レンズ千夜一夜

カテゴリ:Hologon15/F8UF( 22 )

1732 雨のバス停に(ホロゴン15㎜F8Uは全天候型というより、雨が大好き)

2016年12月10日、京都四条河原町あたりを撮影しました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けました。
579枚撮りました。
まずは、我が家からバス停までの道中ロボグラフィをアップしましょう。

京都での撮影分は別ブログ「わが友ホロゴン」に連載します。
雨模様にホロゴンは生き生きと反応してくれました。
でも、実はどんな天候でも、ホロゴンは生き生き活躍してくれます。
私とは生涯の伴侶。




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by Sha-Sindbad | 2017-02-08 23:13 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1700 こんな風に生きたい!(大台に乗った記念はやはりホロゴンで飾る)



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千夜一夜もレンズ談義を続けたい、
そんな野望に燃えて始めたこのブログ、
気がついたら、とっくの昔に千夜一夜を通り越し、
ついに1700夜を迎えてしまいました。
千夜一夜目は、次の記事です。

   1001 道(レンズ千夜一夜の最高の語り手はやっぱりホロゴン)
      (http://shasindbad.exblog.jp/22473961/)
            by Sha-Sindbad | 2014-04-19 21:21

2年8ヶ月ちょっとかかったわけです。
前回は岩に切り込まれた階段道でした。

今回は竹の根っこの写真にしました。
もちろん、ホロゴン15㎜F8Uで撮った写真です。
カメラはソニーα7。

こんなにびっしりと根を生やして、
大地をしっかりとつかんでいるのです。
竹のしたたかさが分かります。
私もこんな竹になりたい。

たった一つの趣味が旅でした。
ところが、老母が寝たきりになって、旅に行けなくなりました。
今では、私にはなんの楽しみもありません。
そんな方だっているかも知れません。
私にだって、似たようなことが起こるかもしれない。
私自身が寝たきりになるかもしれない。
どんなことが起こっても、私は自分の人生を生きたい!
自分の人生を楽しみたい。
そのためには、沢山の根っこをこの大地に伸ばしておきたい。
この竹を見つけた途端、私が思ったのはそのことでした。

アルフレッド・ノース・ホワイトヘッドが書いていました、
人生のあらゆる瞬間のあらゆることを生き甲斐にしよう。
文字通りすべての生きる行為に生き甲斐を感じよう。

この根っこを見つめているうちに、
ホワイトヘッドが考えていたことはこんなことなんだな、
そう納得できた感じ。

隠退してから、ちょっとそれに近くになりつつあります。
生活のあらゆる場面に重要性の差がなくなりつつあります。
「これを急いでやり終えて、あれをしなくちゃ」
そんな焦りを感じることがほとんどない。

たとえば、ブログを写真倉庫にしよう、そう考えて始めたのですが、
掲載したいのに、順番が来ない写真が数えきれないほど貯まっています。
現在のスピードは、本ブログも別ブログ「わが友ホロゴン」も1日1記事。
別ブログなんか一頃は1日に8記事も10記事も投稿していました。
でも、焦りはなくなりました。
ほかにも沢山したいことがあるんだから、まあ、これ位でいいじゃない?
そんなスタンス。

根っこが少しずつ増えている、ということであれば、よいのですが...
by Sha-Sindbad | 2016-12-27 23:01 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1641 梅田(写真教室はねたら、ホロゴン15㎜F8Uが飛び出して)


写真家吉田正さんの写真教室はちょっと独特。
よい写真へのアプローチには2つの道がありそうです。

心を鍛えていくことで、
そんな心から生み出されるイメージを求める道。
撮影技法や撮影道具を改良することで、
高度な技術によって卓抜なイメージを作り上げていく道。

吉田正さんは後者も無視しませんが
一にも二にも、まず心を鍛えてほしいというお気持ち。
だから、講座の前半は毎回優れた写真家、優れた人間、
心を鍛え、美しくするような素敵な言葉の紹介に使われます。

この講義がエキサイティングです。
吉田正さんご自身の心のジグソーパズルを少しずつ埋めている、
吉田正さんご自身の心の地図をひもとかせていただいている、
いずれにせよ、豊かな心の大盤振る舞いなのですから。

終わると、ちょっと自分の心も豊かになった気持ちになって、
昼食後は、新鮮な気持ちで、梅田界隈のロボグラフィを撮影する。
豪勢な一日なのです。

8月17日は、ホロゴン15㎜F8Uをソニーα7に付けていました。
講義に刺激されて、いつもよりも生き生きとした写真になったかな?




