レンズ千夜一夜

カテゴリ:Dallmeyer25/1.9E( 3 )

1325 朝 (正体不明のダルメイヤー25㎜F1.9Eは私の隠し球になりそう)



すでに書きましたが、Dマウントよりも小さなスクリューマウントレンズ。
ダルメイヤー25㎜F1.9E
宮崎貞安さんの手で立派にCマウントレンズに昇格。
5月8日は月1回の劉継虹先生の二胡レッスン。
その朝、バス停までの神社道で撮りました。
やっぱりダルメイヤー。




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by Sha-Sindbad | 2015-05-09 00:00 | Dallmeyer25/1.9E | Comments(0)

1295 加美寸景 (帰り道はダルメイヤー25㎜F1.9Eでチョロスナがてらの急ぎ足)



宮崎貞安さんに改造をお願いしたダルメイヤー25㎜F1.9Eを
孫の世話がてらの撮影に使ってみました。

ママの外出の間、8ヶ月のプリンセスの世話をしたのですが、
まだ歩きませんが、それ以外は全部できます。
すっくと立ち上がり、
揺りベッドの上に自分で上ってゆらゆらニコニコ、
高速でハイハイしますので、
疾走する馬を乗り換えて行軍したチンギスカンの騎兵みたいに、
思いがけない場所に突如出現します。
十数人の子供達が集まったとき、2、3歳児は窓際で外を眺め、
零歳、1歳児はそのあたりにごろごろ転がっていたのに、
プリンセスだけは高速ハイハイと立ち上がりで、
2、3歳児に混じって外を眺めようとしたそうです。

午後4時半には、お兄ちゃんのプリンス3歳も保育園から帰宅。
さっそくぺぺ、メメ(私たち夫婦)のプレゼントである、
コルグのマイクロピアノを梱包から取り出しました。

60㎝以上の幅があって、ピアノタッチのキーもかなり大きいうえ、
グランドピアノのサウンドがサンプリングしてあるので、
かなり本格的なサウンドが楽しめます。
幼児用のおもちゃピアノとは一線を画する優れものだけに、
かなり人気で、生産が需要に間に合わない状態。

まったく弾けないのに、ピアノの前に座ると、歌いながら、
ピアノをそれらしく弾くのが大好きなプリンス、
このかなり本格的な形のミニグランドピアノに大喜びで、
早速ピアノの前に座ると、なにをしたか?
両手をさっと上に振り上げて、さっと落として、バーン!
それから細かく指を動かして、しばらく弱音のメロディー。
それからまたさっと上に両手を振り上げ、バーン!
その後が傑作。
身体をかがめ、頭を垂れて、
ピアノの忍びやかなサウンドにじっと耳を澄ましながら、
瞑想的な表情でサラサラサラと指を動かしました。

どこかでピアノストのそんな演奏を見たに違いありません。
幼児はなにしろ学習することが多いので、
たった一度で記憶するようです。
そうでなければ、
2歳ちょっとで、帰ろうとする私に向かって、
「まだ話が残っている。そこに座りなさい」
2歳6か月で、玄関で靴を履いている私に冷たく、
「今日はよく来てくれました。
ありがとう、また来てください」
(2度と来て欲しくないことをにじませる冷淡そのものの口調)、
2歳10か月で、
「今日はお友達と車に一緒に乗ったよ。
まあ、そのことはこの際問題ではないんだけどね」
なんて台詞をさらりと言ってのけるのは無理。
だから、ピアニストの恍惚演奏もテレビでちらっと見たに違いありません。
意識しないで、記憶の奥底からその場にふさわしい行動として、
浮かび上がってくるのでしょう。
私たちがやっているのも、実は同じことかも知れません。

お兄ちゃんプリンスの帰宅を待ったので、ちょっと遅くなりました。
さっとiPhoneの乗り換え案内でJR加美駅の普通電車の時刻を調べ、
それに合わせていつものストリートを急ぎながら、撮影。
電信柱と母子像は開放、他はF5.6絞り込みです。

我が家に来たときは開放超近接しか撮れない、
Dマウントよりもスクリューが小さな無名レンズでしたが、
そのときの開放描写の切れ味、清澄感から、
スーパーシックスではないかという期待があったのですが、
宮崎貞安さんにも未知の別設計レンズ。
しかも、開放描写は、フレアだらけの典型ボケレンズとなって帰宅。

電信柱の画像は、宮崎貞安さんがおっしゃるとおり、
「キノプラズマートよりももっと激しくぼけます」
「でも、絞り込むと完璧な画像になります」
これはこれで遊べるレンズ。




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by Sha-Sindbad | 2015-04-02 12:42 | Dallmeyer25/1.9E | Comments(0)

1289 現代変身譚 (ダルメイヤー25㎜F1.9Eはオヴィディウスそこのけの変身譚作者で)


ダルメイヤー25㎜F1.9Eを手に入れた経緯は別ブログ「わが友ホロゴン」に、
前にも書きましたが、これとはまた別に改造敬意もこれから書きます。

Dマウントよりも小さな径のマウント、私が勝手に名を付けたEマウントレンズが
現代の改造名人宮崎貞安さんの手で見事Cマウントレンズに生まれ変わりました。

Dマウントレンズだったら、Cマウントに変身させるのは無理かもしれません。
後玉の口径が極端に小さいので、たとえ改造しても、
マイクロフォーサーズでさえも、周辺が激しくけられるでしょう。
ところが、このダルメイヤー25㎜F1.9E、マウントの径は極端に小さいのに、
レンズはその筒のほとんど一杯という広さだったのが幸いしました。

オヴィディウスの「変身譚Metamorphoses」をお読みになった方はおいででしょう。
お話はみんな美しくも悲しい転身物語。

私は子供の頃からハッピーエンドが大好き人間なので、
あまり好きな本ではなかったのですが、
翻訳書はお話にふさわしくかなり美しい装丁の印象的な造本でした。
今でも「日本の古本屋」のサイト検索すれば見つかるはず。

私は、寓話集Metamorphosesは好きではなかったとは言え、
メタモルフォーゼそのものには心から魅せられました。

平凡な才能の平凡な人間でしかない私だって、変身できるかも知れない!
結局変身はできることはできたのですが、
平凡だけど幸せに暮らす慎ましい家庭の一員に。
ただそれだけ?!

で、その代償を求めたいのでしょう、
写真を撮るときは、
現実を正確に写し取るなんて、まちがってもしたくない。
精緻精密光彩陸離たる超高画質写真なんて、さらにブルルッ!
私が出会ったものが写真の中で、
私が見たかったようなイメージに大きく変身すればするほど、幸せ。

私のレンズたちはいわば写真版オヴィディウス。
その中でも、このダルメイヤー25㎜F1.9Eは傑出している、
そう信じたいのです。

いわば、その証拠資料として3枚の雨の奈良写真をご覧頂きましょう。
いかがでしょうか?




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by Sha-Sindbad | 2015-03-20 15:51 | Dallmeyer25/1.9E | Comments(0)