レンズ千夜一夜

カテゴリ:Rodenstock55/2.2( 8 )

1450 もう一本、オールドも(ローデンシュトック55㎜F2.2が静かに歌を歌い)



アポクアリア35mmF1.4をニュークラシックと呼びましたが、
前回のバランタン70mmF3.5の写真を見ると、
周辺のいわば手仕舞いの感触がアポクアリアの方が自然かな、
という感じ。

そこで、もう一本、ペッツヴァールを並べてみることにしました。
ローデンシュトック55㎜F2.2
すでに私の手元にはない(当たり前だ、借りていただけなのに!)、
いわば幻のレンズですが、
その味わいはやっぱり格別。
むしろ魔のレンズと言いたい位。

でも、アポクアリア35mmF1.4はやっぱり負けていない、
そんな感じですね。




b0226423_1049094.jpg
b0226423_10485360.jpg

by Sha-Sindbad | 2015-11-08 10:50 | Rodenstock55/2.2 | Comments(2)

1322 古都の片隅で (ローデンシュトック55mmF2.2が古都の春を満喫した)



単身赴任で東京勤務を続ける親友の帰郷の機会に、
久しぶりに奈良で撮影をともにしました。
ふと思いついて、ローデンシュトック55mmF2.2をソニーα7に付けました。

完璧にクラシック!
そんなセットを私が使うのです。
似合っている!(と、自分では思っている)
それなのに、ああ、それなのに、
このレンズ、私のものじゃない!
貸す方も貸す方だ、罪作りだ!
などと、八つ当たり。

なぜって、私がこれまでに出会ったもっとも美しいレンズ、
そして、そのペッツヴァール的描写力も完璧。
忘れられないレンズになりそうだからです。

1時間半ほどの間に241枚撮りました。
内7枚だけまずご覧頂きましょう。




b0226423_22345278.jpg
b0226423_22344762.jpg
b0226423_22344038.jpg
b0226423_22335067.jpg
b0226423_22334488.jpg
b0226423_22333839.jpg

b0226423_22333196.jpg

by Sha-Sindbad | 2015-05-05 22:37 | Rodenstock55/2.2 | Comments(2)

1301 赤い口紅 (ローデンシュトック55mmF2.2はときに妖しさも醸し出し)



ローデンシュトック55mmF2.2を使えば使うほど、
格調、品格の高さに驚かざるを得ません。

後年のズミクロンやプラナーに劣らぬ明晰性の陰から、
キノプラズマートの妖気が立ち上る、そんな気配。

心斎橋でも、このレンズが持つ非日常性を見せてくれる写真が撮れました。
付き合えば付き合うほどに、どこまでもさまざまな顔を見せてくれる、
奥深さがたまりません。
これがペッツヴァールの真骨頂なのかも?




b0226423_084966.jpg

by Sha-Sindbad | 2015-04-11 00:10 | Rodenstock55/2.2 | Comments(0)

1265 暮れ方 (ローデンシュトック55mmF2.2を風景に使ってみたら)




b0226423_10443479.jpg





昨日はかなり気持ちのよく暮れていったようです。

    なぜ「ようです」と書いたかと言いますと、
    5時過ぎ頃でしょうか、窓をのぞくまで、
    私はあれこれと忙しくて、外をのぞかなかったからです。

我が家の裏を見ると、丘の上の木立に夕映え。

    ペッツヴァールで風景を撮れば、どうなるんだろう?
    そう考えて、ローデンシュトック55mmF2.2を部屋から持ち出して、
    数枚撮ってみました。

これはこれで、なかなか楽しいではありませんか?

    私も中央しか見ていませんでした。
    その見ている部分だけにフォーカスしています。

視覚に忠実なレンズ、そう言いたいところですが、
たちまち異議続出でしょう。

    私の視覚は隅々まで正確で澄み切っている!
    そうでしょう、そうでしょう。

見たいところだけ見て、見たくないものは見ない、
そんな私はどうやら特殊なようです。

    だから、ペッツヴァールに魅せられるのかな?
by Sha-Sindbad | 2015-02-21 10:47 | Rodenstock55/2.2 | Comments(2)

1252 木花咲耶姫 (ローデンシュトック55mmF2.2が美しき母子の夢を見た)




b0226423_23173977.jpg

b0226423_23175125.jpg

b0226423_1338937.jpg

b0226423_2317325.jpg

b0226423_13325099.jpg

b0226423_23171722.jpg




どんなことにも波及的効果がありますね。
それが因果関係の一般原理なのですから、当然。
私にもそれが起こっています。

中将姫光学さんのブログでペッツヴァールというレンズを知り、
petzvalさんとであって、ローデンシュトック55㎜F2.2に出会い、
このレンズが美女に出会ったら、なにが起こったか?

