レンズ千夜一夜

カテゴリ:Elmar65/3.5( 8 )

1164 颯爽! (1930年代生まれの老レンズが颯爽たる若者と出会った)



本日は2人の親友と一緒に大阪市大正区を歩いてきました。
ソニーα7に初めてパンタッカー50mmF2.3を付けました。

    長い間、このセットを試そうとしなかったのは、
    この私にとっては最高の幽玄レンズをソニーα7に付けたとき、
    その味わいが消えてしまうのでは、そう心配していたのです。

杞憂でした。

    小さな道を歩いているとき、青年とすれ違いました。
    生き生きとしている姿にちょっと惚れました。

    すれ違う直前、手元のソニーα7で、ノーファインダー撮影。
    幸運にも、かなりピントが合ってくれたようです。




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by Sha-sindbad | 2014-10-24 22:55 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1158 Who? (エルマー65mmF3.5はやっぱりマクロレンズの王様なんだ)



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この写真はなにか?

99%の方はこう答えるでしょう。

    岩。

私はこう答えます。

    顔。

    もちろん岩でできた擁壁の一部なのですが、
    これを見た途端、「顔だ」、私はそう思い、
    顔を撮るつもりで撮り、
    写真を見ても、顔にしか見えません。

私がこう書いても、ほとんどの方はおっしゃるでしょう、

    「どうしてこれが顔?
    顔なんか、ないじゃない?」

このギャップは、私が写真家になりえないことを証明しています。

    でも、平気です。
    だって、顔にしか見えないのですから。

エルマー65mmF3.5をソニーα7に付けて撮りました。

    もちろん開放です。
    それなのに、この峨峨たる感触、外観!
    これらはすべてエルマーのお陰です。
by Sha-sindbad | 2014-10-17 23:48 | Elmar65/3.5 | Comments(2)

1152 駅から駅まで (エルマー65mmF3.5のマクロ域にますます魅せられて)



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中崎町にクラシックカメラ店「カメラのマツバラ光機」を、
店主の松原さんが開店されてまもなくだったと思います。
マクロプラナー60㎜F2.8を手に入れて、
「こんな凄いマクロレンズを手に入れた」と自慢しに行ったのです。

折から松原さん、京都の人形師から相談の電話を受けていました。

    「人形を撮るマクロレンズを欲しいって言うんですか?」
    「えっ、ヤシカのマクロプラナー60㎜ですか?
    悪くないけど、それほど良いわけでもありませんよ」
    「そりゃ、一本しかありませんよ。
    ビゾ用のエルマー65mm、これ以上のマクロレンズはありませんよ」

たしかにマクロプラナー60㎜F2.8は良いレンズでした。
等倍まで撮れるのですから、この点は申し分がありません。

    数年後、エルマー65mmF3.5を手に入れて、納得しました。
    なぜか、どんな距離で撮っても、人が、ものが、風景が生きている!

    大したレンズです。
by Sha-sindbad | 2014-10-06 16:49 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

1151 バス停まで (エルマー65mmF3.5はやっぱりマクロ中の白眉)



今日は芦屋で吉田正写真教室のクラブSei-G写真展準備会でした。
台風が接近して、午後からは強い雨が降る予報なので、
奈良まで帰られなくなっても困ります。
出品写真10枚をご覧いただいて、できるだけ早く奈良に帰るつもり。

重いのですが、カメラも1セットバッグに納めました。

    ソニーα7
    エルマー65mmF3.5

ライカのビゾフレックス用のレンズです。

    宮崎さんに一度はMマウントに改造していただきました。
    遠近どこでも最高の描写性を誇る希代の名レンズですが、
    中でもマクロ域での生命感には目を見張るものがあります。
    Mマウントでは最短はせいぜい80cm程度。
    これじゃ一番活かしたい才能が活きてくれません。

思い切ってM42マウントに再改造していただきました。

    市販のM42マウントアダプタを2段組み、
    そのアダプタにエルマーを組み込んでいただきました。

このレンズを家からバス停までの道すがら使ってみました。



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最大のデモンストレーションは1枚目。

    空をバックに、幹の右側側面に小さな黒点が見えます。
    これをピクセル等倍まで拡大してみると、ちゃんと見えるのです。
    細い足で立つ小さなアリ。

そして、立体感もただならぬ実在感を醸しだしてくれます。
やっぱり再改造をお願いしてよかった!
by Sha-sindbad | 2014-10-05 19:52 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

519  街角変化 (エルマー65mmF3.5はメタモルフォーゼの名人らしい)