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by Sha-Sindbad | 2016-09-04 23:25 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1638 奈良町(ホロゴン15㎜F8Uが狭い通りが好きな理由お分かりですか?)Part 3


奈良町は、私にとっては、ロボグラフィのホームタウン。
文字通り千回は軽く超えて、各所ピックアップして撮ってきました。
木村伊兵衛にとっての江戸は別格として、
yoshiさんにとっての新潟には格段に劣りますが、
大抵のアマチュアのストリートフォトグラファーには負けないでしょう。
それなのに、ただの素人なのですから、出過ぎた振る舞いかも?

それができたのもレンズたちのお蔭。
多くの写真家はレンズの役割を高く評価していません。
むしろ脚を引っ張る半端者という扱いが普通です。
「どうもこのレンズ、肝心なところでダダをこねるから、困ったものだ」
私はそんな気持ちになったことは一度もありません。
適材適所を心得ているからです。
適切に言い換えますと、「適レンズ、適ロボグラフィ」
人間にも、ですが、レンズにも、
その能力を超えた貢献も求めるなんて、
勝手がすぎます。

でも、ホロゴンだけは違います。
いつも、こちらが期待する限界を軽く突破してくれます。
何枚枚も撮ってきたのに、まだホロゴンの限界が分からない。
今回の何枚か、そんな破格のプレゼントが混じっています。
あなたにはなんでもない、ただの写真かも知れませんが、
私には、それが分かります。





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by Sha-Sindbad | 2016-09-01 23:14 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1637 奈良町(ホロゴン15㎜F8Uが狭い通りが好きな理由お分かりですか?)Part 2

私はホロゴン15㎜F8Uをソニーα7に付けています。
ウェストレベルに両手または片手でホールドしながら、
ノーファインダーでシャッターを切る、これが私の撮り方です。
このレンズをカメラボディから取りだしてもらう以前、
ホロゴンウルトラワイドとして撮影していた時代から一貫しています。

ソニーα7の液晶画面は90度開くことができます。
この液晶を覗けば、どんな写りになるか、ある程度分かります。
でも、そんな撮り方はよほどのことがない限り、いたしません。
野球のキャッチャーは投手の玉を手元まで見続けますか?
視線は前方に据えたまま、捕球しますね。
私はほとんど見たことがないので、確かなことは言えませんが、
サッカー選手、シュートするとき、玉を見ながら蹴るでしょうか?
ゴールの状況を見極めるために、目は前方を見据えているのでは?

とくに、すれ違いながら、人を撮るときなど、
私の頭は別方向に回り、視線は遠くを見ています。
数十㎝ほどの距離ですれ違い様、
腰のホロゴンだけがその人に向きます。
ミットとボールの関係と一緒ですね。

人ではない、路傍の点景を撮るときは、
視線はそのものを上から見据え、
手の先のホロゴンだけが数十㎝下でそのものと正対します。
こんな風にすべてノーファインダーで撮るのですが、
その瞬間、どんな風に撮れるだろうか、必ず心の中で思い描きます。

たとえば、網の向こうに建物がほの見えるシーンの2枚、
私はその前に撮った前面の網の隙間から、
ホロゴンを持つ右手を差し入れ、
その網に直交する右側面の網を撮ったのです。
一枚目を撮ったとき、網とホロゴンとが平行になっていないので、
網が奥に向かって退行して行く感じに撮れるだろう、
そう感じて、できるだけ右手を伸ばして、
ホロゴンが網に平行になるように調節して、撮りました。
どんな風に撮れるか分からないけど、安定するだろう、
そう予測したのですが、どうやらここでは成功したようです。

この20年間にフィルム何千本分か、ホロゴンで撮りましたが、
おあいにく様、予想が結果にぴたり一致したことはありません。
いつも予想外の写真をプレゼントしてくれます。
でも、予想をすることはやめません。
それだけ楽しさが増すからです。
いわば、ホロゴンと私のかくれんぼ遊びのようなものです。

