM2とライカM2をお持ちのうえ、
長焦点レンズによる銀塩派のRAさんには、鬼に金棒。
そう踏んだのです。

目論見は大成功で、それ以来、外出時にはいつも携行。
数枚、ペッツヴァール写真を拝見しました。
それを見て、どんな気分になったと思いますか?
良かった、という気持ちが半分、
そして、
ちょっと残念、という気持ちが半分。

というのは、このプレゼントは、私にはエルマジ95㎜f2.4という、
重厚艶美なるペッツヴァールがあると考えてのことでしたが、
その後、段々と分かってきました、
エルマジ95㎜f2.4の描写のすばらしさは、
エルマジという古代レンズの描写力によるもので、
どうもペッツヴァール性はかなり稀薄らしい。
一方、100㎜F2.9にはペッツヴァール性が横溢しています。

それでも今回、気持ちを取り直しました。
ぼくにはこれがあるじゃないか!
そう胸を張って頷ける、
しっかりペッツヴァール描写をしてくれるレンズ、
それがダルメイヤー25㎜F1.9。

今回はユニバーサルシティ駅界隈の写真をごらん頂きましょう。
揚琴レッスンまでのたった10分間の空き時間ですが、
駅から50mあたりまでの撮り慣れた空間。
このあたりだけでも、何十回も撮っています。
でも、レンズの性格が大きく写真を変えてくれます。
24枚、並べてみましょう。
私にはとても新鮮な写りを楽しめました。




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by Sha-Sindbad | 2016-03-16 16:20 | Dallmeyer25/1.9 | Comments(0)