私はレンズをリアリズムの道具と考えたことは一度もありません。

    記録の道具だと考えていますが、
    ドキュメンタリーとしての記録ではなく、
    私の心の遍歴の記録。

目が見たものではなく、心が感じたものを撮りたい。
ものをものとして猛烈に正確に写し取るレンズがあります。
そんなレンズを、私はできるだけ避けてきました。

私が求めてきたレンズ特性の第1はメタモルフォーゼ。

    私が見たものを変容して、
    そんなものとは予測もしていなかったイメージを生みだし、
    それこそ私が見たいものだったと思わせてくれる、
    そんなレンズ。

エルマー65mmF3.5は、かなり精緻な描写なのですが、
その精緻な画像からオーラのように生命感が輝き出る、
そんな芸当のできるレンズなのです。

私の好きなレンズはそれぞれに個性がありますが、
よくよく考えてみますと、みんなこの芸当ができるレンズたち。
エルマー65mmF3.5を久しぶりに使って、安心しました。

このレンズ、私の仲間なのです。




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by Sha-sindbad | 2012-11-18 22:05 | Elmar65/3.5 | Comments(2)

518  美少女か孫か? (エルマー65mmF3.5にはピグマリオン効果が?)



ピグマリオン効果というものがあるようです。

    期待をこめて教育すると、
    思いがけないほどの向上が見られる。

エルマー65mmF3.5というレンズ、
このピグマリオン効果の達人らしいのです。

    なにをどんな風に撮っても、
    活き活き、わくわくとして、画像が立ち上がります。
    というか、もっと激しい。
    ロボグラフィが私に向かってわっと飛びついてくる。

あなたが男性として、お尋ねします。

    久しぶりに出会って、驚くほど美しく成長した少女が、
    あなたを見た瞬間、歓喜を爆発させるようにして、
    あなたにわっと抱きついてきたら、
    どんな感じがしますか?

残念ながら、私にはその経験がありません。

    でも、想像できます、
    エルマーの画像を見て。

今日、1歳の誕生祝いに孫が来ます。
そのとき、同種の体験をすることができるはず。
いや、絶対にできる!
なんだか、負け惜しみみたいですね。




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by Sha-sindbad | 2012-11-18 10:48 | Elmar65/3.5 | Comments(0)

517  落書きアート (エルマー65mmF3.5は、いわば夜の女王様)




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ビゾフレックスという装置があります。

M型ライカを一眼レフに変身させる奥の手。

    「木に竹を接ぐ」という言葉がありますが、
    まったく同じ意味で、
    「MにVを接ぐ」と言うことができそうです。
    最近の政局で言いますと、
    「太陽に維新を接ぐ」でしょうか?
    
つまり、勝つための便法。
便法は常に最後は失敗に終わります。
ビゾフレックスもプロがよほどの都合があるときに使っただけ。
一般ユーザーにはついに普及することがなかったようです。

でも、レンズは凄い奴らが用意されました。
エルマー65mmF3.5もその一本。

    プロたちがこのレンズを紹介するとき、
    驚いたことに、異口同音に、
    
        「活き活きとした描写に仰天」

    でも、これは大げさではありません。
    私も使う度にそう感じます。

以前はペンタックスのヘリコイド付きチューブに接着して、
M42のレンズとして使っていました。
一眼レフをやめたとき、このレンズとも縁が切れました。
と思ったのは間違いで、縁結びの天使が出現しました。

    改造名人の宮崎貞安さんです。

Mマウントに改造して頂き、今日がライカM9での初使用。
平面を撮りました。

    ライカM9の設定は不動、
    シャープネスオフ、彩度、コントラスト中低。
    感度は400、開放で撮りました。

今日は強い雨で、すでにかなり暗いアメリカ村でした。
でも、立体的で、やっぱり活き活きとしています。
純正Mマウントに決して劣らぬばかりか、
私には勝っているように思われます。

    屈指の名レンズ、
    裏街道を支配する夜の女王様なのです。
by Sha-sindbad | 2012-11-17 22:36 | Elmar65/3.5 | Comments(2)

19 氷 (エルマー65mmF3.5はピカ一の質感描写)



今では持っていないレンズなのですが、

エルマー65mmF3.5

このレンズこそ、マクロレンズの王様ですね。

でも、驚くことは、このレンズがどんな距離でも最高だということ。
理由は分かりません。
でも、画像をご覧になったら、わかります。
どんな距離でも、このレンズの写真は生命力がガンガンと感じられます。

不思議なレンズ。

Mライカでは、ビゾを使わないと、使えないので、手放しました。
でも、ひょっとしたら、宮崎さん、改造してくれるんじゃないかな?
一度、相談してみましょう。



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by Sha-sindbad | 2011-07-03 10:14 | Elmar65/3.5 | Comments(2)