写真家は作品としてプリントするとき、
撮影時のコンセプトにできるだけ近づけるように修正するでしょう。
私は、ホロゴンの意見を尊重し、ソフトで加工したりせず、
ただ、私の写真全部に共通する濃度に揃えるだけ。

他のすべてのレンズでも同様です。
私自身が、私のレンズたちの遊ぶのを眺めて、悦にいる、
そんなスタンス。
私が最初の鑑賞者であり、唯一の賛美者であることが、
私の生き甲斐であり、誇りであるのです。






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by Sha-Sindbad | 2016-08-30 15:57 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1636 奈良町(ホロゴン15㎜F8Uが狭い通りが好きな理由お分かりですか?)Part 2


同じ場所に並んで立った二人が同じ方向を見たとき、
同じものを見るとは限りません。
誰も目の前の光景のすべてを認識することはできません。
私たちは目についたもの、見たいものだけを見て、満足します。

いや、私は観察力が鋭いので、重要なものはすべてしっかり見た、
そう豪語する人もおいでになるでしょう。
でも、そうじゃないことを示す挿話があります。

ベルグソンが書いていました。
パリの透視術の名人がどうやって息子を後継者に育てたか?

パリの繁華街の様々な店の前を歩いて行きます。
パリやロンドンの店をご覧になったことがありますか?
間口が狭いのです。
入り口も狭い。
その開いた入り口から入ると、奥が深いのです。
ときには迷路のように入り組んでいます。
通りすぎると、息子は父親になにがあったか列挙します。
父親は息子が見なかったものを列挙します。
最初はほんの数個しか見ることができない息子が、
こうして訓練される内に視認できる限り全部記憶するようになります。

その後、興行のときに使う箱で訓練します。
透視と言いつつ、実はほんの一瞬だけ、中を見せるのです。
文字通り一瞬なのに、中身を完璧に視認できるようになります。

苦しい訓練です。
なぜ、そんなことをするか?
人間は視野のすべてを認識できるようにはできていないからです。
生きるために必要なもの、生きるために危険なものを
とっさに選択して視認するわけでもありません。
とにかく視認能力、知能に応じて、
ただ見えたものをランダムに認識する、それが人間です。

視覚は一度にたった1点の注意点を認識するだけなのです。
時間の許す限り、走査線のように、ざっと注意点を移動させ、
認識できなかった部分は脳が過去の経験に応じて補完して、
視覚像を完成させます。

クレタ島のクノッソスの遺跡をご覧になったことがありますか?
発掘者エヴァンスが運動する若い女性の壁画を復元しています。
実際に発掘されたオリジナルの破片以外は推定です。
そのオリジナルがおっそろしく少ないのです。
この数個の破片からどうしてこの美女が復元できたの?
私は今以てそれが分かりません。
エヴァンスの独自の透視術なのでしょう。

私も、とりわけ注意力の散漫な人間なので、
ホロゴンで撮るとき、見て、記憶しているのはエヴァンス並み、
もしくは以下の1個所もしくはせいぜい数カ所だけ。
ところが、レンズは見えたもの全部を能力の許す限り認識できます。
つまり、ホロゴン写真は私の認識を遙かに超える細部に満ちている。
このギャップが生み出す予想外の印象、
私が注目したいわば主人公と、私が見過ごした脇役たちが、
どう絡み合って、どんなドラマを生み出してくれるかが醍醐味なのです。

でも、私以外の人は、現場を見たわけではないので、
ただ、雑多なものが写った写真がそこにあるだけ、
なんだ、何を撮ったか分からない、詰まらないということになります。

以上が、私がいつも書いている「写真を撮ったのは私でない。
カメラとレンズだ。だから、私はこれを作品とは呼ばない」
という言葉の意味がここにあります。

他の人も同じことをしているのです。
だから、どんなに詰まらないと見える写真も、撮影者の心を震わせる、
つまり、写真は表現だと言いますが、
その向こう、どんづまりの究極にあるものはプライベートな関係性であり、
撮影者と写真との関係の本質はそこにある、そう私は思っています。