これまでほとんど生涯ほとんど一度もしたことがないことをした!

    「とても美しい方に出会えたので、
    ぜひ、写真を撮らせて下さい」

これを「中将姫光学化現象」と言います。
    (もしかすると、中将姫光学さんの親友のksmtさんが元祖かも?
    でも、yoshiさんもいつも越後美人を撮らせてもらっているな.....)

ローデンシュトック55㎜F2.2も大喜びだったようです。
7枚全部すてきな画像をプレゼントしてくれたのですから。

こんなことができたのも、実は、彼女の方から、

    「すてきなカメラをお持ちですね」

これはペッツヴァール効果!

    お陰さまで、10分ほど、
    ペッツヴァールのことをお話することができました。
    お座なりではなく、とてもうれしそうに耳を傾けていただきました。
    本当に写真に関心をお持ちなのです。

写真を撮り終えてから、こうお願いしました、

    「私はブログを楽しんでいるので、
    お許しを頂けるのであれば、
    お二人のお写真を掲載したいのですが。
    おいやなら、掲載しませんから」

このお願いにも、実に快く承諾していただけました。
終始にこやかで、たおやかな物腰の女性でした。

    お別れに、思わず、心から申し上げました、

        「お幸せにお暮らしください!」
by Sha-Sindbad | 2015-02-07 23:28 | Rodenstock55/2.2 | Comments(4)

1249 ファム・ファタール (ローデンシュトック55mmF2.2は運命の女なのか?)




b0226423_18235340.jpg





ファム・ファタールの代表的存在はカルメンでしょうか?
そして、どうしても思ってしまうのです。

    ローデンシュトック55mmF2.2って、
    レンズ界のカルメンじゃないかな?

    でも、このカルメン、ああ、別の男の彼女なのだ!

借り物のレンズにこんな思い入れをもったのははじめて。

    今日も奈良町に持ち出しました。
    元興寺でちょうど「節分会」を催していました。
    火渡りをやってみようという善男善女が列を作っていました。

    どんなときも絶対に列に加わらない私です。
    まったくの無関心で通り過ぎました。
    このあたりに、私の社会性の欠如が現れているようで。

でも、その私でもさすがに、カルメンには手が出せない。

    それでも、少しは撮らせていただきました。
    いや、くやしいから、沢山撮らせて頂きました。

    ペッツヴァールの名にふさわしい、
    でも、かなり上品な、
    グルグルぼけではありませんか?

    このあたりの節度が私の心をとろかせてしまうのかも?
by Sha-Sindbad | 2015-02-03 21:32 | Rodenstock55/2.2 | Comments(0)

1248 森の住人 (ペッツヴァールレンズって、魔物じゃないのかな?)



b0226423_23183726.jpg







今朝、Rodenstock55mmF2.2を片手に、
バス停に急ぎました。

いつも通る神社道。
でも、ペッツヴァールレンズを持つと、
感じる心が違います。

    普段挨拶をしない木が手を振ってくれました。
    粋な姿じゃありませんか?

    そして、その描写の清らかで澄んで、
    それでいて、ああ、深遠なこと!

これがペッツヴァールレンズの典型的な描写だとすると、
その後のレンズたちって、なんだか退化の一途じゃないのか?
そんなことまで考えてしまいます。
by Sha-Sindbad | 2015-02-01 23:18 | Rodenstock55/2.2 | Comments(9)

1247  加美駅まで (久しぶりの榛原でペッツヴァールレンズと出会った)



そのペッツヴァールレンズとは、

    Rodenstock55mmF2.2

本ブログのコメント欄で知り合ったPetzvalさん愛用のレンズです。
30日榛原で初めてお会いして、喫茶店に入って、
最初に彼のバッグからお出ましになったのが、このレンズ。
宮崎貞安さんがこの19世紀のレンズを21世紀レンズに改造。

    完璧なスタイル。
    極上のレンズだけが醸し出すオーラに包まれていました。

そこで、私のライカM9に付けて最初に撮ったのが今回の一枚。

    ああ、私もまたペッツヴァールレンズとの恋に落ちたようです。




b0226423_10261686.jpg

by Sha-Sindbad | 2015-02-01 10:27 | Rodenstock55/2.2 | Comments(2)