だから、あなたに、ここに並ぶ写真たちをちゃんと評価してください、
なんて言うつもりはありません。
ほっといてください。
ただ、それだけ。





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by Sha-Sindbad | 2016-08-29 23:36 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1635 奈良町(ホロゴン15㎜F8Uが狭い通りが好きな理由お分かりですか?)Part 1


7月29日、ちょっと用があって、近鉄奈良駅まで出かけました。
ソニーα7にホロゴン15㎜F8Uを付けていました。
用は簡単に済み、いつものとおり自由時間。
さあ、ホロゴン君、君が好きなように歌ってみたまえ。
40分程度でしたか?
161枚撮影しました。

感じたらシャッター、感じたらシャッター、
そんな感じで歩きながら撮れるのですから、楽なものです。
139枚選択しました。
量的には「わが友ホロゴン」で扱うべきでしょうけど、
かなり軽い気持ちで撮っているので、
本ブログで、ホロゴンの作例として採り上げることにしました。

ここまで文章を書いたところで、用ができて、階下に下りました。
すると、まさに折よく、洗濯機が鳴りました。
乾燥だけ残して一旦停止する設定にしてあります。
自然乾燥させたいものを取り出して、
ハンガーにセットして、浴室の2本のポールに吊るしてから、
乾燥を起動します。
退職後の男性諸君、こんなことができますか?
フフフ、
私は家事全般できないことはほとんどありませんね。
でも、家事全般がそうなのですが、洗濯もかなり手間がかかります。
洗濯機に放り込んだら、はい、作業完了、なんてことはありません。
しわくちゃの仕上がり、衣類の痛みを気にしなければ、それでどうぞ。
でも、なけなしの年金で生きていかなければならないのです。
万事、持ち良く保つように丁寧に、大切に家事はいたしましょう

自然乾燥させるTシャツなどは、表面を痛めないように、
すべて裏返して洗濯します。
これを全部表に返し、空中でパンパンとはたき、引っぱり、
しっかりとした張りを回復してハンガーに掛けます。
かなり時間がかかります。
でも、まったく気にせず、以前よりも遥かに丁寧になりました。
時間を急いで、なにかをするという必要性が感じられない。

在職中なら、何事も急げ、急げでした。
あれもしたい、これもしたい、これはと思うものは立派に仕上げたい、
そう考えると、雑用は手間をいたづらにかけさせられる半端仕事でした。

でも、今では、そのようないわば自己を確立し、主張する必要がない。
すると、どんな仕事も軽重がなくなりました。
人に向かって自分をプレゼンしたいという動機が乏しい人間だったので、
余計に、自分のやることすべてが自分のためなので、
軽重など消えてしまった感じがします。
なにをするにしても、一瞬一瞬大事にやっていきたい、
そんな気持ちがいつしか私の中にしっかりと定着したようです。

写真もそうです。
この一枚、この傑作で優れた写真家だと証明したい、
そんな気持ちなど、この20年、ほとんどなかったのですが
今はすっかり完全に雲散霧消してしまったという感じ。
どうやらホロゴンというレンズのおかげのようです。
私の撮るホロゴン写真は最初の最初から、あまりにも異様なので、
誰も、文字通り、誰も私のホロゴン写真を受け入れませんでした。
最初は戸惑いましたが、そのうち、ハッと気付きました。
そうだ、これでよいのだ。

私は最初から基本的には自分一人のために撮ってきたんだけど、
人に評価されるのも心地よく感じていました。
でも、そんな他人の視線、評価を撮影時に意識してしまうことも。
これが邪魔でした。
せっかく評価してもらっても、
評価したご本人は数分後には私の写真など忘れてしまいます。
そんな評価を気にして何になる?
そう気付いたとき、私は自由になりました。

その後、幾度も友人たちと写真展を楽しみましたが、
これは写真展ごっこ。
その後も人に写真を見せますが、好評を得ることがあっても、
私はまったく動じなくなってしまいました。
そう、私は自分の写真を自分ひとりだけで楽しめるようになったのです。

そんな一人遊び写真を並べてみましょう。
4回に収めたいので、各回40枚限度でご覧頂きましょう。





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by Sha-Sindbad | 2016-08-28 15:21 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1603 弘法市(のみの市をHologon15mmF8Uの目で見てみよう)



5月21日土曜日、
京都の東寺弘法市の日でした。
かなり以前、大好きで随分通いました。
私家版で写真集も一冊作りました。

でも、もう何年も足が遠のいています。
まったく人の目にとまらず、ひっそりと生きていて、
私と目があって、「やあ、ぼく、ここにいるよ!」と訴える、
そんなロボグラフィたちと、
「買って、買って」と訴えてくる骨董などの商品は、
存在としての意味がちょっと違う、
そんな感じがするからです。

でも、気分を変えるのに良いかもしれない、
そう思いついて、友人たちに声をかけました。
おもいがけず、東京に単身赴任中の親友のAKさん、
いつもの相棒のDAさん、
そして、写真家の林孝弘さんまで、揃い踏みとなりました。

装備はもちろん、とっておきの最高コンビ。

    ソニーα7
    Hologon15mmF8U

詳細は別ブログ「わが友ホロゴン」でその内掲載します。
まずは、ランダム報告。





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by Sha-Sindbad | 2016-06-26 11:23 | Hologon15/F8UF | Comments(0)

1549 カップ(ホロゴン15㎜F8Uが秋田角館で心躍らせた)




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秋田県角館に来ています。
昔から一度は訪れてみたかった街。
観光地として旅客を喜ばせるかどうか、
私の関知するところではありませんが、
ロボグラファーにとっては宝庫。

ホロゴン15㎜F8Uで551枚、
スピードパンクロ35㎜F2で391枚、
合計942枚も撮ったのですから、まさに旅は極楽。

ヴェルサイユ風の調度で、と言いたいところですが、
かなりヴェルサイユまがいのロココ調の椅子と机が
アンバランスに並んだ珈琲店で休憩しました。

私が普通しないことをしました。
貫禄の巨大なカップをブロガーにふさわしく記録したのです。
これが15㎜レンズの写真と見ぬける人はかなり少ないのでは?
Mマウントアダプタのおかげ。
by Sha-Sindbad | 2016-04-01 22:56 | Hologon15/F8UF | Comments(4)

1502 5枚セット (ホロゴン15㎜F8UFの近江八幡水郷船着き場で)





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1月21日木曜日、吉田正さんの写真教室でした。
一ヶ月に一回心を躍らせる日です。
吉田正さんの講義が楽しい。
生徒さんたちの写真が楽しい。
そして、月一回、このときだけ、
人に自分の写真を見てもらうのも楽しい。
楽しいづくめの2時間です。

写真教室の生徒の写真の大半はUSBのファイルで。
少数の生徒だけプリントです。
いつもラストになります。
梅田教室では優れた写真家の女性の後、
最後が私の写真の順番になっています。
私の写真が異質なので、流れを切ってしまうからです。
正直言って、かなり見劣りしますね。
でも、人に見せることを意図しないロボグラフィが
作品性の高い方よりも優れていたら、世話はないですね。

今回は、新年撮影会の近江八幡水郷風景。
Hologon15mmF8UF
すなわち、ホロゴンウルトラワイドから抜き出して、
ライカMマウントに改造したホロゴンで撮った横位置5枚。

あいかわらずの地味なロボグラフィですが、
水郷の水辺風景なので、ちょっと風景写真風のところもあり、
いつもよりは評判が良かったようです。
先生からは、前回同様、
「どうしてこんなに色が揃っているんですか?」
とおっしゃっていただきました。
揃えるもなにも、ただ撮っただけで、プリントしたものです。
2枚ほどは濃度をいつものお好みの暗さの3枚に揃えただけ。

実のところ、私の方こそ、教えてほしいところです、
どうしてこうも地味なんでしょう?
もう少し華麗かつ多彩になりませんかねえ?
近江八幡には写真家の林孝弘さんもおいでになって、
ライカのエルマリート28mmF2.8を駆使してお撮りになった、
水郷の縦位置写真を拝見しましたが、
見事な切れ味と深みを備えた独特のモノクローム作品。
その濃度はあくまでもニュートラルで明澄そのもの。
私のはどんより闇夜そのまま。
私の方で別に変に設定しているわけではないのですがねえ......
by Sha-Sindbad | 2016-01-22 11:46 | Hologon15/F8UF | Comments(0)